最新の観てきた!クチコミ一覧

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秋心SUMMER

秋心SUMMER

宰団紡人企画

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

観る前は70分って舞台としては短めかな?と思いましたが、蓋を開けてみれば早すぎず薄くもなく、それでいてしっかり笑いと感動を矢継ぎ早に与えて来る、完成度の非常に高い作品でした!
観劇初心者でも玄人でも、いろんな視点で楽しむ余地があり素晴らしい作品だったと思います。

ネタバレBOX

葬式でコメディ、となると確かに不謹慎と思われがちですが、葬式や死者を冒涜しているわけではなく「もしかしたら、こうなのかもしれませんよ」と語りかけるような現実感が非常に良い味を出しています。
特に主役の鳥床公太郎が、はちゃめちゃに生き生きと動き回り、最期の最期で「やっぱりコレでお別れなんだな」と自覚する流れ、涙無くして観られませんでした。
もし再演があるなら、ぜひ観て欲しい、そして是非また観に行きたいです。
バルバトス

バルバトス

TABACCHI

小劇場B1(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度

悲劇を期待して劇場に入ったが、開演早々に奇妙な気持ちを抱いてしまった。この芝居はまさか、、私がよく知っている「The Crucible」なんて。アーサーミラーという名前はチラシのどこにも書いていないため、非常に驚いた。登場人物の名前と台詞は原作のままだが、原作の読み取りが浅いせいか、あるいはアメリカの歴史や作品の背景をよく調べていないせいか、どちらにせよ原作にある深みが感じられず、引いてしまった。

アメリカ人であれば誰しもがアーサーミラーの原作を読み、特にこの「The Crucible」は実際に起こった事件がベースである歴史の一部として、また文学としても高く評価されているため、義務教育機関中に勉強する。人間関係や自己責任、女性の社会的な立場、集団行動の裏側について考えるため役に立つ作品である。

にもかかわらず、不思議な「キリスト教の厳しさ」や「弱い女性対暴力を振る男性」という簡単すぎる内容になってしまったのではないか。怒鳴り続ける登場人物、意地悪く笑う少女、投げ・殴打・首絞めなどの暴力、、唖然とした。これは解釈の違いなのかもしれないが、なぜこの重要な文学がこう解釈されたのか知りたい。

フィクション・モテギモテオ

フィクション・モテギモテオ

ライオン・パーマ

駅前劇場(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

社内にこんな独身者何人もいます。思わずダブってしまった(笑) オープニングの面白寸劇が無かったのでチョット残念(笑)2時間のユートピアを観られて楽しかった。

ネタバレBOX

ハナワからワカバヤシ辺りまではいい意味で騙された。一番驚いたのはハナワがトップだった事。
「さらばブラックローズ」DVD買いました。
裏シンデレラ物語×VRの中のアリス

裏シンデレラ物語×VRの中のアリス

ぱすてるからっと

Geki地下Liberty(東京都)

2017/08/09 (水) ~ 2017/08/16 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/08/14 (月) 15:00

劇団ぱすてるからっとが下北沢のGeki地下libertyを会場に、同じ舞台セットを使って2つの舞台、「裏シンデレラ物語」と「VRの中のアリス」という作品を平行上演する企画のうち、ダブルキャストで行われた「VRの中のアリス」B班の公演千穐楽を観てきた。実はこの作品、知人の役者・塚田しずくによる脚本、そしてB班は塚田自身の演出での上演と言うことで、期待して出かけた。


ある会社の営業部でナンバー1の成績を維持する桜田。最近両親を亡くし妹と2人暮らしの苦労も出さず仕事に熱中する桜田を心配して、上司の榊部長は有給休暇消化を命ずる。仕事が生きがいだった桜田は、それを自分のことを首にするリストラの始まりと勘違いをし、送り主の分からぬVR用眼鏡を装着してVRの世界でアバターのアリスとチャット交流を持つようになる。そんな兄を心配する妹・恵、同じ会社の社員で桜田に好意を寄せる涼野、そして行きつけの居酒屋の面々や会社の同僚達。彼らの心配する気持ちが通じたのか、桜田は気を取り直して再び会社に行きだし、周囲の人々は安心する。

