
森に棲む魚とハルニレのウタ
salty rock
プロト・シアター(東京都)
2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
終盤の手術室のシーンはずるいけど素晴らしい、あんなのしびれるに決まってる
下手をすればただ難解であざとくなってしまうかもしれない作品をブギーポップな手法でまとめあげたフジタさんの演出に唸りまくった

Last Night In The City
シンクロ少女
ザ・スズナリ(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
誰かが僕を作ってくれていて、誰かの中で僕が幸せでいるのなら
そういったことがあれば確かに僕は生きていけるなと思った
かぼちゃを投げたり投げられたり待ち望んだり、そんな生きにくい世界でも
そういう誰かがいれば生きていけるなと思った

悲しみよ、消えないでくれ
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
3部作の2作目、想像通りのやはり重く複雑で心に響く作品でした。その中でもでんでんさんは流石の一言。見事な演技で最前列だったこともあり、どんどんその迫力に引き込まれて行きました。さあ、来月の3作目が楽しみですね!

ゲイシャパラソル
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
紅組を見てきました! あやめ十八番さんは初だったのですが、とても素晴らしい舞台でした! あまりに良かったので 帰りに墨組のチケットを買ってしまいました。 今日の感じと どんな風に違ってくるのか また楽しみです☆

首のないカマキリ
劇団俳優座
俳優座スタジオ(東京都)
2018/05/18 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
合宿所の裏倉庫という設定の舞台には木の台とライトが積まれ、殺風景な様子。タイトなラインの制服の首にはリボンがかけられ、青赤白と色の違いで学年の違いがわかるようになっている。ほとんど無個性に見える女学生たちの個性が明らかになる展開において、重要な役割を果たすのは学年の違いである。「違う」ことの距離感と「同じ」ことの親近感はその前提への思い込み故に崩れてく。これは年齢の物語であり、先生の年齢が43歳と明示されるのもそもと無関係ではない。パンフレットには制服を着た役者たちの写真集がついており、エロティックな誘惑の様相を見せる。その危うさも含めて津山事件と衝突させようとしている。

ヘンリー四世
シェイクスピアシアター
ザ・ポケット(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/08 (金) 14:00
2作品通しで観劇。
先日、新国立で「ヘンリー五世」を観劇したけれど、あまり感心せず(役者が悪いのではなく、あくまで脚本が今一とおことわりしておく)。で、こちらの脚本は未見だったので、順序的には逆になってしまったけれど、やはり「ヘンリー四世四世」を観て、「ヘンリー五世」を見ると、かなり印象が違っていただろうと思う。
何と言っても、最近は「文学座の」というより「シェイクスピアシアターの」といった方が、しっくりくる感じがしてきた清水圭吾さんが、フォルスタッフを嬉々として演じているのが楽しい。また、この猥雑で世俗垢にまみれた肉の塊は、様々な役者を魅了してきた意味がやっと判りましたよ。そして、「ヘンリー五世」でフォルスタッフが死んだという発言の意味するところも解りました。
また、ハル王子に対する印象も違っただろうし、ホットスパー、ドル、ウェスモランドなどのように複数役を1人の女優で演じ分ける面白さ(これは「ヘンリー五世」で判らなかった)も味わえたと思う。
もう一度、「ヘンリー五世」観ようかしらん。

ねぇ、聞いてよ、ウォンバット!
カミグセ
くすのき荘(東京都)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/06/10 (日) 16:00
ウォンバットの夢を見る女子と友人(とウォンバット)による会話の雰囲気が良い。会場は「かみいけ木賃文化ネットワーク」なるプロジェクトの本拠地の一つで、木造の家の1室に入り込んだ感触は悪くない。物語は、所詮は夢落ちと言えなくもないが、夢だからこその展開を楽しむ、というタイプの公演だろう。主宰のつくには、最近は芝居の制作として活躍してて、芝居を作ることへの興味が減りつつあるという。やりたいときに公演ができるという形を追っているそうだが、本来はそうあるべきとも言える。

ツヤマジケン
日本のラジオ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/06/05 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/06/08 (金) 20:00
2014年に上演した作品の再演で、初演も観てるが、それなりに面白かった、という記憶しかない。津山三十人殺しをモチーフに、女子校演劇部の合宿で起こるホラー調の物語。女子校あるある的会話を中心に楽しめるのだが、津山を思わせるエンディングに向かって堕ちて行く流れが、後味は良くないけれども、感触は興味深い。

冬・ダウィー夫人の勲章
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2018/06/01 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/07 (木) 19:00
座席1階1列
両作品とも、人間の優しさと温かさを感じさせる良作。これを重くなく、2本立てとして観られる幸せに感謝します。
特にジェームス・バリーの「ダウィー夫人の勲章」は、そのタイトルのうまさも相まって、何か心が鷲掴みにされるような作品。夫人と兵士の疑似親子の形成が、けして説明調に陥ることなく、双方のちょっとした心のニュアンスを感じ取り合う、繊細な作りでした。
最近、ちょっと心が荒み気味で、何か癒しを求めている方には、是非にとお勧めします。

