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ゲゲゲのげ ~逢魔が時に揺れるブランコ~

ゲゲゲのげ ~逢魔が時に揺れるブランコ~

同志社小劇場

同志社大学新町別館小ホール(京都府)

2017/10/20 (金) ~ 2017/10/22 (日)公演終了

満足度★★★★

砂かけ婆、子泣き爺、目玉親父、鬼太郎、鼠男、総出演(猫娘除く)で愉しい。

チャンチャンコが宙を舞ったのにはビックリしました。
一反木綿がユラユラ、目玉親父が引き裂かれ、
演出、小道具の見せ場多数。

前半お気楽な感じかと思っていたら…
後半はかなり観念的で、難解な展開へ。

でも創意工夫で作り上げた、三回生の熱い想い見届けました。
良い公演でした。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇ユニット百酔sya

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった。演技もストーリーも良くて、とにかく楽しめた!息子を誘っての観劇。ふだんポーカーフェイスの彼も興奮気味に「良かった。また観たい」と喜んでくれた。素敵なひと時に感謝です。

明日の工場

明日の工場

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった!!泣けました!!斬新な試みにもビックリ!!観るべき!!

『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

ゴールデンバットを観劇。
軸となる2人の女性とその周りの人々を菊池佳南さんが一人で演じたのだが、まるで他の人がその場にいて
見えているような不思議な感覚があった。
ラストの「Yesterday Once More」を聞いていたら何故か涙が・・・・あーーー、見てよかったと思う劇でした。

明日の工場

明日の工場

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土)

ハートフルで切ないヒューマンドラマは身近な町工場が舞台なんでとってもリアル☆娘が親に放つ聞くに耐えないセリフも飛び交うけれど、ラストで全てが報われたと感じる事が出来る暖かいお芝居でした★【お代は観てのお帰りシステム】を実施する劇団の心意気が素晴らしいと思います♪

ホテル・ミラクル5

ホテル・ミラクル5

feblaboプロデュース

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金) 20:00

 シアター・ミラクルをラブホテルに仕立て、4人の作家に短編を書いてもらって上演するシリーズの5回目。で、今回は、坂本鈴(劇団だるめしあん),河西裕介(Straw&Berry),藤原佳奈(mizhen),屋代秀樹(日本のラジオ)の4人。奇想天外な設定をやらせたら随一の坂本、自身の欲望に実に忠実(?)な河西、シュールなエンディングの藤原、実に微妙な会話劇の屋代と、4作の色合いが違って、存分に楽しめる。藤原のセリフのキレが楽しい。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇ユニット百酔sya

ウッディシアター中目黒(東京都)

2017/11/30 (木) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっとドタバタ感がありましたが、脚本の面白さもあって楽しかったです!

『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★

『ゴールデンバット』
70分熱演でしたが、歳のせいなのか、中で使われる曲の年代的な関係性とかをつい気にしてしまい、深く入り込めなかったところも。ラストはほろっとさせられました。

ネタバレBOX

ラストのあの曲、オリジナルカラオケ(もう廃盤ですが)を併用するか、ミックスしたらどうなんだろとか考えてしまいました。あと、上演前のあの4曲の繰り返しというのも謎。
『ゴールデンバット』『セブンスター』

『ゴールデンバット』『セブンスター』

うさぎストライプ

アトリエ春風舎(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/09 (土)公演終了

満足度★★★★

「ゴールデンバット」
「空想科学」を観て以来久し振りのうさぎストライプ観劇。一人八役に「歌謡ショー」!
菊池さん頑張った!

ネタバレBOX

「成れの果て」を観て以来、久し振りに菊池佳南さんの演技を観劇。バナナ学園おはぎライブ後のキラキラの笑顔で握手してもらった事、今でも印象深いです。あれから8年! 何か感慨深いです!
未来へつむぐ

未来へつむぐ

つむぎジャパン

大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール(大阪府)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土)

「特攻は美化していけない。風化させてもいけない」という関係者の言葉は重いものでした。この作品観て泣かない人いるのかなあ?

未来へつむぐ

未来へつむぐ

つむぎジャパン

大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)ホール(大阪府)

2017/12/02 (土) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

決してあの時の話だなんて思えない作り込みである。大人数で出演の、誰もがセリフをきちんと自分のものにしている。リアルな劇である。まさに、命の尊さと権力の異常さを前面に突きつける。
そう、この題材だけは未来へ、若い人を通して、語り継がなければならない。それは人間として当然の行為だと思います。力作です。

バンク・バン・レッスン

バンク・バン・レッスン

劇団かに座

スペース・オルタ(神奈川県)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/02 (土) 14:00

やりたい放題の訓練、後で本店から叱られますね。老若男女のファンに何十年も愛され続けている横浜の老舗劇団の底力を見せつけられました。いい人ばっかりのほんわかした雰囲気、いいなあ。

誰か席に着いて

誰か席に着いて

東宝

シアタークリエ(東京都)

