
時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★
虚実綯い交ぜの保元の乱・平治の乱を背景に、源氏と平氏の若き棟梁が武士の世を築こうと模索する物語。日本史の史実を物語として分かり易く描いているが、さらに当日パンフは丁寧な解説(家系図や相関図等)を加え楽しませてくれる。
(上演時間2時間)

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>
壱劇屋
ABCホール (大阪府)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
2か月も経ってからの書込みですみません;;
ワードレス殺陣芝居と銘打っての初作品
実質の壱劇屋・ノンバーバル殺陣芝居【猩獣】、【独鬼】、
【五彩の神楽】の5作品という7作品を見てきて、8作品目の【二ツ巴】
ここへ来て、アイドルさんが主演…どうなることかとも思ったり、
昨年9月~12月に掛けての連続公演【五彩の神楽】並の作品は
なかなか出来ないと思っていたのですが、予想の遥か斜め上の方向から
分かりやすい作品作りをされていて、また配役も絶妙で!
宣伝では2組の父と娘の物語ですが、実際はもう1組切ないまでも
娘の命を人柱として奪われた父親の悲哀が…
冒頭からの橋の下での出来事に”人柱に取られたんだ…!”と気づいた瞬間の
あの苦しさ、民衆の声なき声が…痛くて痛くて。
誰も納得づくの思いでもなく、そう縋るしかないという民衆心理。
過去知識や情報が無かった時代にはこういう無為で残酷な仕組みがあったのだと
知識や他の作品で見知っていたけども、言葉が無い分、村人の個々の表情の違いに
目が行き、胸を打たれました。。
先の五か月があった為、アクションモブの動きのキレも見せ方もより
パワーアップしてて、見ごたえがありました!!
大熊さんの久沓といい、水表現の為に衣装替えして出てきた時の動きの美しさ!!
本当に何度も見たくなる!!
そして、久代さんの女性らしい凛とした中にある力強さ、
谷川さんの少女らしい無垢感が二人の娘の対比になっていて良かったです。
竹村さんが脇に徹してたのがちょっと寂しい気もしましたが、
役柄的にそういうところもしっかり生かして作られる姿勢も好ましい。
独鬼2018版も再演という枠に嵌りきらなさそうで楽しみです!!

鏡の星
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
近未来の宇宙旅行、現実の時間と場所から距離を置くことによって、逆に客観的にある出来事が浮き彫りになる。脚本担当の鹿目由紀女史が、チラシに2018年3月、文化庁の新進芸術家海外研修制度でイギリスに行って、他文化に触れた驚き新鮮さといったことが書かれていた。本公演にもその刺激・影響のようなものが表れていた。また演出を外部の小林七緒女史に依頼し2人の化学反応のような公演が出来上がっている。
物語は、宇宙旅行と称した国家政策のような、大きな世界観などが比喩的に描かれた秀作。
自分では少し気になる、というか疑問が…。
(上演時間2時間) 【2018.6.18追記】

紛れもなく、私が真ん中の日
月刊「根本宗子」
浅草九劇(東京都)
2018/04/30 (月) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★
過去の圧倒的に女の深いところを描き出してきた作風が好きで、
毎回見てきたのですが、今作のとりとめのなさを感じたのは私だけでしょうか。
登場人物が多すぎるのか、なんでしょうか。
それでも、次作も観に行きます。

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/05/15 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
短編集のイキウメ。
どうだろう。。。いいんだけど、ちょっと。役者も芸達者だし。
どうしても、獣の柱、太陽、散歩する侵略者と比べてしまうのは観客のエゴでは無いだろう。
それでも、十分に他のダブルキャストなんかを使っている劇団より面白い!

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しあわせ学級崩壊
ART THEATER 上野小劇場(東京都)
2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了
満足度★★
開場中から舞台下手奥のDJブースで演奏があり、出演者は舞台上で柔軟運動や発声をしながら待機していました。舞台面上部には割れたコンクリートがむき出しになっており、廃墟とおぼしき空間の中央には木製のイス5脚とテーブルが1つ。上下(かみしも)に数本立っている細い木の柱に、凧糸のような白い紐がゆわえつけられ、数本の白い線になって舞台を横切っています。舞台面の上下(かみしも)には舞台と客席を遮る木の柵もあり、出演者は舞台上に閉じ込められているようでもありました。
物語があって出演者が役柄を演じるのですが、DJが流す大音量の音楽に合わせてマイクを通してセリフを言うことが多く、次々に楽曲を披露していく音楽イベントのようにも思えました。
当日パンフレットによると脚本・演出・演奏を手掛ける僻みひなたさんは24歳になられたそうで、「24年間のことと、その1日1日のことを思い出しながら、劇を作った」とのこと。登場人物は皆、作者の分身なのかしらと想像しながら拝見しました。
開場時刻が10分ほど遅れ、初日はあいにくの雨だったこともあり、細い階段から客席への誘導は少し手間取っていらっしゃいました。全席自由ですので劇場へはお早目にどうぞ。ロビーで本作の戯曲本を購入しました(800円)。

