最新の観てきた!クチコミ一覧

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サンサーラ式葬送入門

サンサーラ式葬送入門

シアターKASSAIプロデュース

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日) 17:00

一言で表現するとすれば興味深かった。

ネタバレBOX

世にも奇妙な物語は言い得て妙。ラストに向けてもっさり感があったがあえて全編同じテンポでやったかもしれない(淡々とストーリーを進める)ので好みの問題かも。殺し方や捜査陣の靴カバーなど、大嘘をつくための細かい下準備は流石。
赤い金魚と鈴木さん~そして、飯島くんはいなくなった~

赤い金魚と鈴木さん~そして、飯島くんはいなくなった~

九十九ジャンクション

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/03/03 (金)

楽し気なフライヤーからは想像がつかないストーリーでした。昔より増えている意味のない犯罪、それに関わる人について考えさせられました(考えても答えが出ない気がしました)。役者さん達の演技力が高く、怖さがじわじわ来て、どんどん惹き込まれました。好みは分かれるかな・・と思いましたが、何とも言えない重さを感じる舞台で、見応えありました。

アニソン・ヴィランズ

アニソン・ヴィランズ

ファントマ

近鉄アート館(大阪府)

2017/03/03 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごく楽しみました。
歌にダンスにお芝居に、盛りだくさんであっという間の二時間でした。
あまりにも歌が上手でびっくり❗
楽しい時間をありがとうございました。

炎 アンサンディ

炎 アンサンディ

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/19 (日)公演終了

満足度★★★

再演の舞台ですがわたしは今回が初めてです。映画化されたものを観て戯曲作品と知り機会があれが舞台を観たかったので再演してくれたのは本当に良かった。

荒野に眠れ

荒野に眠れ

自由劇場

シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日) 14:00

卒業公演の熱量を感じた。
特に主役の成田さんが素晴らしかった!
舞台美術も学生演劇とは思えない出来栄えでした。

「緑のオウム亭ー1幕のグロテスク劇ー」

「緑のオウム亭ー1幕のグロテスク劇ー」

雷ストレンジャーズ

小劇場B1(東京都)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台と客席が一緒の地下の酒場で劇中劇を観てる。虚構と現実が入り混じる芝居を。最後は何が何だかわからないくらいカオスな展開でしたが、しっかり楽しませていただきました。

以心伝心311

以心伝心311

劇団PIS★TOL

d-倉庫(東京都)

2017/02/28 (火) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/05 (日)

東日本大震災、原発に揺れ動く福島の街をテーマ、舞台にした作品。
日程的に観にはいけないと思ってたんだけど、やっぱり気になったし急遽観に行ってきた。
結果、観に行って大正解!だった。楽しかった、哀しかった、感動した。
難しいテーマを「タイムスリップ」という手法を使って観客を引き込み、随所に笑い、個性の強いキャラクターをちりばめ、飽きのこさせない作りになってたと思う。なにより、作り手やキャストたちの一生懸命さ、情熱がヒシヒシと伝わってきた。これはカーテンコールの後にも続いたお客さんの拍手でも感じ取れた。みんなで共有できた舞台になってた。
多少粗い芝居もあったけど、それもまた良しとして、作り手、キャストみんなに拍手を贈りたい❗️

鬼泪 〜激情編〜

鬼泪 〜激情編〜

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★

ひさしぶりのカプセルさん観劇。

導入のOPは、個人的にツボ。
本筋はかなり面白く、見応えも充分あったが、
お客さんの集中力を考慮すると、
2時間以内に抑えて欲しかった気がする。

ただ、それを差し引いても
観に行って4000円払っても損はない
良いお芝居でした。

あ、観に行くなら(見る側の)体力がある
昼がオススメです。

ネタバレBOX

初演を知らないが、
ストーリーはかなり面白い。

鬼が、見た目だけで人から忌み嫌われ。
実のところ、鬼の性根が優しく、
人と一緒にいたい。

そんな心優しい鬼の理想とは裏腹に。
隠された野望とは…

気になる方は劇場へ。

以下雑感。
何が悪で、何が善か。特に311以降、本当の悪とは何かある種、人間の固定概念や社会通念に対して、問題(ドラマ、映画、演劇等)を通じて投げかける作品が増えた気がする。
だから何と言われると困るけど。

見終わった考えさせられる作品が好きな人は、
オススメです。
親愛ならざる人へ

親愛ならざる人へ

劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

こんなドタバタ観せて頂けるとは!想像外で驚きました!華奢な奥菜さんから吐き出される毒のある台詞の数々、圧倒的な迫力です!また、他のキャストもかなりのツワモノ揃い(個人的には久世さんの母)、結婚式の展開もこれでもかという想定外が続き、一生の思い出としてはこれ以上のことはないんじゃないかという、素敵なお式でした!?

