最新の観てきた!クチコミ一覧

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パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

めちゃくちゃ、面白ろかったです!絶妙な掛け合いでそれぞれのキャラもピッタリでした。期待を裏切らない劇団さんです。ハッピーな気持ちで帰宅しました。

黒いチューリップ

黒いチューリップ

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

新宿梁山泊『黒いチューリップ』を観劇。

 初演は1983年に西武劇場(パルコ劇場)にて、唐十郎が蜷川幸雄に向けて書いた伝説の作品。舞台一面にパチンコ台が並んだセットが圧巻だと20代の頃に聞いた記憶は残っている。その時の美術は朝倉摂。

 声帯模写師・エコーが黒いチューリップが開くパチンコ代に恋をしてしまう…、というあらすじを聞いただけでゾクゾクしてしまう。
 新宿梁山泊は座付作家・鄭義信と組まなくなってから、唐十郎やシェクスピアの戯曲を演っていることが多いが、どうにもいつも乗れずじまい。唐十郎の芝居を観れるのは、唐組、唐ゼミ、新宿梁山泊と数が少ないが、新宿梁山泊が選ぶ演目にはいつも興味をそそられる。
 唐十郎の戯曲は未だに分からない部分が多いが、究極の恋愛ものと捉えるとグッとくる。そこに焦点を当てていたのが第七病棟で、緑摩子の存在も大きかったようだ。退廃的な空気感での異形への恋物語を大事にしているので、涙してしまう瞬間すらある。その辺りは今の唐組(久保井研)も大事にしているようだ。蜷川幸雄はそことスペクタクルな部分を上手くふるいにかけ、紅テント以外で観る唐十郎を成立させてしまう凄さがあった。新宿梁山泊は常にスペクタクルに特化しているからか、恋物語が薄らいでしまい、ドラマ部分になると中だるみしてしまっている。戯曲の捉え方次第だが、乗れない理由はそこかもしれない。
 だが神社で見るテント芝居、若手俳優の熱量、最後の舞台崩しは貴重である。特に今回の舞台崩しは圧巻であった。
 
海まで100年

海まで100年

劇団ケッペキ

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

久しぶりのケッペキ
3.14福島の話
今頃感は有るが、まだあの影響を受けている人もいる…忘れないでということなのか…
刺さらなかった…

少年はニワトリと夢を見る

少年はニワトリと夢を見る

実験演劇アトリエ +C某(プラシーボ)

FLYING CARPET FACTORY(大阪府)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

手荷物検査をする等厳重な体制
コンテンポラリーかと思いきや、セリフも有りますし、コンテンポラリーの方が…
こんな事も有る…神は二物を与えるかもしれません…
流石サリング作品

ガールズ&ボーイズ

ガールズ&ボーイズ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2026/04/09 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

何時からか演劇関連情報がネットのブラウザを開けば届くようになり、本作もそれで知った。増岡女史の回を観るつもりでいたのだが、オーディションで勝ち取った増岡の枠は真飛の半数(当初オファーしてた真飛の出番を半分には減らせないだろうと)。
何のかので結局真飛聖バージョンを観劇(もっとも開演直前までは増岡回と勘違いしていたので不意を突かれた。あーそっだったー・・と、些か落胆したのは増岡ファンだからではなく約10年前見ていたので変化を見たい、比較したい欲求のため)。
一方真飛女史の舞台は未見だが宝塚の男役トップの履歴から、ある程度想像の範疇。そしてその通りの立ち方であった。が、その流暢さ、変化への柔軟さ、2時間の耐久時間一瞬のダレもないスタミナには圧倒された。

