最新の観てきた!クチコミ一覧

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山笑う

山笑う

小松台東

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2017/05/19 (金) ~ 2017/05/28 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/28 (日) 14:00

いつもの様に、細かい機微を拾いつつ日常を丁寧に暖かく。観終わったあとにゆっくりと沁みてくる感覚が独特。宮崎弁にもすっかり慣れた。荻野友里を久々に舞台で観たが、やっぱり綺麗。山田百次も素晴らしかった。

殺人狂時代

殺人狂時代

立体映画館

小劇場 楽園(東京都)

2017/05/23 (火) ~ 2017/05/27 (土)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/27 (土) 14:00

明らかに演出ではない偶然の出来事が面白過ぎ。ある意味舞台芸術の真骨頂なのだが、あれらの出来事がなかったら、逆に作品としてはどうだったかな?という気もする。山崎丸光と前園あかりは、相変わらず良かった。

ああ、演劇

ああ、演劇

くによし組

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2017/05/17 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/21 (日) 16:00

好きな役者が出てるだけで観に行ったので、元は取ってきた。昨日との振り幅が大き過ぎてちょっと消化不良気味(ーー;)榊原美鳳のアクセントの効いた存在感、沈ゆうこの劇団愛、三澤さきのラストの熱が入った演技が印象的。御免なさい客演とゲスト目当てで\(//∇//)\

60'sエレジー

60'sエレジー

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2017/05/03 (水) ~ 2017/05/21 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/20 (土) 14:00

良かった。人と人の繋がり、其処にある優しさと心意気を丁寧に描いてた。「御免なさい」じゃなくて「ありがとう」なんだね、ってなって泣いた。西尾友樹が素晴らしく江戸っ子。最後の最後、その場には居ないけど確かに佐藤みゆきの顔がイメージ出来た。流石の劇チョコ。

天空螺旋 ~ 憶い降る舟 ~

天空螺旋 ~ 憶い降る舟 ~

三日月バビロン

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/12/07 (木) ~ 2017/12/10 (日)公演終了

満足度★★★★

三日月バビロン、久しぶりの観劇。時空を超えるファンタジーですが、設定がキッチリしていて、自然に楽しめました。

ハイサイせば

ハイサイせば

渡辺源四郎商店

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/08 (月)公演終了

満足度★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

渡辺源四郎商店の『ハイサイせば』を観劇。

青森の劇団で、かなり良質な作品を作る劇団。

戦時中に敵国からの無線を傍受されない方法として、琉球語と津軽弁が採用される。
それは同じ日本人ですら内容が理解出来ない上に、敵国には更に理解出来ないという理由のようである。
そして沖縄から二人、青森から二人が選ばれ、作戦を遂行していき、見事に成功したようだが、
実はその裏には隠された本当の作戦があったのである……。

時代設定が戦時中になっているが、昔も今も変わらない沖縄問題、
失われつつある地方の方言、個人の尊厳などがテーマとして描きながら、
そんな状況に陥ってしまった瞬間の人間の苦悩を描いている。
戦況下の話だから、登場人物の卑劣な行為は仕方ないし、その状況に追い込まれないと分からない?
と言い訳をしながら観てしまいがちだが、もしそこで少しでも良いから立ち止まっていたら、
時代は大きく変わっていたのかも知れないとも感じてしまう。
重い内容ながら、方言芝居にコミカルさを感じつつも、戯曲と演出力がテーマを深く掘り下げているようだ。

傑作である。




砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

ときめき怪獣

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/07 (日)公演終了

満足度★★★★

ジュブナイルの世界観でありながらも、かなりのダークさを包含しており子供向けの作品でない事は明らか。
あらすじからは既に“海野藻屑”という少女がバラバラ遺体となる結末が分かったうえで、彼女が転校し“山田なぎさ”という少女と出逢うところから物語はスタート。
この“山田なぎさ”の視点を中心に作品は描かれている為、ほぼ彼女は舞台に出ずっぱり。
切れ長の目には未成年ながら強く現実を見据えようとする力が宿っており、相当な気合いで役柄に挑まれている事が伺えました。

理不尽な現実に対して、ファンタジーを身にまとうことで武装したり、インターネットの世界へと逃げ込んだり、無事大人に成長するだけでも大変な子供は沢山存在するのだろうと考えさせられ心が痛むと共に、大人には手の届かないその心内は僅かながらでも分かる気がして、懐かしい痛みを呼び起こす作品でもありました。

ネタバレBOX

登場する大人が全て子供を傷つける存在という訳ではない。
むしろ善人といって良い大人の方が多い・・・しかし誰も彼女達を救う事ができない。
そして彼女達も大人に正しいSOSを送る事ができない。

