最新の観てきた!クチコミ一覧

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鰤がどーん!

鰤がどーん!

渡辺源四郎商店

ザ・スズナリ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/07 (日)公演終了

震災による癒えない心の傷に向き合い、演劇の喜びと可能性を現前化させる悲喜劇でした。

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

 原作の骨子をキチンと押さえながら、ドグラ・マグラという作品が奇書のレッテルを貼られる原因、

ネタバレBOX

即ち人間存在の裸形を深く穿ってゆくときに必ず立ち現れる、いわく言い難いもの・こととの対峙を、別の言い方をすれば、ハイデガーが述べた“ダーザイン”の意味する所へずり落ちてゆく時に見る、人間存在の根底に横たわる不如意の不気味を提示し得ていよう。舞台美術も、奈落の使い方も気に入ったし、柱の横に据えられた梯子、水場も良い。何より、気を引き締めようとする時や、テンションの上がる時に水が介在する点もグー。この水は我らの存在自体がアモルフであることを象徴してもいるだろうから。
 役者陣の熱演も気に入った。劇化することが極めて難しいと考えられる今作を、極めて印象的な舞台に仕上げてくれたのは、脚本、演出、そして役者陣であるのだから。
ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

原作小説でシュールな作品を、より「具体的」な演劇にするのは難しい。字で読む想像力と、俳優によって見せられる世界の落差とでも言おうか。この小説はもともと人間の想像力について疑義を呈しているので、さらに難しい。鐘下脚本は原作の「名せりふ」?を生かしながら、その分明ならざる世界を、若い俳優たちを抽象的な舞台で演出する。その自信たっぷりな展開に引き込まれてしまうが、結局は、とても二時間では読めない原作を、久しぶりに引っ張り出してぱらぱらとめくった感じである。それを良しとするか、苦痛と感じるかは、観客それぞれの「脳髄」による。

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日) 18:00

価格3,500円

原作の出だしと結末の「あの構造」も舞台用にアレンジして「あー、そうしたのね」と納得したし小難しい理論/理屈を捏ね回して煙に巻くのはまんまだし雑遊のあの機構や照明も効果的に使うし、とあの手この手で原作の雰囲気をよく表現し「ちゃんとドグラ・マグラ」していて満足満足♪

なので原作を知っているとより楽しめるし、知らなくてもあの薄暗い中を引きずり回された挙げ句に放り出されるような感覚(笑)を味わえるのでは?
あ、結局何が何だかワカらなくて大丈夫、そもそもそういう原作ですから(爆)

レトロな柱時計が終始カチコチ音をたてていたり鏡のサイズに合わせた照明で反射光を使ったりと舞台演劇ならではの小技も効いていたし、「私」の一人称語りで始まりながらも途中で論文/講演内容やら調書やら新聞記事やらさまざまに変化する文体を可視化(?)する工夫も感じ取れたし、演劇表現的にもお見事。

ネタバレBOX

現実の観客を、劇中で「講演している気になっている人物」だけに見えている「幻の聴衆」に見立てるという「観客の芝居への取り込み方」も面白かった。

ただ、「キチガイ地獄外道祭文(←いわゆるアホダラ経)」が出てこなかったのはちょっとだけ残念。
ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

二十数年経って、当時見逃した映画がDVD化されてTSUTAYAの棚に並ぶ。『ドグラマグラ』を手に取ったのはつい昨年のこと。松本俊夫監督特集でよく掛っていた『修羅』『薔薇の葬列』も一昨年、大森でようやくお目見え。生きてる間に観られた幸運をかみしめた。
さて、夢野久作の原作は、文庫本が長らく本棚に並んでいるが開いていない部類。従って本作の印象といえば映画の印象、即ち医師正木役・桂枝雀の怪演であった。
今回の舞台をみて「原作」への関心が首をもたげてきた。怪奇なミステリー作品には怪奇な人物像が似合う。「私」役はその強烈さに翻弄され、受動的であやふやなまま事態を観る者として存在し、最後になって中心的な謎に迫る構成が可能になる。それが今回の舞台は全般に挑戦的な演出が施され、熟練とは言えない俳優たちがこの趣向と素手で格闘しているという印象である。終盤に至って「鐘下節」が炸裂するが、これが大胆な脚色なのか原作を踏まえた台詞なのか・・原作を知りたく思った所以。
隅に向かって「闇」が深まる地下劇場space雑遊の利点が照明ともども発揮され、装置・音響への注力も加減なし。

