最新の観てきた!クチコミ一覧

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サヨナフ

サヨナフ

くじら企画

ウイングフィールド(大阪府)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

迫力ある演技とても良かったです。主人公の考え方や思いをとても上手く表現出来ていたと思います。

班女X熊野

班女X熊野

演劇集団アクト青山

演劇集団アクト青山・烏山スタジオ(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

すごくおもしろい演劇でした。三島由紀夫作品が、みごとによみがえりました。

ネタバレBOX

アクト青山で,三島由紀夫近代能楽集『班女X熊野』(はんじょXゆや』を観た。

劇は対立するものがあるが,そのようなものがない能を演劇にすることはできるが成功するか,見ておもしろいか,まだ疑問点はある。

今回は,優れた演出ですごく楽しめた。たぶん,そのままやったら帰りたくなったかもしれない。眠くなったかもしれない。そういうのはなかった。比較的短時間だったが,非常に良くまとめていて二つの戯曲がうまく絡みあっていたと思う。舞台には,演じないときも舞台装置的に出演者全員が存在しているのも良かった。

『豊穣の海』(ほうじょうのうみ)は,三島由紀夫の最後の長編小説。『浜松中納言物語』を典拠とした夢と転生の物語,『春の雪』『奔馬』『暁の寺』『天人五衰』の全4巻から成る。最後に三島が目指した「世界解釈の小説」「究極の小説」である。そこで少し似た展開があったことを思い出す。

待っていた男が来たが,その男が現れたらどうしても会ってくれない。やっとあったところで,その人は本人ではないと言い張る。小説『豊穣の海』においても,あれほど狂おしく熱愛だった二人が女性からの拒絶で再会が実現できない場面があったと思う。このあたりは共通する要素がある。

熊野は,ひどいあばずれだ。二人のおとこを手玉にとっている。北海道にはぴんぴんと元気な母親がいるが(実母でもないのかもしれない),病気であるからと愛人との花見を避けて,帰郷したいとだだをこねる。そのような女を手放したくないパトロンは嘘をあばくが,結局許す。『白蟻の巣』に少しにた結末だ。
ジ・アース

ジ・アース

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★

 十七戦地の10回目公演ということで、今作は、劇団のメンバー全員が脚本原案を出し、それらを座付き作家の柳井氏が構成して上演台本にするという作り方をしているので、今迄十七戦地を観て来た観客には随分異なったテイストと映る。

ネタバレBOX

然しながら、全体の肝は矢張りしっかりしていて、我々人類の作り出した文明や科学技術と生命の持つ生得的な機能や生理との対比が、今作のコアを為すと判断した。話題となるのは、アマゾン探検、ユーチューブにアップする動画撮影の為のグレートジャーニー顛末記、そしてAIアニマルと野生動物との対比による意味論というラインナップなのだが、この3つの話が緩やかに連関しつつ展開する。グレートジャーニーでは、人間の創った政治というシステムと人間の個人的行動の軋轢なども描かれ、自然の持つシンプルだが、力強く清明な普遍性と人間の編み出した窮屈でひねくれた論理が相克する様が提示されて興味をそそる。
男女逆転版・痴人の愛

男女逆転版・痴人の愛

ブス会*

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

チェロの生演奏が迫力ありました。
私の印象では、芝居がちょっとそれに負けていたかも。

地獄

地獄

江古田のガールズ

小劇場 楽園(東京都)

2017/12/12 (火) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

江古田のガールズ「地獄」観に行ってきた!
めっちゃ面白かった!笑いもシリアスなところもずっと見入るくらいに、分かりやすくて飽きさせない展開とても良かった!何より温度差のある清水みさとさんの迫真の演技好きすぎる。めっちゃ可愛い。これはほんまに大阪から観に来て良かった!

