
南風を待ってる
劇団冬の甲子園
シアター300(兵庫県)
2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了
満足度★★★★
戦場写真家の父、肝っ玉母さん、4兄弟(マリッジブルー、借金ニート、9股、バスケばか)が引き起こす、てんやわんや。
少し流れが悪い所もありましたが、役者の個の力で引っ張り纏めあげ、しっかり笑えます。
そして最後ジーンときました。
子供達の巣立ちって、嬉しい様な寂しい様な、同じ親として超・共感!

川、くらめくくらい遠のく
ムニ
新宿眼科画廊(東京都)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★
ある街に住む普通の人々の起きてから寝るまでの日常を、唯淡々と抑揚を押さえた棒読みのような発声と単純な動作の繰り返しで延々と描く作品。

川、くらめくくらい遠のく
ムニ
新宿眼科画廊(東京都)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

卒業式、実行
アガリスクエンターテイメント
サンモールスタジオ(東京都)
2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/18 (日) 18:00
これぞ、理屈っぽいコメディーの最高峰! 見ていて笑いながらハラハラ。キャラクターの作り方もうまい。みんながちょっと大人になる部分が少しだけ含まれているのも、アガリスクの定番ですね。

search and destroy
うんなま
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/18 (日) 11:00
劇団名から想像したのは3K、物(特に汚いもの、気持ち悪いもの)の存在を危険なくらいに感じさせる形而下的な作品だったのですが、実際は存在の認識や関係といった形而上のものごとを考察する哲学的な作品でしたね。濃いコーヒーを飲んで脳を活性化させてから見るべきでした。

ジャスティスのミカタ
つねプロデュース
PICO2(愛知県)
2018/02/17 (土) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★
最初から最後までハチャメチャ・ドタバタの舞台でした。「正義のミカタ」何が正義なのだろう、今1つ良く解りませんが「コメディ」と銘打っているのでそれで成功だと思います。笑い、大笑いの場面もあり良かったですね。客層の暑さには吃驚。10歳にも満たないような子供さんからかなりご年配の方まで。
それが同じ笑いの中にいたのだから。

ヒッキー・ソトニデテミターノ
ハイバイ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/22 (木)公演終了

卒業式、実行
アガリスクエンターテイメント
サンモールスタジオ(東京都)
2018/02/17 (土) ~ 2018/02/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/17 (土) 14:00
国府台高校3部作完結?(でも始業式もあるかぁ)
紅白旗合戦の続きではないけれど、前編・後編と言ってもいいお話ですね
バックヤードものとして動きもあって、クライマックスの場面転換にビックリ拍手。
田中顕史郎さんのアガリスクでの存在感はとても素敵、
また演劇界に再演されていく名作が出来たんじゃないかと思います。
榎並さんが主演を見事にやり切った事も、今後を考えると良かったですね

虚構の劇団 第13回公演「もうひとつの地球の歩き方 〜How to walk on another Earth.〜」
虚構の劇団
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/02/18 (日) 14:00
座席1階RA列
虚構の劇団『もうひとつの地球の歩き方』東京芸術劇場 シアターウエスト
ダンスが良かったです。

楽屋
アンクルプロデュース
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

近松心中物語
シス・カンパニー
新国立劇場 中劇場(東京都)
2018/01/10 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

ミュージカル『アラジン』
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2015/05/24 (日) ~ 2023/01/09 (月)公演終了

アガメムノン
お布団
サブテレニアン(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/16 (金) 20:00
価格2,000円
2/16 20:00、2/17 14:00 の2回 70分。
入口側に客席、舞台には1対のパイプ椅子 その間の上部には白い飾り付き球体。
緒沢麻友さんは初めてで、他の3人の方々はそれぞれ舞台を観ています。
本作は苦手なギリシア悲劇。
始まって....どうかなと思いながら観ていましたが徐々に道は逸れ。予言が拒まれたところから急展開。一気に身近な感覚として現れてきました。
原作を読んでいないのでどの辺りからそうだったのか、一度読んでみたいと思います。
後半の、決して接することのない主張(対話)は実に興味深く、無理にでも足元を固定していないとすぐに判断が揺れてしまいます。
調子に乗って「アガメムノーン(久保正彰訳)」岩波文庫を借りてみましたが歯が立ちませんでした。研究対象としては面白いのかもしれませんが、観劇や読書としては難易度が高すぎました。

平日!ニコルソンズ~密室劇とミュージシャン~
渋谷ニコルソンズ
渋谷Nostyle(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/15 (木)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/15 (木) 20:00
座席1階4列
渋谷ニコルソンズ『平日!ニコルソンズ~密室劇とミュージシャン~』渋谷Nostyle
『クレイジーレイン』
初演以来2度目の観劇。
シチュエーションはそのままに、キャストが一部シャッフル・入れ替えされていました。
結末が分かっていても引き込まれますね。面白かったです。

