
『OTHELLO-オセロ-』
ルドビコ★
サンモールスタジオ(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/21 (木) 13:00
ルドピコ復活公演、緑川睦くんとウチクリ内倉さん出演なので、昨日の昼公演観てきました。
昼公演なのに満席でした。
サンモールスタジオの地下の舞台は結構狭いのですが、舞台いっぱい使って殺陣があり、
シンプルな舞台装置には照明が効果的でした。
豪華な衣装で、終演後ファンとのチェキ会もあり、ツーショットは嬉しいと思います。
学生さん達もたくさん観に来ていて、活気がありました。

俺は大器晩成、~四十にして大輪を咲かせる予定~
劇団献身
駅前劇場(東京都)
2017/12/20 (水) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2017/12/21 (木) 19:00
最近、いくつかの公演で興味深い注目すべき演技を見せる永井久喜を、本拠地で観たいと思って行った。作者が22歳の時に書いた28歳のミュージシャン3人の物語を、実際に28歳になり大幅にリメイクした再演(と言いつつ、当パンでは最小限にしたとか書かれている)。22歳なら分かる勢いは感じるが、緻密さにはやや欠ける。
ミュージシャンに関する芝居というのは、多くの場合、それを演劇に置き換えて自己肯定的になりがちだが、本作でもその傾向は見られる。もっとも、登場人物の多い群像劇で、最終段階ではミュージシャン主体になるものの、それぞれの人物の物語が絡み合っているので、やや薄まってはいる。ただし、人数が多いことによる分かりにくさと冗長感は否めない。
注目した永井久喜は、出る場面は少ないけれど、劇団員らしい脇を固める演技が興味深かった。

クラクション
ハダカハレンチ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

荒れ野
穂の国とよはし芸術劇場PLAT【指定管理者:(公財)豊橋文化振興財団】
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/22 (金)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/21 (木) 14:00
桑原祐子の巧みさが出た芝居だった。火事で家に戻れなくなった父母娘が、母の旧友の家に避難するが、そこでは部屋の上に住む元教師と教え子を加えた半協同生活が行なわれていた。そんな火事の一晩に起こる様々な出来事の中で、過去と現在が露になっていく過程を興味深く描く。どの役者も巧いが、小林勝也の瓢々とした演技が印象に残る。いしだあゆみの「あなたならどうする」を劇中歌的に使っているのが面白い。

卒業~泣いているのか、笑っているのか、わからない顔~。
劇団演者
ザムザ阿佐谷(東京都)
2017/12/21 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/21 (木) 19:10
価格3,000円
19:10の回(晴)
18:40受付、開場。
目の前には古びた教室、机とザムザの壁とがひとつの色に溶け込んでいて懐かしさを感じる舞台。
客席、最前列中央、目の前に緑の枠、それは黒板の枠、教室の先生がたつ位置という設定。
こちらは初めて。出演されている豊田梓さんからお知らせをいただきました。豊田さんを初めて(出演者として)観たのはG.com「肉弾(2016/3」、その後「楽屋(2016/6)」、本作で3公演目。
場内の誘導がユニークで和む。上演時間120分、客入れに限らずRock(かなり昔のものなのに)が聴こえる。
19:20開演~21:35終演。
下手に自身について語る者、上手に聴く記者を配し、その間には生徒の机と椅子。他には何もない、いや必要はない。
全編、石川五衛門と記者との会話という構成(もちろん、各エピソードは役者さんたちによって(熱く)演じられる)。
2年間のできごとが2つのクラスメートたちとの交流を通じて語られるのですが、そのどれもが人の哀しさと温かさの両面を現している。それはいろいろな形で客席のお客さんにもあったことではないかと思います。
二人の会話部分にはほとんど動きはなく、教室で「あったこと」を聴く姿、語る姿には過ぎたこと、今起こっていることに対する純粋に求める気持ちと、頑なな心の壁が少しずつ消えてゆく様子が重なります。
それがこの作品タイトルそのもの。

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
前半は謎が散りばめられていて、そんなにグダグダとも思わないし、ある程度は予想がつくにしても、「何があるんだろう」と明確にしないまま引っ張っていくのも特段変なことではないですね。むしろミステリーとして考えるなら、問題は終盤の展開のきっかけになるアレでしょう(サイトのあらすじには記載されてましたが、劇中では提示されてなかったような)。声楽でもやっている人がいるのかなという歌声が、あの空間の中でなかなか新鮮でした。本編90分、アフターライブが15分ってとこでしょうか。

