
ウェディング・プランナー物語
劇団暴創族
浅草九劇(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/10 (火)公演終了
満足度★★★★
推理・探偵物でとても楽しく拝見させていただきました。
かき回し役の二人の存在があったらこその作品ですね。
あれだけ走り回ってもセリフが飛んでしまわないかと心配しましたが、さすが役者さんです。

朗読劇『季節が僕たちを連れ去ったあとに』
トライストーン・エンタテイメント
あうるすぽっと(東京都)
2017/10/06 (金) ~ 2017/10/12 (木)公演終了
満足度★★★
寺山修司の葬儀における山田太一の弔辞これには泣かされました。二人の書簡の朗読の部分にももう少し感情を入れてもいいのではと思いました。あれではちょっと物足りなさが残りました。

「月いち座布団劇場 十月篇」
占子の兎
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2017/10/11 (水) ~ 2017/10/11 (水)公演終了
満足度★★★★
3月から始まった今年の月一座布団劇場、半年で六回の公演も今回で今年度最後の公演となる。総勢10名出演の舞台となるが、本日1日のマチソワ公演のみである。演目は、上演順に「くやみ」「子は鎹」「掛取り」の三話。来年のことを言えば鬼が笑うというが、それはさておき来年三月以降にも月一座布団劇場上演の予定があるという。楽しみに待とう。

オセロー
劇団六風館
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2017/09/01 (金) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★
初めてシェークスピアのオセローを拝見。
悪役イアーゴの巧妙な罠。
罠に嵌められる悲劇の天使デスデモーナ。
悪役と天使が実に良かった。熱演でした。
そしてイアーゴの奥さんも要所を押さえた演技でとても良かった。
これまで何度もお世話になりました、卒業生の皆さん、ありがとうございます。

Hello! Welcome to Happy Arboretum (and zoo)
劇団冷凍うさぎ
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2017/08/31 (木) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★
初演も拝見。
この劇団さんの初期作は、結構、毒気が多く、
初演では、主人公二人の壊れて行く様子がとても痛々しく、かなり不毛。
観劇後、ズッシリ重い感じでした…。
今回、若い客演さんを主演に迎えられ、
ワ冠さん円井さんの壊れ方が日常の延長線上にあるような、あくが抜けた様な、自然な感じで、素直に拝見できました。
初演同様、
鈴木さんの(常軌を逸した)面倒くささ、
浦長瀬さんの(常軌を逸した)健気さ、
も良かった。
でも結局不毛な結末ですが…。

【1期生】キラメキ 2017
project真夏の太陽ガールズ
HEP HALL(大阪府)
2017/08/31 (木) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
チームブルーの回を拝見。
「私はトビウオ、あなたは太陽」
初演の感動再び!
この演目の初演を拝見し、2度目の観劇ですが、
初演同様、まさに水の中のようなシンクロの様子が秀逸。
初演は、大人になろうとする少女達の葛藤が、妖しく印象的でした。
今回は、太陽に一直線に向けられた眼差しが純粋無垢で、とても素直、青春って良いな、と思える公演でした。
シンクロ・青春・スポ根公演、感動した。
若手女優陣の成長も頼もしく、応援しています。
来年も拝見したいなぁ。

シアンガーデン
少年王者舘
AI・HALL(兵庫県)
2017/08/26 (土) ~ 2017/08/28 (月)公演終了
満足度★★★★
少年王者舘さん初めて拝見しました。
とても、とても、不思議な世界、異空間での物語のよう…。
繰り返されるステップ、繰り返される動き、ドンドン引き込まれて行きます。
関西では(東京でも?)観たことがない公演でした。
毎回こんなに不思議な公演をされているのか…?
別の公演も是非観てみたい。

憫笑姫 -Binshouki-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/08/25 (金) ~ 2017/08/28 (月)公演終了
満足度★★★★★
姉妹の、師弟の、仲間の絆。
台詞がない分、気持ちが入ってきます。
末満さんとの競演、確かに見届けました。
末満さん、存在感が半端なかったですね。
西分さん、めっちゃ格好良かった。
師匠の元で成業する姉妹、感動敵です。
竹村さん、本公演昇格おめでとうございます。
ノンバーバル×殺陣、5ヶ月連続公演、これからも楽しみ。

近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯
東宝
シアタークリエ(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/28 (土)公演終了
満足度★★★★
朝ドラではちっとも年をとらない浅子さんでしたが舞台ではしっかり年を重ねていらっしゃいました。高畑さんはもちろんまわりの役者さん達もすてきでしたが、始まりは江戸時代のはずなのに男性はまげを結っておらず、最初からざん切り頭(と言っていいのかな)なのは不自然な感じがしましたが、ちょんまげカツラからの変身は難しいのでしょうか?