2017/11/28 (火) ~ 2017/12/11 (月)公演終了

満足度★★★★

田辺誠一さんと木村佳乃さん、片桐仁さんと倉科カナさん演じる二組の夫婦を主役に、工務店の福田転球さん、お手伝いさん(?)の富山えり子さんが脇から茶々を入れるコメディです。

すでに何か所かで公演をしているのでセリフも演技も堅調でした。初めは、皆さんどこかよそよそしいのは何故かと考えてしまいましたが、それは4人の関係が危ういことを示しているのだと気が付きました。

「誰か席に着いて」という題名の通りに、皆さん自分の用事で席を外すので、舞台がなんとも寂しくなります。出入りのときは会話は少なくなるので、どうも気分が盛り上がりません。富山さんがそこを補うためにテンションを上げていたように見えました。そうこうしているうちに、ようやく笑いが出るようになったところであっさり90分の幕となりました。

倉科さんと木村さんを近くで見ることができたので幸せですが、時間が短いこともあって、コメディとしての満足度はあまり高くはありません。しかし、こういう人気俳優さんを集めた演劇は普通に滞りなく行われればファンにとってはそれで4つ星確定ということでしょう。欲張ってはいけません。

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ

~ 上海ラプソディ ~ ミステリアス・ミス・マヌエラ

サンハロンシアター

テアトルBONBON(東京都)

2017/11/29 (水) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

戦前の上海で活躍した舞姫の半生を、編集者・近江真亜子の取材する視点から描いた物語。現在と過去を行き来して、人間的な魅力(個人)と時代背景(社会)を交え重層的な展開として観せる。

ネタバレBOX

セットは中央に両開扉、上手・下手側の壁に色々な張り紙、部屋番号・食堂・リネン室等の表示から或る施設であることは直ぐに分かる。下手側に古いオルガンが置かれおり、ラストに響く音色は美しく優しい。セットは大戦前後の時代変遷、日本と上海という地の違い、舞(歌)姫としての全盛期と特別養護老人ホームでの晩年の暮らし等の対比を表現するため移動・変形をさせ、観客が理解しやすいような工夫をしている。
デジャブのような、意識が意識を飲み込むような描き。演出はオルガン演奏という音楽効果、照明はラストに雪を降らせる、星の輝きかツリー(豆電球)の点滅という印象付けを行う。

梗概…1939年12月、上海のジェスフィールド公園近くの歓楽街、愚園路に軒を並べるナイトクラブの一つ、「アリゾナ」で踊っていたマヌエラは1月まで踊る契約をしていた。クリスマスイブの夜、最後のショーを終えて休んでいるとボーイから客が呼んでいると言われる。ミス・マヌエラ(YOSHIEサン)は断ったが、ボーイは「行った方がいい」と言う。彼女は客の名前を聞いて驚く。上海で一流の客を集めるナイトクラブ、「ファーレンス」の社長だった。テーブルに着き会話をした後、ジョー・ファーレンが、「一曲だけ踊ってくれないか」と言う。これはオーディションだった。彼女は疲れていたが「ペルシャン・マーケット」と「タブー」を踊った。ファーレンは、翌月からの契約をその場で申し入れた。こうしてマヌエラは上海のトップダンサーとしての階段を上がり始めるが…。

1人の女性が時のうねりに翻弄されながらも、その時々の情況に応じて必死に生きる。喜び悲しみ、哀愁などを伝えようとするが、それを体現するキャストの力量がアンバランス。マヌエラは全盛期の容姿・美声を披露していたが、演技は硬い。老人ホームの職員は外国人らしき口跡で違和感を覚える。現代日本における介護事業(職員不足)の課題を思わせる。全体的に物語に溶け込んだ表現力が不足し、せっかくのセットが活かされていないのが残念であった。

次回公演を楽しみにしております。
舞台ナルキッソス2017

舞台ナルキッソス2017

舞台ナルキッソス2017

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/11/28 (火) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★

終末医療をロードテアトル、シアターを融合させたような展開であり構造である。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

セットは素舞台。上手・下手側に白布、黒布で包んだBOX椅子が数個あるのみ。色合いから鯨幕をイメージさせる。

茨城県内にある終末医療施設(7階)に入所している人々が死に向かい合いながら楽しく必死に生きようとする姿を描く。入所している19歳のミドリ(光河玲奈サン)が10年前に失踪したナツミちゃんの足取りを辿りたいと…。この施設に勤務している看護師のアヤノ(西條美里サン)は友人にそのことを話し、車で旅に出ることになるが、そのことを聞きつけた他の患者も後を付けて来る(その車を運転するのは医師という都合のよさ)。
ナツミの目的地は淡路島だったようだ。そこに咲く水仙(ナルキッソス)を見るため失踪したようだ。今は夏、水仙が咲く季節ではなく、その時季であれば咲いているであろう景勝地へ。そして海が見える断崖で「なぜナツミちゃんが旅に出たのか解る」と言い残し…。