おもちゃ泥棒とガレキ姫
丸山泰右 ソロプロジェクト
キーノートシアター(東京都)
2017/12/21 (木) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/21 (木) 19:00
笑いあり、驚きあり、感動ありの、温かくて優しいお話でした。
お話も歌も音楽もとても素敵で、距離も比較的近いので惹き込まれるように見てしまいました。
話と話を繋ぐ間の小話?ミニコーナー?もまた面白く、特にミニコーナーの面白さは見ないと伝わらないものです。
クリスマスを迎える前、クリスマスを迎える時に見て欲しい作品です。

『アメリカン・ラプソディ』『ジョルジュ』
座・高円寺
座・高円寺1(東京都)
2017/12/21 (木) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★★
「アメリカン・ラプソディ」を聴いてきました。
ガーシュインといえば「サマータイム」は誰でも知っていますし、曲を聴けばああこれも知ってるそれも知ってるとなるでしょう。とはいえ、彼の全盛期の様子をわざわざ調べるほどのファンは少ないでしょう。こういう企画はそういう人(私を含む)にとってありがたいものですし、年末のひと時を優雅に過ごすことができます。
セットリストを見ると私の大好きな「Willow weep for me」が載っていました。これはガーシュインじゃないのにと思っていると、往復書簡の一方であるケイ・スウィフトが作曲者のアン・ロネルがガーシュインの恋人であったことがあり、この曲にはガーシュインの影響が出ていると言って悔しがる下りがありました。へええと思って Wikipedia でアン・ロネルの項を見るともっと生臭い記述がありましたが引用は止めておきましょう。
公演は2回しかないので22日はもう最終日。チケットは販売終了になっていますが1回目は空席もあったので興味のある方は座・高円寺に直接問い合わせてみましょう。本当に売り切れだったらごめんなさい。
セットリスト
ガーシュイン作品でないものは()内に作者を表示します。
また * は関谷春子さんの歌付きです。
1. 'S Wonderful *
2. Alexander's Ragtime Band(Irving Berlin)
3. Habanera(Maurice Ravel)
4. But Not for Me *
5. St. Louis Blues(William Christopher Handy)
6. Rhapsody in Blue
7. Swanee *
8. Concerto in F, 3rd movement
9. Three Preludes
-休憩-
10. Somebody Loves Me
11. An American in Paris
12. Cuban Overture
13. Willow Weep for Me(Ann Ronell) *
14. I Got Rhythm
15. Praludium/Suite For Klavier, OP.25(Arnold Shoenberg)
16. Summertime *
17. Nice Work If You Can Get It
18. Our Love Is Here to Stay

SANTA!
TEAM空想笑年
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/12/16 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

「彼女が最期に憂えたこと〜detective of the Victorian era〜」
Project S.H
ワーサルシアター(東京都)
2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★
う~ん前作より
いまひとつな感じを受けました・・
余裕というか間というか
そんな感じのものが無かったかなぁと感想
90分に詰めるのは大変なんだとは理解してるけどね

SANTA!
TEAM空想笑年
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/12/16 (土) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/20 (水) 14:00
明るく楽しい雰囲気で、一足早くクリスマス気分を味わえました。全体的に、やや賑やか過ぎる気もしましたが、よく言えば元気一杯という感じでした。ラストは心が温まり、自分の年齢にして、やっぱりサンタはいるかもしれないと感じました。面白かったです。

大人の条件
The Vanity's
ギャラリーLE DECO(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/12/21 (木)
座席1階1列端番
前半はグダグダというよりは、むしろ、謎を収斂していっていないので、何を解決していくのか、何がキーになっているのかが不明確なのが残念。ミステリーになっていない。だから、ラストに、ああッ!というようなパンチがないのだと思う。
クローズドアイシリーズのタッチが父親の他の絵と異なること、また同シリーズの人物が三女にいていること、ある余命幾ばくもない妙齢の夫人が三姉妹の動向を調べていることなど、材料はできているのにもったいない。他にも伏線があるのだけれど、そこは書くともろネタバレになるので、、、また、姉妹を調査をしている女性が狂言回しなのだけれど、キーマンとして活きていない(彼女に何か気付きがなければ)。三女が盲目でも絵が描ける特殊能力の説明も何のためにあるだろう。
「大人の条件」というタイトルも、的を得ているのかどうか。「Closed Eyes」とかの方がよかったのでは。
とはいえ、The Vanity'sの皆さんの好感度は高く、ミュージカルをも手掛けている団員の皆さんのアフターコンサートは、とても楽しめました。せっかくの演奏付きなのですから、次回はもっと音源が活きるような音楽劇(音楽ミステリー?、、、ではワンパターンか)を期待します。
白い衣装は皆さん似合っていたし、歌も大変楽しませていただきました。
いろいろ批評めいたこと書かせていただきましたが、好きな劇団さんです。
お詫びと言えば何ですが、各皆さんのブロマイド3セット買わせていただきましたので、ご容赦ください。(まあ、自慢のブロマイドを見てみたいな、という欲求が強かったのですが)

