最新の観てきた!クチコミ一覧

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袋とじ「根本宗子」

袋とじ「根本宗子」

東葛スポーツ

3331アーツ千代田/スーパーデラックス(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/27 (火)公演終了

満足度★★★★

根本さんファンの為のお芝居という感じの部分はありましたが、面白かったです。
1人芝居ですが全然飽きませんでした。

ネタバレBOX

ちょいちょい入っている政治ネタというか社会ネタがうざかったです。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです。
ストーリーがいいだけでなく、舞台セットや衣装も良かったです。
役者も上手くて良かったです。
ネットで有名な春名風花さんも上手かったです。

メビウス‐201802-

メビウス‐201802-

リンクスプロデュース

船場サザンシアター(大阪府)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

3回目のメビウス。前の2回は結構前でストーリーも細かい部分は覚えてない状態で観てきた。

とても素敵な舞台だった。まず冒頭のアンドロイドの描写が素晴らしかった。途中で演技に若干のぎこちなさを感じる瞬間もあったけど、変に笑いに走らず美しいストーリーに真正面からぶつかって行く演出で感情を揺さぶられた。

僕が観た中で、一二を争うメビウスやった。
(て、3回目やん、、、)

ホフマン物語

ホフマン物語

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/09 (金)

今回はゲネプロが当たったので、そちらも拝見させていただきました。

初日キャストでした。

ハンブルクバレエ団の公演も重なり、残念ながら菅野ホフマンの日はあきらめ、9日(金)ソワレと11日(日)マチネを観ました。



この物語は、男性が主役で、3幕の舞台で主役ホフマンとホフマンを陥れる悪魔の化身の敵役はほぼ出ずっぱりです。

どっちも技量、体力、演技力を要するすごく難しい役です。

まずは、とても素晴らしかったのが悪魔の化身リンドルフの中家正博くんです。

3日間彼を観ましたが、とても素晴らしかった!!!

プロローグでの紳士はただ座っているだけでも、すごい存在感があります。一幕の人形師のサイケデリックな博士(?)のコミカルで、人を陥れるような卑怯な雰囲気は、最高!表情も豊かで、踊りのキレキレ具合もすごい!!!二幕の魔術師のよう医者では、黒いもやもやオーラが背後にただよってました。無言の支配・・・怖かった~。

三幕の中東系の怪しげな男は猥雑な色気があり、辺りを睥睨するさま、ホフマンを誘惑するさまは悪党そのものでした。

こんな毒キャラ、強烈キャラも演じ、踊り、ノーブルな王子様も踊れるという中家くん、よくぞ新国立劇場バレエ団に入ってくれましたクラッカー

彼のダンスはとても美しく、キレキレで、雄大くんとのダンスは見ごたえがありました。ブラボ~!と、心の中で叫んでおりました。

次回は、中家くんのホフマンも観てみたいです。



雄大ホフマンは、結構一生懸命生きてきたんだけどなぁな感じがして、ホントお気の毒って感じがしました。

安定のダンスは観ていて、とても気持がいいです。

私は三幕の白髪交じりのホフマンが惑わされていく・・・の雄大くんがとても良かったです。

井澤ホフマンの一幕のピンクの上着と白タイツは、ザ・王子キラキラ

二人とも初演の時よりも、とても深くホフマンの存在を感じさせました。とくに年老いたホフマンの解釈が、しっくり来たものがあります。

この後の彼の人生はどうなって、どう終るのかなぁと思いました

沈黙の音

沈黙の音

演劇企画アクタージュ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

久々に観劇させてもらったのだが、舞台の面白さを堪能できる作品だった。

ほぼ止まらない会話劇。腹を探り合い、怒鳴り、けなし、敵味方に分かれて緊迫した話が進んでいく。悲哀のこもったラストは音と相まって非常に印象的。
テレビドラマと違って舞台の中で表現される「沈黙」と「音」が想像を掻き立て、一瞬たりとも見逃せない作品でした。

『売春捜査官』『熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて~』

『売春捜査官』『熱海殺人事件~友よ、いま君は風に吹かれて~』

★☆北区AKT STAGE

北区AKTSTAGEアトリエ(東京都)

