
狂人よ、何処へ ~俳諧亭句楽ノ生ト死~
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2025/03/19 (水) ~ 2025/03/23 (日)公演終了

ズベズダ
パラドックス定数
ザ・ポケット(東京都)
2025/02/20 (木) ~ 2025/03/02 (日)公演終了
実演鑑賞
2021年の青年座上演作(180分)を、作家自身の劇団で大幅にパワーアップして120分✕三部作として上演。3月2日までザ・ポケット。
https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/03/post-4955c3.html

ジョバズナ鼠の二枚舌
おぼんろ
新宿シアターモリエール(東京都)
2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/06 (木) 13:30
9年ぶりに観たが末原主宰の巧みな語りで観客を作品世界にいざない……どころか同化/没入させて始まり、四方囲み客席の会場(キャットウォークも含む)を役者が縦横無尽に駆け巡る独特のスタイルは変わらず。
がしかし本作は生きてゆくことの辛さ・寂しさを描いており、齢を重ね人生の重み(?)を実感した末原主宰ならではの作品だと思った。
それにしてもこの会場をこんな風に使うとは恐れ入る。(笑)

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/03/06 (木) 18:30
ストレートプレイ劇として、かの有名なヴィクトル·ユゴー原作の『ノートルダム·ド·パリ』を観たが、通常一般的に、休憩含め3時間超というのは、オペラやバレエ、ミュージカル、シェイクスピア劇等を除いてあまりないはず。
しかし、ストレートプレイ劇という、あんまり歌わず、過度に動かず、セリフや独白にかなり力を入れた言うなれば役者の演技力が試される劇だったので、役者も所謂現代劇やオペラやミュージカルよりもそのハードルたるや大変なものだったと思う。
勿論ヴィクトル·ユゴーの『ノートルダム·ド·パリ』はオペラやミュージカルとして有名で、映画化も幾度かされ、ディズニーのアニメ映画『ノートルダムの鐘』としても有名で、日本でも児童劇団によって演られる演目の中にも入るほど有名で好評だが、それより何よりも、今回の劇が3時間超な上、内容が内容なこともあり、終始緊迫した感じで、一時たりとも、気が休まらなかったが、その疲れが吹き飛ぶかと思うぐらい、当時のジプシー(ロマ)に対する尋常じゃない差別や偏見、不具者で醜いカジモドに対する尋常じゃない差別や偏見が丁寧かつ克明に、残酷に描かれていて、その当時の常識や時代背景を描くためと思われるが、差別的蔑視的用語が役者の口からとめどなく溢れており、今の時代だったらこれはヘイトスピーチになるレベルの聞くも耐えない罵詈雑言だったりが平気で飛び出てきて、その当時の一般人の感覚を視覚的にも理解することができ、時に心根は優しく実直なカジモドや色んな人を翻弄しつつ、自分では翻弄している自覚なしのエスメラルダに感情移入したりして、気付くと終わっていたので、意外と時間感覚を忘れるぐらい感情移入し、物語世界に浸っていた。
ヴィクトル·ユゴーの『ノートルダム·ド·パリ』は世界的にも有名な作品だが、シェイクスピア劇の『ロミオとジュリエット』、『美女と野獣』を足して2で割った作品だと感じた。
但し、『ロミオとジュリエット』では、お互いの勘違い、すれ違いにより、または早合点により自殺していき、2人が自分の命を絶ったことをきっかけに、激しく対立していた2つの一族が仲直りするという結果的には、悲劇でもあるが喜劇でもあるという結果、『美女と野獣』の場合は末娘の野獣に対する無償の愛によって、野獣の閉ざされていた心が少しずつ開いていき、結果として魔法が解け、野獣が王子の姿になるといった感じのハッピーエンドだったりする。
それに対して、『ノートルダム·ド·パリ』は『ロミオとジュリエット』と『美女と野獣』を足して2で割った世界のはずだが、最後の最後まで一切の救いがないところに、妙な現実の残酷さ、中身がいくら清らかだとしても見た目が醜いカジモドと見た目が美しいエスメラルダだとは簡単には同じ土台に立って恋愛ができる確率は低いのかと考えると、感慨深く、現実はなんと厳しいことかと思った。
まぁ、しかし少なくとも、現代においては、見た目や格好が醜かったり、障害や知的障害を持っていても忌み嫌われ、罵られ、嘲られ、挙げ句の果てに例えば、軽犯罪を起こすと、実際の罪より、明らかに理不尽な罪が課されたりといった露骨な事はないだろうと感じた。
だがしかし、軽犯罪を起こすと、実際の罪より、明らかに理不尽な罪が課されたりといったことや障害や知的障害を持っていたり、自分たちと違う文化、色の民族といっただけで差別的蔑視的、侮蔑的、言動や行動に出たりといった露骨な形では出ないものの、今の時代本人に直接言うことこそあまりなくなったものの、スマホのSNSやパソコン等で匿名でいくらでも誹謗中傷があり、差別的蔑視的、侮蔑的発言が書かれていることからも、今でも品を変え形を変えて、続いていると思うと、更に某大国同士レベルでの関税を巡っての煽り合戦で、国同士の紛争や戦争がある現代世界を考えると、程度こそ違えど、いつの時代も差別や偏見ってあるものだと考えると、何とも割り切れない想いに駆られた。

