
空飛ぶちゃぶ台
劇団PingPongDASH
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
しっかりしたキャラクターの役者さんが多く、楽しかったです。
思いがけない場面設定があり、びっくりしたり、感心したり、気持ち悪かったり。
解りにくいところがあり、今一つ不完全燃焼な感じでした。

家族の神話
劇団 でん組
ザ・ポケット(東京都)
2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/01 (土)
意外にもサスペンスストーリーだったので、どんな謎が隠されているのか?と、どんどん惹き込まれました。虐待される子供、虐待してしまう大人・・考えさせられる所が多々ありました。役者さん達の演技は安定感があり、熱演も良かったです。見応えのある舞台でした。

リーディング公演「ふたり」
制作「山口ちはる」プロデュース
レンタルスペース+カフェ 兎亭(東京都)
2017/03/04 (土) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

つぎはぎ
劇団水中ランナー
ワーサルシアター(東京都)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/04/02 (日) 12:00
旗揚げから観ているけど、着実にファンを増やしていると思う。公演する度に確実に成長していると思う。今や「水中ランナー」の王道とでもいうべき終盤に泣かしにくるハートウォーミングな物語は分かっていても泣かされる。
意見があるとするならばこのワンパターンとも取れる展開をいつまで続けるのか。悪人は出て来ず、登場人物はみな嫌味のない優しい人物ばかり。観に来るお客さんは、優しい物語と優しい人物を期待してくる。劇団としてこのパターンをずっとやり続けるのは並大抵のことじゃなくなると思う。たまには番外的にメチャメチャにはっちゃけた芝居も挟みつつ、「王道」も突き詰めてほしい。
なんて、言っていてもまた泣かされたいんだけど😅

「凪のバッキャロー!」~端島・軍艦島編 第1章~
株式会社Ask
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/03 (月)公演終了
満足度★★★★
自分の世代には、なんとも言えず懐かしい、まさに昭和がそこにあった。
若い人たちが作ると、どこかしらバランスを欠くのだが、多分昭和を生で知る世代がおられるのだろう。
バッキャローのシリーズは、2年程前にも一度拝見しており、今回も予想通りの楽しませてもらった。
人々のエネルギーと人情と優しさとが詰め込まれた、安心して楽しめる作品である。
ただ、以前も感じたのは、チケット代の高さである。
イケメン君やアイドルちゃんを出すことで、そうなるのであれば、出す必要はないし、彼らの集客力を期待するのであれば、高くする必要はないだろう。
作品だけであれば、星は5つだが、チケット代で1つ減らした。

COSMOS 2017
劇団アルターエゴ
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

『上野パンダ島ビキニーズ』
ネルケプランニング
クラブeX(東京都)
2017/03/30 (木) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

時をかける稽古場2.0
アガリスクエンターテイメント
駅前劇場(東京都)
2017/03/22 (水) ~ 2017/03/28 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/03/25 (土) 14:00
価格4,000円
よく出来たお話で凄く面白かったです。
出ている演者さんも素敵でした。
他の作品も見たくなりました。

農業少女
N&T合同企画
サブテレニアン(東京都)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
鑑賞日2017/04/01 (土) 13:30
価格1,700円
無題2032(17-035)
13:30の回(小雨)
13:00受付、開場。
入って、左右に客席、対面。舞台には黄色のテープ(線路)、隅には(たぶん)稲穂。壁に薄地の布。
お茶がふるまわれる。
先日、文学座研究所演出部による自主公演があり、同じ戯曲だったので演出の違いを観にきました。
会場は開演前から大賑わい、ほとんどが友人知人なのだろうかと思うほどで調べてみると。
岩崎佳音さん「イッポンのマイク(2016/1@江古田)」、羽場小百合さん「見ズ溜マリニ映ル青空ハキレイデ。(2015/4@ここ)」...ということは日芸?
客入れ~開演がつながっているのはいいとして、まったくの普段の(私的)会話が続き開演時間が過ぎてもなにもない。13:36前説(90分)、13:38開演~14:53終演、役者は客席で知人と話し込む。
構内公演ではよく見かける風景ですが、余韻も何もないのですぐ退散。
感じたこと:肝心なところでカムのは残念、終始声が大きすぎるように(無理して大声に)感じました、衣裳と壁の布が何を現しているのかよくわかりませんでした、床のテープが目立ちすぎるように感じました。

