最新の観てきた!クチコミ一覧

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The Freak

The Freak

劇団カルタ

RAFT(東京都)

2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

尺67分(追記後送)

ネタバレBOX

 板上は劇空間入口を出捌けとし観客席を長辺に沿って設えてある。板空間を観客が挟む形だ。出捌けから劇空間への入り口がこの物語が展開する事故物件の玄関となる。日本家屋のようで隣室の音は薄い壁で直ぐに響く。室内に住むのは10年前に家賃の安さに惹かれて入居した男が1人、男やもめの住まいらしく玄関を入って直ぐの場所に収納ボックスが横向きに置かれその上には本や雑誌、この10年間この住人が拘ってきた件に関わる資料などが置かれている。部屋の奥には長方形の卓袱台、その下にはノートパソコンが置かれ毛布が見える。部屋の奥には旅行用スーツケース、洗濯物入れ、等。ちょっと変わっているのは板と観客席の狭間に蛍光管が留められていること。幽霊の話なので部屋の外の光景を表す際などに点灯し実に上手く機能している。
SHIROCK 〜ヴェニスの商人より〜

SHIROCK 〜ヴェニスの商人より〜

OuBaiTo-Ri

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2026/04/02 (木) ~ 2026/04/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/04/02 (木) 14:00

概要とキモの部分は知っていたもののちゃんと観るのが初めてなのでWikipediaで予習して正解、序盤で「そこからそこまで跳ぶの?」な部分も難なく理解。
そうして一件落着かと思った後の展開に驚愕。原典のハッピーエンドから現代の要素であるレイシズムなども加えてビターエンドにするとは畏れ入る。
90分という程よい尺も含めて上出来上出来♪

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/29 (金) 19:00

価格4,800円

過去の自分と向き合う、今の自分。思い出したい記憶と、思い出したく無い記憶。過去と現在を上手く切替えながら、揺れ動く心を表現されていました。
…トツゲキ倶楽部さんの過去作品に繋がる様なワードも散りばめられていました。

帰還不能点

帰還不能点

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

スイングキャスト回を観劇。西尾氏と緒方氏という目玉(特に後者)が入替えというので最初戸惑ったが、初演の記憶を蘇らせ、やはり観ておきたく足を運んだ。最初はどの役がスイングか、本キャストならどうか、等と脳内で構成していたが(最後までその作業は無意識にやっていたが)次第に群像が成立して行く快感に到達。
秀作である。5年前より台詞が今に響くのが、怖い。
「戦争」を描く演劇、映画ドラマは数知れないが、本作は責任を巡るドラマ。個人の罪責感を焦点化する。
罪責感を人類規模に敷衍すれば、地球の裏側で起きた犯罪にさえ己に責任の一端がありはしなかったか、自分に何かがやれたのに、やらなかったのではないか・・と思考する態度になる。
法律、ルール、空気、醸成されたある「正義」というコードに反しない事に汲々とする生き方がスタンダードとなりつつある(と自分には映る)昨今、悪や不幸を生む最後のカードを引いた者のみを裁き批判する態度からは何も生まず、改善もされない事を知らずか判ってか、しかしそうするのは保身というメリットから。その対極の態度を浮び上らせる本作は、観客にどう届いたのだろう・・。
客席はほぼ満席であった。若い客が多い。近くにいた年輩客は終始涙を拭っていた。終演後、若者たちは呆然とした表情が多かった。何が去来していたのか、想像するしかないが、聞いてもみたい。
終戦5年、総力戦研究所の面々が集う男芝居であるが、紅一点(黒沢女史)が効果的。粟野史浩氏、東谷英人氏を久々に拝めたのも嬉しかった。

第三の証言

第三の証言

劇団青年座

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2026/05/21 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

なかなか興味深い作品だ。一見、社会派ドラマなのかなと思って観始めたが全然そんなのではなく、不条理な展開と何だか妙な人たちの変な会話に、何が何だかわからない混乱した気分になってくる。どこかですべてを操っている黒幕がいるらしいがその者たちの狙いもよくわからない。不正で金儲けを企むなら、何でまたビスケットごときをネタにしているのか?青年座がきちんと上演しているゆえに、この作品の不思議な魅力を感じさせられる。

廻響クラッシュループ

廻響クラッシュループ

ソラニエ

中野スタジオあくとれ(東京都)

2026/05/21 (木) ~ 2026/05/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/22 (金) 19:30

価格4,500円

おもしろかった

わたし、こども部屋おばさん

わたし、こども部屋おばさん

大竹このみ

水性(東京都)

2026/05/29 (金) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/29 (金) 19:30

価格3,500円

作品は素敵

わかろうとはおもっているけど

わかろうとはおもっているけど

劇団 贅沢貧乏

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2025/11/07 (金) ~ 2025/11/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作品は素敵