ゲイシャパラソル
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★
墨組を観ました。
天井からは幾つもの艶やかな提灯がぶら下がり、情緒たっぷりのセットに華やかな着物。
ああ、日本っていいなって思わされます。
演出の巧みさで物語は展開します。詳細はメタバレで。

SUPERHUMAN
ヌトミック
北千住BUoY(東京都)
2018/03/23 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★
開演前に脚本・演出の額田大志さんから、上演中は写真撮影可能でネット上への公開も可能とアナウンスがあり、2階のカフェで販売している飲み物を飲んでもOKと、何度も丁寧に話しかけてくださいました。砂埃が立つ可能性があるので希望者にはマスクも配布。行き届いた心遣いに触れ、開幕前から気持ちが明るくなりました。
終演後のトークではAokidさんと額田さんのお話を聞くことが出来ました。質問の時間では、観客の意見をそのまま素直に受け取って、正直な言葉で応えてくださったように思います。前説もそうでしたが、とても風通しがよくて、公平で、気持ちのいいコミュニケーションができました。
喫茶店やレストランなどが記載された劇場周辺の地図が配布されており、私の知人はそこに載っているお店に食事に行きました。劇場と地域をつないで、観劇だけで終わらせない演出をしてくださいました。

フランケンシュタインー現代のプロメテウス
演劇企画集団THE・ガジラ
ウエストエンドスタジオ(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/13 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/11 (月) 19:00
結構、観劇者の評価も分かれているようですが、これだけのコメントが書き込まれるということは、それだけで観る価値はあったということです。初日に観劇された方々のご不満(セリフの噛みの多さや、展開の単調さ、説明台詞の多さ、音響頼り等)も、私が拝見した時点ではほぼ解消していたように思えます。けして、2時間10分も長いとは思えなかったのですが、登場人物の人間関係が、整理されてくる後半になると、この話の着地点はどこなのだという不安が募ってくるのは確か。残り30分を切ったくらいから、時計の針を見る機会が頻繁になりました。落ち着かないのですね、ただそれはそれでこの作品の魅力かもしれません。
サブタイトルの「現代のプロメテウス」の「現代」とは、今私たちの生きている現代?それともビクトールが生きていた現代?(もちろん、これが書かれた時点では前者なのだけれど、演出としてはどうなのかな)
そして、人間を導く「プロメテウス」は創造者であるビクトールなのだけれど、進化を続け人間を超え導いていく怪物にも思える。この作品では、永遠の罪業を背負う意味では、両者とも言えるかな。
岩野未知、守屋百子両氏の対決を通して、本来は双方男性という前提が、2人が中性化していくのが(結果、2人とも女装になるし、岩野さん下着姿だし)、人間でなくっていくということなんでしょう。私は「神」に近づいていくという意見ではないな。人間を超越していく、あるいは、人間から排除される存在なのだと思う。
そもそも、AIにしても性別ないし外形で性別を作っているにいすぎないし、サタンあるいは天使は両性だし。
岩野未知、守屋百子お2人の対決(必ずしも対峙せずとも、相互に拘束しあい、苦しめあっている)が、この舞台の一番の見どころですね。

ゲイシャパラソル
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/09 (土) 19:00
座席1階1列
あやめの公演はこれで4回目。
深川一番の芸者仇吉をめぐる恋物語。
セットは天に鮮やかなパラソルのみ。仇吉演じる金子さんの艶っぽい姿にまず目を奪われた。
パラソルを通す光は華やかでもあり妖しくあり、その時代に生きる人々の心模様を映していたか。
これは評判通り、あやめ十八番の十八番。

悲しみよ、消えないでくれ
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/09 (土) 15:00
価格3,000円
山小屋の主人の娘の死因はなんであったか。
集まった人達の秘密も暴露され話が進みます。
人が本気で泣いたり怒ったり。それは安っぽいものではありません。
それをこの作品が教えてくれます。
観たら芝居がもっと好きになる作品。この団体の作品は2度目だが中毒になる。
しかしこれだけのクオリティーで3000円、しかも芸劇。あり得ない。
でんでんさんが好演過ぎて吐きそうになりました。