誕生
ラビット番長
演劇制作体V-NETアトリエ“柴崎道場”(東京都)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
結構ラフな感じで、こういうのもイイねと思って観ていたのも最初のうち、アドリブが入りながらも中々に計算された策士な作品。
黒いシミが徐々に広がっていくようなダークな表現が巧いと思いました。
約1時間はあっという間で、これなら2作連続でもペロリといけそう。
レトロな会場は趣があり実験公演的なものにピッタリな感じがしました。

ハムレット
ゲッコーパレード
旧加藤家住宅(埼玉県)
2017/03/31 (金) ~ 2017/04/10 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/03/31 (金)
価格3,000円
無題2031(17-034)
20:00の回(雨)。
19:30受付、開場。
6公演目にして初めての雨。
初日、客入時にはThe Beatlesの初期ナンバー。
20:02前説~開演~21:08終演。
今夜もキッチンにはものがあふれ、冷蔵庫、棚もいっぱいで少しでも空いているのは床だけ。
男、暗闇、夜食、ここまでとその後の妄想とが混濁、初日にして大騒動。
普段の生活ではよくあるハプニング、それをまったく普通のことのようにやり過ごす演出(機転)。美術のこだわりも大増量。
「Let It Be」の「Be」はハムレットの「Be」のことではないかと思いながら駅まで傘を差し、歩く。
追記
19:30会場着、ザブトン2列+椅子1列。
「アンティゴネー(2016/4)」からで6公演目(初めての雨降り)、初演が2016/8、場所は同じくキッチン。もともと「家」で芝居を?というので観に来たのがずっと続いています。
大きな固定座席のホール公演よりも小さな会場、ギャラリー、倉庫のような所、野外のほうが好み。「家」では贅沢貧乏の「ハワイユー」を観たのが2016/5でこちらとほぼ同時期、観客数も15名くらいだったと思います。
100%住人と周辺のお話、家の外で生まれた戯曲を招き入れ歓待(?)したときお話と、全然異なる印象で甲乙つけがたい仕上がりです。
役者さんが近いことには慣れていてどこから出てきても驚かないはずが「この家」ではお話の展開、並行宇宙のように部屋を移動したり、上下移動があったり、お話の中にちょっとだけ入ってみたり、戸外に出たり。
個人的には(本作以外でも)演劇論はいらない。充実した時間だったと感じられればそれでよく、終演後原作を読むこともできる。
玄関入って左にある本棚をみるのも楽しみの一つでいつも1~2冊くらいは持っていたり、読んでいたり。
「蕨」なかなか漢字では書けない。そこは、昔々、住んでいたところ(駅の反対側だったけど)、永い時を経て、再び現れた不思議な空間。

ダンス専科2017
セッションハウス
神楽坂セッションハウス(東京都)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/01 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/01 (土) 19:00
価格2,000円
無題2030(17-033)
19:00の回(曇)、18:30受付、開場。
ダンスクラス5人の講師による振付作品。ダンサーの中には一人で2作の方も。
プロジェクト大山、平原慎太郎さん、住玲衣奈さん、大西彩瑛さんは「可能性の獣たち2017@あうるすぽっと)」で、古茂田梨乃さんは「マドモアゼル・シネマ“春の祭典”」で、加藤泉さんはいつもですとスタッフとして、今夜は日舞+洋舞で。
19:01前説(105分、10分休憩あり)、19:04開演~19:55、休憩、20:06~20:51終演。
プロジェクト大山は初めて観た「キャッチマイビーム」のオープニング(のちっちゃいバージョン)。
日本舞踊は、和服と扇子の静かな作品に加え殺陣のような振付も。
太田ゆかりさん作からは力強く骨太なコンテンポラリー作品群。
あうるすぽっとでも神秘的な作品だった平原さん。黒い板(?)に群がる影...あ~、これはモノリスのように見えるなど刺激的、シルエットになるシーン、最後の崩れ落ちるシーン、聴こえてくる音も。
多色多才な作品とダンサーのみなさんでした。