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

セリフもはっきり聞こえ、言葉自体はわかりましたが、なにを言わんとしているのか学術的でついていけませんでした。みなさんと同じですが、もう一度観るとわかっているのでしょうね。
なんとも言えない配役。
壮絶なる会話劇で圧倒されました。

ネタバレBOX

ネタばれではないですが、公表すべき内容ではないので、こちらに記載します。
CORICHの募集案内には上演時間は約2時間でしたが、劇場に入ったとたんに2時間15分と言われ、客待ちなどで約10分の遅れ。もう少しお客様のことを考えていただければと思いました。
あきこのアナの中 〜Again〜

あきこのアナの中 〜Again〜

劇団☆錦魚鉢

テアトルBONBON(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

初めての劇団さんでした、まさかこんな面白い演出とは!タイトルがまさか?でした。楽しめましたねーこの世界観!

ある愛のかたち

ある愛のかたち

ジ~パンズ

シアター711(東京都)

2017/05/30 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★

初観劇でした。ちょっと怖い大人の愛ですね、想像してたのとはかなり違った世界観でした。フライヤーの配色から読み取れたのかもしれませんが…
本来ならドタバタコメディになるのでしょうね、未熟者なのでストーリー探求にばかり気を取られてました。

GIRLS(大好評終演御礼!次回MUは11月コメフェス、2018年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭へ参加!)

GIRLS(大好評終演御礼!次回MUは11月コメフェス、2018年2月下北沢駅前劇場・下北沢演劇祭へ参加!)

MU

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

初観劇でした。Bプログラム『めんどくさい人』+『初恋は消耗品』を。どちらかというと短編の初恋がほのぼのとして気に入りました。

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★

難解な舞台でした、そういうお芝居だとは想像してはいましたが甘かったです。一度見たくらいではついていけなかったのが正直な感想です。演出も配役も初体験の世界観で、いつもは観劇後にすぐコメントするのですが、悪夢にうなされそうで少し時間を空けてしまいました。

SIRO-A Presents "That's ZENtertainment!"

SIRO-A Presents "That's ZENtertainment!"

白A

浅草六区 ゆめまち劇場(東京都)

2017/05/15 (月) ~ 2017/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★★

飲み物を飲みながら、カジュアルに。
開場してすぐに行くと倍楽しいです。
見に来た人を楽しませる仕掛けがいっぱい散りばめられている本物の「エンターテイメント」めっちゃ楽しいー。
昼間の回は特に子ども連れの方に楽しいと思います。
にほんごであそぼのイメージのままに、子ども好きのメンバーさんが、あったかく迎えてくれますよ^^

ネタバレBOX

Coolな印象が強い人が多いかもしれませんが、
モジモジ君がたくさん凄いこと見せてくれます!盛り上がります!
プロジェクションマッピングとのシンクロで織りなされるダンス、パントマイム、コメディ。
笑いも感動も驚きもあります。
30分のショーながら見応えバッチリ。
大人はビールで!
唐揚げもお勧めのようですよ。
ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/06/06 (火) 19:00

壮絶なアイデンティティ・クライシスとかなり苦痛を伴う自分探しを描いた、かなりハードルの高い作品。生物学だったり哲学だったり猟奇的犯罪だったり、とにかく一筋縄ではいかない難解な文学作品の舞台化という冒険に挑戦した劇団にはブラボーを贈るとともに、私のほうは複数回見る必要ありか。

ある愛のかたち

ある愛のかたち

ジ~パンズ

シアター711(東京都)

2017/05/30 (火) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★

いろんな愛のかたちがあるものですね。シリアスと笑いが実にいい塩梅。まったりと楽しめました。

「黒蜥蜴」

「黒蜥蜴」

松竹

三越劇場(東京都)

2017/06/01 (木) ~ 2017/06/24 (土)公演終了

満足度★★★★

江戸川乱歩の猟奇的・耽美的な世界観を上手に表現できていた と感じました

今で言うなら「ミルキィホームズ」とか
「僕のヒーローアカデミア」を足して割ったような感じかなぁ(^^;)