ビーフシチューはビールで煮込んで
ふれいやプロジェクト
劇場MOMO(東京都)
2017/12/20 (水) ~ 2017/12/24 (日)公演終了

劇団M.M.Cオリジナルミュージカル『星の王子さま』
劇団M.M.C(マルチミックスカンパニー)
新宿村LIVE(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了
満足度★★★★
私個人の月別ランク11月の第1位!
優れた原作を、素直に演出し、技量・力量のある演者が演じるとこうなるという好例。
終演後、近くに座っていた親子連れの楽しげな、幸せそうな顔が印象的。
点数は4点だけれど、これは4.3~4の切り下げの4点です。

BACHIDAKO
GROUP THEATRE
浅草九劇(東京都)
2017/10/25 (水) ~ 2017/10/29 (日)公演終了
満足度★★★★
私的な月別ランクの10月の1位。
こういう痛みが伝わってくる芝居は大好き。
印象に残った役者さんは長男の奥さん。
美人だし、芝居うまいなあと思ったら、金子さやかさんだったのね。私の金子さやか像がすっかり書き換えられました。
こんな奥さんがいたら、幸せだろうなあって思っちゃいました。
あえて難点を挙げるとすれば、長男が老けすぎなことくらい?最初父親かと思った。

SMOKIN' LOVERS〜紫煙〜【30名様限定公演】
惑星☆クリプトン
Cafe Bar LIVRE(東京都)
2017/12/08 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了
満足度★★★★
今回は笑いのあるストーリーもあり、バリエーションに富んでいて楽しめました。
バーという場所がら、演者の表情は期待しないほうがいいのですかね⁉︎
L字型のカウンターなら多少は見えそうですが.....

『OTHELLO-オセロ-』
ルドビコ★
サンモールスタジオ(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了
満足度★★★
最近、オランダ版、新宿梁山泊版と観ての3つ目の「オセロー」でした。みなさん色々工夫していますね。ルドビコ★版をできるだけ感想抜きに他と比較してみます。かなり内容に触れるのでネタバレBOXに入れます。

新選組
Blue Shuttle
あうるすぽっと(東京都)
2017/12/15 (金) ~ 2017/12/23 (土)公演終了

『熱狂』『あの記憶の記録』
劇団チョコレートケーキ
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了
満足度★★★★★
「熱狂」観劇。
チョコレートケーキは2回目。古河作品は3回目だが、すでにこの作家の虜になりつつある。
いくつもの視点で描き分ける方法として、演劇がこれほど使い勝手のよいツールだとは、この作家の作品を観るまで考えなかった。
詳細は多くの方が語っているのでもういいだろう。
とにかく満足度は極めて高かった。

THINGS I KNOW TO BE TRUE ーこれだけはわかってる-
幻都
black A(東京都)
2017/12/19 (火) ~ 2017/12/23 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/12/20 (水) 19:00
座席1階1列
大森博史、山本道子の安定感のある演技を中心に、4人の子供たちがそれぞれの人生をセリフの中で個性豊かに演じられている。丁寧な演出の朗読劇でした。
家族をよく幻想だと喩する表現を耳にするけれど、それは理想としての家族がそれぞれあって、それが家族内で相互に違っていて、現実との乖離に疲弊したり失望したりするからなのだろう。しかし、そうならない家族像というものが存在するのだろうか。そもそも、初めから家族などに期待したり、依存したりしたりしなければ、家族像などというものは描くことすらないのだから。
皆ちりじりになる家族、それぞれの思いを込めて。子供たちは未来を観、親は過去を観、愛するがゆえに通じない心のもどかしさ。
ある子は、家庭の中に人生の総てがあったと言い、ある子はこの家の中には何もなかったと言う。この違いは何?母親は言う、皆公平に同じだけの愛情を注いで育ててきたのだと。
朗読劇はつくずく、見せるものなのだな、と思う。
役者の位置、移動、視線、手や足などのちょっとした所作が、かなり大きなニュアンスや波風を生じさせる。その意味でも、この舞台は声だけでなく、十分に舞台劇としても成立している。
必見。