舞台中、桜田の家庭の境遇が分かって行く家庭で観客がホロリとする瞬間があり、観客の泣きを呼び込むコツもまだ雑ではあるが身につけていると察した塚田の脚本。VR用眼鏡を送られてきた桜田と居酒屋の嫁の関係、アバター・アリスの正体など、もう少し解き明かしてもらいたい謎が放置されていたのは残念だったが、桜田、その妹、涼野、会社の後輩・木下の人物描写はなかなかのもの。
役者の演技的には桜田役の二葉と、妹役のとんちゃん、居酒屋のバイト・李役の宮﨑をはじめ、みんな熱演していた。多少演出をもう少し簡略化して言いたいことの焦点を明確にした方が良さそうなシーンもなきにしもあらず。ダンスシーンとアバター・アリスの歌うシーンを必然化させる工夫も、あと一歩かな。しかし、総じて頑張っていた演出だった。こうなると、異なる演出だったA班も観るべきだったと反省。
ちなみに、個人的に気に入った役者は、同僚社員・橋本役の高橋であった。

PTA

PTA

ホチキス

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/21 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/08/19 (土) 13:00

面白かったです。中盤までが長く感じましたが(伏線を張っていたと思いますが)どんどん惹き込まれました。意外な真実や謎解き・・良く出来た脚本だなぁと思いました。それぞれの登場人物のキャラクターが可笑しく、それを演じる役者さん達の演技は安定感がありました。コメディーの割には、全体的に少しおとなしい印象がありましたが、楽しい舞台でした。

丹青の幾代餅

丹青の幾代餅

深川とっくり座

江東区深川江戸資料館小劇場(東京都)

2017/08/18 (金) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

深川江戸資料館小劇場で公演されたこのお芝居はまさにこの会場にぴったりです。とても楽しく1時間30分みせていただきました。ひぐち丹青さんの脚本演出そして何役もこなすキャスト。本当に芝居が好きなのだと思います。良い時間でした。

秋心SUMMER

秋心SUMMER

宰団紡人企画

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

最初、あーーー、若い勢いのある劇団なぁ、コメディっぽいけどちょっと向いてないかなぁと思っていたのだが、
泣かせるシーンもあり、最後は綺麗な終わり方だった。
ザムザ阿佐谷は初めての劇場だったのだが、靴を脱いでの観劇とは知らず、めんどくさい靴を履いていってしまった。
ザムザに行く時は脱ぎやすい靴をお勧めします。

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

2日目進化してます(^^)
正直、金色夜叉原作は読んだことがなく、ダイヤモンドに目がくらみ裏切った許嫁に冷徹な高利貸しになって復讐する、単純な話かと思ってました。違うんですね。
復讐する気があるのか、未練たっぷりなのか、貫一の優柔不断さはある意味現代に通じるかもしれない。
今回のドガドガプラス、一気に盛り上がる訳ではなく、好みは分かれると思います。見る側は考えずに単純に楽しむのも良しですが、想像力を掻き立てられるところがもどかしくもあり醍醐味でもある。どの役にも一人ひとりに背景が見える、ドガドガの舞台私は好きです(^^)

PTA

PTA

ホチキス

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/21 (月)公演終了

満足度★★★

久しぶりのホチキスは、演劇らしい作品の法廷サスペンスコメディ。完成度の高いものの、再演作品で途中のダレ場が少し長く感じました。それでも伏線の取込み方はいつもの米山さんタッチで安定感あり。大高さんの客演も好演です。

ナイゲン(2017年版)

ナイゲン(2017年版)

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/08/11 (金) ~ 2017/08/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

高校生が真夏の密室で会議をするというシチュエーション自体面白くならないわけがないと思っていましたが、その期待を超える面白さで圧倒されました。三方囲みの舞台配置で、ただ会議を傍観している観客というよりも参加したいのに参加できない、いわば学校の校舎になっているような気分で、演劇らしい作品でした。それぞれの想いがぶつかったり、高校生らしい意地の張り合いをしたり、出てくるキャラクター皆のことを好きになってしまうような戯曲、そして演出で、見た後の幸福感と、ちょっぴり切なさが癖になるのです。