美しき毒の花と清浄の花を咲き誇らそうと競い合う・・・
怪盗対探偵~大探偵時代・・・といった感じでした(^ー^;)

昭和初期の感じ~&名探偵コナンというか
今なら「メンタリスト」かしらねぇ(^。^;)

全2幕で2時間超えの大作ですが
結構楽しめたなぁと 感想っす

ネタバレBOX

開演時間厳守はさすがです(^-^)

出だしは刑事さんのモノローグ
江戸川乱歩や新聞などの記事・小説などは
つくりものの話であり
俺が見てきた本当の黒蜥蜴の話を聞かせてやろうと・・・開始=
つかみはGood!でしたわ

江戸川乱歩の各怪人・怪盗などが
悪人同盟=ヴィラン連合をつくってたりと
なかなかに引き込ませるツクリになっていたです
終のすみか

終のすみか

cineman

APOCシアター(東京都)

2017/05/24 (水) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★

キッチリとした濃密な会話劇。かなりハイブローで、ボーとしていると置いてきぼりをくらいそうでした。緊張感を強いられましたが、充実した時間を過ごせました。身に沁みます。

土砂降りぶりっこ

土砂降りぶりっこ

ピヨピヨレボリューション

劇場MOMO(東京都)

2017/04/18 (火) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/04/20 (木) 19:00

アソコのアレ同様、「再演というよりは2.0」。
会場のタッパを活かした舞台美術も今回の見どころ。
ピヨレボ作品中、本作の楽曲が一番凝っていてなおかつ多彩ではないか?とも改めて思う。
初演時にも思ったけれど、M-1なんて合唱曲のお手本のようだし、STOMPのようなリズムパフォーマンス+ラップもあれば典型的なミュージカルナンバー(観劇のルーツの1つである劇団四季のこどもミュージカルを想起)もある……旗揚げ作品だけに準備期間もたっぷりだったのかしら?
初演のメンバーや配役などを(一部だけど)思い出しながら観るのもまた楽しからずや。
ストーリーをそのままファンタジーとして受け取るもよし、あれやらそれやらを何かの隠喩として深読み/誤読するもよしで子供から大人まで世代を問わず楽しめるというところも劇団四季/ニッセイ/NHKこどもミュージカルに通ずる気がする。

ピヨピヨレボリューションって公演そのものだけでなく、スタッフの対応も良いし、それを汲んでか客側も待ちの列が長くなってくると自主的に「この辺から折り返しません?」と声をかけあって対応したりするんだよね。こういうのが広まるとイイなぁ。

夜を忘れなさい

夜を忘れなさい

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/06 (火)公演終了

満足度★★★

こういった設定だと、オリジナリティーを出すのは難しいんだろうなー。どっかで見たことがあるありきたりの話のようで、いつものfeblaboのキレとノリが薄まっていました。まあそれなりに楽しめましたが。1時間程の上演時間でよかった。

ドグラ・マグラ

ドグラ・マグラ

演劇企画集団THE・ガジラ

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/06/04 (日) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

私 狂人よね お狂人さんよね。わからないことばかりだけど、わかりやすいドグラ・マグラは、それはドグラ・マグラじゃないからね。

エンドルフィン

エンドルフィン

モノモース

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/06/02 (金) ~ 2017/06/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/06 (火)

物凄いお芝居やった!【死】しか待っていない主人公が最期に望むのは【生きたい】という本能★全編通して見せる主人公の【生きたい】という執念に【今普通に生きてる事の幸せ】を改めて教えてもらった気がする★盲目のニイナが登場してからは【火垂るの墓】の世界観に★あの切なすぎる節子とニイナの運命がダブって胸が締め付けられる程感情移入しまくりやった☆この作品は【火垂るの墓】と同じく【感動するけど切なすぎて二度と観たくない物凄いお芝居】なんです★
そんなリアルで生々しい作品を完璧に演じ上げた三人の出演者さんに敬意を表しますm(__)m

クヒオ大佐の妻

クヒオ大佐の妻

ヴィレッヂ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/05/19 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/27 (土) 19:00

宮沢りえさんの愛妻ぶりが狂気に見えてきた。
舞台美術が思ったより質素だと感じていたら、驚かされた。

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