一人芝居が持つポテンシャルに瞠目。役者を見せる芝居でもあり、文学座増岡氏の残り僅かな機会、やはり観たいとリピートを考えたが断念した。
真飛が本作で描いた女性のキャラと合わないな、と感じたのは序盤だけ、それは主人公が破茶滅茶な十代を送り、故に学歴と言えるものもなく、ただその生活とは自らの気づき、直感でおさらばして「夢」を持とうとした「汚濁から抜け出た」来歴から。彼女は映画業界の端っこの端っこにでも食らいつこうと、受けた面接で持ち前の機転でアピールし合格した、というエピソードは二番目だったか。芝居は数ピースに分かれ、暗転で水分補給の間が設けられるが、冒頭のくだりの最後は偶然出会った夫との馴れ初め。破茶滅茶できる女=そこそこの容姿、地頭の良さを想像させ、そっちの感覚が鋭敏なので結婚も早い・・。最悪の出会いからのギャップに萌え、夫をゲットしたが、ベンチャー的な隙間産業(車両関係の)に成功した彼とは、彼女自身も夢を追い、自立した大人同士の関係に満悦。子育ての苦労もあるが、自分が惚れた相手と夫婦になった、との認識であった。
この前提が、後半瓦解して行く。
話は彼女の忌憚ない糊塗のない具体的なもので、主観的にはどれもが「真実」。子供(上は女、下は男)の性格特徴もえらく具体的で賢母とは言えないが必死に関わる。仕事も頑張る。
作者が想定したキャラは、幼い頃から自由を求めた故の苦労人、手持ちの財産(知的にも金銭的にも)の乏しい身分で二十歳前後、ゼロ(いやマイナス?)から人生を始めた女性、世間的尺度では敗北だがそれを認める前提知識も経験もない故に「楽天的」。だから後になって発見する事になる真実もある。。
真飛女史は前向き楽天性を良く表していた。ただ優等生にも見える。増岡女史はどう見えただろうとやはり想像してしまう。

贋作ですけど

贋作ですけど

悪の談話室

STAGE+PLUS(大阪府)

2026/04/24 (金) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

前回とは全く違うコメディ
テンポ良く時間が流れる
楽しめました✨

おにぎり

おにぎり

Antikame?

雑遊(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

【こんぶ】観劇、面白い。
新旧2作品×3公演 すべて観たが、その印象は 時々の時代背景を映しながら、人間を見つめ寄り添った優しい眼差しを描いているようだ。脚本の芯が おにぎりの具材だとすれば、その握り加減は演出であり役者の演技ではなかろうか。固く握ればシリアス調、緩く握ればコメディ調、そんな単純ではないだろうが…。勿論 その時 観る客の心境や状況によって印象が違うだろう。そう感じるのは、【おかか】で観た「背中を向ける」は、別公演で観たことがあるから。

さて、今作の「うらなえないし」と「わたし、笑える」は都会暮らしの女性の淋しさ侘しさが じわっと伝わってくる。

「うらなえないし」は、占い師(男)と客(女)の二人芝居。薄暗い中に「占い」と書かれた行灯が灯る。2人はミニ椅子に座り向き合っている。シンプルな舞台セットといい、何となく別役 実の舞台世界のような雰囲気だが、けっして不条理ではなく 仄々とした温かい空気が流れるよう。雨が降り出した地べたに 女性が突っ伏すように寝転び はしゃぎ出す。まるで青春映画のワンシーンを見るようだ。

「わたし、笑える」は、当日配付したペーパーに「Antikame? でこのような演劇を扱うことは今後もないでしょう」とあり、幻の作品になってしまうのか?⇒それだったら惜しい。コロナ禍から急速に流行りだしたウーバーイーツ、人との接触を避け 利便性を求めた仕事だったと思う。今作では 人との出会いや縁がなく 繋がることが少ない独身女性の滑稽な思いをリアルに描いている。
(上演時間1時間10分) 

ネタバレBOX

●「うらなえないし」
宇都宮のギョーザ会社に勤めている素人占い師。週末だけ占い師をやっており、以前 占った女性の鑑定評判が良かったことから、その女性がまた来た。占い師はノート(占いKNOW-HOW本?)と女性の手相を見比べ悪戦苦闘、占い始めて3時間になろうとしていた。女は彼氏に振られ淋しくヤケにもなっている。会話の間(ま)と洒脱な台詞が実によい。