僕らはいつもふわふわ中毒
ふわふわ中毒
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

翼の卵
劇団桟敷童子
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2018/05/29 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/06 (水) 14:00
座席1階2列
昨夏、「蝉の詩」を観に行ったとき、原田大二郎さんがご夫人と思しき方と観劇にいらしていました。(ちなみに、同日には辰巳拓郎さんもいらっしゃいました)その観劇がきっかけになったのか、オファーありきの観劇だったのかはわかりませんが、今回の出演を知ったとき、何とも懐かしうれしく思われました。(桟敷童子が気に入ってくれたのだなあ、と)
相変わらず出てくるクズ人間には、毎度のことながら憤りを感じて、とても不快ですし、それによって招かれる幾つもの死は何とも言えない不条理感を醸し出します。でも、これが桟敷童子の持ち味でもあり、マンネリを指摘する方もいらっしゃいますが、「モグラ」や「標」のように、活劇を織り交ぜた作品もありますから、私としては十分に許容範囲と言えます。あまり気になさらず、作りたいようにお作りいただけるのがよいかな、と。でないと、毎度毎度、満席ににはなりませんよ。

フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
満足度★★★★
照明、音響の演出が特徴的な舞台でした。蝋燭・ランプがメインの照明、全身に響き渡るような音響は、初めての経験でした。北極探索の冒険家の語りという形をとっている部分が原作とは違いますが、内容はほぼ原作に忠実で、照明・小道具などが200年位前のうすら暗いヨーロッパのイメージを、程よく醸し出していました。
原作では、2m超の異形の化け物として描かれていた創造されたものが、金髪の美形の女優さんが演じていたところが最初ちょっと違和感がありましたが、ラストに近づくにつれ、人間とは何か、男女とは何かという根源的な問題に悩む姿にマッチして、かえって物悲しくもありました。
語り口も現代風ではなくわかりにくい部分もあり、終始ほの暗い陰湿なムードの漂う舞台で、楽しいとか面白いとかといったものとは対極に位置していましたが、とにかく初めての体験でした。ただ正直、2時間超は少しながく、もう少しテンポよくてもよかったのではと感じました。舞台の雰囲気に明らかな変化がないので、途中から単調に感じてしまいました。
原作のフランケンシュタインを読んでから見ると、さらによくその世界観に浸れますので、事前のご一読をお勧めします。原作も古い作品だけあって、なかなか難解です。

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
ストーリー・役者さんの熱のある演技、すべてに引き込まれる。
演者は男性しかいないのだが、セリフ上にでてくる「常盤」の姿やそれぞれの「女性の家族」の姿も垣間見えるような不思議な感覚もするくらいに、緻密な部分もあるのが、この座組みの魅力だと個人的に思う。
次回作も、もちろん期待大。

肉の海
オフィス3〇〇
本多劇場(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
時空を飛び想念が舞う渡辺えり作品の世界は、久々の新作も同様。作者本人が言いたい事だなこれ、と丸分かりな台詞が宙に投げられたり、強引なドラマの舵切りが為される箇所も多いが、渡辺えりは後から回収していく。安定を良しとしない作り手の「手」をそんな所に見出す。正体不明の奇態な「音楽劇」がそこにあった。

Q学
田上パル
アトリエ春風舎(東京都)
2018/05/25 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
主宰田上氏本人のプロフィールから想像される「らしい」舞台に漸くお目見え。田上パルじたいは過去アゴラで一度。他は映画美学校アクターズコース発表で松田正隆作品を岩に染み入れる水のように<浴びた>記憶。溌剌たる若者の生態に近い場所から、無論役者にとっては「過去」(高校時代)を演じている訳だが、脚本ともども肉薄。十代の学生の声にならない鬱屈を、叫ばせる言葉を紡いだ作者に拍手、というか感謝。

広島アクターズラボで生まれた五色劇場の試演会2 「新平和」
一般社団法人 舞台芸術制作室無色透明
広島市東区民文化センター・ホール(広島県)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
試演会②の「新平和」を観に行った。終演後にアフタートーク有り。
主人公の少女が人型の人形なので演技はしない。共演の役者は、この人形の表情や仕草が目に浮かぶような受けの演技が要求されるという仕掛けが絶妙。
主人公の少女の姿がありありと目に浮かぶというわけには行かなかったが、その代わりに原爆を通した様ざまな人物の日常が生々しく浮かび上がる。
諦め、やり過ごし、あるいは逞しく・・。悲惨な体験だったというのっぺりした印象の原爆が、個人個人の体験をとおして生々しく実感されることに驚く。台本としての台詞は無く、シーンごとに参加した役者たちがほぼ創作したものだという。
少女の初潮を描いたシーンが印象的だった。作者の柳沼昭徳はこんなにフェミニストだったかしらと意外だった。おそらく、参加した役者の大部分が女性だったために、彼らの共同作業のなかで創造されたに違いない。
特に悲劇的なシーンは無いにもかかわらずが、役者ひとりひとりが掴み取った感覚を観客に伝えようとする衝動が強い吸引力をもち、観客席で観ていて引き付けられた1時間半だった。

フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
満足度★★★
なんとなくストーリーは知っていましたが舞台で観るのは初めてでした。大音量の効果音と役者さんの活舌の悪さに始めはなかなかこの芝居にに入っていけませんでしたが、見終わってみれば面白さが伝わってきます。迫力満点の芝居でした。

Paranoia Papers〜偏執狂短編集Ⅳ〜
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/18 (月)公演終了
満足度★★★★
本日、赩の章の初日観てきました!
赩の章の初日公演おめでとうございます。
そしてお疲れさまでした。
こちらの章は、すべてが生々しく、人の怖さを次から次へと、
見せてくる。伝えてくる。表現してくる。
IIIの時は、春名風花さんを見ていれば、怖さを和らげてくれた。
でも今回は・・・(ネタバレにちょっとかく)。
でも、春名風花さんを応援したいから、あいたいから、
明日以降もずっと最終日まで行きます!!

桜色ドロップキックス
劇団えのき岳遊劇隊
ぽんプラザホール(福岡県)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/10 (日)公演終了