2018/01/20 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

A。

ネタバレBOX

木村(峰ひかる)…小柄ながら声が通るしアクションも小さくまとまってない感じが好印象。表情も豊か。
熊田(此村太志)…一番安定してた。
大山(深沢研一)…いい表情するし、パワフルさもある。よだれとか鼻水ってぬぐっちゃダメなのかな。浜辺のシーンのいいトコで気になってしょうがなかった。
鳥居(山口将也)…なんか迫ってくる感がなく、凡とした感じ。

演技が悪いワケでないけど、舞台としての魅力があんまり感じられなかった。一体感とかの問題?
「みんなの捨てる家。」

「みんなの捨てる家。」

アナログスイッチ

シアター711(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★

もっと生々しいシリアスな話かと思ってたんだけど、九十九神や幽霊が出てくるファンタジー。たまには、こういう普通にいい話も悪くないかも。

ハンブルク・バレエ団『椿姫』

ハンブルク・バレエ団『椿姫』

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2018/02/02 (金) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

産休明けのアリーナ・コジョカルさんとアレクサンドル・トルーシュくんです。



私のお目当ては、劇中劇で「マノン」でのデ・グリューを演じるアレクサンドル・リアブコさんですキラキラドキドキ



この演目はこちらが本家ですが、パリオペのものを来日公演とDVDで観ていました。同じようで、まったくの別物・・・そんな感じがしました。

パリオペのはとても華やかで、享楽的な社交界をすごく感じたし、なにより美しい!これは、これで大好きです。

ハンブルクのは、とてもシンプルに二人の感情が伝わってきました。

とても感情表現が豊かな振り付けなんだと、あらためて感心しました。



マルグリットのコジョカルさんは、ちょっとふっくらされて、柔らかな雰囲気が出てました。包み込むような優しさも感じました。



トルーシュくんが素晴らしくて、今回は彼の心情にどっぷりとつかりました。世俗の垢にまみれてない真っ直ぐさ、強引なまでの愛、彼なら生活にお金の要ることを察することの出来ない無知さが理解出来ます。

そして、マルグリットに捨てられたと思い込んだ彼の非情なマルグリットへの態度は、愛憎入り混じってつらい!えーん

狂おしいまでにマルグリットを想っているのが、伝わってきます。

だから、彼がたびたび気を失っちゃうのもとても自然。

表現力あふれるダンスは、心を打ちました。



この二人の心情を深め、舞台を深めたのが、シルヴィア・アッツォーニさんとリアブコさんのマノンとデ・グリューのダンスです。劇場場面では華やかに、マルグリットとアルマンの心情にそった場面ではその存在が深い闇や愛を与えて、素晴らしかったです。



ピアノ演奏は、ミハイル・ビアルクさんとオンドレイ・ドチェンコさんでした。感動でした。

この日の拍手は、実に見事でピアノの一音の響きが終わってからでした。



観たい、観たいと思っていた本家の「椿姫」、とても素晴らしかったです。

ありがとうございました。


卒業式、実行

卒業式、実行

アガリスクエンターテイメント

サンモールスタジオ(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

全力疾走の2時間。主義主張を掘り下げないところがこの団体の喜劇への矜持だ。

F/B/R ご自由に。

F/B/R ご自由に。

おやすみ世界

桜美林大学・町田キャンパス 徳望館小劇場(東京都)

2018/02/18 (日) ~ 2018/02/20 (火)公演終了

満足度★★★★

どこへ向かうのかふわふわしていて、うっかすると崩れやすいところが、きちんと作品になっていた。

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

正直、難解でした。

不条理劇というジャンルで、もしかしたら答えが無いのが正解なのかな、とも思いますが。
演者の4名は、本当に誰も彼もが魅力的で、流石の皆さまでした。
ドンドン現実がどこにあるのか、誰の言葉を追えば良いのか分からなくなる世界で、
それでも全員が求心力のある演技を続けられていて、惹き付けられ続けました。

回転舞台で、新たな魅せ方なども模索されていて、
またガヤなどが全くお互いの言葉を遮っていなくて、本当に上手だなと終始感心していました。

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

非常に上質な作品で、正直とても驚きました。
2時間30分は確かに短くはなかったですが、それだけの時間をかける価値が十分ある、
例えるなら朝の連続テレビ小説を1シーズン分ぐらい丸々観ているほどの満足感がありました。

