
海岸線にみる光
SKY SOART ψ WINGS
SPACE EDGE(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
映画監督新人賞を受賞した後は、心を切り取ると評された才能も発揮せぬまま四十路を迎えようとする最上と助手の珠水は、土佐の室戸へやってきた。(追記後送)

テネシーウィリアムズ短編集 vol.2
有機事務所 / 劇団有機座
阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
T.ウィリアムズの作品4編と彼へのオマージュとして書かれた短編が1篇。場転以外に10~15分の休憩1回を挟んで約3時間半の長丁場である。他の観劇予定が入っている方は注意すべし。

アンネの日
風琴工房
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2017/09/08 (金) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/09/13 (水) 14:00
価格3,500円
多くの女性が涙を流した(そして男性には理解しにくいのではないか?)と伝え聞く冒頭場面でホロリ。当人の心境は想像に頼るのみだが、周囲の人々のあたたかさがクるんだな。そりゃあ自らの体験に重なる女性の場合は……。
以降は生理用品版「4cm」風でもある開発史(にジェンダー問題なども加えている)、勉強になる(?)しユーモアでくるんであるし愉しい。
出演陣でよく拝見している方々は「あーやっばり♪」あり「こういう役どころはなかなか見られないな」ありでそれぞれ魅力的。
あと、大小の円の背後に明かりが見える装置も良かった。

しゃべらない人
劇団東京ドラマハウス
明石スタジオ(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★
しゃべらない人はいると思う。何となく苦手な人とは話をしないかもしれない。しかし、本公演のしゃべらない人には違和感がある。この設定だから2人の激白には迫力があり面白いのだが、そもそもの設定に無理があるような気がするし、何とか整合出来るような設定と展開に出来なかっただろうか。
(上演時間1時間50分) 【Bチーム】

アレルギー/日曜日よりの使者
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/04 (土)公演終了
満足度★★★★★
男女のお話しでは絶対共感できる米内山さんの脚本、ファンタジーでとても面白いお話しの竜崎さんの脚本の二本立て。とても面白かったです。実力のある役者さんたちも揃い、是非たくさんの方に観て欲しいお芝居です。

父母姉僕弟君
キティエンターテインメント
シアターサンモール(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★
思いは伝わってきました。この思いは普遍的。とてもよくわかり,切なくなりました。しかしながら,ちょっとごちゃごちゃしていたかなぁ。あのキャラクターとあのキャラクターは必要だったのかなぁ。もっとシンプルに1時間40分位でまとめてくれれば,思いはもっと伝わってきたんじゃなかったかなぁ。良い劇場で良い椅子だったんで尻は痛くならなかったものの,ちょっと長いと感じてしまった2時間10分でした。

しあわせになりたい
お笑い×演劇ユニット『弱い人たち』
ユーロライブ(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/03 (金)公演終了

汝、公正たれ Let us see YOUR own justice.
まごころ18番勝負
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/10/31 (火) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/11/03 (金) 18:45
殺人罪1を観劇しました。
非常に作りこまれていて、本当に陪審員になった様でした。
当日のリアルタイムの公演を脚本として作成するのは凄い。
被告人の性格などのバックボーンより、事件当日の行動についてもう少し知りたかった。

スーパーストライク
月刊「根本宗子」
ザ・スズナリ(東京都)
2017/10/12 (木) ~ 2017/10/25 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/10/23 (月)
2年前?と同じスズナリで久々2度目の根本宗子、相性良しの小屋には二匹目の何とか。なかなかどうして、ただ台詞に俗語多く(作者の創作要素あり?)、内輪話に終始するかの部分が前半に散見、しかし荒唐無稽なキャラとストーリーが全く無縁な話にも思われず、面白く観た。女・対・男の対立が最後には女の優位にあって丸く収まる構図は前回に同じ。
根本(演じる役)の逆ナン告白のラストで、根本が惚れた弱味も見せず、喜劇仕立てとは言え、おざなりにガッとやってガバッと引かれる幕に女史の人間が表れているようで。

父母姉僕弟君
キティエンターテインメント
シアターサンモール(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

アレルギー/日曜日よりの使者
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/04 (土)公演終了
満足度★★★★
ちょっとヘンなラブコメとちょっとノスタルジックなファンタジー(?)の2本立て80分。いずれもイイ感じに楽しめました。今回試験的に同時手話通訳を導入されてましたが、この通訳の方が劇中の座敷童子のようで妙に存在感がありました。

サスライ7 パート1起ーサイカイー“ちょっとだけ改訂版”
東京アンテナコンテナ
南大塚ホール(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

くるんのぱー
ふくふくや
駅前劇場(東京都)
2017/11/01 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
今回は伸さんもいらっしゃるし、本当に楽しかったです!
三本木麗子シリーズの作品を観るのは今回が初めてでしたが、「?」となることもなく、とても楽しかったです。
ゴツプロメンバー全員参加というのも嬉しい。
笑って泣けて、素敵な舞台でした。

アレルギー/日曜日よりの使者
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/04 (土)公演終了
満足度★★★★★
2本で1時間20分とやや短めの舞台でしたが、テンポがとても良く、見ごたえのある舞台に仕上がっていたと思います。
4名の役者さんたちの熱演もとても素晴らしかったと思います。