ボーダーリング
やみ・あがりシアター
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/06/09 (土) 11:00
価格0円
前作「スピークイージー」から6か月!待望の新作!
始まりは忍と忍の婚活。しのぶがしのびに気付かない理由付けが秀逸過ぎる。
二人が中心かと思いきや巻き戻し型のアンサンブル。
白黒はピアノ曲に合わせた鍵盤も連想。男女の距離が白黒ハッキリしない作りも愉快。ラストにヤイコが流れてくるとは!(ジャリジャリー♪)
「某ダーリン」はやや苦しいかな。
好きなキャラクターは断然「小麦」。あの笑い方もそうだけど何か不器用で一生懸命の彼女が好き。Twitterでこのことは呟かなかったけど、小麦を演じた加藤さんから作品を観た御礼コメントをいただいて驚いた!しかも2回も(笑)。実に小麦らしい。
チケプレありがとうございました。

ゲイシャパラソル
あやめ十八番
座・高円寺1(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了
満足度★★★
演劇は難しい。良いと思われる作品でも、人によって相性次第。この舞台は私にとっては、手強い作品でした。舞台を前に出し、3方向から見られる形。「楽隊」と称するミュージシャンが4人。わくわくする雰囲気で始まりました。ただ私は最初の十数分の展開を掴み損ない「乗り遅れ」てしまいました。なぜかなあ。。。それだけの理由で申し訳ありません。

『隣にいても一人』/『LEQUIO grande』
劇艶おとな団
アトリエ春風舎(東京都)
2018/06/09 (土) ~ 2018/06/09 (土)公演終了
満足度★★★
■約140分(途中休憩10分込み)■
日本各地の方言で広く演じられているという不条理劇風ホームドラマ『隣にいても一人』は初見が沖縄編という巡り合わせになったものの、久富友昭さんと安室憂美さんの生き生きとして息の合った掛け合いがなんとも可笑しく、不条理と琉球弁という二重の壁が気にならないほど楽しめた。もう一方の『LEQUIO grande』、沖縄をめぐるアイデンティティ論議にまで発展してゆく家族会議は聴き応えがあったとはいえ、いかんせん、劇として不体裁。

鏡の星
劇団あおきりみかん
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2018/06/08 (金) ~ 2018/06/10 (日)公演終了
満足度★★
■120分強■
鏡の星というアイデアを、上手く展開できていない。もっと広がり、かつ、紛糾するかと思ったが。

日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2018/06/07 (木) ~ 2018/07/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
■約135分■
ひょっとすると原作には出てこないある言葉の効果的な使用により、言文一致運動に大なり小なり関わった文人たちの高邁な志が原作以上に伝わってきて、大いに心が高揚。感動した。

月刊彗星マジック「ヒーロー」5月号
彗星マジック
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2018/05/08 (火) ~ 2018/05/08 (火)公演終了
満足度★★★★★
4月号に引き続き、5月号も拝見できました!
拝見できて、超ラッキーです。
■慟哭編
東京3区を守るメトロポリマンの後任を、秋と御国が争うが、メトロポリマンの再就職先が…
何やら9月に続きそうな伏線…
楽しみです!
■光芒編
おっちゃんの補佐官:小春の後任として、秋とオメガ子が青ヶ島に。
そしてビームがおっちゃんの記憶を蝕み、やがておっちゃんは秋を小春と間違え…
涙が…とても良かった。
感動した。
4,5月号に続き、6月号も拝見したいな!

時代絵巻AsH 其ノ拾弐『白煉〜びゃくれん〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/06/06 (水) ~ 2018/06/11 (月)公演終了
満足度★★★
よく知られている方々の親の話・・・みたいな(^-^;)
なかなかに面白かった
続けられている分
具足とか衣装とかは良く出来てて納得でした
ただ時々キメるとこで少々台詞のカミがあって・・・
ちょい残念だったかなぁと感じた2時間超える作品

少女は在りし日の空白を
GMP
世界館(大阪府)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
千秋楽拝見。
死屍累々の屍を乗り越えたミュージカル!
見届けさせて頂きました。
皆さん歌がお上手で、特に夏淡さん上手っ!
ヒューマンの羨望とウィザードの苦悩。
その軋轢に揺れる姉妹に幸あらんことを…
嗚咽しながら号泣されてる方も居られました。
感動的で公演した。

Bar月光~それぞれのペーパームーン
魚クラブ
アートギャラリーフジハラB1(フジハラビルB1ギャラリー)(大阪府)
2018/05/04 (金) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
Bar月光2~女装男のペーパームーン
他劇団で拝見した『屋上のペーパームーン』のおじさん臭~い(もとい、円熟のオッサン臭さが残る?)公演と、一味も二味も違ったペーパームーンでした。
女装男に因んだエピソード満載で、とても新鮮。
少し噛み気味な役者さんも居ましたが、中村ゆりさんが凄い負のオーラを放ってて、見違えた。 とても良かった。
女版も観たかった