
真夜中図鑑
Dotoo!
ザ・ポケット(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
肝試しで夜の校舎に忍び込んだ中学生たちが起こした事件の検証のため、真夜中の学校に集まった教師や親たち。会話の中で浮かび上がってくる関係性も面白いし、役者さんたちもみな達者なんだけど、今ひとつ舞台が弾まなかった印象。

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
家づくりという現実的なテーマの中で、家族それぞれの本音や葛藤が丁寧に描かれていました。
家族とは何かを改めて考えさせられる作品。笑いと切なさのバランスも絶妙で、最初から最後まで魅せられました。

第46回台東薪能
台東区芸術文化財団
浅草公会堂(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/03 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
「『隅田川』と『小鍛冶』」
今年で46回を数える浅草寺の薪能は、台風の影響で浅草公会堂での開催となった。

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
軽妙な会話の中に、家を建てる家族の問題だけでなく、工務店の人々それぞれが抱える悩みや葛藤も丁寧に描かれていました。
登場人物それぞれの立場や思いに触れることで、誰に共感するかによって作品の見え方も変わりそうです。
笑いあり涙あり、喜怒哀楽が詰まった素敵な舞台でした。

碧く哭く
‐ヨドミ‐
TACCS1179(東京都)
2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2026/04/23 (木) 14:00
文明開化な明治初期、士族の次男を主人公に当時の日本人と外国人との交流や軋轢を描いた力作。内心では日本を下に観ている英国人なども描きつつ、士族の長男としての悩みを抱く主人公の兄と主人公がそれぞれ進むべき方向を見定める展開に「おや?今回はそういう路線?」と思いきや、そこから悲劇が幕を開け、クライマックスはスペクタクル(?)になるのはやはりヨドミ、でぃすいずヨドミ(笑)。
また、英語で交わされている設定の会話もすべて日本語なのに「これは英語なんだな」と察することができるのが巧い……どころかスゴい。このテクニックに舌を巻いた。
あと、直近の朝ドラ2作と通ずる部分もあり共時性も感じた。

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
間取りという限られた空間を通して、人が大切にし 何を優先したいかを描いた良作。そこに人それぞれの思考、生活様式や社会的な問題を絡め、幅と深みのある物語を立ち上げている。
どうして「子供部屋、いらないです」なのか が肝だが、ラストはその言葉の裏返し(真意)が心に響いてくる。実演では表現し難い場面、それをポポポらしい影絵(手遊び)演出で効果・印象的に観(魅)せる巧さ。
(上演時間1時間50分 休憩なし)追記予定

闇の中に
Pカンパニー
吉祥寺シアター(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/08 (月)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
内藤裕子がPカンパニーに書下ろし演出した作品で、期待に違わずある社会問題を正面から扱い、十全に語らせていた。名取事務所で二年程前に上演した精神病棟を扱った芝居(同作者)に通じる。犯罪被害者遺族の感情からの論理と、加害者の犯罪に至った背景を対置させ、「加害者に甘い」との声が増えている昨今、両者ともをしっかり対象に据えて描いている。見事。

サイキック・サイファー
劇団不労社
調布市せんがわ劇場(東京都)
2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
最近活躍と名前のみ知る関西の劇団。せんがわ劇場で、というので(せんがわ劇場のコンクール受賞作というのもあり)千秋楽に駆け付けた(スケジュール的には際どかったがどうにか)。
前説で何度も「音量」についての注意があったが、成る程必要というより意義ありアナウンス。オープニングそして場面を繋ぐように合間にラップが入る。重低音強調のビートを効かせた曲に乗せてやるので、効果音をその瞬間だけ(意味だけ汲み取って)回避するといった対処は能わず、「味わう」しかない。従って耳はかっぽじいて聴く羽目になる(劇に入り込もうとすれば)。おー来るなァと思いながら観劇に入った。
ガッツリな音量に乗せるのでラップの言葉は当然聞き取りにくく、場面の意味というか仕組み、見方が最初掴みあぐねるが、次第に人間の風景が見えて来る。鬱々とする抑えた照明と、「制約」を象徴するかのような簡易組み立て式のテントという領域での芝居と、外に出てのラップの時間とあって、仮想空間を意識させる。音の圧を解いた静寂基調、夜の街灯のような明りの下で明瞭な会話がズーム効果となり耳に入って来る。やがて「制約」の象徴たるテントの骨組は畳まれ舞台から消える。それらが徐々に「現実」という空間を霧が晴れるように顕現する効果となる。
現実世界のままならなさ、これで良しとされるはずがない、という心のどこかに仕舞っていた本音に照らされば、陰謀論もありえねえ予言も不思議と輝く。吹き込んだ女と吹き込まれた男は束の間に光り輝く世界を幻視し、希望と共に生きる事の喜びに浸る。この作品はファンタジーではなかったらしく、信じた奇跡は起きず失意の内に崩壊が起きる。だが、二人は失意の中で何かを手にしている事にはたと気づく。四名が同等のポテンシャルで舞台に張りをもたらす。
この劇団の「通常」モードがラップ表現である訳でない、という推量は当ってるだろうか。演劇的な効果においてこれを選んだという印象で、他の作品も観たくなった。

THE GAME OF POLYAMORY LIFE
趣向
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2026/05/30 (土) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
合意のもとで複数のパートナーと深く親密な恋愛関係を築くライフスタイル「ポリアモリー」をモチーフにした一作。初演は2016年とのことで、10年振りの再演になります。僕は初見でした。10年前の客席の反応と、現在の客席の反応に差異があるのか? など、一定時間を置いて上演することに意味がある戯曲だと思います。もし2036年に上演したら……という未来も気になりつつ。
観客各々が、この「ポリアモリー」という概念とどう向き合うか? という、自身への問いかけ、あるいは自身への問題提起に終始してしまうと、やや勿体ない作品に感じました。僕自身も、ついそれについて考えてしまうのですが、上演を観る限り、ポリアモリーはあくまでモチーフであり、本質は「人間は他者とどう親愛を分け合うか?」という、コミュニケーションの根源を見つめる一作に感じられました。