『SAFARING THE NIGHT / サファリング・ザ・ナイト』

『SAFARING THE NIGHT / サファリング・ザ・ナイト』

舞台芸術集団 地下空港

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

時間がないので今は多くを書けませんが、今日は暖かいことですし屋上シーンは劇場内になっていました(3月4日)ので、迷っている方はぜひ行ってみてください!

コドモ発射プロジェクト「なむはむだはむ」

コドモ発射プロジェクト「なむはむだはむ」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

特記すべき演劇的試みであり、成功事例である。冒頭の岩井氏の前説(毎度の楽しい、「飴のチリチリ」も有り)から、区切りなく会場に語りかけ、キーワードをゲットして「物語」を進めて行く。事前に仕込んだのでは恐らくないだろう。子供たちのワークショップで集めた「物語」に取り組み形にした(仕込んだ)出し物も、自由で破天荒で素晴らしかったが、ライブ性が何より「驚きの時間」=本当の遊びの時間にしていた。森山氏はダンスを随所に、前野氏は楽器と唄を。
遊びの最後は三人が静けさの中で石ころを転がすように言葉を、交わすのでなくそれぞれに発し、何となく「また明日」な気分になった頃(だと思う)、さよならの代わりに終演の挨拶をボソッと岩井氏。
客席に混じる子どもたちと一緒に遊んだ気分をほくほくと、持ち帰った。時間が過ぎ行く切ない感情を思い出しつつ。

ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

蜂(ビー)や怪人(ファントム)、ほかにも人間でないとされる生物達の生命をかけたぶつかりあい。
基本ぶつかり合いなので戦うシーンが多用されていつつも、ダンスや笑いや意味深長な言葉のやり取りが盛り込まれていて素敵な舞台でした。

好きなダンスシーンについてのテーマで「ネタバレ」します。

ネタバレBOX

好きなダンスシーンについて

OPダンス
・蜂戦士「女王の選出をっ!」から始まるダンス
ほぼ全員でのダンス。女性陣キャスト(マリア、ユウヒ、エミリア)から始まり、出たりはけたりでほぼ全員がでてきて、そして再び女性陣キャスト(アサヒ、ユウヒ、クレア)から2ターン目があります。
なので「まだみたい」とおもったころにもう1ターン見ることができる。お得でした。四天王ダンスが組まれていました。ただこちらは1ターンだけなため4人だけになったら特に集中してみました。2ターン目、エフが最前あたりから連続ターンをするのですが、わずかな空間を正確なターンで前から最後方に移動する様が、やたらに不思議な滑らかさと静謐さで、エフらしくさ満載でとっても綺麗でした。自分が観劇した回では衣装すら周りと接触していなくて神業を見た気がしました。(なんであんなことができるのでしょうか?)


行動心理のダンス
・クレアの脳内イメージがダンスとなったシーン。
指一本をさしたり隊列ではけてしまうところはスピードが感じられて見ていて楽しかった。広くないステージなのにあんなにたくさんのキャストが走り回る振りをつけそれができてしまうのだから凄い。ダンス後のクレアの振り乱れ方もツボでした。(この楽曲きいたことあるのだけど知識が・・・)


パーフェクトウルフマンのダンス
・X-QUESTさんらしい楽曲でのダンスシーン。
手の動きがキレキレでのりのりのクールカッコイイ振りのダンス。アサヒとシロイが進化した姿で登場している点は見逃せないし、クイーン化したアサヒが放つ力強い種の保存「宣言」がたまらずかっこいい。宣言については韻を踏ませているのかもしれません。


天につづくダンス
・シロイとギンロウとダンパーのダンス。
(確認していないので本当に個人的感想として読んでくださいね。)
天につづく階段があったとしてその階段を仲良く踏むイメージが湧いたダンス。鐘がなっているような楽曲にステップ&ターンのシンプルな振付。三者が舞台全面でシンクロで踊るさまが幸せな気持ちになった。途中、ギンロウがそっと抜けてしまう、そっと。なので最後はシロイとダンパーの2人。ダンパーのパートナーはシロイだったのですね。ステップのなかのターンジャンプではダンパーに目を奪われました。深紅のマントがふわり軽くきれいに舞う。とっても綺麗でした。





食いしん坊万歳!

食いしん坊万歳!