明治時代の抑圧された女学生達の心情、葛藤などがヒシヒシと伝わる様で、
当時と現在のズレもコミカルに描かれていて、とても楽しめました。

主演の春名風花さんの演技もまた、目の前にいらっしゃるのに100年前の世界を生きているかの様で、
とても自然で素直に世界観に入る込む事が出来ました。

みんなの伝統芸能―浪曲・落語・狂言―

みんなの伝統芸能―浪曲・落語・狂言―

あうるすぽっと

あうるすぽっと(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

「みんなの伝統芸能」―浪曲・落語・狂言―として、みんなで一緒に日本の芸能を楽しんでみませんか?という謳い文句で3日間に亘って違う分野の日本伝統芸能が演じられた。その1つが「ケイコ先生の浪曲でナイト!」であった。
「進ぬ!電波少年」で家庭教師をしたこともあり、先生というだけあって「浪曲」の楽しみ方をたっぷり観(魅)せ、聴かせてくれた。
(上演時間1時間30分 途中休憩15分)

ネタバレBOX

浪曲師の春野恵子サンがキーボード:赤石香喜氏、ギター:YAMO‐Boo氏と繰り広げたセッションは、ロック浪曲と呼んでおり、演目「高田馬場」を一人ミュージカルのような。浪曲では年末の定番「忠臣蔵」が多いそうだが、後日そこにも登場する人物を紹介する。

「進ぬ!電波少年」で家庭教師・ケイコ先生をしていたが、浪曲講座のような展開は面白かった。驚いたのは、彼女の話術・トークセッションが見事であった。
春野サンから「今まで”浪曲を聴かれたことのある方、手を上げて!」という問いに、数人が挙手した程度であった。次に「浪曲」の声の出し方、3段階あることを教えてもらい、観客が 声を張り上げた。
さらに「浪曲の掛け声」について「お教えしますから、掛け声お願いします」という感じである。まず浪曲師が登場したら「待ってました!」と声を掛け、三味線が”シャン”と鳴ると「たっぷりと!」、そして一節うなると「名調子!」となるらしい。その続きもあるらしいが、遠慮したのか教えてもらえなかったが…。場内は大笑いで舞台(出演者)と客席が一体となり大いに楽しませてもらった。

最後は、浪曲「神田松五郎」という演目。曲師(三味線):一風亭初月サン。
内容は、落語の五代目古今亭今輔の噺、「ラーメン屋」を思い出したが…。
次回公演も楽しみにしております。
テンペスト

テンペスト

劇団つばめ組

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ10周年を迎える劇団つばめ組が上演するのは、シェイクスピア最後の戯曲テンペスト。自分は未見であったが、こういう劇なのかと呆れ驚いた。前説によれば「テンペスト」を邦訳すると「嵐」であり「バカ騒ぎ」になるらしい。粗筋からすると前者「嵐」のような気がするが、この公演の描き方は後者「バカ騒ぎ」に思える。その捉え方によって観客の好みは分かれるだろう。
(上演時間1時間50分)

ネタバレBOX

舞台セットは、中央の平台、左右に階段があり、上手側に窓。物語の構成は二重構造のようで、一方は悪意、他方は善意といった結末の違うもの。どちらも新しい世界であるが、人生の儚さはどちらも同じで夢か幻のように描く。

説明から物語は、ナポリ王アロンゾーとミラノ大公アントニオーを乗せた船は嵐に遭い難破するが、それは元ミラノ大公プロスペローが妖精エアリエルを使い起こしたものだった。十数年におよび復讐を目論むプロスペローだが…、といった内容のようだが、その面白さは伝わらなかった。
この劇は,嵐の場面から わずか数時間のことを描いているに過ぎないらしい。だから観客にとって、劇の中で進行する時間と現実の時間とは一致して観える。眼前の出来事は観客の生きている現実の時間と並行して同時進行していく。しかし、そこに劇的効果として文明発祥の歴史が観えてくるはずなのだが…。

