最新の観てきた!クチコミ一覧

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あ、カッコンの竹

あ、カッコンの竹

コトリ会議

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/29 (月)公演終了

満足度★★★★

安部公房の作品は本でしか読んだことないけど、芝居にしたらこんな感じかなあ。捉えどころのない感じで、なんか癖になりそうな予感もする。一回では判断できないので、また次回公演も観に行きたい

ハイスクール!奇面組

ハイスクール!奇面組

株式会社ADKアーツ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2017/06/01 (木) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日) 17:00

昭和の2.5次元舞台。演者一人一人のキャラ作りが素晴らしい。
アドリブも多く、笑いを誘うシーンが満載だった。
個人的には、ピヨピヨレボリューションの東理紗さんが、いつも通り舞台の端の注目されにくい場面でも、キッチリ細かい芝居をしているのが楽しかった。

ある苅屋くんの人生

ある苅屋くんの人生

LIVEDOG

新宿村LIVE(東京都)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

同じS席だが、なんかやや違うところにすわっていたような気がする。たまたま来ない人がいたのかも。でも、自分の席には、誰かすわっていたかも。

内容的には、応援のつもりでいったのでそんな期待はしていなかった。しかし、人生というものを、なかなか的確に把握しているわけで楽しめた。

たまには、こんなオシャレな演劇も体験するべきなのだろう。

ネタバレBOX

本作品は,とても楽しい演劇だった。二時間の中に,構想をうまくまとめていた。これまで,似たような趣向は見たことなかったというわけでもない。作品の作り方,演出の方法など,どこかで体験したようなものが確かにあった。しかし,その中でも,無駄もほとんどなく,軽快に最後まで話は進んでいった。とても楽しい,良い演劇だった。

人生には,シナリオみたいなものがあるとか,運命論みたいなもので支配されているって,そんなことを誰でも感じるものだ。そのあたりが,この作品のテーマであった。しかし,垣間見る会話には,興味深いものが混じっていた。幸せって呼ぶものは,本当のところ,お金とか,地位とか,長生きとか,いろいろ思うが,きめては意外とない。

最近は,演劇・ミュージカルに対する情熱がめっきり落ちた。おそらく,世の中には,もっとおもしろい企画があるかもしれないが,それを探しまくるには何か新しいきっかけでもないと無理だ。で,昔ながらの知った顔でもながめに新しいで劇場とかに足を運ぶ。また,そこで演劇が楽しくなって来るかもしれないし,マンネリに思えたりもする。

そのようなモヤモヤした気持ちで,訪れた新宿村ライブだったが,これはいい感じだった。
雨と猫といくつかの嘘

雨と猫といくつかの嘘

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

青☆組『雨と猫といくつかの嘘』いぶし銀の味、雨組ver.
於:アトリエ春風舎
時空を越える不思議な世界観の家庭ドラマ。泣く時のくだりとか猫が家を出て行くところが印象的。温かくもなんだか切ない。

あちゃらか

あちゃらか

ホチキス

吉祥寺シアター(東京都)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

最初ちょっとセリフの聞き取りにくさが気になりましたが、後半はストーリーにどんどん引き込まれていきました。楽しくて、でも最後はなんだかちょっぴり泣きそうにもなりました。

二十日鼠と人間

二十日鼠と人間

GROUP THEATRE

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

スタインベックには、戯曲としても評判になった名作があった。

レニーという愛すべき大男は、時としてたいへんな狂暴さが出る。最後には、射殺されるがたいへん涙をそそられる。

余生短い老人の悲哀、差別的待遇の中で虐げられてきた黒人、弱者に対するスタインベックらしい優しさがあった。

これは、とても良い演劇。ずっと心に残るだろう。

ネタバレBOX

スタインベックの世界は,素晴らしい。本戯曲には,魅力的な役者が数多く出ている。スタインベックの世界は,『怒りの葡萄』にしても,『エデンの東』にしても,作品の特異性は,群を抜いていると思う。なぜ,かくも印象に残る物語ができたのかと,ずっと考えていた。本日,戯曲『ハツカネズミと人間』を観て,その世界が少し身近になった。背景とか,人物特徴がわかった。