強い意志をもつ“山田なぎさ”と、つらい現実に歪められ美しくも異形のキャラクターとなった“海野藻屑”
当日受け取った現物のスケルトンフライヤーが何とも象徴的。
ブルーグレーが“山田なぎさ”
沈んだピンクが“海野藻屑”
二人のコントラストを表している様にも思えるし、“海野藻屑”の心の中が滲み出ている様にも受け取れる。
新人シリーズ16

新人シリーズ16

「ダンスがみたい!」実行委員会

d-倉庫(東京都)

2018/01/04 (木) ~ 2018/01/14 (日)公演終了

鑑賞日2018/01/06 (土) 19:30

価格0円

19:30の回(晴)。通し券で。

19:30前説、19:36開演~20:14、休憩、20:24~21:04終演。

1.高瑞貴「くちばしの黄色い女」
いきなり転がり出て開始、ステージ下手中心に展開、音/無音の切替が印象的
作品タイトルは、年が若くて 経験の足りないことをあざけっていう言葉を含んでいるがさてどのような意味が...

2.水中めがね∞「有効射程距離圏外」 中川絢音さん。
※「4771-72(2014/11@櫂)」「既に溢れている(2015/8@上野)」「NOVA(2015/11@眼科画廊)」「1991(2017/6@テルプシコール)」。これらとは別に中川さん出演のダンス公演多は数。初めて観たのは「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS)」。意表を突いた映像表現、身体そのものによる素の(純粋な)表現がとても新鮮。

休憩

3.田中朝子「imagination」
※もしかしたら@なかのZEROでの創作舞踊公演に出ていらしたのかも。
ペットボトルの影が正面の壁に映ると、プラネタリウムにあるようなビルのシルエットに見えました。雨の音、レインコート、白黒の映像は晴れなのか、虹はでていたのか。

4.鈴木紺菜「向日葵-あなただけを見つめる-」
※日芸のダンサーのみなさんは一度は観たことがある方ばかり。
滑らかさを失わず一筆書きのようにつながったような、滑空しているような振付は観ていて爽快さを覚えました。

みなさん最初のシーンから工夫され、(効果)音(響/楽)、衣装、照明、ポジション、映像、トーンの変化など見ごたえあり。

ソロ2+チーム2。

不謹慎な家/佐藤さんは殴れない

不謹慎な家/佐藤さんは殴れない

MCR

OFF OFFシアター(東京都)

2017/05/12 (金) ~ 2017/05/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/05/14 (日) 15:00

『佐藤さんは殴れない』MCRでしか観れないとびきりの会話劇。オープニングから笑いに笑った。独特のピーキーで毒のある笑いが純愛ストーリーに乗っかって、在り得ないもの同士の組み合わせで逆にリアルが際立つ。堀靖明が凄く良かった。
『不謹慎な家』。『佐藤〜』に引き続いて笑いが凄い。シチュエーションと台詞センスと間が流石。櫻井智也の凄さって展開と言葉選びの読めなさ具合だと感じているが、それがナンセンスじゃなくて物凄く説得力を伴って納得度が高い。無茶苦茶やるんだけど、それをひっくるめてアリなんだ!ってなる

インテリぶる世界

インテリぶる世界

箱庭円舞曲

ザ・スズナリ(東京都)

2017/05/10 (水) ~ 2017/05/17 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/13 (土) 19:00

人と人の関わり方、人とその人が属している集団との関わり方、人と世界との関わり方、って何なんだろう、ていう重い話を割り合いサラッと描いてて、それなりに刺さって、色々と思考がぐるぐると…なんか自分のリアルとオーバーラップして来てタイムリー。

morning sun 晩夏/初春

morning sun 晩夏/初春

第27班

テアトルBONBON(東京都)

2017/05/10 (水) ~ 2017/05/14 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/13 (土) 14:00

初春ver。それぞれに確りとキャラを立てての青春群像劇。奇抜ではない、かといって、陳腐でもない。ウェルメイドな仕上がり。劇団員が勘所押さえつつ客演が活きてて、若手劇団とは思えない巧さ。劇中劇?の星秀美がヤバくてあれ観ただけでチケット代ペイするw

Lullaby

Lullaby

キコ qui-co.