帰還不能点

帰還不能点

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

すばらしかったです。ストーリーは魅力的でおもしろくて、俳優さん達の演技は迫力があり圧倒されました。第二次世界大戦時の大日本帝国政府の方針を理解することができて、大変勉強になりました。

ロキシにささぐ

ロキシにささぐ

劇団飛び道具

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

流石飛び道具
面白かった(再演らしい…)
色々なテーマが盛り込まれてました
ヒエラルキー インバウンド ブツブツ交換→お金に 結婚 担保による金貸し 家業の看板 等々
考えさせられる作品でした

レッドブック

レッドブック

AMUSE CREATIVE STUDIO

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2026/05/16 (土) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/29 (金) 18:00

190分。休憩20分。特別カーンコール15分を含む。(80-休20-75-15)

亀と潜水艦

亀と潜水艦

劇団桟敷童子

すみだパークシアター倉(東京都)

2026/05/22 (金) ~ 2026/06/04 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

さまざまな悲劇を乗せた引き揚げ船が帰港する博多で、引揚者が一時滞在する宿泊所が舞台。それぞれ抱える苦しみや先への不安は大きく、怒りをぶつけたりすねたりする人もいるが、それも含めて助け合って生きる姿が非常に印象深く、舞台から目を離せなかった。誰かを助けることで自分も生きる。助けられることで生かされる。一人ひとりの役者がそれぞれ違う形でそれを演じきっていた。
これまで観た桟敷童子の芝居の中では動的な展開が控え目なほうのように思うが、意識せず涙がぽとっと落ちる瞬間が何度もあった。見えない「亀」が見えたような気がした瞬間もあった。ラストも素晴らしい。過去は悲惨で今後もなまなかなものではないだろうけれど、この人たちはこの瞬間、こう生きていた、それを明日につなげて、と祈るような気持ちにもなった。
客演常連の俳優も含めて劇団が一つになってつくり上げる桟敷童子の舞台の凄さ、今回も堪能しました。

五十嵐先生

五十嵐先生

コケズンバ

サンモールスタジオ(東京都)

2026/05/26 (火) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、お薦め。
物語は あらすじの通りだが、話の構成というか構造が秀逸。「スーパー学園コメディ」と謳っているがサスペンス的な要素もあり笑いと緊張といった硬軟ある描き方が上手い。また教師それぞれの立場や人物像を個性豊かに立ち上げ、会議劇の醍醐味を味わわせる。この公演、あらすじ以外を記すると すべてネタバレになりそう。

敢えて記すとすれば 「五十嵐先生」は登場しない。映画「桐島、部活やめるってよ」のように 先生方の会話から五十嵐先生の人物像を連想させる。同時に 不在が謎を深め観客の関心を誘う。また会話を通して先生方の思考ー教職とは といったことが浮き彫りになる。例えば 教頭の個人(男性)的な趣味/趣向と教員としての信条ー生徒の夢を叶える手伝いをすることーのギャップも可笑しさを誘う。ぜひ劇場で…。
(上演時間1時間45分)追記予定

帰還不能点

帰還不能点

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

2021年2月の初演、2022年8月の再演に続き、観るのは3回目。再演時、浅井伸治氏に代わり吉良孝一役を務めていた伊藤白馬氏(=旧芸名・照井健仁氏)が今回、村上誠基氏に代わり木藤芳男役をやる。登場しない山崎進次郎の声は近藤フク氏が担当していたが、今回は村上誠基氏に。

MVPは黒沢あすかさんだろう。話を知った上で観ているので、進行と共にふと変わる彼女の表情が今作の骨子となる。にこやかに店を切り盛りしつつ、不意に見せる素の顔。一般庶民の知らない所で国は戦争のシミュレーションをしていた。結果は必敗、どう足掻いても勝ち目はない。だが戦争に突き進んだ。国民には「日本は神の国である。歴史上、一度たりとも負けたことはない。現人神である天皇陛下の統治する神国日本は必ず勝つ」と鼓舞。その全てが嘘だった。国に騙されて散々な目に遭い、焼け野原に呆然と立ち尽くす亡霊のような国民達。負けるって分かっていたのか?こうなるって知っていたのか?