いとのまなざし
晩餐ヒロックス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/10/05 (木) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

ぼうぼう
なかないで、毒きのこちゃん
OFF・OFFシアター(東京都)
2017/10/09 (月) ~ 2017/10/11 (水)公演終了

ぼうぼう
なかないで、毒きのこちゃん
王子スタジオ1(東京都)
2017/10/05 (木) ~ 2017/10/08 (日)公演終了

ミス・ダンデライオン
猿-creative studio-
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2017/10/08 (日) ~ 2017/10/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
価格1,000円
舞台セット、選曲音響、照明、ダンス。どれをとってもスタイリッシュなのに、演技はあくまでストレート。
イヤミのない爽やかなステージは110分を忘れさせるエンターテイメントでした。
役者さんの芝居とかダンスとか舞台セットとか演出とか言い出すとキリがないので、次回公演を実際に観て一緒に感動しましょう!

ワーニャ伯父さん
シス・カンパニー
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2017/08/27 (日) ~ 2017/09/26 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/25 (月)
日常から抜け出したくもいつもの場所が一番いいんだよ、と教えてくれた。常に人は変化を求めるのだけどそれぞれの時間のスピードが違っていることを感じさせてくれた。チェーホフってそんな日常を切り取ってくれているのですね。ケラさんのチェーホフ最後の4大劇桜の園はいつになるのかな?とても楽しみです。生演奏も良かった。

川村美紀子『或る女』/ 佐々木敦『paper song』
OM-2
d-倉庫(東京都)
2017/10/10 (火) ~ 2017/10/11 (水)公演終了
満足度★★★★
異端x異端と銘打った本公演。佐々木 敦の「paper song」と川村 美紀子の「或る女」との2作品上演であるが、作品上演に舞台転換だの休憩は入らない。無論、それぞれ独立した作品である。(追記2017.10.12:02:54)

三英花 煙夕空
あやめ十八番
旧平櫛田中邸アトリエ(東京都)
2017/09/26 (火) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/30 (土) 19:00
上村松園の『焔』は、謡曲「葵の上」に着想を得て、源氏物語に登場する光源氏の正室葵の上への嫉妬に身を焼き、生霊となって、源氏との子を産み落とそうとしている葵の上を取り殺そうとする六条御息所を描いた、美人画作家といわれる上村松園の作品の中では異色の主題の作品。
髪の端を噛んで振り返る蒼白い般若のような顔には、嫉妬に翻弄される苦しげな姿が現われ,白地の着物に描かれた清楚な藤の花にからむ大きな蜘蛛の巣が,執拗な怨念と自らもまた持て余し断ち切るに断ち切れない嫉妬の怨念に絡め取られて懊悩する情念を不気味に暗示させる上村松園の『焔』。
この『焔』をそのまま写し取ったようなフライヤーを観た時、嫉妬に絡め取られた女の情念、怨念が引き起こした殺人事件の話かと思っていたが、事はそう単純なものでは無かった。
確かに、それはある意味歪んだ情念、怨念が別の形となって現れた事件とも言えるのではあるが…。
『焔』は、持主を取り殺すという噂のある浮世絵師・乾宝山による『夜行四十六怪撰』の中の一つ、幽霊絵の『お駒』として登場する。
盲目の骨董商『尼子鬼平』(あまごきへい)には、その名から横溝正史の『八つ墓村』に出て来る八つ墓村の由来になった金目当てに村人に殺された落武者尼子一族の長・『尼子義孝』(あまこよしたか)が、にっかり笑う幽霊を斬った逸話で知られる『にっかり平左兼正』は、『刀剣乱舞』の『にっかり青江』(調べたところにっかり青江は実在する刀らしい)を、唐の時代に創られた、副葬(器具・調度などを遺骸に添えて埋葬する事)に用いられる万年壺『三梅花文六耳壺(さんさいかもんろくじこ)』は、盛唐期の8世紀前半頃に貴族の墳墓に副葬するための明器として盛んに焼造された唐三彩の『三彩梅花文壺(さんさいばいかもんつぼ)』や、胴部に花文、裾部に蓮弁文を線刻した華南三彩の六耳壺。『華南三彩刻花文六耳壺(かなんさんさいこっかもんろくじこ)』が、頭を過ぎった。
実際に存在する骨董品を下敷きにしている事により、『三英花 煙夕空』の世界がぐっと真実味を帯びた虚構の世界になり、観ているうちに事件を物陰に隠れて目の当たりにしているような、骨董品の目戦になって観ている感覚に陥って来る。
その独特の雰囲気は、横溝正史に江戸川乱歩の妖しさを数滴落したような、禍々しくも狂おしい切なさと悲しみ、人の持つ業とエゴイズム、軆の奥底に潜む歪んだ狂気をも暴き出すようでもあった。
旧平櫛田中邸アトリエの空間の使い方、光と影、闇、ガムランを思わせる間演奏の音楽と随所にその場面場面で奏でられる生の音、骨董たちの声が聞こえる尼子鬼平と骨董たちのだけしか、自分の声で話すことが出来ず、骨董たちの声の聞こえない普通の人間である刑事は、自らの声で喋る事はなく、声をあてられ、動きまでも人形遣いによって操られ、その姿は人形浄瑠璃のようである。
骨董たちと尼子鬼平のやり取りを、天井から観ているのは、蜘蛛の棕櫚。役者の手の影絵によって、蜘蛛の影が大きくなり、その蜘蛛の影が闇となり、役者と観客が呑み込まれ、『三英花 煙夕空』の扉が開かれ、迷い込んで行く感じが、膚身に粟立つような怖さを犇々(ひしひし)と伝わって来た。
骨董商として師匠の織部を越える目利きの才を持つ尼子鬼平への織部の嫉妬、その嫉妬から鬼平の目を事故を装い潰した織部への怨み、織部の持つ骨董たちのへの執着と骨董商としての尼子鬼平の業。
書生に夢中になり、一緒になりたい余りに二人の仲を割こうとする父織部を無邪気な理由でにっかり平左兼正で殺害したものの、書生と駆け落ちすれば贅沢が出来ないと知り、これまで通りの贅沢を続ける為書生を捨て、織部の財産と骨董と自分を得る為に近づいて来た鬼平の妻となった娘はるの無邪気なエゴイズム。
はるの愛を一時なりと得た書生斉木に対する鬼平の嫉妬と自分の怨みを晴らし、欲望を満たそうとする鬼平の業とエゴイズム、唯一、織部の死を悲しみ、織部を慕う骨董たち。
ミステリーやサスペンスと言うより『因果応報』の物語。そこに在るのは幾重にも絡み合った業と嫉妬とエゴイズム。
織部殺害は、娘はるの犯行と思った後に訪れる、どんでん返し。直接手を下した訳では無いが、織部に死を至らしめた元凶であり、手に入れた証言者の骨董たちを葬った鬼平に死の鉄槌を下したのは、葬られた骨董たちの怨念であり、織部の仇を打った骨董たちの思いであり、それは正しく『因果応報』であった。
最後には、誰も居なくなった屋敷に残ったものは、人の持つ業とエゴイズム、軆の奥底に潜む歪んだ狂気だったのかも知れない。
響き渡る読経、闇に沈むアトリエ。『三英花 煙夕空』の扉が閉じられた後に残ったのは、背筋に走る言い知れない怖さであり、それは、猟奇的な怖さではなく、人間の奥底に巣食う業とエゴイズムと欲望の怖さである。
役者さん達の表情、動き、空間に放たれ漂う言葉と声、奏でられる音、光と影、全てがこのアトリエに『三英花 煙夕空』の世界を出現させ、観客を取り込み、呑み込み、世界の一部へと化してしまったような凄みのある舞台だった。
文:麻美 雪