『ハツカネズミと人間』の主役は,まちがいなく,レニー・スモールだ。彼は,図体ばかりでかいが,知的障害があるという設定だ。もっとも悪いのは,女性のきれいなドレスが気になると,触れたくなって,最後には,女性を羽交い締めにしてしまう。また,ネズミやら,生まれたばかりの子犬をなぜ回して,少し噛まれただけで,殴り殺してしまう。

そんな凶暴なレニーであるが,兄貴分のジョージには絶対服従なのだ。最初の頃は,ジョージもバカな相棒をなぶっていたが,きわめて純真なものも残す友に自分の将来を語るようになる。そこで,おまえは,羊の世話をすれば良い。実際にバカなレニーが,なんの役に立つかはわからない。足手まといになり,致命的な失敗をして,なにもかもぶち壊すことになるリスクだってあるのだ。

カーリーの妻は,性悪女だ。どこにでもいる。そんな彼女の挑発にのったために,ジョージとレニーの友情は破たんする。ぼくたちの未来は,山の向こうに見えるじゃないか。どこに見えるの?と,夢の国を想像しているレニーの後ろに回って,ジョージは泣きながら,最愛の幼馴染みを隠し持った拳銃で撃ち殺す。役立たずの老犬と同じで,人間も邪魔になれば,消されるのだ。
『にくいやつら』

『にくいやつら』

ThE 2VS2

AI・HALL(兵庫県)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日)

どれも面白かった。でもアンケートを書こうとしたら残念な事に
タイトルを見ても、あれ?どんなお話しだった?って思ったのが
幾つか。短編も良いけれど、60分の長編コメディも観てみたい。

Regulation's High!

Regulation's High!

BLACK JAM

上野ストアハウス(東京都)

2017/05/31 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

今回はライバル校の存在がある分、観劇する側の視界に入る運動量も二倍!実際身体を動かすだけでなく、まさかのアイテムの登場もあって、固唾を飲むシーンも…。文字通り役者と観客の一体感を味わえた瞬間でした!
ただ少し勿体無いなと思ったのが、全体で言うと個性に物足りなさを感じた事。前作と比べてしまう部分もあったかもしれません。続編ありきの内容としては満足です!

ラブリバードロップ♫

ラブリバードロップ♫

おなごん!

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日) 04:30

楽しみにしてたおなごん!さんの公演、観てきました
今回はとてもダンスに見応えを感じました
いろいろ書きたいことは多々あれど、まだ明日の公演もあるので控えておきます
最後に観て優しい気持ちに私はなれました
素敵な公演でした

たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

たとえば君がそれを愛と呼べば、僕はまたひとつ罪を犯す

シベリア少女鉄道

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

たぶん2度目とかなんでしょうが、早い段階でわらってた人がいたような気がしないでもなくて、少しあれな感じです。

ホールドミーおよしお

ホールドミーおよしお

オフィスマウンテン

STスポット(神奈川県)

2017/05/24 (水) ~ 2017/06/10 (土)公演終了

満足度★★★

 細長いシートが上手にぶら下がっている以外はほぼ何もないSTスポットの白い空間に、現代の普段着姿の若者7人が登場します。役を演じる俳優、踊りを踊るダンサーというより、パフォーマー(演技者)と呼ぶのがふさわしそうな存在の仕方です。演者がいて観客がいますから、まぎれもない演劇作品ですが、作品全体が観客を含めた実験であり、インスタレーションのようだとも思いました。

 作・演出の山縣太一さんは数年前にチェルフィッチュや遊園地再生事業団の公演で拝見していましたが、今回は出演されていません。ご本人が出演するオフィスマウンテンの公演も観てみたいと思いました。

 ロビーでこの公演のサウンドトラック付きの台本を購入(1000円)。音楽・出演の大谷能生さんがサインしてくださいました。

ネタバレBOX

 役柄は野外音楽フェスに行く男性たち、キャバクラに行く男性たち、そしてキャバ嬢たちなど。大谷能生さんの役は音楽フェスに出演する人です。

 出演者は観客という他者の前で、自分の心身をさらしていました。手足の動きも表情の変化も、胸(乳首?)をつまんだ時の体の反射も、使えるもの・ことは全て使うというハングリー精神を感じました。演技の求道者たちをじっと見つめる時間だったように思います。音楽も照明も、彼らの演技の補助をするとか、作品の方向を定めるとかでなく、同じ出演者としてそこにあるようでした。