ふりむかないで
ゆめいろちょうちょ
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
基本的に、不倫は当事者同士で解決すべき問題だと思っているので…
笑いどころも多く他人事として、楽しく観劇できました。

ノートルダム・ド・パリ ストレートプレイ
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/10 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
Aキャストを、観劇しました。
休憩を挟み3時間超…ギターの生演奏,歌,ダンスありの、様々な感情が入り乱れる、壮大な悲劇でした。
最後まで緊張感を持って、じっくり観劇できたので、ヴィクトル・ユゴーの原作も読んでみたくなりました。

『BORDER〜罪の道〜』
五反田タイガー
六行会ホール(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/09 (日)公演終了

PLATFORM LIVE
インプロカンパニーPlatform
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/03/18 (火) ~ 2025/03/18 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
いままでエチュードは観たことがあったが、インプロを観るのは初めてだった。
短いゲームをたくさんやるインプロと、それらを有志の客とつくるもの、長めのインプロの3部構成となっており、最後まで飽きずに楽しめた。
即興劇はやはり勢いがあってとても楽しかった。
脚本要素がどこまでなのかわからないくらい、良い意味で行き当たりばったりな雰囲気でスリルを感じたし、すごいと思った。

リセット
文学座
文学座アトリエ(東京都)
2025/03/11 (火) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
知らない男が家の中にいる事の不自然さ(防犯上、現実味がなくて)から抜け出せないまま、この家で起こることをしばらく目撃していた。誰かの頭の中の妄想か記憶なのか。この家はタイムマシンの入口なのか。少しミステリーっぽくて引き込まれた。後半、主役が見えてきて、この作品の構造がパッと見えてきた。
暗転だけでほぼ同じセットで意味が正反対の部屋を見せるのはうまい。初めての脚本家さん、少々不自然さもあったが、今後も観てみたい。

おーい、救けてくれ!
劇団イン・ノート
下北沢 スターダスト(東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/16 (日)公演終了

怪人二十面相
J-ROCK
赤坂RED/THEATER(東京都)
2025/03/18 (火) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
初日を観劇
金髪の二十面相にスラっとした明智小五郎
オープニングでキャストが一堂に会すると、もうそのビジュアルだけで面白い事が起こりそうな感じがする
明智小五郎がめっちゃ喋って しかも毒舌、小林芳雄は少年にしてはちょっとスレていやしないか(笑)
キャラクターに独自の色付けがされているので、かなりオリジナル色の強い印象
これって原作が持つ雰囲気より数年前NHKで放映していた「シリーズ・江戸川乱歩短編集」のイメージに近いような気が
現代風にアレンジ、それでも漂ってくる昭和の香りが良い

女歌舞伎「新雪之丞変化」
Project Nyx
ザ・スズナリ(東京都)
2025/03/04 (火) ~ 2025/03/13 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/05 (水) 14:00
女歌舞伎と銘打っているし主人公が歌舞伎役者だし、と軸足はそちらに置きつつ BUCK-TICK の楽曲を10曲も使うわレヴューあるいはジュリアナ風のダンスシーンはあるわと和洋新旧折衷で、それがまた巧く融合して面白い。
それは内容、演出だけにとどまらず、基本は和装だが中にはブーツやハイヒールを履いている人物がいるという衣装での表現もあって感心。
更に終盤にはギリシア悲劇や沙翁の要素まで取り込んで「そう来るか!」とニヤニヤ。
加えて降雨・海などの映像投影や終盤で漂うスモーク(?)、最後の「舟」の演出など舞台表現アラカルトのようでステキ♪

ホモ・ルーデンス~The Players~
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場付属養成所
青年劇場スタジオ結(YUI) (東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/27 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/03/18 (火) 14:00
座席1階
高校演劇をテーマにした作品で、若手劇団員を中心に出演。震災で亡くなった生徒が書いた台本を、5年の歳月を経て同級生たちが集まり、上演するという物語だ。元生徒たちの現在の生活と、劇中劇「ホモ・ルーデンス」という演劇の稽古をクロスオーバーした作りで進行する。
「青少年に寄り添い、励ましになるような舞台づくり」を貫いている青年劇場らしく、中高生を含めた若者の心に訴えかけている。実際の客席は高齢者が圧倒的に多かったが。
高校演劇という出演者たちの年齢に近い台本だけに、役者たちが生き生きと輝いているという印象だ。はじけるような若さ、というのも古い表現だと思うが、まさにそんな言葉がぴったり当てはまるような1時間半を楽しめる。
ホモ・ルーデンスの上演は、震災後に衰退し財政難に陥った地元自治体が高校生たちが公演場所やけいこ場に使っていた公民館を売却する計画が持ち上がった、という事態がきっかけ。このあたりは青年劇場らしい社会性を感じる。何とかして公民館を存続させられないか。演劇は、その力にならないか。まさに、青年劇場が貫いてきた精神だ。
内容は高校演劇だが演じている役者はさすがプロ。明瞭なせりふ、分かりやすく大きな体の動き。「演劇の力」を実感できる快作だ。