暗闇演劇「イヤホン」
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2017/10/06 (金) ~ 2017/10/09 (月)公演終了
満足度★★★
前回の方が良かったなぁ
話自体がスムーズに入ってこなかった
イヤホンを使って という新しい試みはいいんだけど
あまり効果はなかったように思う

ナイゲン(2017年版)
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/08/11 (金) ~ 2017/08/21 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/08/11 (金) 19:00
価格2,000円
何度観ても楽しめるし、何度も観ていながら今回初めて気付いたところがあったし、そして「これが今年の“ナイゲン生”か」な感慨もあった。強いて言えば一部早口で流れ気味の台詞があったのは残念(後述)だが概ね上出来。
やはり一旦終結したかに見えて……以降の部分が特に好き。「いいんですか?」「説得して!」「お願いします」などの泣ける台詞もそこのパートに集中しているし。
これも毎度ながら「12人の怒れる男」との共通点や類時点、(偶然の?)一致点などを見出だすのも愉しい。あーそうだった!的な。
早口が気になったのは、理屈あるいは屁理屈を駆使して理論で言い負かそうとしている台詞が早口だと、勢いで誤魔化そうとしている印象になってしまうから。ということで、今後の本作での屁理屈担当者はそれを気に留めていただきたく。
今年の「ナイゲン生」を次にどこで観ることになるんだろう?的な楽しみも残った。

カーテン
日本のラジオ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2017/09/30 (土) ~ 2017/10/09 (月)公演終了

光の帝国
演劇集団キャラメルボックス
THEATRE1010(東京都)
2017/10/04 (水) ~ 2017/10/05 (木)公演終了
満足度★★★
初代メンバーの作品はそれなりに観たと思う。で、しばらくぶりに観た感想として・・・なんというか演技が変わらないというか“キャラメルボックスはこういう演技”という風に決まっているのだろうかと、誰がやってもこういう話し方、動きになってしまうのかと、思わずにはいられなかった。ストーリーは深く考えさせられるものがあったが・・・。