印象としては、歌謡番組のパロディ、ゲストの音楽(商品)紹介シーンを劇中劇として挿入し緩い笑いを誘う。しかし、これが思いのほか長く感じられ、本来の物語の面白さを損ねたと思う。酔いの3人組、その台詞も聞き取り難く、ここでは何を表現したかったのか疑問。本来の物語は、他のシェイクスピアの悲劇と喜劇を混在または融合したようなもののように思うが、「テンペスト」のパロディといった感に止まったのが残念だ。

ラスト、先に記した2重構造で言えば、悲劇-復讐と捉えれば死が待ち、喜劇-回帰と捉えれば全てを許すという分かれ途。どちらの世界もあり得るから、それは観ている人の判断、好みに委ねられるというもの。自分ではさらに違った思いとして、もう少し遊び心を抑えた公演が好ましいが…。
次回公演を楽しみにしております。
川、くらめくくらい遠のく

川、くらめくくらい遠のく

ムニ

新宿眼科画廊(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★

チラシには、川を見ている人よりも、3つの川の見え方がある…そんなことを信じてやっていきたいと書かれている。
本公演は何を伝えたかったのか、観せたかったのか最後まで解らなかった。60分という短編にも関わらず冗長に感じてしまい残念に思う。
(上演時間1時間)

ネタバレBOX

素舞台、白線の囲いの中で役者3人が、ほぼ同じような演技を坦々と繰り返し、台詞も皆同じように朴訥とした口調でテンポもメリハリも感じられない。3人(1人何役も担い、何人の登場人物がいたのか分からない)が住んでいる街、暮らしと生活空間の紹介を長い時間軸をかけて説明しているが、その割りに街のイメージが浮き上がってこない。

先に書いた、川を見ている人=観客よりも、3つの川の見え方=表現を優先したような感じである。作・演出の宮崎莉々香女史は、「ぐらつきのなかで、浮かび上がってくること『見える』というささやかさについて表現しました」とあるが、それが観客にも伝わること(内容)が必要ではないだろうか?3人の間での会話らしい会話がなく、あくまで一方通行のような説明では舞台としての立体化がなく飽きてしまうと思う。

もちろん芝居は観る人の感性によって受け止め方が違う。全ての観客を満足させることが出来れば、それに越したことはないが、そのために作者が自分自身を見失ってはならない。その意味で、”こう表現したい”という思いは持っているようなので、もう少し観(魅)せる公演を期待しております。
search and destroy

search and destroy

うんなま

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★

公演の内容は、”結論”めいたものがあるような、もしくは観えるようであるが、実際は終わらない創作過程の思索面を描いている、そんな印象を受けた。深い理屈の世界、観客の思考を強く刺激するもので、その表現はコミカルなショートコントを織り込む手法で飽きさせない工夫をしているが…。
それでも自分は、もっと気軽に観て楽しめる公演が好みである。もちろん喜劇であり悲劇であっても何らかの”モノ”が自分に残れば満足である。その意味で、本公演は自分には合わなかった。
(上演時間1時間20分)2018.2.23追記

ネタバレBOX

少し段差のある舞台に三面の衝立。正面と右手側には1文字ないし2文字が書かれた張り紙。左側の壁はハートマークが並ぶ。上部には短い垂れ幕がある。
基本は、張り紙に書かれている文字(題材)に基づいて物語を構成しているのだろうが、それで何を伝えたいのか、何を見せたかったのか理解が難しかった。自分(観客)の勝手な思い込みで好・嫌の趣向が分かれるようで、主宰の思いがどこにあったのか。

当日パンフには、大阪での評価はオルタナティブ(「言い換えれば「ようわからん」)ということらしい。自分の感情にピッタリの表現である。繋がりがあるとは思えないようなショートストーリーで構成された公演は、斬新なのか無謀なのか…。ハイ、観客の皆さんどうぞ考えて下さいと。

早い段階で、合唱の練習風景のシーンで、見学者が合唱指揮者へ批判的な表現。それに同調した合唱団員による指揮者解任(辞任か)のような。それからは自分たちのやり方で進めていく。体制的ではない、自主独立的な行動を思わせるようなシーンがある。この公演で感じることは、ショートストーリーに込めようとしている内容が、何か比喩・暗喩のような、恣意的なものを感じる。
しかし、例えば素直に音楽的なシーンとして捉えれば、指揮者はオーケストラや吹奏楽・合唱等で、各パートの演奏をまとめる役割を担っている。表現全体を考えて音程・音量・音色・奏法や歌唱法・パートの音量バランス・テンポ等を指導し、ミスやずれを修正して、演奏の完成度を上げるもの。確かに指揮者が不在のケースもあるが…。