突然雨が降り出し、占い師は傘を差しだすが、女は地べたに突っ伏して転がる。青春映画などで雨の中で といった甘酸っぱいシーンを見たことがあるが、今作では戯れであり自暴自棄といった印象のシーン。小雨になり 女は男(占い師)を誘惑するような口ぶり。男に向かって結婚しているの? 男はしばらく無言…恋の駆け引きのようであるが、刹那的でもある。唐突に男は女をおんぶして歩き出すが、その行先は…。

●「わたし、笑える」
独身女性がウーバーイーツを利用して、配達員(男)とちょっとした会話を楽しむ。好みの男性が届けてくれるのを心待ちにする。大人の女性が少女のようなトキめき。舞台は女性の部屋に見立て、配達員は オートロックを解除してもらい、周り(廊下)を回って女性の部屋の前、そのシンプルな動作の中に ありふれた日常が垣間見える。独身女性の友達は呆れているが、淋しさを紛らわすには必要、その便利=割切感が現代的だ。また健気で切実さがリアルに映る。

当日配付ペーパーには「オーディションから起用した俳優さんに向けて、ヒトとの繋がり方の現代的な不気味さを描こうと」とある。人間関係の築き方は、(対面の)コミュニケーションが大切だと思うが、今はインターネット等を通じて非対面の交流も盛ん。コロナ禍が人との物理的な距離だけではなく、精神(心)的な隔たりも出来てしまったかのよう。その意味では不気味さ=無関心・不寛容といった疎外感が表れた物語。乾いた環境から潤いのある繋がりを求めて…。
次回公演も楽しみにしております。
語り芝居『海神別荘』

語り芝居『海神別荘』

ルーサイトシアター

ルーサイトギャラリー(東京都)

2026/04/21 (火) ~ 2026/04/25 (土)公演終了

実演鑑賞

泉鏡花作品 at ルーサイトギャラリー第二弾は前回と同じメンバーで。時折 "koohhh..."と鳴るのが「音効」でなく電車が遠く橋架を渡る音、とだけ脳内処理できればこの場所での芸術鑑賞は他で味わえないものがある。
本作は以前戯曲を読んでいた。耳で聴く読み物としては前の「天守物語」は観客の注意を発語される一語一句に集中させるものがあったが今回の「海神別荘」は一聴して解されない単語が多く(同音異義語の多い日本語の故でもあり)、自分は記憶を頼みに物語を追っていた所がある。初の観客にはどうだったろうか。後でパンフを見れば劇中使われる耳馴染みのない単語の解説が十数語もあった。だが自分も結末の記憶はなく、海の王子の元へ嫁いで来た(人間界から見れば娘を生け贄に捧げた=死んだ)美女と王子との長いやり取りには没入させるものがあり、終わってみれば泉鏡花が描く異界に身を置き、人間その有限なる生物が崇高さをおびる自然界の存在に憧憬し最終的に異界に身を置く決心をする結末に納得させられている。
夜叉ヶ池も天守も異界(自然界のものの化身が棲む)が文明の対極に置かれているのが特徴で、文芸作品としてその背景に改めて関心が。

パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

画廊喫茶を舞台に結婚詐欺師を軸として刑事・ユーチューバーなど周囲の人々の思惑がコメディタッチに絡み合いつつ最後は色んなピースが収まるところに収まる休憩無し約90分、新人ウェイトレスがいい味出してました。

魔族会議

魔族会議

たすいち

インディペンデントシアターOji(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/05/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2026/04/25 (土) 18:30

価格4,500円

長い

リバースデイ騎士

リバースデイ騎士

無頼組合

オメガ東京(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ハードボイルドを超えるハートボイルドでした。

ネタバレBOX

ストーリーがしっかりしていて、登場人物の個性がよく醸し出されており、そして笑いがある、とても中身の濃い時間でした。疾走する、ツイストのシーンが巧みです。シンプルな舞台なのに、奥行きと厚みを感じる、舞台が幾通りにも見えました、最後の展開もいいですね。
黒いチューリップ

