最新の観てきた!クチコミ一覧

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怒りをこめてふり返れ

怒りをこめてふり返れ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2017/07/12 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

満足度★★★★

名作

penalty killing

penalty killing

風琴工房

シアタートラム(東京都)

2017/07/14 (金) ~ 2017/07/23 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い舞台でした

「遠くの花火」(新作) 「もう一回の、乾杯。」(再演)

「遠くの花火」(新作) 「もう一回の、乾杯。」(再演)

空晴

駅前劇場(東京都)

2017/10/11 (水) ~ 2017/10/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/10/11 (水) 19:30

座席G列12番

【遠くの花火】
可笑しくて切なくて優しくて、な空晴テイスト満載な上に終盤のある部分に空晴の「この十年」の「ある想い」が思い切り込められていてホロリ。まだ、もう、やっと、なそれぞれの十年……。

芝居を通して団体(なり作家なり)の決意……いやそこまで強いものでなくとも考えや想いを伝えられるとぐっとくるものがある。
しかし切なさと可笑しさのミルフィーユ状態な波状攻撃は「どうせいちゅーんじゃ!」であるとともにその落差でより切ないかも。
奇しくもこの日は隣り合った劇場で「喪失感とのつきあい方」がテーマの芝居が上演されていたんだなぁ。

病院狂騒曲

病院狂騒曲

秘密結社Crymax

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★

  うーむ。人間というこの厄介な生き物の掘り下げがイマイチか? 

ネタバレBOX

然しながら序盤、結構、治験の見返りに報酬を受けていたりなど、実際にあることも、散見。
その中で笑わせてはくれる。肩の凝らない喜劇に仕上がった。
サスライ7 パート1起ーサイカイー“ちょっとだけ改訂版”

サスライ7 パート1起ーサイカイー“ちょっとだけ改訂版”

東京アンテナコンテナ

南大塚ホール(東京都)

2017/11/01 (水) ~ 2017/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

何も考えずに楽しめる内容。続き物のストーリーではあるが,この1作だけを切り取っても,十分ストーリにはついていけるし,不明なところもない。キャラが良いですね。面白かったですよ。続きもまた観たいなぁ。

くるんのぱー

くるんのぱー

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2017/11/01 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

「ふくふくや」は初めてで、題名が「くるんのぱー」ということもあって、何か変わったことを仕掛けてくる劇団かと思っていました。しかし、全くそんなことはなく、芸達者の皆さんと達人脚本家の方が正統派の人情話を自在に料理し、単純な予定調和に陥らない極上のお芝居に仕上げてくれていました。

まあしかし何度も転がしてくれます。周りのファンの皆さんは転がす前のサインをしっかりと捕まえていたとのこと。私はそんなことにはまったく気づかず、なすがままに飛ばされていました。

アフタートークでリピーターの方から「歌手の三条きよし」に歌のリクエストがありました。なるほど25年も歌っているヒット曲だというのに鼻歌のひとつもなかったなあと共感していると、きよし役の岩田和浩さんはあきらかに動揺されたご様子。どうなるかなあと見守っていると「後からYouTubeで」という助け舟が出て岩田さんほっと一息。このファンの方にも星5つ!役者さん達とこういう濃いファンの方々が作る幸せな空間がここにあるのだなあと羨ましく感じました。

キャガプシー

キャガプシー

おぼんろ

おぼんろ特設劇場(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

9日のマチネが見られなかったので初めての昼公演、暗転なし照明の効果無しの回を初めて体験しました。私は暗転の中でちょっと気を抜いたりしているのでしょうか?
終演後なんだかいつもより疲れた感じがしました。見る場所を変えると、今まで気づけなかったことが分かったりして良いものです。

キャガプシー

キャガプシー

おぼんろ

おぼんろ特設劇場(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

9日のマチネは強風のため本公演は中止となりました。ぎりぎりまで検討されたようですが、観客の安全確保のためやむをえないと言う判断でした。代わりに末原さんのひとり芝居「ズダボロ一代記」が上演されました。こんな体験もテント公演ならでこそかもしれません。

墓掘り人と無駄骨

墓掘り人と無駄骨

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

■約105分■
喜劇的な装いの向こうに少しずつ透けて見えてくる、一見おかしな人たちの濃く深い闇……。戦慄した。

ネタバレBOX

それでいて、ひとすじの希望の光も…。感動した!
冬雷

冬雷

下鴨車窓

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/12 (日)公演終了

満足度★★★★

■約100分■
人間の深淵を見せられた思い。後半の切迫感に惹きつけられた。

『俺たちの地球空洞説×遊劇!浪漫派FAMILIR』

『俺たちの地球空洞説×遊劇!浪漫派FAMILIR』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/07/25 (火) ~ 2017/07/25 (火)公演終了