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/02/18 (土) ~ 2017/02/27 (月)公演終了

満足度★★★★

アトリエ以外での文学座公演を初観劇。広い新宿サザン、と思いきや装置の案配なのか小劇場規模の公演にも見えなくない。もっとも最前列からでは視界も中央に寄る。ただ、演技エリアである日本家屋の内とその周囲の両脇は、袖との間をさり気なくパネルで埋めてある。主な登退場の一つである手前両袖へ、演技エリアから離れる移動時間が僅かに残念。
ナレーションなど装置(具象)を離れた舞台手前の演技は元気モードだがそれ以外は家屋の具象に縛られる。要は、小さな空間が似合う質感の芝居に思えた。
もっとも間近で見ての印象は「大きな芝居」。主役(子規)の母役は新派混じりの「型」芝居だし皆大声を持ち味の喜劇色に寄っている。そこは、大劇場を想定した作りなのだな、と理解できたが、舞台から離れた客席で観たらどんなだったろう。
アトリエでの息の抜けない密なリアル演技が成立させた舞台をみて、文学座という集団を見直した(漠然とあった先入観を払拭した)自分には、これも発見であった。

正岡子規という人物の短歌もよく知らない者には入門編になったが、戯曲化のポイントは既に病苦に苛まれていた子規の身体的な状態と、文芸運動にそそぐバイタリティの両面(陰と陽)を如何に渾然と(どちらにも偏らず)描くかにあったとみえた。
そう考えると、喜劇風の筆致は必然だったと言えるだろうか。

ネタバレBOX

大人しめな印象のある小池れい氏の装置が、最後に動いた。驚きとともに開けた視界には拡がる星空。この空を子規のスケールに見合うもの、すなわちもっと壮大な図(宇宙を思わせる=星雲なんかが見えたり)に描いてほしかったが、照明のみでは技術的限界があったか、あるいは芝居のタッチとの兼ね合いか・・。
鬼泪 〜激情編〜

鬼泪 〜激情編〜

カプセル兵団

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2017/03/04 (土) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

初日を観てきました。客席に向かう廊下からいろいろと工夫があって既に作品の世界観に!物語はカプセルさんらしくアクション満載、笑いもありつつ自然と涙が流れました!キャラも全部魅力的な上、カプセルさんには欠かせないパフォーマーの方たちも圧巻です!

METEORITE

METEORITE

Emergency×Emergency

ワーサルシアター(東京都)

2017/03/03 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★

母であり子でもある自分としては「わかるなぁ」と思う点が多々あった。
冒頭の掛け算、よく気がついたなぁ、うまい!
演出的には様々なパフォーマンスを繋げてコラボしました、な体だけど、物語としては当日パンフに書かれている「支離滅裂」というほどグチャグチャではなく、拓馬らしい物語だと思った。
初めに「緊急事態だから」と断ってあるので練り上げられていないことは責められない。パフォーマンスとして楽しめばいいのかもしれないが、練り上げられたこの物語を観てみたいと強く思う。

ネタバレBOX

「走馬灯」のエピソードが少ない!
走馬灯と言えばめくるめく、な感じで短いエピソードが次々に、のイメージなのに。
緊急事態だから要点だけ、の感じでした。
シーツの中でうごめくのはRENTを思い出した。
「なんで関西弁やねん?!」(笑)
白イモムシ可愛すぎ!!
親愛ならざる人へ

親愛ならざる人へ

劇団鹿殺し

座・高円寺1(東京都)

2017/03/02 (木) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

奥菜恵さん、最高でした。文句なく面白かったです。

ネタバレBOX

結婚式前夜、結婚式で読むお父さん、お母さんへの手紙を書こうとしたところ、愛情が感じられる思い出が浮かんで来ず、徹夜で四苦八苦する新婦でしたが、本番では両親や新郎までもが手紙を披露し、銘々の本音がぶつかり合うことで修羅場となりました。しかし、その本音の中に普通の家庭ならではの愛情や絆が確認でき、新婚夫婦も新しい家庭を作ることへの確信が持てたというようなことを描いたドタバタコメディ。

愛情を斜めから眺めたところが素晴らしかったです。

皆さん個性的でしたが、特にちょっと汚い言葉を使う奥菜恵さんのはっちゃけ振りは凄まじく新鮮で素敵でした。倍くらいの歳ですが、元気いっぱいさは広瀬すずさんのような雰囲気で、以前からこんな感じで使われていたらもっと人気が出ていたかもしれません。本当にはまり役でした。