車での乗・下車シーンはもちろん食事などもパントマイム。演技自体はそれほど上手いとは思えなかったが、”死”という現実を観せられると胸が締め付けられる。人間は感情の動物と言われるが、この時の自分の気持にフィットし過ぎて困った。
旅の目的は”死に場所を探すこと”と知ることが出来、夢や希望が持てない絶望感が切なく描かれる。旅先の風景や集合写真はそのシーン毎にバックの白壁(スクリーン)に映像として映し出す。映像・照明・音響で効果的な演出を試みるが印象が薄いのが残念。また物語の最大の謎、ミドリが10年前のナツミちゃんのことを知っていたのか?それが旅に出かける理由になったのではないか。

全体としては子供たちの無邪気、明るさの内に秘められた”死への恐怖”がもう少し具現化出来ていれば良かったと思う。終盤に向け、集合写真に写る子供たちが序々に減り物悲しさが伝わる。ラスト、白黒のBOXが白黄の布に変わりナルキッソスをイメージさせる。

次回公演を楽しみにしております。
月はゆっくり歩く

月はゆっくり歩く

シアターノーチラス

新宿眼科画廊(東京都)

2017/11/23 (木) ~ 2017/11/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人の嫌らしい部分(暗部)を抉り出すような物語。常識、真実として疑わないこと…そこにある漠然とした疑問、間隙を突くような問いを観客に投げかけ一気に物語に引き込む手法は見事である。
(上演時間1時間25分)

ネタバレBOX

セットは廃屋内、上手・下手側にビールケースが積まれ、ダンボール箱、ゴミ袋などが散乱している。そこに次々と人が集まり、常識では考えられないことを言い合う。登場人物の1人はまーさん(浜谷優斗)のTwitterで"2番目の月が見える人、集まりませんか?”の呼びかけで集まった人々(男女7人)の奇妙にしてエゴイスト的な行動が表面化してくる怖さ。

人々が持っている心の闇が次々と明らかにされるが、それを恣意的に利用する人も現れる。物語は見知らぬ人間関係を奇妙に描く濃密な会話劇。軽妙・淡々としたリズムから耽々とズバッと切り込んできたり、人の出入りに伴って予想を大きく越える方向に展開したりして関心を惹きつける。何が常識で非常識なのか、その鬩ぎ合いも見所。

2番目の月が見えること、その思いを吐露することによって異常人扱いされる。そんな似非不安を抱える人達が真の目的を果たそうとした瞬間、別の意味で異常が倍加する怖さ。物語が突然違う様相をおび、嫌な人間の集まりに変化していく。自分本位で自分のことしか考えない人達が多く出ている物語であるが、抽出された”嫌な感じ”がそれで終わる訳ではなく”考えさせる面白さ”に変換されて行く。

作・演出の今村幸市氏が当日パンフで「今回の芝居ではTwitterがひとつの役割を果たします。物語の前面には出ませんが、じつは重要なアイテムです」と記している。神奈川県座間市の事件を意識しているらしい。SNSはヴァーチャルな体験をリアルな出会いに変える。そしてサイコパスはネットワークを利用することで、悶々と悩みを抱えた人間を効率よく勧誘できるらしい。
実際あった事件を見据えつつ、公演では共同幻想、集団催眠、狂気、魔術あるいは詐欺か。戸惑いや不安という状況を「見えないはずのものが見える人々」に設定しての会話劇の行方は…。
次回公演を楽しみにしております。
帰郷

帰郷

劇団 CAT MINT

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/05 (火)公演終了

満足度★★★★

戦争を思わせる描写は生々しく、演技だと全く感じさせません。独特な舞台装飾も手伝って、時代を想像しつつ世界に入り込むことが出来ました。
辛く苦しいからこそ問われる、人の持つ様々な業や愛の形。こういった一つの舞台で知る事が出来て嬉しかったです。

女性陣の演技がどれも素晴らしかった。一方男性陣は(台詞量もあるのでしょうが)詰まったり間違えたりが多かったのが少し残念な所でした。

ネタバレBOX

場面切替時に人の影がスクリーンに被ってしまい、幾つか文字が見えない部分がありました。魅せたいならば映写を少し遅らせる、切替時間を多めに取る等した方が良いかなと思いました。

表でも触れましたが、独特な舞台装置が好みです。柔らかな暗転を使い、日が経っている様に見せる表現も素敵でした。
一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

演劇女子部

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/11/27 (月) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★

ビートルズ来日騒動記。素材はよいのだが、いまひとつ盛り上がらないなー。前作はよかったのだけど、今回は期待ハズレ。

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

一枚のチケット~ビートルズがやってくる!~

演劇女子部

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2017/11/27 (月) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

鑑賞日2017/11/29 (水) 19:00

扱ってる素材は面白いんだけど、脚本と演出と主役の男装の女優さんの演技が、全てかみ合っていないと思った。
ビートルズ招聘の歴史は学習できた。

明日の工場

明日の工場

三等フランソワーズ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/12/01 (金)

この作品は素晴らしい。みんなに観てほしい。「お代は観てのお帰りシステム」は、三等フランソワーズさんの自信を物語っています。中川さんは笑わせるだけではなく、泣かせることもできるんです。観た後は、お給料を渡しましょう。

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