
若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★
今回の審査員の一人によると緻密な作品も作るらしいが自分は、この劇団では全*とか、アナーキーで様々な概念をブッ飛ばす作風の作品しか拝見したことが無かったので、今作もイメージ通りといえばイメージ通りであった。

ベター・ハーフ
ニッポン放送/サードステージ
本多劇場(東京都)
2017/06/25 (日) ~ 2017/07/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/07/13 (木) 14:00
中村中さんがよかった。演技もうまいですね。大人の恋愛って感じで楽しめました。

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
実に様々な解釈が可能な作品だが、脚本の緻密な安定感と、言葉の実験、舞台美術と衣装及び作品内容との関連性と統一性もさりげなく自然に而も柔らかく的確に表現している点が凄い。(花5つ☆)

vol.19.5 あ・らかると
はぶ談戯
ホボホボ(東京都)
2017/04/08 (土) ~ 2017/08/19 (土)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2017/06/10 (土) 14:00
梅雨のアラカルトをみました。ちょっと重いかなと思ったけどそれなりに楽しめました。この会場はじめて行ったかも。

わらいのまち
タクフェス
東京グローブ座(東京都)
2017/03/30 (木) ~ 2017/04/12 (水)公演終了

「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~
NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2017/01/18 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
やっぱりりえさんていいね~、舞台っていいね~と思えた作品でした。野田さんてなんか難しそうなイメージがありましたがいい意味で裏切られました。

おとうふコーヒー
劇団銅鑼
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★
わたし自身も含めて、看取りに後悔は付き物だと思うし、
介護の現場に問題が山積みなのも承知している。
この作品はその事を突きつけるのではなく、
こうだったら幸せだろうという理想の形で見せてくれたように思う。
終演後には暖かい気持ちで劇場を後にできました。
そして、高齢者の問題に加えてジェンダーの問題も挟み込まれており、
詩森作品ではお馴染みの、
「観客に伝えたい基本的な情報を説明臭くなく上手く処理してある」のは健在。
今回、詩森さんがどのような取材をして何を思ったのか、
アフタートークを聞いてみたかったです。
劇団銅鑼は初見でしたが、
すごくフラットに作品世界に入り込むことができました。
出演された俳優さんがみなさんとても良い声で、
声優さんのようだったのが印象的でした。

ロミミ_The W edition_
はちみつシアター
ザ・ポケット(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
歌って、踊って、笑って、ホロリとさせられるファンタジックでパロな(SWよかったです)ステージ、大いに楽しめました。キュートな女の子が一生懸命なのは実に清々しい。

義経ギャラクシー ─銀河鉄道と五条大橋の999─
X-QUEST
北とぴあ つつじホール(東京都)
2018/03/08 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/08 (木)
座席K列10番
初演の四方囲み客席でのロープなきリングのようなステージ版が彫塑とすればこちらは同じモチーフを油彩絵画で表現したような。
プロセニアムステージゆえ星空や地図を投影する(紗幕を使っての画像と役者の「合成」まで!)など各種照明効果を駆使したりで視覚的にも美しい。
もちろん初演からの義経+賢治+999(+α)のミキシングバランスも絶妙で、元ネタがワカればワカるほどニヤリだし、ソレとソレをそう繋ぎますか、なアイデアに感嘆。先の喩えのように初演版大いなる改作……ってか二卵性双生児的関係、みたいな?

カチナシ!
ラビット番長
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/05 (月)公演終了

父
雷ストレンジャーズ
サンモールスタジオ(東京都)
2018/03/07 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団初見。上演作品も未見でしたが、いや~古典の力はスゴイですね。とても130年前の作品とは思えない。大いに楽しめました。

父、ロボットになって、帰る。
TOMOIKEプロデュース
シアター711(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/12 (月)公演終了

もうはなしたくない
範宙遊泳
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2018/03/03 (土) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
今まで観たきた範宙遊泳のなかでも屈指の重さ。3人の女たちの性に対するオブセッションの軋みが頭にこびりつく。もう衣装からして重い。格別変な格好をしているわけでもないのになにかを含んでいると思わずにはいられないファッション(メンヘラ、ということなんだけどただメンヘラってわけでもない)。笑えるセリフもあるにはあるのだけど、笑いより痛みが残ってしまう。油井文寧の左まぶたぴくぴくが効いてる。