満足度★★

俺たちの地球空洞説
陪審員制度のような感じで、会議室のようなところに集められた様々な職種の男女が、何かの会議をしていた…という記憶。
各登場人物の個性分けがなされていて、ジブリネタが豊富だったような気がします。

忉利天(とうりてん)

忉利天(とうりてん)

フェスティバル/トーキョー実行委員会

あうるすぽっと(東京都)

2017/11/10 (金) ~ 2017/11/11 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/10 (金) 19:00

自分にしては珍しく発売日に買ってでも遅刻寸前で行ったら奇跡的に開演時間が遅れてて早めに入場できた(;´∀`)

ヤバい。面白い。

まるでひとむかし前のローズの多国籍版みたい。

…そっか、これがメジャー?になれるのか。

ますますヤバいな。まるでヨーロッパのパフォーマンス集団みたいだと思ってたらヨーロッパのヒト混じってた。よく見たら日本人もいる。

でも、少し残念。本来ならオールスタンディングが良い。

みんなで飛び跳ねてこぶしを振り上げるのが良い。

ホントクラブじゃないのが残念。

これって、みんなオシャレなカッコして見に来てるけど本来はタンクトップに穴の空いたジーパンくらいがいーんじゃないのか?

…いや、褒めてる😋

でも、これがメジャーになるなんて。イケメンかアイドルが出てないと商売にならない終わった日本に比べてなんて健全な舞台芸術。

才能のある人がみんな中国に渡る日も近いのかもな。

寂しい話だな…

昭和な感じの舞台も好きだよ。オッサンだからね😅

でも、若い奴らが頭のオカシな舞台やらないと盛り上がらないよな。

『Gotta×チューズデーず』

『Gotta×チューズデーず』

火曜日のゲキジョウ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/07/18 (火) ~ 2017/07/18 (火)公演終了

満足度★★★

Gotta
若手の男子だけのお芝居。
若さが走ったお芝居とは裏腹に、客席に向かって見得を切っていたり、群唱を節々に入れていたり、お芝居は懐かしさを感じられる演出が用いられたり。
若さと懐かしさが融合したお芝居でした。

チューズデーず
今月もやってきた、月刊栗田さん。
8月はゲストなし、栗田さんの栗田さんによる一人二役の一人芝居。
二人の人物を一人で演じるということが、上手くお芝居の中に活かされてました。
たまたま知った自分にそっくりのネットアイドル、彼女に会いに東京へ行く。
しかし、それは偶然ではなく、必然だった…。
自分にそっくりな彼女の正体、真相が明かされ迎える結末に、ゾクッとくる。
毎月自分で企画し、書き、演出し、時に出演もする…毎月のその積み重ねの成果が実ったお芝居でした。
とても面白かった!

手を握る事すらできない

手を握る事すらできない

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2017/11/08 (水) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/11/10 (金) 19:00

‪今回は舞台全体が見える席で観てきた。感じたのはムダな台詞や動きが一つもない事。脚本・演出がとても良く練られているからだろう。照明や音響も舞台を盛り上げていた。キャストの熱演は言うまでもなく。Aチームだけ予定してたけど、Bチームもぜひ観てみたくなった。
それにしても何回泣いてしまうんだろう

パ・ド・ドゥ PAS DE DEUX

パ・ド・ドゥ PAS DE DEUX

エクステ

神戸アートビレッジセンター(兵庫県)

2017/09/30 (土) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

後半に向け、ドンドン加速してゆきます。
息をつかさないノンストップドタバタ。

変わり者・高安さん、もの凄~く芸達者でした。
色んな表情を見せてくれて、笑わせてくれます。

ダメ男・織田さんも良かったです。
大学の公演も観てみたかった。

ラスト、女心の一途さに心撃ち抜かれました。
ジーンときました!