サヨウナラバ【東京公演】
玉造小劇店
ザ・スズナリ(東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/20 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
芝居ver.のみ観劇。
狂言ver.もあって、両方観ることでの相乗効果きっとあるはずなんだけど。
芝居ver.のみでも、傑作って言える出来。
演者の皆様の、所作、セリフがただただ心地よくて。
笑えるシーン満載だけど、テンポ良く描かれるドラマを阻害することもなく。
個人の自由が今のように尊ばれてはいない時代背景のお話。
だから逆に、人間の営みのままならさ、どうしようもなさ、切なさ、強さが浮かび上がる感じ。
最後丸く収まるんだけど、そこでそれぞれの事情を思うと、いろんな感情が溢れました。
知らぬが仏……なのかしら?とか思いつつ。

ふりむかないで
ゆめいろちょうちょ
パフォーミングギャラリー&カフェ『絵空箱』(東京都)
2025/03/15 (土) ~ 2025/03/23 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
基本的には上質な芝居になってると思います。
絵空箱のバーカウンターをそのままに利用するってのはあると思うのですが、そういったなかでもかなり効果的に使われているなあって。ギターの生伴奏。素敵な役者陣のなかなかハジけた演技。
ただ、題材が不倫ってのが、好き嫌いはありそうかな。
個々人の道徳観で、かなり見え方。楽しめ方変わるかも。

ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ
あまい洋々
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
『ハッピーケーキ・イン・ザ・スカイ』というタイトルとパステルを基調としたチラシで、ほんわかしたお話なのかなと思ったのですが、見事に裏切られました。
主催の方の過去の体験を元にされてるとのことで、なかなか言語化できないであろう当人の辛さが上手く表現されていて、観ていて胸の奥の部分にガツンとくる部分が多かったです。
内容は凄くセンシティブですが、群像劇という形をとることで作品全体が重くなりすぎず、スっと入ってくる内容の舞台でした。
あまい洋々さんでしか表現出来ないことがまだまだ沢山あるかと思います。
今後も応援していきたいです。

電磁装甲兵ルルルルルルル’25
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2025/03/13 (木) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
巨大ロボットって題材の時点で、個人的には加点があるのですが。
小劇場で予算かけずに巨大ロボットやるとしたら、このやり方だよなって。
まあ、ロボが見どころじゃなくて、それに纏わる人々の色んなあれこれなんですけど。
上演時間80分は長く感じた。この内容なら1時間以内、出来れば50分程度で観たかった感じ。

セツコの朋友
セツコの豪遊
中野スタジオあくとれ(東京都)
2025/03/08 (土) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
手作り感だったり、自分語りだったり。
小さい秘密基地めいた空間で集まってこういうの観られるのも演劇の良さであると思った。
カンパ公演であるのも、潔いなって。
あ、あと、他の方の感想読んで確かにって思ったのだけど、一人芝居のほう、全部創作の可能性ありますね。
僕は素直に自分語りと取りましたが。

ジョバズナ鼠の二枚舌
おぼんろ
新宿シアターモリエール(東京都)
2025/03/04 (火) ~ 2025/03/09 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
劇場に入った瞬間。客入れの時間から、異世界への導入が始まっていて。
舞台と客席の境界線はほぼなく、感覚としては演者が客の間をめぐりながら物語が進む感じ。
ずっと客降りでやる、みたいな感じ。
美術、照明、音響。世界観の構築はお見事で。
意外と設定はハードで。
そのハードな世界を、嘘の希望だとしても高らかに生きるネズミたちの生き様。
以前に見たときは、世界観や没入感は凄いけど、物語性が物足りなく感じたのですが。
今回は、テーマ、物語、演出、見事に一体化してました。

ご町内デュエル
sitcomLab
ザ・ポケット(東京都)
2025/03/05 (水) ~ 2025/03/16 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
色んな座組で何回観たかわからない演目。
Rightチーム、Leftチーム、有料アフターイベントのポストクレジットショーまで含めてリピートしてしまった。
本当はそんなに観るつもりじゃなかったんですが、何だかスイッチが入ってしまった。
だけど、そもそもが面白くなければ、そうもならないわけでして。
イヌッコロは円熟味まで出てたと思うけど、sitcomLab は、まだまだ発展途上でこれから更に高まっていくんだと思います。