この劇団を観たことがない人に一作勧めるならば、やはり今作となるだろう。脚本が面白い。戦後に戦前日本政府の馬鹿馬鹿しさを酒席であげつらう設定も巧い。故人を偲ぶ会というシチュエーションにも何重にも意味が掛かっている。“最後の”再演と謳っているのが残念。今こそ日本人はこの作品を観るべき。必見。

ネタバレBOX

粟野史浩氏が去年かなり痩せていたが身体が戻ってきたようで安心。シーザー武志、大友康平、小沢仁志を足したような凄味。

東谷(あずまや)英人氏は細かったイメージだがガッシリしてきて、より役がハマる。

今里真氏が本当に重要な役どころなのがよく判った。

「みんなを救えないことが貴女一人を救わない理由にはならない!」
山崎進次郎役を誰が演ずるのが適役なのか考えていた。筑波竜一氏かなあ。ちょっと格好良すぎるが。焼け跡のキリストとして後半生を自身の内面との戦いに捧げた男。自分には出来たのにやらなかったことが許せなかった。これからは出来ることは全て為すと腹を括って命を削る日々。人間の力は有限、出逢える人の数も限られる。そこでやれることをやる。それはただの自己満足でしかないのかも知れない。大局的には何の意味もないのかも。それでも構わない。それが死んでいった者に対する自分なりの贖罪だ。
彼を愛した黒沢あすかさんの行き場のない想いが涙となって零れる。本当の夫婦として心を通わせたかった。彼に何もしてあげられない自分。
ツイスト・アンド・対話

ツイスト・アンド・対話

南京豆NAMENAME

シアター風姿花伝(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/05/29 (金) 14:00

105分。休憩なし。

五十嵐先生

五十嵐先生

コケズンバ

サンモールスタジオ(東京都)

2026/05/26 (火) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

先生たちの会議の中で展開するコメディ。各々のキャラクターも強烈で楽しい。後半、ミステリアスな方向に入って話自体は面白くなるのだが、その分やや笑いが停滞してしまうので、それが勿体ないような気も。

じべた

じべた

椿組

小劇場B1(東京都)

2026/05/25 (月) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

重厚なテーマに圧倒されますね。レトロ感ありますが、実に今現在の問題を扱っていて、エンタメとしても楽しめました。

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ

忘れかけてたのになぜ 忘れられないのはなぜ

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

序盤はミステリーっぽい空気感で、「これどういう話なんだろう?」と少しずつ引き込まれていくタイプの舞台。
会話の中に違和感や空白が自然に混ざっていて、それが後半に向けて繋がっていく構成が上手いです。
登場人物同士の会話もかなり自然で、やり取りが心地良い。
同じシーンでも感情や立場によって見え方が変わる演出も面白く、“記憶”や“受け取り方”によって景色が変わる感じが印象的でした。
重たいテーマもありつつ、全体としてはかなり観やすく、どこか温かさの残る物語。
キャスト陣の熱演も印象的で、感情のぶつかり合いのシーンは特に見応えあり。
ラストの余韻が心地良く、観劇後もしばらくタイトルを思い返してしまいました。

帰還不能点

帰還不能点

劇団チョコレートケーキ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2026/05/28 (木) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/05/28 (木) 19:00

劇団の代表作の一つ。心地好いが笑ってはいられぬ緊張感がある。130分。
 2021年に初演、その後、好評で2回再演され、今回が四演だが初めて観る。太平洋戦争前、優秀な若手官僚等で作られた総力戦研究所のメンバーが、戦後5年を経過して、1人の死を機会に未亡人の居酒屋に集まり、回想する戦争突入時の出来事・・・、の物語。どうして戻れなくなったのか、という問いへの答えを探る。見慣れた役者陣が熱演を奮い見応えがあるが、未亡人を演じた紅一点の黒沢あすかの終盤が特に光る。
 「戦争をしてはダメだ、と分かったから日本は大丈夫だ」みたいなセリフがあったが、80年経って、それが空しく響く昨今の状況が苦しい。

夕顔

夕顔

日穏-bion-

赤坂RED/THEATER(東京都)

2026/05/27 (水) ~ 2026/05/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/05/28 (木) 14:00

丁寧に書かれ丁寧に演じられるいい話。(5分押し)109分。
 2017年に初演された作品の再演で、初演は観てない。栃木の干瓢(夕顔)農家の納屋が舞台。久々に復活した「ふくべ音楽祭」の事務局も兼ねているが、そこで展開されるいくつかの家族の再生と別れの物語。緻密な脚本に特徴のあるユニットだが、本作も丁寧に書かれている。3人姉妹の物語が軸だが、それを取り巻く人々にもいろいろな背景があり、徐々に明らかになりつつ、姉妹の三女の展開にちょっと驚くが、最後はホッとして終わるあたりはいつもの日穏だった。夕顔の儚さを軸にした物語だが、そのことがピンと来ないと分かりにくい面はあるかと思う。三女役の菊池友華が若々しく華がある。
 終演後に音楽の林ゆうきを交えてのアフタートーク。20分くらい。

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