 戯曲は基本的に独白で構成されており、現代日本、特に首都圏の過去数十年と現在とが、若者のシニカルな話し言葉から浮かび上がります。ダジャレの言葉のセンスが独特で、とても面白いです。たとえば「言い訳、おすそ分け、ヨイトマケ、パケ放題」で笑っちゃいました。語尾が変化するのも楽しかったですね。言葉の意味をそのまま届けるような演技ではなかったので、言葉と意味、演技、動作を別々のものとして味わいました。

 出演者の中では稲継美保さんが特に印象に残りました。観客とともにある柔軟さと攻めの姿勢が動き続ける体に同居していて、挑発的な視線に私自身が影響を受けました。

 終盤になって照明が明滅を繰り返し、不穏な雰囲気が高まってくるのが良かったです。
しぐれ-shigure-

しぐれ-shigure-

劇団ZTON

人間座スタジオ(京都府)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

殺陣の迫力、演じての力強さに劇場全体が包まれ、最初から最後までその世界観に引き込まれました!

大きな看板の下で

大きな看板の下で

Dance Project Revo

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/06/03 (土) 20:00

価格2,500円

無題2070(17-073)

20:00の回(曇)、19:30受付、19:40開場、入って左に客席。20:02前説(アナウンス、30分X2本、10分休憩あり、70分)、途中からダンサーが出てくる、開演~20:43、20:52~21:20終演。

アフタートーク(ゲスト ヴィヴィアン佐藤さん)21:22~21:44。

ダンスがみたい!新人シリーズ15「Orange Gravity(2016/12@d-倉庫)」のイメージで来たら全然違いました。

みなさん初めての方。

「大きな看板の下で」5人のダンサーによるモノローグを織り込んだもの。いくつかのパターンが繰り返される。

「I FORGOT MY UMBRELLA」とくに傘がテーマではない。パワフル&スピード。

終演後渡された5人のプロフィールを拝見すると、久保田さんは埼玉芸術総合高校..調べると上尾でダンスを教えていらっしゃるらしい...上尾はすぐ隣の市だ(自宅から近い)。

粛々と運針

粛々と運針

iaku

新宿眼科画廊(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

90分。

ネタバレBOX

一(尾方宣久)…築野家長男。実家で母と二人暮らし。高卒後同じコンビニでバイトの高齢フリーター。膵臓癌の母の治療を望んでいる。
紘(近藤フク)…一の弟。既婚。家を出て久しくあまり帰省していない。子供を作る気はない。
沙都子(伊藤えりこ)…應介の妻。仕事はやめたくない。應介と二人で贅沢して、思い描いた人生を送りたいと、出産に対して否定的。
應介(市原文太郎)…沙都子の夫。沙都子の妊娠疑いに動揺し、出産の可能性を考える。仕事が好きでもなく、主夫でもよいと考えている。
結(佐藤幸子)…一らの母。
糸(橋爪未萌里)…沙都子が身ごもった子。

築野家の会話と田熊家の会話と結と糸の会話を順繰りに展開し、中盤から築野と田熊の4人での議論に突入し、母の生死と身ごもった子の生死と自分らの人生について想いがぶつかり合う。

いつもより笑い控えめな印象。
すでに死を覚悟した結は終始穏やかで、息子二人が見舞いにきたことがうれしいと微笑む。一方の糸は、夫婦喧嘩にも似た自分の命についてやりあう両親を見て涙目になってどうしようとうろたえる。議論の当事者であるけど、議論には参加せず(できず)って人間を配置し、そこのリアクションも客に見せることで作品に奥行きができてた。二人が序盤で話してた桜の木でいえば、二人は桜の木そのもので、当事者の意見とは別に進行する話の残酷さみたいなもの(命を奪う側の主張との落差)に、唸った。