黒いチューリップ

新宿梁山泊

新宿 花園神社境内 特設紫テント(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/05/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2026/04/25 (土) 19:00

座席1階

唐十郎と蜷川幸雄。1983年に初演された伝説の舞台が新宿・花園神社のテント舞台で蘇った。この二人のアングラ劇を次世代にと語る新宿梁山泊の金守珍が「今、やるんだ」と作り上げた舞台には、まさに次世代と言える世代と初演を見たであろう高齢者が混じって食い入るように見つめていた。
 
主役のケイコは初演時は李礼仙、今作は水島カンナだ。自分は、晩年の李礼仙しか見たことはないが、水島カンナとはまったく雰囲気の違う俳優だから、今作はきっと初演とはかなり趣きが違うのだろう。しかし、金守珍はおそらく、唐十郎と蜷川幸雄のトリビュートを強く意識して作り上げたと思われる。いつもの新宿梁山泊の舞台とは流れる空気が違っていた。

今作は舞台美術がとても良い。一幕と二幕の間には10分の休憩があるが、この短時間でのセットの転換には度肝を抜かれる。テント演劇お約束の終幕の演出だが、今作はかなりさわやかなイメージ。主役の水島カンナがお姫様のようだった。

昭和のパチンコ屋を復活させた舞台に、当時の記憶が蘇った。釘師、ゴト屋…。現代のパチンコ店では見られない、怪しさと猥雑さが溢れる風景も唐作品と共に次世代につないでほしい。

アングラ文化の継承を前面に出した今作。その成果はどうだったかとても興味がある。

パズル2026

パズル2026

A.R.P

ウッディシアター中目黒(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

最高!ARP最強!これまでたくさんARPの作品を観てきましたが今回のものが個人的に一番好きかも。ほんと観て損のない作品です。知人に宣伝しまくりますね。ARPといえば劇場に入ると過去の作品のトレーラーがスクリーンに流れていますが、もうあの映像を見る段階からワクワクがとまりません。今回もそのワクワクに見事に応えてくれてました。今回の作品、ほんと最高でした(ほんと感動したので2度書きました^^)。個人的に映画『トリコロール』に匹敵します^^ 毎回よくもこれだけハイレベルのものを出してこれるなーと。

リバースデイ騎士

リバースデイ騎士

無頼組合

オメガ東京(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いやー、よかったです。めっちゃ楽しめました。主役の人、原田芳雄に似ていますね。てか、原田芳雄に寄せてますね^^ 最高の演技でした。ボリューミーな工藤静香な役の人、これまた最高の演技でした。あと、執事役の人、めっちゃイケボですね。執事の人が出演する朗読会に出てみたいと思いました。さて、ストーリーですが、ほんと完璧です。伏線がすべて回収されてましたね。なによりわかりやすくときおりあるよしもと新喜劇的な笑いもツボでした。最高の時間をありがとうございました。

リバースデイ騎士

リバースデイ騎士

無頼組合

オメガ東京(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

登場人物1人1人のキャラクターが際立っていました!
舞台の使い方も工夫されていて、皆さんわからなくなってしまわないのかな?と素人は途中から心配になりました笑
最初から最後まで飽きることなく観劇させていただきました!

ネタバレBOX

始末屋の金髪のかたの猟奇的な感じも良かったです。
謎の死をとげたのですね、今度は始末された?!!
皆さん登場して最後のご挨拶の時に、目が合ったような感じがしたのですが、恐かったです笑(ほめています!)
碧く哭く

碧く哭く

‐ヨドミ‐

TACCS1179(東京都)

