満足度★★★★★
鑑賞日2017/04/20 (木) 19:00
アソコのアレ同様、「再演というよりは2.0」。
会場のタッパを活かした舞台美術も今回の見どころ。
ピヨレボ作品中、本作の楽曲が一番凝っていてなおかつ多彩ではないか?とも改めて思う。
初演時にも思ったけれど、M-1なんて合唱曲のお手本のようだし、STOMPのようなリズムパフォーマンス+ラップもあれば典型的なミュージカルナンバー(観劇のルーツの1つである劇団四季のこどもミュージカルを想起)もある……旗揚げ作品だけに準備期間もたっぷりだったのかしら?
初演のメンバーや配役などを(一部だけど)思い出しながら観るのもまた楽しからずや。
ストーリーをそのままファンタジーとして受け取るもよし、あれやらそれやらを何かの隠喩として深読み/誤読するもよしで子供から大人まで世代を問わず楽しめるというところも劇団四季/ニッセイ/NHKこどもミュージカルに通ずる気がする。
ピヨピヨレボリューションって公演そのものだけでなく、スタッフの対応も良いし、それを汲んでか客側も待ちの列が長くなってくると自主的に「この辺から折り返しません?」と声をかけあって対応したりするんだよね。こういうのが広まるとイイなぁ。