ダブルキャストのDキャストを拝見しましたが、Pキャストもとっても気になる。
拝見したかった。

バグリン・ファイブ

バグリン・ファイブ

KING&HEAVY

HEP HALL(大阪府)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★

宇宙刑事とギャング。
ゴールドスリープ搬送中の宇宙船で起こる超ハードボイルドSFミステリー…の筈が

最後まで着地点が見えない、ハラハラドキドキのヒューマンドラマに。

お笑いもふんだんで、楽しかった。

ネタバレBOX

個人的には、もっと

アップテンポで、
ハイテンポで、
たたみ掛けるような(前回のラジオドックみたいな)、
公演が好きかも…。

キンヘビさんの今後が楽しみ&気になる!
座敷おやじ

座敷おやじ

劇団SE・TSU・NA

ABCホール (大阪府)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

テノヒラ湯浅さんが凄い。
この役、湯浅さんしか考えられない、と思います。

とってもコミカルで楽しい公演。
なのに泣けます。

「一度、友達になったら、何年たっても友達だ」
親子・兄妹・友達との絆の物語。
とても良い公演でした。

追伸、テノヒラ繋がり?でしょうか、清盛様も来てた。

晴れ間・触れただけ

晴れ間・触れただけ

りゃんめんにゅーろん

Cafe Slow Osaka(大阪府)

2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

「りゃんめんにゅーろん」さん、初めて拝見させていただきました。

とても真面目で、とても不器用で、愛すべき人達の一コマ。

副業、幽霊、兄貴の彼女、卵を買いに、妹への援助、同窓会…。
そんな何気ない日常?の一コマの筈が…、 味わいのあるお芝居に。
そう、何気ない内容なのに、味わいがある。

良かったです。
次回公演も楽しみです。

METRO

METRO

劇団有馬九丁目

日本写真映像専門学校・実習棟1階ホール(大阪府)

2017/09/23 (土) ~ 2017/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもながらの有馬九丁目さんの言葉選び方、コアな世界観、大好きです。
VS
ステージタイガーさんの熱いハートと走り。

相乗作用で、よりいっそう熱い友情ストーリーに仕上がってます。

初めて日本写真映像専門学校SHASENさんに伺いましたが、とても見易いホールでした。
観られて良かった。

風紋 ~青のはて2017~

風紋 ~青のはて2017~

てがみ座

赤坂RED/THEATER(東京都)

2017/11/09 (木) ~ 2017/11/19 (日)公演終了

満足度★★★★

宮澤賢治もの、である。没後そろそろ百年にもなるというのに、この作家は衰えぬ人気がある。生前に恵まれなかったと言う事もあろうが、同じ啄木と違って純なところが万人向けなのだ。それだけに扱うのもむつかしく、下手にいじると世論の反撃を食うので、いつも、賢治は不遇の神格化、作品は永遠のファンタジーと言う作りが多かった。
数えきれないくらいの賢治ものが書かれている中で、今生きている劇作は井上ひさしの作品が最も親しいものだが、それも、作者も作品も大団円にうまくまとめたという感じだ。
その中であえて、平成の新進作家の挑戦はいかに?と見物に出かけたが、これが今までの賢治ものにないなかなかの出来なのである。
赤坂の小劇場一杯に組まれたのは遠野市と釜石の間の仙人峠の鉄道未通区間に置かれた駅舎兼旅籠。あらしで不通になったところで、賢治などの旅客が過ごす3日間の物語である。賢治は死の直前の36歳。ロシア革命の年で世界情勢はこの峠まで及んでいる。宿の客は5人、パタン化した役振りなのだがその臭さがない。宿の亭主と亡くなった息子の嫁が切り回す峠の宿もよくある劇的設定なのだが、いつもは型どおりになったりする亭主役の佐藤誓と嫁の石村みかが、役柄をよく抑えて快演(どこかで演技賞でもとりそうなできである)、それにつられて他の俳優陣もよく大正時代の空気を無理なく出している。売られる農村の娘役の神保有輝実も湿っぽくないところがいい。この芝居の成功は殆どそういう時代の中でやむなく生きている都市化し始めた農村社会の人々を,性急に台詞で声高に「社会化」していないところにある。そのために、こういう人たちの中で、賢治のありようが、神格化もファンタジー化もされないで素直にひとつの時代の作家として描かれることになっている。
戦前から続く日本の新劇の伝統の上に立った作品ながら、今の時代にも通じるように書かれている快作で、もうこういう作品を書く人は出てこないだろうと思っていたので大いに感心した。新劇の伝統と言うと古めかしい正邪宣伝の社会劇を連想するが、新劇でも今でも面白く出来る作品はあるし、基盤としたリアリズムはやはり現代劇の基礎となるものだ。
演出は奇をてらわずオーソドックスだが、うまくまとめている。

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