マトリヨシコの一瞬に似たなにか
劇団ピンクメロンパン
荻窪小劇場(東京都)
2017/03/31 (金) ~ 2017/04/02 (日)公演終了

あるいは友をつどいて
ハツビロコウ
【閉館】SPACE 梟門(東京都)
2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
独特な思想を取り扱った題材でした。テロを起こす動機、主張する正当性、また加害者の家族の災難といった考えの及ばない立場を観ることができ、興味深いものでした。

大豆の丸みに心打たれて生きろ
テノヒラサイズ
HEP HALL(大阪府)
2017/03/31 (金) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
もちろん面白くて、たくさん笑ったけれど
ただ面白いだけの作品では無く、とってもとっても素敵なお話でした。
あらすじわかって改めてもう一度、じっくり観たくなるお芝居です。

「凪のバッキャロー!」~端島・軍艦島編 第1章~
株式会社Ask
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/03 (月)公演終了
満足度★★★★
昭和感ただようセットに、そこに生きる個性豊かで元気な人達。
とても温かな「家族」に触れる事が出来ました。
ロビーに貴重なお写真があり、観劇後に見れた事も良かったです。

誕生
ラビット番長
演劇制作体V-NETアトリエ“柴崎道場”(東京都)
2017/04/01 (土) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★
「演劇制作体V-NETアトリエ“柴崎道場”」に初めて行きましたが、駅前に案内の方がいて迷わずに行けました。道場は想像していたのとちょっと(だいぶ?)違っていました。

エレファント・ソング
名取事務所
「劇」小劇場(東京都)
2017/03/17 (金) ~ 2017/03/26 (日)公演終了
満足度★★★★
小さな編成での濃密会話劇、名取事務所の海外戯曲公演は今回で三作目だったか。
ミステリー要素が強い作品は、思わせ振りな展開の最後に、思わせ振りに見合うオチがしっかり用意されているかどうか、またオチをしっかり含み込んだ(客の関心を惹き付ける狙いに終始しない)人物像の形成が為されているかが、要かと思う。
今作は惹き付けは十分、人物形象は理事長はOK、青年は頑張っており、看護師は出番が少なく形象の如何を問うまででない、とすると戯曲の(オチの)問題か。
会話をぶっ通す二人の技に感心しつつも、やはり評価はまずは戯曲、物語に対してだ。

マークドイエロー
もぴプロジェクト
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/03/29 (水) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
緊張感あふれる照明とアホダラ経(?)唱和の迫力に冒頭から圧倒された。
正常と異常の境界は誰が決めるのか、複雑怪奇な共依存の心理、
そして謎解きよりも“自己の喪失”に戦く男の孤独と焦燥感に共感する。
狂言回しのさひがしジュンペイさんが軽妙さと渋さのグッドバランス!
愛とは、暴走したがるもの。

『上野パンダ島ビキニーズ』
ネルケプランニング
クラブeX(東京都)
2017/03/30 (木) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
満足度★★★
女性の私 よくわからずいってしまい周りの男性陣の多さに圧倒されまくりでした。
女性は前が段差ない座席なので男性比率高い舞台 見えない可能性もあるかもしれません。おじさんの野添さんが女性の私はやはりほっとしました。
女性はなかなかいきづらいかもしれませんが、女性人も水着で頑張れていて凄いなあと思いました。