公演全体の印象が、「言葉」に拘った遊びのようで、各ショートストーリーに深みや共感を感じることが出来なかった。逆に理屈・理論の中に取り込もうとする恣意的な思惑が垣間見えたのが残念であった。”何か”を追求する野心的な作品のような…それを”張り紙”という視覚的表現をもって観客と物語の繋がりを持たせようとしている。
さて、チラシにある「共有」について、現代は通信技術の発達に伴って瞬時に世界的スケールで情報の「画一化」を招くが、一方、個人の表現の領域を拡大し「”多様化」ももたらす矛盾したような効果も現れる。そんなところに劇団の特徴である「現代性と演劇的猥雑さの両立」という作風を感じることが出来た。
search and destroy

search and destroy

うんなま

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 演出手法がユニークだ。

ネタバレBOX

現在の日本で暮らす若者の心象風景が見えるような設定が、ストーリー展開からも、衝立に張られた様々な単語から強制される体制的イデオロギーや方向付けからも見て取れる。
決して荒々しくはないが真綿で首を絞めつけ、逃れようともがけば、反抗的と目され、人々の目の届かぬ片隅に追いやられた上、反抗の根を絶つ迄陰湿極まる苛めや扱いを受ける。これが、この植民地の実体であり、為政者及びその取り巻きは、宗主国の顔色を窺ってばかり、結果宗主国の意を忖度して、自らの本当の主人である「国民」の窮状には一切顧慮せず、かつての発想同様一銭五厘で使い捨てようと日々邁進しているのである。
その結果多くの場合、反抗しても糠に釘、暖簾に腕押しという鵺のような社会へのふがいない蟷螂の斧に終わらざるを得ないような、腐敗臭すら防臭した底なし沼がそこかしこ・至る所にその暗渠の大口を開いている。
一方体制側は、膨大なフェイク情報を流し、ファクトを告げる者達にはその職を干して口を封じ、嘘と無責任で世情を覆い尽くすと共に、大手メディアに対しては甘い汁を吸わせることによって大本営発表だけを配信させる。つまり真に必要な情報を隠し、偽情報の大津波を浴びせかけることで“恰も「自由」を享受する社会に生きて居ながら情報に溺れて正しい情報にアクセスできないだけだ”とのスタンスを作り上げ操作することができる為政者サイドは、翻弄された大多数からの・翻弄された末に痛い目を見た主体として、エポケーに陥った若者達からの異議申し立てを受けることになった。例えその異議申し立てが、既に言葉にもならない、呟きにも満たない亜語であるにしても、彼らは社会的存在であることを殆ど止めることによって、この異議申し立てを完結するのである。極めて鋭くアイロニカルな作品。
スモール・フリーク・ショー

スモール・フリーク・ショー

ひねもすほろすけ

シアターシャイン(東京都)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度

鑑賞日2018/02/17 (土) 17:00

フリーク好き、タブーなんて糞くらえ、見世物小屋をやりたい、といういうのなら心意気やよし。力いっぱいやればよい。
しかし、暗いの、醜いの、禍々しいの大好き!ということなら、決定的に力不足。

障害者、欠損者の役はただただ不快だし、一方差別用語や猥雑な表現の頻発は何らカタルシスを晴らしてくれない。

だって、小さいとは言ってもフリークショーなんでしょ、もっとフリークに敬意を払って楽しませて欲しいなあ。

ジャスティスのミカタ

ジャスティスのミカタ

つねプロデュース

PICO2(愛知県)

2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

何が正しく、何が正しくないのか、更に考えさせられる。
お芝居は、普段、考えないようなことを考えさせる。

夕-ゆう-

夕-ゆう-

愛知淑徳大学演劇研究会「月とカニ」

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

美人な役者さんが涙をポロポロと流していたが、涙はずるい。
私も、泣きそうになってしまった。
何度でも観たいが、もう観られない。でも、また観たい。

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