真夜中図鑑
Dotoo!
ザ・ポケット(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
結局事件の真相は何だったのか自分的にははぐらかされてしまった気がするのだけれど、まあ楽しかったからいいっか!
真夜中の学校
いろんな大人が一堂に会して怖がったり、もめたり、張り合ったり
何かとツッコミどころ満載の中、大人達の図鑑として楽しめば良いみたい

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高!でした。もう何から何までハイクオリティで申し分のないステージでした。影絵も最高でしたし、脚本が秀逸ですね。そして、その最高の脚本に負けない演技力に完全に引き込まれました。要所要所笑いがあり、最後の落としどころが「そうきたか!」でした。ただ面白いだけじゃなくほんと内容が深くいろいろ考えさせられました。最高の時間をありがとうございます。

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
数年ぶりの観劇でしたが、110分ノンストップで一気に見入ってしまいました!110分だと途中でだれてきそうでしたが、そんなことはまったくなく、最後まで夢中で駆け抜けた時間でした。
最初は家の間取りをめぐる楽しいシチュエーション・コメディだと思って笑いながら観ていたのですが、次第に「幸せそうに見えて、実はみんな色々抱えているよね」と深く考えさせられ、最後には自分にとって本当に大切なものに気づかされる、素晴らしい作品でした。
「家を建てたいけれど子供部屋はいらない」という夫婦の選択をきっかけに、周囲の人たちが次々と巻き込まれていく展開が本当に見事です。登場するすべてのキャラクターの個性がしっかりと立っていて、役者の皆さんの演技がとにかくお上手でした。中でも、特にベク役の田島謙太さん、石花賢治役の高橋亮次さんが最高でした!
手遊びを交えた演出も、細かいところまで非常に手が込んでいてプロのこだわりを感じました。笑いと共感の中にちりばめられた、『大切なことは言わないと伝わらない』というメッセージが今も心に深く刺さっています。
もっといろんな人に見てほしい、心からそう思える素敵な作品でした。幸せな時間をありがとうございました!

真夜中図鑑
Dotoo!
ザ・ポケット(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

外のことはわかりません
ポポポ
シアター711(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了

春
劇団普通
cafe MURIWUI(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
岸田戯曲賞ノミネートで一度観てみようと思った人が殺到したのか?プラチナチケットのような争奪戦。追加公演も即完、当日券狙いで早くから並ぶ人々。ギッチギチに増席したこの狭い空間の3人を凝視。ブレイク前のバンドみたいな熱気。撮影カメラも入っていた為、第2次UWFのような緊張感に漲り客席は静まり返っている。まるで『ドキュメンタル』のような笑ってはいけない空間でいつものように幕が開く。窓の外ではルーフバルコニーの上部に張られたシェードセイルがバタバタとはためいている。
耳が遠いのか何度も聞き直す用松亮氏。
「ナニ?」「ナニ?」
何度も会話が空回りし、その説明にまた「ナニ?」「ナニ?」。
その雰囲気にたまらなくなった観客が吹き出し、アットホームな空間に。
今作を簡単に説明するならば
「な〜んだはこっちだよ。」
俺達は一体何を観せられているのか?

亀と潜水艦
劇団桟敷童子
すみだパークシアター倉(東京都)
2026/05/22 (金) ~ 2026/06/04 (木)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
2回目。
朝からどしゃ降りの暴風雨、ビッチョビチョでうんざりの一日。錦糸町駅から徒歩十五分のすみだパークシアター倉に詰め掛ける観客達。出迎える劇団員達。
藤吉久美子さんは助演女優賞。周りの役者を際立たせる腕が凄い。舞台全体を見れる俯瞰的な目を持つようだ。
斉藤とも子さんも重要な役。配役に哲学を感じる。
振り続ける雨、ドブに現れる小さな亀、一筋の光。
素晴らしい作品。

Sの顚末
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2026/06/03 (水) ~ 2026/06/08 (月)上演中
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2026/06/03 (水) 19:00
高羽彩が青年劇場と出会って、希有で濃密な作品が生まれた。とても面白い。(3分押し)131分。
1911年に女性2人の心中の報に接し衝撃を受けた主人公エス(五嶋佑菜)は、ちょうどその頃創刊された雑誌「青鞜」の門を叩くが・・・、ということで、そこからの青鞜のあれこれをエスの立場から描く。独自の視点から作劇することで定評のあるタカハ劇団の主宰・高羽彩が、青年劇場で初めて作・演出を担当したが、多様な役者陣と高羽の独自性ある作劇が相まって、興味深い観点からの作品となったことが面白い。高羽にも役者陣にも拍手だが、高羽を起用した劇団の判断にも拍手を送りたい。期待はしていたが、期待以上の作品になっていたことが嬉しい。
青鞜を題材とする芝居は結構あるが、パンフレットによれば、高羽は青鞜を扱いたいのではなく、女性同士の心中を扱うことからの連想ゲームで青鞜を題材にしたとのこと。高羽らしい発想だと思う。「エス」という言葉が、戦前の女学生同士の繋がりを表す言葉だということが、現在も理解されているのだろうか。そんなことも含むタイトルだと、勝手に想像したが当たっているだろうか。

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ
トツゲキ倶楽部
「劇」小劇場(東京都)
2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
重たいテーマですかしっかりとしたベースに卓越な演技が物語を際立たせていました。素舞台っぽいところがまた、良かったです。