誰にも主人公になるほどの際立ったエピソードがあるわけでもありませんが、どこの家庭にも愛情があるというメッセージ性も控えめで素敵でした。

娘の頭の中に急に呼び出されたのでこんな格好で、と言って出てきた母親の登場の仕方も面白かったです。ただ、結婚式コーディネーターが案内役となって進行する手法は予定調和的というか、これから始まる騒動はコーディネーターが今現在も現職でいられる程度のことですからと暗示しており、観る側の期待値が下がってしまいます。
夜への長い旅路

夜への長い旅路

CEDAR

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

観客を飲み込んでいく梶原航、園地晶子達のエネルギーに魅せられました。
CEDARは、大きな箱でも十分お金のとれる一流の役者集団ですね。

ネタバレBOX

ジェイミーの放蕩しても、逃れられない長男としての悩み、エドマンドの甘えと幼さ、メアリーのゆがんだ心理・逃げ込んでいく過去の世界、ジェイムスのアンコンシャスなアイリッシュ人気質、役者という職業のだらしなさ。最近の演劇にしては、オーソドックスなテーマ、ストーリーでしたが、それをこれほどまでに立体的に見せる役者達は本当に凄い。同じセリフを意味を変え、飽きさせず、放り込んでくる、ユージンの脚本も見事でした。

お酒を飲むシーンが多いので、もう少し別の見せ方もみてみたかった気がします。

堪能しました。
The Dark

The Dark

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2017/03/03 (金) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

優れた舞台美術は、会場に踏み込んだ途端、観客を引き込み、視覚からさまざまな感覚を目覚めさせ、開演までの時間を物語の世界へゆっくり誘うかのようだ。

本公演は、作:シャーロット・ジョーンズ、翻訳:小田島恒志、小田島則子で日本初上演だという。それは、ひとつの空間で奇妙に混じり合う3組の家族の物語、その実験的な作品は観応え十分であった。

ネタバレBOX

物語が展開するにつれ、視覚に訴えてくる奇妙な情景が、より鮮明になって舞台セットが内容に溶け、現実と虚構が混然一体となってくる。
舞台美術は、吉祥寺シアターという高い天井の特長を活かし、3面3階の計9スペースで成り立っている。上手側にダイニングキッチン、上部に赤ん坊がいる部屋、その中間に別スペース。中央は玄関ドア、中間に引き篭もり青年の部屋、上部は洗面所・シャワールーム。下手側は高い天井窓、寝室、老女の部屋が設けられている。その多重層空間に配置された調度品は実にリアリティ(例えば、TVは本当に映る)である。いたる所に電燈があり幻影を生み出す。その照明効果が素晴らしい。

登場するのは、同じ間取りのテラスハウスに住む3組の家族。その同じ空間を共有して同時進行するような話は、ある日突然の停電によって各々の家族が抱えた’闇”が浮き彫りになってくる。各々が独立した生活、それが停電によって生じた闇が心細くなるのか、妖しく心が躍るのか、お互いの生活空間へ関わり混じってくる。同じ間取り、しかし家族形態やそこに内包された問題の質・量は異なる。その違いを前提としつつ、それでも奇妙に同時進行するさまが面白可笑しく描かれる。けっして喜劇的要素は無いと思われるが、それでも滑稽に思えるところが巧い。

物語に則した斬新な舞台美術であるが、奇妙に侵食し合う展開を助け、さらにうまく物語に溶け込んでいるのが魅力的である。ともすれば先走った奇の衒いになりかねないところをうまく踏みとどまり、公演の印象をより鮮明にしているところが素晴らしかった。

役者陣は、登場人物の性格、立場などを取り込み、見事に体現していた。特に”闇”に蠢く感情表現は人それぞれ違うが、物語の混沌・猥雑に満ちた舞台を意識した演技になっており感心した。

次回公演を楽しみにしております。
ファントム・ビー

ファントム・ビー

X-QUEST

駅前劇場(東京都)

2017/02/24 (金) ~ 2017/03/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

最前で細かいとこまで堪能させてもらいました。内容、ダンス、殺陣、言葉遊び、一人一人の個性、パートナーとの関係性、衣装、照明、音楽、全てが最高でした。CDと台本を物販にして欲しいな。もう再演待ってます。

さようなら

さようなら

オパンポン創造社

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/03/03 (金) ~ 2017/03/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/03/04 (土)

80分の濃厚なお芝居でした。作演出の野村さん、出演もされてましたが本当にすごい人だなと感心させられました。最初のシーンから引き込まれてあっという間のお芝居です。いろんな方に絶対に観てほしいお芝居です。

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