真心願-machinegun-

真心願-machinegun-

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

萬劇場(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★

例えば、
歴史的背景を全く知らない人が観ても楽しめる物語展開になっていたら、
もっと楽しめたと思いました。
「人物の相関図」や「歴史の動向」などを、
観客が「知っている」ことが前提で脚本が書かれている気がしました。
役者陣がとても素敵な人たちばかりだったので、
脚本が少しもったいないな~と思いました。
竜馬役の人が声枯れしていたのが残念(泣!)
連日の発声でつぶれてしまったのでしょうか??
あと2時間40分は長い~

真心願-machinegun-

真心願-machinegun-

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

萬劇場(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

一番強く感じたのは、人は自分のベースをそう簡単には変えることが出来ないという事。それが出来た故に坂本龍馬は名を残した人となったし、夢に近づくことが出来たのではないかと思う。今まで何度も幕末物の舞台を観ているが、今回ほど、それが強く感じられた。哀しいくらい“藩”というもの、“身分”というものを超えることが出来ない人々にやりきれなさを感じた。残念なことは、セリフの躓き、ましてや飛んでしまうのは残念。もう少し短い作品に仕上げることも出来たのではないかと思う。

秋心SUMMER

秋心SUMMER

宰団紡人企画

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台の熱量やキヨシロー、ギャグの空すべりも含め、自分がかつて夢中になって観てきた小劇場っぽさを久々に味わいました。おまけに最後はうるっとさせられちゃったりなんかして。

PTA

PTA

ホチキス

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/08/17 (木) ~ 2017/08/21 (月)公演終了

ワンシチュエーションで登場人物が多いので、何かごちゃごちゃした感じが残った。

鎌塚氏、腹におさめる

鎌塚氏、腹におさめる

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2017/08/05 (土) ~ 2017/08/27 (日)公演終了

ウエルメイドなミステリーコメディ。
今後のシリーズにもはまりたいと思います。

私を殺して...【8月専用ページ】

私を殺して...【8月専用ページ】

東京ハイビーム

四谷天窓(東京都)

2017/08/01 (火) ~ 2017/08/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

笑えるのところもあり、とても切なくなって命について考えさせられる作品でした。久下くんの会話の間や、視線も素晴らしいものでしたがマドンナ役、女子高生役、訪問者役のキャストさん達も本当に素敵でした。キャストが変わる事にお話の雰囲気がかわって観ていて楽しかったです。

しょうちゃんの一日

しょうちゃんの一日

風雷紡

d-倉庫(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

狭山事件を題材にしながらも、「あの」部分を強調するのではなく、家族の物語として作り上げた2時間15分。面白いという言い方はちょっと不謹慎なのかもしれないけど、…面白かったんです。セットも秀逸でした。

雨季

雨季

演劇ユニットG.com

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★

原作は遠い昔に読みかけて挫折。そういえばこんな話だったかなあ、と思いながら見てました。客席の位置を変えて、ロビーまで使った演出が面白かったです。休憩が入るものの、2時間半座るには椅子が悪くてお尻が痛くなりましたが。

踊はつらいよ

踊はつらいよ

劇団うらら

シアター711(東京都)

2017/08/15 (火) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

日舞とのコラボ、期待を裏切りません。
歌あり、踊り、ダンスあり、笑いっぱなしでした。
柴又まで10分ほどに住んでる私は、タイトルにも親近感あり、楽しみでした。
日舞をやっている、大学受験を控えた友人の子供や、去年のメンバー、新たなメンバー
みんなとても喜んでいました。
石川シンさんのファンなのですが、次回はねじリズムにみんなで行こうね、って。
今日の千秋楽も、初演劇を観る友人と楽しんできます。

雨季

雨季

演劇ユニットG.com

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★

思えば、対面に出会い、対面に途惑い、対面が残された。 どこか俯瞰で含みのある船況と、蒼暗く蔭湿な視感とが、映じる始終を二度寝の夢見のようにもやとさせる。 ”役立たず” な老人の、去り際の言葉が刺さる。どっち?の ”ある” 世界と ”ない” 世界のどっち? と問われても正解は “ない”、が 心地の良い世界はいつも “ある” ではないか・・・。

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