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★

過去の公演の高評価に期待しすぎちゃったのか、10分前から始まる寸劇の今イチ感、前説から本編までの間延び感等で、当初の期待がかなり萎んだ状態で観ることに。

お話自体はかなり作り込んでいるし、殺陣などもなかなか見応えあり。変な期待などせずに見始めたなら充分楽しめたと思うが、前半ノレなかったのは主役陣の色気不足か。

三月の5日間 リクリエーション

三月の5日間 リクリエーション

チェルフィッチュ

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2017/12/01 (金) ~ 2017/12/20 (水)公演終了

満足度★★★★

チェルフィッチュは何度も観てるが、この作品は初見。
代表作品がどの程度のものなのか期待してた。
で、、まぁ、、インパクトある作品だけれども
構成やセリフに工夫は面白けれども
そこまでという気がしなかったかなぁ。。

『熱狂』『あの記憶の記録』

『熱狂』『あの記憶の記録』

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

5年前の初演に続いて、再度観た。
さすがに良い作品。
ただ、、初演に比べ
ステージの距離感があるためか、
ちょっとインパクトに欠けるかな、ちょっとだけど。

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

前半芝居に入っていけなかったのですがだんだんと面白さが増してきます。後半面白さが加速し満足感を心に劇場を後にしました。立ち回りも圧巻で見ごたえありでした。素敵なパンフレットもいただき何度も読み返しています。

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★★

今作も灰衣堂愛彩さんの,しっかりした世界が作られていました。素晴らしい芝居でした。それにしても,この劇団,いつも思うことだが,気配りが行き届いているんだなぁ。全て灰衣堂さんの指導の下なんでしょう。感心しています。

ジ・アース

ジ・アース

十七戦地

ギャラリーLE DECO(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/12/15 (金) 14:00

独特の雰囲気で手作り感のある舞台でした。三つの作品が一つに繋がっているとの事でしたが、正直、その繋がりは分かりませんでした。ただ、何だかよく分からないけど、不思議と面白かったです。

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾壱『朱天〜しゅてん〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/12/14 (木) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

前作『黄昏〜たそがれ〜』の延長線上にある本作。
感動的な物語でしたが、『黄昏』に比べると“物語への求心力”が弱いと感じました。
物語に於ける重要なポジションを担う役者さんの降板により、脚本の改定を行ったということですので、“求心力の弱さ”は、その辺りに起因しているのかなと・・・。

熱海殺人事件 『売春捜査官』/『モンテカルロイリュージョン』

熱海殺人事件 『売春捜査官』/『モンテカルロイリュージョン』

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

ここの劇団は何度も観てますがメンバーが変わる度に新しい芝居を観ている錯覚になり目が離せません。同じ芝居でも何故か飽きません。今回も迫力のあるシーン満載でした。ありがとうございました。

鳩に水をやる

鳩に水をやる

文学座

文学座アトリエ(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/21 (木)公演終了

満足度★★★★★

■約130分■
ノゾエ戯曲の解釈に的外れなところがなく、とても楽しめました。文学座ということで、もっとものものしい仕上がりになるものと決め込んでいたけれど、ノゾエ流の軽みやはかなさを的確に拾い上げていて、安心して観られました。

男女逆転版・痴人の愛

男女逆転版・痴人の愛

ブス会*

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★

■約100分■
ナレーションベースの劇は苦手。ナレーションに戻るたびにお芝居の流れが断たれて、ドライブ感が削がれてしまう。
元が小説だからナレーションが軸となるのは仕方がない面もあるが、出演者を増やすなどして人物間のやり取りだけで話を進め、ナレを排除できなかったものだろうか?

ネタバレBOX

男女逆転版ならではの結末は見事でした。
クローズ・ユア・アイズ

クローズ・ユア・アイズ

キャラメルボックス俳優教室

ザ・ポケット(東京都)

2017/12/13 (水) ~ 2017/12/17 (日)公演終了

X.Y両チームの公演を観てきました!
それぞれ、個性を活かした演技でとても良かったです!
シングルキャストの方の中で、X.Yでは違う表現の仕方をなさってる方がいて、俳優教室の生徒さんなのにここまで考えてるんだなーと感心しました!

明日が千秋楽ですが頑張ってください!

