
オケハザマ
流山児★事務所
ザ・スズナリ(東京都)
2018/01/24 (水) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
しりあがり寿さんの書き下ろし新作。
今川義元を主人公とした音楽劇。
ゲーム的な戦国モノで、今川義元が信長になぜ負けたのか、までを描く。
(以下はネタバレBOXへ)

「アイドルスター☆トール!」「OLと課長さん」
関村と浅野
スタジオ空洞(東京都)
2018/01/26 (金) ~ 2018/01/28 (日)公演終了

天竺ダイヤモンド
ひげ太夫
シアター風姿花伝(東京都)
2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストレートプレイでもなければ、イマドキの小劇場的な実験的作風や最先端風でもない。あえてジャンル分けすれぱアジア的ファンタジーモノなのだが、その作風は唯一無二の存在。
すべてのセットや装置(組み体操!)だけでなく風や雰囲気までも身体で表現する。
その身体的表現に圧倒され、ニコニコしてしまう。
本人たちは「組み体操×演劇」と称している。
単純で1本道をただたどるようなストーリーではなく、サイドストーリーもあり、物語自体の展開も面白い。
クセになる劇団。
演劇なのに、本編上演後はNG集がある。
ホントに面白い!

チエコ
劇団空感エンジン
両国・エアースタジオ(東京都)
2013/10/02 (水) ~ 2013/10/07 (月)公演終了

かさぶた
On7
小劇場B1(東京都)
2018/02/03 (土) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★★
新劇団所属30代女優のユニットOn7。渋谷はるかは不参加だったが6人のパフォーマンスを観る。台本の無い、物語ではない出し物は、コンテンツを揃え、うまく配置し、最後に余韻を残すように作らねばならない。身体を使うパフォーマンスは70分でも十分に濃い。若さを持ちながらも、老いへの道が確かに見える女30代の心の揺らぎ、希望と憂い、ある安定の中の所在無さが見えてくる表現だった。
土の上を素足で跳ね回る。土煙が湯気のように体から立ち上るシルエットが終盤、逆光の照明で見え、終演後にティッシュを当てると頬や鼻の穴は真っ黒。カーテンコールで「しっかり拭いて下さい」と低頭していたのは誇張でなかった。
ともあれゼロから自分(たち)自身をよすがに「伝えたいもの」「表現したいもの」を探り出し凝縮させた結晶である。パフォーマンスについては、漠として掴めない箇所もあったが、残像が後まで残る作品である。
他公演では未見だった渋谷、尾身、保以外の女優の中で、このかん観た印象的な舞台が蘇った女優も居た。この人数でのユニットが着実に精力的な企画を出し続けるのは珍しいのではないか。今後どんな形で何時まで続いて行くのか、荒波を超えて行って欲しいなどと、更に肩入れしてしまっている。

「3483」
電動夏子安置システム
駅前劇場(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/12 (月) 13:00
座席1階
価格3,800円
初めて観る劇団さんで、ロジックコメディとは?といろいろ考えながら観劇しました。
笑いとシリアスの融合と言うことのようですが、ちょっと個人的には中途半端に思えました。
白人社会、覇権主義に向かう世界へのメッセージという深いテーマがあったので、もうシリアスで良かった気がします。
でも、ドロンズ石本さん、期待以上の切れもあり、おとぼけコント的な笑いも嫌いじゃないので、キャストのファンの方なら楽しめると思います。