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/05/02 (火) ~ 2017/05/04 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/05/03 (水) 14:00

普通に考えれば読め読めの伏線回収だったんだけど、俳優が良すぎて全然気付かず。見事に演出意図にハマった感じ。最後の最後でわちゃわちゃしなければ、ボロ泣きしてたかも。ベタに運命感じちゃう系の演出は嫌いじゃない。

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。

愛でもないし、youでもなくて、ジェイ。

アナログスイッチ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/30 (日) 14:00

随所に笑いが散りばめられつつ、グッと来るシリアスパートも確り。最近は笑い少なめ傾向なのが個人的には残念。ただ俳優のバランスが良くて作品としての完成度の高さを感じた。シチュエーションコメディではなく真っ直ぐな青春群像劇。

空と雲とバラバラの奥さま

空と雲とバラバラの奥さま

クロムモリブデン

吉祥寺シアター(東京都)

2017/04/20 (木) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/29 (土) 14:00

相変わらず終盤で訳分からなくなるけど、いつものような意味不明に凄い!のではなく、どうしてそうなる?という理解不能感が優ってて、クロム観た感じがしない…このところバタバタで感性鈍ってるかも(ーー;)

ダズリング=デビュタント

ダズリング=デビュタント

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/23 (日) 14:00

(西洋画版)重厚なテキストを休憩込みの150分で余す事なく描き切っていた。古典劇への造詣の深さも感じられるし、生演奏主体の音響も良く、らしさもきっちり。これだけのキャストでたった7ステージというのが在り得ない。日本画版観れなかったのが痛恨…

罠々

罠々

悪い芝居

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/04/18 (火) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/22 (土) 18:00

つくりが難しくて頭使いつつ、感性で観る事も要求してくるのが悪い芝居ならでは。今回は映像もふんだんに取り入れていて難しかった。そして、残念ながら前作の『メロメロたち』の方が好みに合う。今作は、設定がリアルに寄っていて、現実として受け入れるには重過ぎたかな(ーー;)

個性が強すぎるのかもしれない

個性が強すぎるのかもしれない

艶∞ポリス

駅前劇場(東京都)

2017/04/19 (水) ~ 2017/04/25 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/22 (土) 13:30

構成としては、分かりやすい娯楽作品。ワンシーンずつ時系列を遡っていくのだが、因果が分かり難く納得性の低い部分があって勿体無い。オープニングシーンがあーなっていた理由が未だに分からん。俳優陣は皆達者でバランス良くキャラも立ってた。

メッキの星

メッキの星

浮世企画

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2017/04/13 (木) ~ 2017/04/18 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/04/15 (土) 13:00

思った以上に重くて複雑な構成だったけど楽しめた。

昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.8

昭和歌謡コメディ~築地 ソバ屋 笑福寺~Vol.8

昭和歌謡コメディ事務局

ブディストホール(東京都)

2018/01/06 (土) ~ 2018/01/09 (火)公演終了

満足度★★★★

2018年の観劇始めは昭和歌謡コメディ…年初に笑い始めが出来て至福のひと時を過ごす事が出来た。
公演はほぼ定型化…2部構成で第1部は、喜劇「女相撲がやってきた!」 第2部は「歌とコントのバラエティショー」であり、初日ソワレはほぼ満席でコアなファンに支えられていることが分かる。
(上演時間:第1部55分、第2部50分、途中休憩15分)

ネタバレBOX

舞台は築地の老舗そば屋「ひろや」。公演のパターンは定型化されている。
第1部:「喜劇『女相撲がやってきた!』」
「ひろや」を舞台に築地の老舗ソバ屋“ひろや”(上手側に店内、カウンターやテーブル・椅子、下手側に店出入り口ドア・お品書き)を舞台に賑やかな人情喜劇が展開される。
風来坊の兄ヒロトシ(江藤博利サン)は全く頼りにならず、しっかり者の妹まるみ(白石まるみサン)がひとりで店を切り盛りする。ヒロトシの人物イメージ(衣装も含め)は、映画「男はつらいよ」のフーテンの寅、こと車寅次郎である。登場するシーンの音楽も同名の♪男はつらいよ♪である。新年を迎え、“ひろや”に集う人たちは、隣接する笑福寺で開催される新春恒例・女相撲大会(平成30年1月吉日-店入り口に貼紙)の話で持ちきり。そんな中、放浪中の店主・ヒロトシが、半年ぶりに帰って来る。ここからは昭和チックなドタバタ・コメディで「笑い」と「元気」が…。とても楽しい。
女相撲の横綱には両親の離婚によって幼い頃に離れ離れになった姉がおり、その姉を捜すため女相撲取りとして全国巡業をしてきたが…。

第2部:「歌とコントのバラエティショー」
懐かしの昭和歌謡。キャスト総出演の歌謡バラエティショー。ミニコントやモノマネなど笑いも盛り沢山のステージで、観て・聴いて・爆笑の渦の中へ。ペンライトを振って、紙テープを投げて、青春時代にタイムトリップして行く感覚は、新年に相応しく懐かしくも新鮮であった。

次回公演も楽しみにしております。
机島

机島

【ハッカ】

スタジオ空洞(東京都)

2017/04/06 (木) ~ 2017/04/10 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/04/09 (日) 19:00

うーん。ちょっと合わなかった。いい俳優使っているのに…というか俳優云々する前に話が全然入ってこなかった。テキスト、演出、俳優に一体感がないのかな。少なくともそう感じた。

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