2026/04/22 (水) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

台本自体や演出の部分でちょっと雑な感じも受け、全体として役者さんの技量頼みな感じが強かったが好みの問題もあるしそもそも必要な役者さんを揃えるのも芝居のうち。2時間という時間は終盤にかけてはあっという間でしたが。前半の日常パートの積み重ねはパートは正直気が遠くなる瞬間はあった。ただこの日常パートの積み重ねは弓を引き絞るような感じで放った瞬間(終盤物語が動いた瞬間)に生きてくるものだと思うので大事なの時間だとは思う。もう少しなんとかならないものだったのかなとは思う。
外国人の表現が醜すぎてほぼコントでしたが実際あのレベルで酷かった(現在進行形?)とは思うのでまあそんなものかと思ったり。とりあえず松木さんの幸薄が過ぎてありがとうございます。

ネタバレBOX

アメリカ行きの船で主人公は死んでヒロインが生き残る「タイタニック感」神の視点で見れば希望はあるんだけども個人的には好きではないかな。最後「お前も死んでんのかい!」ってなった人多いと思う。(台本で確認してもしっかり死んでた)
ちょっとモヤっとしたのは国籍は関係なく青い瞳に恋をしたというくだり。国籍なんて関係ないはわかったけど青い瞳だったから恋したのか(人種なのか?)とちょっともやった。
終わってロビーに出ると物販の用意がまだされていなかった。忙しいのはわかる。ただ会場のサイズから見るとそれなりにスタッフはいたように見えた。物販を軽視しているのだろうか。それとも何度も観にくるお客様がメインだったりするのだろうか。
「なんか不愉快な台本だなー」とは思わなかったのでみたい役者さんが出れば見ることは検討する団体とは思う
junksharp Stage16 「溶解する束-fragmentation-」

junksharp Stage16 「溶解する束-fragmentation-」

junksharp

こった創作空間(東京都)

2026/04/24 (金) ~ 2026/04/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/04/25 (土)

朗読劇だったが美術、照明、音響が良かった。
旧サニーサイドシアターに即した芝居
お馴染みの天井を伝う水音も何か合ってた

ネタバレBOX

朗読劇で定点の演技が多かったが熟練の演出を感じられる転換や照明ワークスだった。
脚本は抽象的だがとってもムーディ。
終盤のMが流れてからの不思議な高揚感と爽快感。
軋み

軋み

Nana Produce

テアトルBONBON(東京都)

2026/04/23 (木) ~ 2026/04/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/04/25 (土) 19:00

どんな話の展開になるのかハラハラしながら観劇しました。
シリアスな面もありつつ、笑いどころも多く楽しめました。

チェーホフ in やしゃご 短編集

チェーホフ in やしゃご 短編集

やしゃご

アトリエ春風舎(東京都)

2026/04/25 (土) ~ 2026/04/28 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきました。

役者が違うと描き方も違う。凄い面白いです。

チェーホフというと大昔の戯曲家で、古いと思われがちですが、全く違います。

最近ラミン・ヤマルとチェーホフは非常によく似ていると思うようになりました。

現代サッカーが極めてシステマチックになり、高速トランジションの応酬になることで心理学をピッチにマッピングしたような形になり、アートよりはむしろ戯曲に近づいていると感じるからです。

現代の高度なサッカーは戯曲という骨格から浮き上がった心理部分を抜き出したものを、視覚的にピッチ上にマッピングした様相を呈しています。

チェーホフは市井の市民のちょっとしたアクシデントから生み出される微妙な認知の歪みから、人間の温かさが滲む様子を描写しました。

ラミン・ヤマルは機械化したシステム(4-4-2などのシステム)のなかを、高速で多数の選択肢を示しながら移動(要は色んな選手へのパスやシュートの可能性を示唆しながらドリブルで高速移動したりする)し、チームのシステムの磁場を歪ませる(気づくと画面の端になぜかノーマークの選手が高頻度で出現する…要はディフェンスする相手チーム全員が高速で相手側の意図を取捨選択しなければいけないため、認知のズレが起きて見落としが出るということ)という意味で、チェーホフの戯曲を視覚化したような選手で極めて稀です。なお、現代サッカーでこのタイプの選手はほとんどいません。