一方で、沙都子の子を産みたくない理由も、理解できるなと感じてしまった。命を軽く扱っているワケではないけど、自分の人生というのもまたかけがえのないものだから。命とか人生とか、重いもの背負いたくないけど背負わざるを得ない、そんな一般人の叫びみたいなセリフにしびれた。
一の飄々とした雰囲気と、リアリストな紘の会話もユーモアとリアルさが混じって聴きごたえあった。ラスト、母の彼氏?の金沢さんから母が危険だと知らされ、「泣いてないぜ」という一の背中に、辛辣な作品の根底にやさしさのようなものが流れているようでコレもグッときた。いい〆だった。

沙都子と糸の髪型が同じだった?のも上手いなと思う。
フレンド

フレンド

けろけろブルー

RAFT(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日) 13:00

価格1,500円

無題2069(17-072)

13:00の回(晴)、12:30受付、開場。奥が客席(桟敷+ベンチシート)。

天井に蒼い生物のような浮遊物のような...パイプらしきものが下に伸びている。床面にはこれも濃い蒼の粉末のような(砂のような)ものが敷かれている。小さなテーブルとクッション、上手ではTVゲームをする女、下手には白い衣装の男が座っている。抱えた膝の下は真っ黒。多摩美らしい造作。※帰宅後読んでみると、当パンに「劇場管理について」という一文あり、ナルホド。

ハウリングのようなノイズ。

前説では壁に映した映像を観ながら...那須野綾音さんは「日比谷眞知子の憂鬱(2017/4@櫂)」を観ていました。

13:04開演~14:34終演。

ルームシェアをしているふたり、友人、セフレ(男)、お隣の奥さん、白い男。

気がつかないくらいの大きなうねりから細いさざ波まで脚本も演出も役者の皆さんもど真ん中の好み。こちらは初めてですがよくできた作品。

ひとつの雫が大きな流れとなり、澱みを洗い流し清流が戻ってくる。

ラストに近くなっての白い男の行動がとても印象的。昼間の公演で天気も良く、開け放たれたドアの外の世界がはっきりと見えてくる。手前ではTVゲームに興じる二人、そのときドアを開けて男は何処へ行く?

多摩美の公演は、来週、「あうとらいん」を予約済み。7月にも池袋で公演があるとのこと。

ネタバレBOX

白い男の膝から下が黒いのは、脚がない=いない存在だから?



『にくいやつら』

『にくいやつら』

ThE 2VS2

AI・HALL(兵庫県)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日) 15:00

相変わらず面白い!!飽きないです!!大変良かったです。よろしく

盗みは夜半の月のように

盗みは夜半の月のように

劇団 白の鸚鵡

アカルスタジオ(大阪府)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いつも楽しみにしています。今回も良かった!!泣けます!!泣きました!!とても良かったです。

嘘吐きウガツの冒険譚

嘘吐きウガツの冒険譚

羊とドラコ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2017/05/18 (木) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★

音楽やセット、衣装など世界観は凄くいい雰囲気でワクワクさせてくれます♪
この辺りは竜崎さんワールドがヒシヒシと感じられた^_^
しかしながら理解力の無さなのか?話しの展開が私の思考回路ではついていけなかった…(^^;
多分、内面的な部分などを表現されていたのかなぁ?
役者さんの表現力は素晴らしかったと思います
私が理解できたらきっと深い〜〜話だったのかなぁと思いちょっと残念

夜を忘れなさい

夜を忘れなさい

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/06 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/06/03 (土) 14:00

価格2,800円

先月の「疚しい理由」に続いて2ヶ月連続の観劇。
開演直前に椅子席が増席されたにもかかわらず、結局はその席に誰も座らないという
不思議な状況と同様、夢を扱った内容が個人的にはまらず、置いてきぼりを
くらった様な不思議な状況で劇場を後にしました。
好き嫌いがハッキリ分かれる内容だと思います。

名人長二

名人長二

明後日

紀伊國屋ホール(東京都)

2017/05/25 (木) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★

観る落語という感じの演出で、演者がリレーのように語るのが面白かったです。
豊原さんカッコイイ!
母親役が他の役者さんとちょっと違和感ありで、もっと癖のある方がよかったかなと思うのです。

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