19871988

19871988

兎座

千本桜ホール(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

10日夜、知人で役者の古川奈苗が同世代の役者・野崎亜里沙&藤原珠恵と組んで結成した演劇ユニット兎座の旗揚げ公演千穐楽を観てきた。場所は,学芸大学駅近くの千本桜ホール。

作と演出は、兎座メンバーの藤原珠恵が担当。
舞台は、「高校を卒業して30歳を迎えた年に、演劇部のメンバーに同窓会の招待状が送られてきて久しぶりに再会する。しかし、それは演劇部でいじめられてた部員による、いじめていた部員に対する復讐劇の始まりであった。そして舞台は現役高校生時代の演劇部でのいじめの実態の再現を経ていざ復讐に・・・」という内容の劇を演じようとしてい
る高校生の演劇部員達の談笑で、幕を閉じる。手に汗握るというかドキドキさせられる復讐劇が最後には架空の舞台なんだよという設定にはなかなか感心。いや、この暗い内容の舞台をどう収めるか、観ていて気になったからだ。ただ、最近観た劇団時間制作の作品でも高校でのいじめ問題が取り上げられており、高校の思い出として「いじめ」がそれほどインパクトのあるものなのかと改めて考えさせられた。まぁ、もっとも高校時代を舞台化しようとしたとき、印象に残るというか舞台化しやすい題材なのかもしれないが。

役者は、いじめ役の古川奈苗の演技には凄みがあって秀逸。目つきがいじめ役になりきっていた。正直言って、他のメンバーには振り当てられた台詞がちょっと弱いところもあって、熱演は認めるのだが古川に続く抜きん出た役者というのは見当たらなかった。敢えて言えば小林愛里か。
今回の作品は兎座メンバーのものであり、この先も兎座として作者を固定化またはメンバーでの持ち回りにするのであれば、脚本家としてのメンバーの成長が兎座というユニット自体の成長に繋がるといって過言では無いだろう。

ちなみに、今回の公演では日替わりでゲストが出演。自分が観た千穐楽には沢井美優が出演していた。

兎座の真価は、数回公演を重ねることで定着してくることだろう。

ヨルダン

ヨルダン

大統領師匠

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2017/12/05 (火) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/12/05 (火) 19:30

価格2,800円

全編、多かれ少なかれブラックな要素がありつつ、それぞれに可笑しい。
各編をリンクさせたりしない「完全オムニバス」だと1編くらいはイマイチなものがあるのが大半(私見)だが、本作は終始頬が弛んだし時として声をあげて笑った♪

男女逆転版・痴人の愛

男女逆転版・痴人の愛

ブス会*

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/12/08 (金) ~ 2017/12/19 (火)公演終了

満足度★★★★

100分。

ネタバレBOX

(後々わかることだけど)不倫の末、結局赤ちゃんを身ごもることもなく寂しい人生を歩むこととなった私(安藤玉恵)は、ある日バーに迷い込んできた15歳くらいのナオミ(福本雄樹)を家に招き、保護者であり鑑賞者のようにナオミを育てだす。長ずるにつれ、そのワガママ加減は増し、金使いも荒くなり、ほかの女や男とも関係しだすナオミに、私はついに出てけと言い放つ。荷物をとりに戻ったナオミの裸を見てここにいてと縋り付く私だったが、ナオミは「オバサンが色気づくな」と突き放し、私はナオミを絞殺すると同時に性交し、ナオミを腹に宿す…。

生チェロ演奏付きの三人芝居。いろんな役で登場する山岸門人がいい仕事してた。
怠惰でクズい美青年を愛でると同時に親的な愛情でいつくしむという私の葛藤を安藤が好演。ラストの性交は、もっと情感あふれる感じだとなお良いけど。
ブス会ユーモアもありつつ、シンプルで社のような舞台で行われた、一種異様な光景を堪能できた。
ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち

ヴィテブスクの空飛ぶ恋人たち

劇団印象-indian elephant-

スラヴ料理 カフェアリョンカ(仙台)(宮城県)

2017/12/15 (金) ~ 2017/12/16 (土)公演終了

満足度★★★★★

私、観劇初心者で、想像していたのが、学芸会のような演劇形式。ところがリーディングパフォーマンスという表現、表現者と鑑賞者の距離の近さに衝撃、そして期待以上の会場の一体感を感じ、演劇の醍醐味を味わわせていただき、感激でいっぱいです。俳優さんの演技に引き込まれたあっという間の1時間でした。楽しかったです。ありがとうございました。

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