ひとり語り芝居『土神ときつね』
お茶祭り企画
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
論理的な理数系の真面目なイメージの宮沢賢治が、1人の女性に想いをよせる 二人の男 嫉妬 力の違い。書かれた時代の社会でこんな恋と心の物語を書いていたのですね 驚きました。手塚治虫が恋物語の小説を描いたらこんな感じかも。初めて知った賢治の一面、面白く観させて頂きました。

私信/来信、ユートピア
青色遊船まもなく出航
シアター風姿花伝(東京都)
2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/12 (月) 12:00
座席1階1列
青色有線『来信、ユートピアより。』シアター風姿花伝
オカマバーに集う訳アリな人たちの再生の物語。
痛みもあるけど優しいお話でした。
ユキとママの出会いのシーン、ユキに初めて化粧をしてあげる場面がとても良かった。

袋とじ「根本宗子」
東葛スポーツ
3331アーツ千代田/スーパーデラックス(東京都)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/27 (火)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/02/16 (金) 20:00
ラップを融合した一人芝居。
台詞多くて、大変そうな作品でした。
東葛さんは未見だけど、根本さんのプロフィールとか言ってる事とか
特徴を上手く織り込んで、根本さんの書いたみたいな小芝居もあり
袋とじとして、根本さんを発表出来てました。映像は色々内緒で秘密の袋とじです。

スケッチブック・ボイジャー
演劇空間WEAVE CUBE
十三Black Boxx(劇団そとばこまちアトリエ)(兵庫県)
2018/02/11 (日) ~ 2018/02/12 (月)公演終了
満足度★★★★★
キャラメルらしい脚本 演出と出演陣がWEAVECUBEの芝居にしていた 演出と役者陣が上手く芝居に作っていた 夕顔 松浦由美子さんのキャスティングが最高 この役所しかない。始まりは、旅猫と重なるのはキャラメル脚本だからですが、最後にのはらが描く流星ナイトになり カケル コジロー 登場人物が生きてくる

虚構の劇団 第13回公演「もうひとつの地球の歩き方 〜How to walk on another Earth.〜」
虚構の劇団
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/02/18 (日) 14:00
座席1階H列18番
祝・虚構の劇団創立10周年!
2008年5月の旗揚げ公演「グローブ・ジャングル」にはまって初めて同じ芝居を3回観て、以来のファンです。
気付いたら10年経っていたのですね。初期メンバーが本当に好きだったので、仕方ないことだけれど、数人退団されたときは本当に寂しかった。
今回、鴻上さんは、今の問題として「シンギュラリティ」「AI」を取り上げ、そこに「天草四郎」を絡めてきたのも面白いです。
映像の脚本も含めて、ましてや戯曲の世界では、今のリアルなIT系の社会(会社)を描いている人は本当に少なくて、
そんな中で鴻上さんは現実のITを描いている数少ない人と思います。
(普通「クラウド」という単語すら出てこない。)
内容は、若さいっぱい、ダンスあり、笑いあり、シリアスあり、青春あり・・・
いつもの楽しい舞台でした。
主演の秋元さんの「天草四郎」の独特の時間を生きているような、ゆったりとしたところが印象的。
さらに、橘花梨さんの薄~く絶望的な、不幸な感じも何とも言えず良かった、
イケメンという予想と大きくかけ離れた三枚目で、めちゃくちゃ「圧」を感じさせてくれた一色さんもなかなかです。
メインに数人の客演を迎えると劇団員の中にも化学反応が起きて、劇団公演も新鮮になって良いです。
古参?の劇団員の方々は…
小沢さんは全体をぐいぐい引っ張ってって流石です。
小野川さんの「可愛いのにぶっちゃけたところ」がますますいい味で個性になってきてます。
三上さんは高飛車と残念のふり幅が面白くて、特に、森田ひかりさんの、前向きで明るくて伸び伸びしたところが大好きです。
今回、渡辺さんは録音音声の出演のみでしたね。
虚構も劇団員が変わっていきますが、初期からの人の活躍に、まだまだ期待したいです。
毎度のことですが今回も、今から次の劇団公演が楽しみです。
ただ、大事なワード「シンギュラリティ」をはじめ、
早口すぎて聞き取りにくいセリフが多々あり、
そこはきちんと観客に伝える技術をもっと意識してほしいと感じました。
「10年目の区切り」として、若さと勢いと楽しさの
次のステージを目指してほしいと感じました。

楽屋
アンクルプロデュース
劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)
2018/02/16 (金) ~ 2018/02/18 (日)公演終了
満足度★★★★
谷野まりえさんと藤井愛希子さん出演ということで、予備知識なしに観ました。
なるほど面白いストーリーでした。
結構な量の台詞と舞台上で化粧をしている女優さんだけでも一見の価値あります。
皷美佳さんと藤井愛希子さんの二人がしっかり物語を進めていく感じで、良かったです。
谷野まりえさんの迫力と島居香奈さんの何やら危うい冷静さが対照的で、これまた良かった。