2030世界漂流
小池博史ブリッジプロジェクト
吉祥寺シアター(東京都)
2018/02/03 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★
数年前web上でパパ・タラフマラの名を知り、どうやら評判のユニットらしいので「みたい!」と公演を調べたのが、解散前=最終公演の楽日前日だった。ニアミスを悔いてから数年、小池という人がそうだと耳にして、漸く鑑賞に至った。
ベースは舞踊だが、舞踊の割合を削って、多要素(音楽、演劇的シーン、うた、大道芸=ジャグリング、またはそれらを組合せたもの)を配置している。これには「舞踊」を一要素に過ぎなくする、つまり舞踊のステロタイプを解体する意図があったのでは・・と推測した。私としては、歌やジャグリングがあっても全然良いが、もっと舞踊としての完成、全うを欲するところ、そこに至ってくれず、寸止めで終わるという感覚であった。
パパ・タラの過去動画を見ると、やはり様々な要素・・音の変化に応じた変化、静止画として見せる場面(演劇的に凝縮されたシーン)、歌(ホーメイやブルガリアンボイス的な奴とか)などが舞台にぶち込まれていて、今回の出し物が確かにその延長にあると感じさせる。が、違いがやはりある。過去作品は舞踊の発展形としてではあるが「あるもの」を表現しようという目的への集中が明確で、アートであった。
一方、今回は「世界漂流」というタイトルが示唆する「寄る辺なく漂う我々」のありようにイメージを重ねる事はできるものの、世界を線(あるいは面)で切り取る作業の果てに見えて来る「何か」は、ぼんやりしている。
意味的に同じ線(方程式の傾きが同じ)が引かれて行くせいか、像が絞られて来ない。
もっとも抽象表現を受け止める受け止め方は多様にあり、ど真ん中を当てられた人もいたのかも知れないが・・私には少々抽象度が勝っていた。
「集中」という事で言えば、舞踊のベースに上モノを乗っける作業でなく、ベースが何であるか判らなくしている、という面があっただろうか。しばしば「歌う」場面になるが、本域で、あるいは日常感覚で、歌ってしまうと「演劇」的、「舞踊」的には弛緩の時間となる。時間というテーブルの上に、歌を「かぶせる」「浸潤させる」でなくただ横に並べたに過ぎなくなったのではないか。
パパ・タラ時代と異なる様相が生まれたとすれば、方法論じたいにその問題が含まれていた、という事ではないか。・・勝手な推測だが。
俳優たち。仏、フィリピンかインドの外国俳優2名と、個性ある風貌・体型の俳優ら十余名が、舞台上にほぼいつも居た。一旦はける事はあるが比較的すぐ出て来る。一つの絵を作る構成要素という意味があるのだろうが、例えば演劇的な場面が作られると、不要な人員がコロスのようにそれを見ていれば良いと思うがそれがなく、動くにせよ動かないにせよ、やはりそこで「芝居」をしている。従って総員が何らかの役を演じるという具合になっている。その時、実は各人は何らかの役を担って存在し続けていたのだ、という事になる。それは、全員が一場面を作るのでなく、各所でそれぞれ何か芝居的な関係を展開させているため、少なくとも皆一つは役を当てられているのだろうと推測させられるし、実際そうだと思う。
この役たちの物語が、演劇としての説明が足りないために十分に展開しない、というのも憾みである。
パフォーマー達の力量は確かだが、舞踊として完結しきれなかったのは全員が踊る事にしているので、(不得意な人もいるだろうから)多くを要求できなかったためだろうか、あるいは実はダンサーは少なかったのかな、など、あれこれ考えてしまった。(それにしては巧いが。)
舞台上に誰も居ない時間が、ほとんどないのは落ち着かなかった。居る時はほぼ全員居り、場面転換時に一旦皆がはけたりすると、漸く一区切りつくという感じになるが、程なく一人、また一人と現われて来る。舞台全体として「何か」を表現するというより、出演者のための舞台?
気持ちの良い動きや場面も沢山あったから良いではないか、と思いもするが、やはり何か不満が残ったというのは、何だろうかと考える。
それでふと思ったのは、舞台というのは、演劇は特にそうだが舞踊であっても、その場でその時間を過ごした共感が即ち「感動」の中身なのではないか。もっとも、感動をすぐ言葉で分かち合う事は難しいかも知れないが、人に喋りたくなるその体験は、例えば客席に自分一人しか居なかった時、同じ感動が起きるかと想像すると、「自分一人に見せてくれた」という別の感動はありそうだが、つまりは、何らかの共感を体験したという確信が、「感動した」という感情にとって重要なのではないか。
・・何が言いたいかと言えば、「解釈は人それぞれ」と突き放されると感動が薄まる理由は、「今どういう体験を共有したか」の確信が萎えるからではないか。共感・共有は、その表現が意図する「良きもの」を確信に変え、日々の力とするためにこそ必要であり、演劇が尊い芸術である所以はそこにある。
従って、私はこのパフォーマンスで例えば、「我々は厳しい時代を生きている」、あるいは「我々はどこに向かうのか何もわかっていない」、または「我々の時間とはこの世界を漂流するという事に他ならない」・・何でもいい、そのどれかを観客と「共有」できたと思えたらきっと嬉しかったなぁ。
実際、何の比喩であるのか分からないパフォーマンスが多かった。比喩を狙っていないのかも知れないが。

変身、アイドル道、ケモノノノノノノノノノノノノノノノノ。続
colorful´75歳
新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

続・時をかける少女
2018「続・時をかける少女」製作委員会
東京グローブ座(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/14 (水)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/10 (土) 13:00
原作を知らなかったのですが、コメディとして仕上げた原作モノ
ヨーロッパ企画の役者さんが参加してるので、
ヨーロッパ企画のテイストに2018年を基準として
過去文化を羅列して、ノスタルジイと面白さを提示してました。
原作と上田さんらしさの折衷案作品って事で、ちょっと半端かな?
役者さん個々では良かったので、ファンには楽しめる作品ですね