今まではハロルド・ピンターや三谷幸喜みたいなメッシタイプ(職人芸で最短距離をきり裂くタイプ)が全盛でしたが、現代で実際のところ待望されているのはチェーホフタイプのように思います。フランスなどの戯曲では高速トランジションを応酬しながら物語が歪んでいくみたいな戯曲は試行錯誤されている感じはあります。

極めて分析的な言語体系のフランスらしいとも言えます。でも、日本の観客がそうしたものを求めているのかは自分には確信持てませんが…。自分の感覚では現代のSNS的なスピード感に乗せて高速トランジションを繰り返しながら、登場人物それぞれの認知のズレが物語全体を歪ませるタイプの物語は消費され、数十年後に残るのはチェーホフだけなんじゃないかとさえ思います。

それほどまでに、彼の物語に登場する人たちはみな愛らしく痛ましく、切実なため、消費しにくいからとも言えます。というのも当たり前で、チェーホフの時代はゴッホの時代で、その時代の感性が受け取った光や水を、今でも多くの人が浴びるために美術館に並びます。かく言う僕もその一人ですが。そうした輝かしい苦悩の時代に立ち尽くす人たちが戯曲のなかにいるわけですから、現代芸術を愛する自分もまた愛さずには居られないわけです。それが物乞いできずに若くして死んだ情けない男であったとしても。

これらは僕のチェーホフに対する最大の賛辞です。

日本でチェーホフに憧れた人はいましたが、岸田國士は直線的すぎますし、ケラは憧れつつも不穏さに逃げた感じはあります。そういう意味では世界的にも無二です。

こうした素晴らしい芸術家を生んだ国がまだ戦争しているのは哀しむべきことですが。

やしゃごが面白いな、と思うのは、なんというかストロークス的というのか、ストロークスは言うまでもないと言っていいかはわかりませんが、『ベルベットアンダーグラウンドらを都市型に洗練させ抽出した』バンドです。そういう意味ではやしゃごはチェーホフをストロークス的に都市的に抽出したとも言える気がします。

舞台についてはあとでもう少し具体的に書きます。

ネタバレBOX

ストロークスと言うと、なんで急に音楽?みたくなりそうですが、別に狂ってないんです(苦笑

ストロークスを見るとわかるんですが、彼らは単にカッコよくてコーチェラやサマソニに出るんじゃないんです。

彼らはベルベットアンダーグラウンドのミニマルさや都市の乾きを、ガレージやパンクの文脈を通して再配置したから、みんなから讃えられたんです。『これだよ』と。才能を目新しさよりは過去のものへの再評価に振り向けたというのか。

これは才能の浪費ではなく愛です。

自分が言いたいのは『骨組を再びリスペクトしながら使うのは、盗作ではなく、愛』だと。

身体に染み込んだ愛すべきものが漏れ出しまくることを盗作癖とは呼びません。

アメリカ的な価値観からすると地球上にかつて存在しなかったものをうみだしたら最高で、それ以外は凡庸だと。それを否定はしませんが、愛ゆえに過去の最高すぎるものをマッシュアップして控えめに再配置することを悪とは言えないはずです。

自分がこのことをあえて言うのは、ストロークスが過去の遺産のマッシュアップの成功の最高峰のように見えるからです。

チェーホフをマッシュアップして身体に染み込ませた役者には自信になるはずです。 

例えば牡蠣ですよね。

凄くストロークス的です。
イメージで言うと、

「牡蠣」 = 薄暗い路地で一瞬だけ光る場面

ストロークス = 夜の街で断続的に点滅するネオン

どちらも長々と照らさない。でも一瞬で全体の空気を感じさせる。

短編集 しあわせ

短編集 しあわせ

アクト計画(株式会社バランス企画)

アトリエ三軒茶屋(東京都)

2026/01/28 (水) ~ 2026/01/29 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2026/01/29 (木) 16:00

たすいちの目崎主宰作・演出による二人芝居3編、一人芝居1編のオムニバス。それぞれタイプは違うが「目崎味」満載、中でも4編目は「幸せとは何か?」を問う哲学のようでもあり印象深い。

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