若手演出家コンクール2017 最終審査
一般社団法人 日本演出者協会
「劇」小劇場(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
男道ミサイルという宮城の劇団、観劇前未見だった2つ劇団のうち決勝に残るチーム2つの内の1つとして予測していた劇団が矢張り順調に勝ち上がってきた感じが強い。

物の所有を学ぶ庭
The end of company ジエン社
北千住BUoY(東京都)
2018/02/28 (水) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
鑑賞日2018/03/10 (土)
全員がある種の「弱者」である中で、「所有」が語られることの痛ましさが胸を衝く。異なる時間軸の二つの会話が、同じ単語の響きをたよりに同時に発話されることのリズム感の中で、所有と喪失のあわいは曖昧に溶ける。そのうら寂しさをBUoYの会場全体を駆使したセットが表現する。中央に荒んだ庭、左はもっと荒んだドアのはずれてものが散乱した部屋、右側には柱がいくつもたてられ、客席の椅子にはツタが絡まる。本当は何も所有したことはないかもしれないのに、なんで喪失感だけがくっきり残るのだろう。そんなどうしようもない感情のツボをおされて泣きそうになっていた。

ロボット演劇「働く私」/アンドロイド演劇「さようなら」
青年団
浜離宮朝日ホール(東京都)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/10 (土)公演終了
鑑賞日2018/03/10 (土)
会場に段差があまりなくて後方だと演技が確認できないという劇場構造上の難点はあったものの、作品は十分に楽しめた。ロボットのうなずきとまばたきのタイミングなどが相当に細かく設定されており、その辺りが作品の肝になるのだと思う。人間の身体ノイズがもたらすリアルさを機械が表現すること。人間の身体というより日本人の身体といった方が適切かもしれないけど。ロボットだけの会話はスムーズすぎてちょっと違和感を覚える。

ドレッサー
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2018/02/23 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/11 (日) 14:00
座席1階L列
有名な作品でしたが、今回の公演でやっと観劇しました。千秋楽。
年老いたシェイクスピア俳優と、長年仕えた付き人を描くバックステージもの。
もっとシリアスな話かと思っていましたが、終盤前までユーモラスな話に仕上がってました。
それは、ベテラン俳優を演じたのが加藤健一さんだったからかもしれない。
付き人の二面性と複雑な心情や、メインの二人以外にも
それぞれ短いシーンに込められた他の登場人物たちの背景、
思いが良く描かれていました。

midnight fly high
Artist Unit イカスケ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

奴碑訓
Project Nyx
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
戦争物でもないのに会場は年齢高めの男性が多いという不思議なことになっている。
1978年の寺山修司による作品ということなのか、ベテラン女優さんが多いので固定ファンが来ているのか、Nyxの美女劇が高年齢のファンの心をつかんでいるのか…。
場所は「イーハトーブ」農場という設定で「雨ニモマケズ…」などの言葉が断片的に散りばめられ、「セロ弾きのゴーシュ」も登場する。もっとも全体とどう関係しているのかはとうとう分からなかったが。私にとって連日の宮沢賢治は奇妙な偶然だ。40年も前の有名な作品なので川島むーさんのコレクションにはしっかりと入っていることだろう。
内容は主人の留守の間に召使たちが交替で主人となり、やりたい放題の後は便所掃除に戻ることの繰り返しというドタバタ音楽劇である。まあストーリー云々よりは見て聴いて感じたままを楽しむものだろう。下敷きは1731年にイギリスのジョナサン・スウィフトによって書かれたものである。そのため、その時代のドレスが使われ舞台が華やかになっている(もっともかなり面積の小さな衣装もあって、そちらに気をとられたのか全体の衣装の記憶が飛んでしまって詳しいことが書けないのは我ながら情けない)。
ベテラン勢を除けばスタイルの良い女優さんが多いことに驚いた。そのスタイルをずっと保っていただきたいなあ。
また舞台上のビジュアルも素晴らしく、特に最初と最後の場面では持ち込まれる明かりが幻想的な美しさを作り出していた。
私にとって今回の最大の収穫は「黒色すみれ」のお二人の歌とバイオリン(+一部アコーディオン)のすばらしさである。鍛えられた喉から生まれたどこまでも破綻なく美しい声は、バイオリンのしっかりコントロールされた音色でコーティングされて行く。今まで全く知らなかったのが悔やまれる限りだ。