ダイハツ キュリオス
CIRQUE DU SOLEIL
お台場ビッグトップ(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
生協のチラシに出ていたのであまり考えずに注文したら、初日だったんですね。サンドイッチマンさんや篠原涼子さんがロビーの舞台で挨拶していました。すごい人でほとんど見えませんでしたが。舞台美術や、登場人物の作りがとても素敵で雰囲気がありました。第1幕はわりと小さめの技でしたが

喜劇 有頂天一座
松竹
新橋演舞場(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
前回の「有頂天旅館」が有頂天と言う割にはなんか暗かったのでしたが、今回は楽しかったです。「そうか!そう言うことだったのね」と分かる1幕目の終わり。どうなっちゃうんだろうと2幕への興味をそそります。

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』
鵺的(ぬえてき)
コフレリオ新宿シアター(東京都)
2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了
満足度★★★
鵺的、個人的にいつもちょっとだけ残念な感じだったのですが、今回はガッツリとやられました。観劇しながら「死ねばいいのに」と何回も念じたのは始めてかも。常識や言葉が通じない相手がとにかく怖かった。
「愛」という言葉の欺瞞。自分も含めて省みる必要の有りや無しや。
終演の時に拍手が無いとか、カーテンコールが無いとか、以前観たelePHANTMoonの公演を思い出しました。
俳優陣の熱演に脱帽。毎ステージ消耗するだろうなぁ。

ファミリィゲーム
劇潜サブマリン
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
もっと普通(?)のちゃんとできない人たちのお話かと思って行ってしまったのでギャップが大きかったです。でも、人間の心にあるものを大げさに表現しているだけなのかな。端から見ていると、そうじゃなくてこうしたらいいのにと思えることも当事者には分からなくなるのかな。

旗裏縁-本能寺異聞-
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2018/02/10 (土) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
ストーリーとしては面白いと思います。
ギャグや笑いはほどほどにストレートに仕上げれば感動的な作品になるんじゃないかな・・・。
ちょっともったいない感じが。。。

モーツァルト作曲 歌劇『魔笛』日本語訳詞上演
舞台音楽研究会
横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ(神奈川県)
2015/12/19 (土) ~ 2015/12/20 (日)公演終了

モーツァルト作曲 歌劇『魔笛』日本語訳詞上演
舞台音楽研究会
横浜市泉区民文化センター テアトルフォンテ(神奈川県)
2015/12/19 (土) ~ 2015/12/20 (日)公演終了
まず、ウェルカムコンサートなるものがありましたが、小澤花音とかいう演出家の娘が演奏していました。(たいしたことない。)
あきらかにサクラの人が突然手拍子を始めるのですが、あまりに突然なので一般のお客さんが困っていました。「え・・・。ここ手拍子しなきゃいけないの?」と不安になってしまいます。
それが終わって本編も・・・。小澤慎吾とかいう演出家はいつもいつもつまらないのです。私は友達の義理で行きましたけどストーリーは長ったらしいのにこの人の出番は一瞬。毎回つかれますね。
ちなみにこの友達は「小澤は昔、警察沙汰を起こしたあぶねーやつだ」と言っています。

コーヒー
Nibroll
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】
劇団鹿殺し
座・高円寺1(東京都)
2018/02/01 (木) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

歌姫
Theater Project Koa
HEP HALL(大阪府)
2018/02/11 (日) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

いずこをはかと
PocketSheepS
TACCS1179(東京都)
2018/02/08 (木) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★
階層の差はありながらも、どちらも「閉じ込められ」、閉塞し、鬱積した悶々たる気分をもつ2人が惹き合い、共に生きようと決意する。
劇中は、テンポ良く展開し、その中での「笑い」と、逼迫した2人の行く末が両輪となって進む。
すまないと思うが、前半は、上演予定時間が早く過ぎないかと祈るばかりだった。それは、筋書きが・・・ということではなく、俳優さん
の台詞がも、あまりにも早く、それでいて語尾がはっきり聞こえない滑舌の悪さ。そしてそれ以上「退屈」にさせたのが、「間」のない、
単調な台詞のかけあいだ。
だから、個性的な俳風のみなさんが、みな同じ顔に見えてきてしまう。
前半は、そんなことを考えながら、何度も腕時計を見てしまった。
それでも後半は持ち直してきた。ストーリーがめまぐるしく展開されはじめてきたことが要因ではあるが、この主人公の2人がどうなるのか、気になってきた。
しかし、2時間10分はきつかった。
2つ注文。
①やはり、早口で饒舌のオンパレードは飽きてしまう。「間」が必要な劇団だと思った。
②笑いをもっと発掘してほしい。①とも関連するが、大きな声、が笑いをとる1番の手腕では、飽きられるのも早いと思った。
注文ばかりで申し訳ないが、個々の俳優の演技力は、かなり高いと思う。
さらに輝くためには、上の①②が必要だろう。
最後に。物語自体は嫌いではないです。ぜひ、もっともっと背伸びしてほしい。