みち・ひき
アムリタ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2017/09/30 (土) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2017/09/30 (土) 17:00
価格2,500円
川の流れと人の生涯、それに地方の(?)街並みを絡ませたパフォーマンス。物語性は薄いが言葉(「台詞」よりも「言葉」であろう)と演技に明かりや空間の使い方でそれなりの上演時間を魅せてしまうアムリタ・スタイルは今回も好調。好き嫌いは分かれると思うが個人的には好み。
通常スタイルのどらま館しかご存知ない方は「こんな使い方もできるの!?」なオドロキもあったかと。
そうして、奥側(=通常は舞台として使う側)の席を選んで正解だったな、とも。

アレルギー/日曜日よりの使者
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2017/11/02 (木) ~ 2017/11/04 (土)公演終了
満足度★★★★
2本立て。1本目は『アレルギー』。若い男女の恋物語なのだが。。。2本目の『日曜日よりの使者』はちょっと難しい。まあ、観て下さい。これぞ演劇でしょうか。演出を観に行ったつもりが、「俳優」の演技力を感じました。わずか4人しかキャストがいないのだが、舞台に立つ役割で顔が変わる、「人」が変わる。彼らの実力を感じました。

心踏音 -Shintouon-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了
満足度★★★★★
お話は途中でもう観たくない!って感じる程に苦しい内容でした。殺陣のループがますますツラく苦しめてくる。でも、作り方、殺陣での表現の仕方は面白くて。とっても辛いのにこんなにも楽しめました!この魅せ方、私好きです。

オセロー
東京芸術劇場
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2017/11/03 (金) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
米英の本場ヒット作品を日本語字幕でそのまま見ることなんかできないのだから、ありがたい企画である。シェイクスピアの「オセロ―」オランダの演出家の引っ越し公演である。海外演出家だけが来た前の日本キャストの「リチャード三世」も面白かったので期待して見に行った。しかし今回は英語でもなくオランダ語?で、字幕を読むのに忙しくそれ程舞台に没入できなかった。
「オセロ―」は舞台も人も現代あるいは無時代で上演することはよくあって、既に二三度、国内でもシェイクスピア時代劇を離れて上演されたのを見たことがある。話が男の嫉妬と、軍の出世競争の話なので時代色はそれほど必要ないのかもしれない。今回もほとんどノーセットで、無時代の人間模様を見ることになる。オセロ―はイタリア南部のベニス軍の地方駐屯地の司令官と言う立場がつよく出ていて、都へ上がりたいという周囲の従者たちと、都でめとったデスデモーナとの関係に苦労する田舎の律義者である。この芝居、「天井桟敷の人々」でピエール・ブラッスールが演じた如く、英雄的な黒人であることや、嫉妬にもだえ苦しむくだりをそれらしく天を仰いで「熱演」することが通例だが、こちらは、従者との関係も妻との関係もクール説明していく。ここが今回の舞台の新しい工夫だ。ハンカチに疑惑が集まるところまでの一幕は、ほとんど台詞が途切れることなく進む。オセローはかなり辺地の支店長だと言う事がよくわかる。それを失脚させようとするイヤーゴのたくらみが具体化していく二幕、裸舞台に硝子箱の部屋(最近流行のセットだ)が運び込まれて、デスデモーナ殺しの場へ。ここまでどちらかと言うと淡々と進んできた芝居は一転、すべての人間間のドラマを集約して盛り上がる。なるほど、トニー賞、ローレンスオリビエ賞を受賞した演出家の、溜めてきて一気に出す腕の冴えと感心した。絞って使ってきた音響効果もうまい。
俳優は主演のケスティングはまるでゲルマン系白人だが、この芝居のオセロ―をうまく把握して、どこか煮え切れない人物として今の時代に通じるように表現している。全裸で大活躍のデスデモーナ役のデヴィスは可もなし不可もなしと言ったところか。何かと言うと裸になるのは、この芝居はコスチュームプレイではないよ、という主張か(冗談だ)。役者になじみがないと役をつかみにくいのは、海外演劇を見る難しいところだ。言葉が解らないから、耳で聞く台詞の圧力が伝わってきていないな、と感じることが多いのも演劇の母国外公演難しいところだ。
一幕80分、二幕65分、休憩20分、オセロ―としては長い方かもしれないが、演出家の意図のはっきりした舞台だった。リチャード三世に続く、結構刺激的で面白い公演だった。

TOKYO TRIBE トーキョートライブ
テレビ朝日
松下IMPホール(大阪府)
2017/10/21 (土) ~ 2017/10/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
わくわくさせるエンターテインメントはさすが梅棒さん!今人さん!!
ラップは難しいと勝手に思っていましたが、しっかりと聞き取れて、身体がノッて楽しめて。ダンスも凄い!!

doubt -ダウト-
いいむろなおきマイムカンパニー
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/10/31 (火) ~ 2017/11/05 (日)公演終了
満足度★★★★
メビウスに出演されていた三浦求さんキッカケで観劇。劇団壱劇屋の大熊さんのプロフィールで、いいむろなおきさんの名前を拝見した程度の事前知識でしたが、メチャクチャ楽しめました。あ、これは観たことある!とか、これは初めて観た!と静かな空間の中で一人盛り上がっておりました。