
嗚呼いま、だから愛。
モダンスイマーズ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/04/19 (木) ~ 2018/04/29 (日)公演終了

自己紹介読本
城山羊の会
シアタートラム(東京都)
2018/04/17 (火) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

TSURUBEBANASHI2018
アタリ・パフォーマンス
世田谷パブリックシアター(東京都)
2018/04/11 (水) ~ 2018/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★
もうかれこれ10数年観ていますが、初めて最終日に行きました。
フツーは確実に2時間で終わってるのですが、2時間30分ほどやってました。
例年のことなのか、今年だけなのか分かりませんが、恐らく用意したネタ全てをぶっこんだのでしょう。

ネジ工場
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2018/04/11 (水) ~ 2018/04/15 (日)公演終了
満足度★★★★
初見の劇団さんでした。
世界で何が起ころうとも、まずは身の回りが一番の気がかりになる人間の視野の狭さが浮かび上がって良いのですが、その前振りをもう少し前からちりばめてたほうが面白いかな。。
ちょっと唐突すぎる感じが。

第7回西谷国登ヴァイオリンリサイタル
西谷国登リサイタル
浜離宮朝日ホール(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/05 (土)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい音色に聴き入りました。耳は勿論、釘付けですが、ヴァイオリンやピアノの弾けて踊るような指捌きにも、目が釘付けでした。目と耳の保養になり、豪華で素敵な時間を過ごせました。

悪人
テレビマンユニオン
シアタートラム(東京都)
2018/03/29 (木) ~ 2018/04/08 (日)公演終了
満足度★★★★
結局映画版を観ておらず、その相違は分からないが、良い作品であることは理解できる。脚本的には「一地方都市」としたほうが、人間関係にフォーカスを当てやすいのかなと思ったが・・・

Farewell(フェアウェル)
松本紀保プロデュース
サンモールスタジオ(東京都)
2018/04/06 (金) ~ 2018/04/15 (日)公演終了

埋没
TRASHMASTERS
座・高円寺1(東京都)
2018/03/01 (木) ~ 2018/03/11 (日)公演終了

ロボット演劇「働く私」/アンドロイド演劇「さようなら」
青年団
浜離宮朝日ホール(東京都)
2018/03/09 (金) ~ 2018/03/10 (土)公演終了

いたこといたろう
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2018/05/01 (火) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
二人芝居。イタ子とイタ郎の話、ではなかった。年増の女と若いめの女が初対面し、二人を取り巻く関係の過去と現在が会話から立ち上がって来るうまい脚本だが、お祓いやホトケオロシの場面が頻出するイタコ三昧な芝居でもあった。これが一人芝居だろうが息を上げる事なくやり切るだろう三上晴佳と、対するは林本恵美子なる初目見えの女優(年増役)。繊細さと大胆さとで緩急を作りながら、「事実」に関する言及は言葉でなく微妙な演技で伝えるところはさすが。であるが、畑澤の演出は禁欲的で、分かりやすい音響効果等は使わず、せいぜい照明の変化で、あとは役者が生身の演技で伝える。役者への信頼だろうか。
イタコについて印象的な芝居に『イタコ探偵工藤よし子の事件簿』がある。この芝居では、登場人物が視ているテレビのサスペンスドラマの人物が「現実」にも浸入してくるのだが、悩みを胸に仕舞い込んでいた女性の前にふいに現われたイタコ(工藤よし子)は、イタコの業に関するネタバレを口にする。「イタコは三つの事しか言わない」として、シンプルな言葉を挙げると、女性の胸の中に築かれていた堰が壊れ、号泣してしまう、という展開なのだが、「心配しないで」「ありがとう」・・正確には忘れたが、要はクライアントの心のつかえをとり、生きる背中を押してあげるのがイタコなのだ・・という説明がなされていた。
これを念頭に、という訳でもないが、演じられているイタコの憑依を見ながら、「実にうまく演じられている」のか、実は「本当は憑依されている」のか、今どちらなのかを注視する。イタコは「癒やし」の仕事だ、との観点を貫徹して見るもよし、そこを保留して(憑依があり得ると考えて)見るもよしだが、この違いは大きいと思われた。

愛とか死とか見つめて
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
なべげんイタコ演劇祭、第1回!と冠が付く(普通一回目は一々「第一回」とか付けないしょ)タイトルの物々しさ(のパロディ)が可能ならしめたのは、我々の殆どが縁の無いイタコによる「ホトケオロシ」実演を芝居中に織り込めたこと(もちろん役の演技としてだが・・)。二演目ともその場面があり、適当に作ってやってるのでない事は実演の様子から伝わる(なぜそうと判るのか?は我々が信憑性を判断する根拠について考える好材料だと思う)。これは『もしイタ』を世に出した畑澤聖悟の「イタコ理解」あっての企画であり、そこには宗教というものが「人のためにある」べき理が自然に流れている、と思えた。なべげんは芝居という器を借りて常に何か勝負を仕掛けている。
「勝負」といえば、二演目を掛けた事もそうなるか。
もっともこの所、複数チームだったり、複数演目、短編集と長編の組み合わせとか、その公演を堪能したと言えるためには二度足を運ばねばならないような公演が増えているが、その経緯の詮索はともかく、なべげんは中身で勝負する。畑澤で二人芝居、工藤で三上除くオールスター(?)、どっちが得か、よ~く考えてみ・・ても比較材料がない所へもって「イタコ演劇祭」である。二つで完結という事なら、観るしかないか。
工藤千夏作『愛とか死とか・・』はストーリーが向こうからやって来るかのように自然で、意表を突かれても馴染んで行く心地よさ。なべげん独特の(各俳優のカラーの貢献による)コメディ色が波状で表出し、辛辣な展開を観る者に飲み込ませていた。特に音喜多の婆さん役には、意外に芝居に馴染んでいる事に感心しながらも可笑しさを抑え切れず(実は計り知れない貢献度)。久々に見た山上は役柄を掴まえており、この芝居の支柱。イタコと言えば『イタコ探偵・・』の探偵役・奥崎愛野は修行?から戻っての復帰一作目か・・的確さを増した印象。・・等々、俳優陣も輝いて見えた良作だった。
「いたこといたろう」は別稿にて。二作の比較について結論だけ・・甲乙つけ難し。

たいこどんどん
こまつ座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/20 (日)公演終了
9年にわたる東北の珍道中を描く、江戸時代末期が舞台の3時間超えのお芝居ですが、テンポよく進み、パワフルかつコミカルな歌と踊りもあって飽きさせない演出でした。お笑いあり、お色気あり、批評精神ありの時代もので、方言を含む長い語りもしっかり聴かせるエンターテインメントでした。“新しいこまつ座”を観せていただいた気がします。上演時間は約3時間15分、途中休憩20分を含む。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/05/06/9444/

ルナ・レインボウ
うわの空・藤志郎一座
紀伊國屋ホール(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★
全編台本のない「口立て」で作っていく東京のコメディ。
ここだけのオリジナリティというとこは評価できるが・・・。
役者や劇団の経過時間のせいか
なんか笑いが「昭和」・・ですかねぇ
場内の笑いが一部受けが繰り返されていたかなぁと
話は大家族のドタバタ話かな
わりと心には残るものの
良い方でも悪い方でもーと感じました
約2時間の作品

紛れもなく、私が真ん中の日
月刊「根本宗子」
浅草九劇(東京都)
2018/04/30 (月) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
■95分強■
赤塚マンガ顔負けのドタバタと突き抜けたユーモア。その中に、人間の機微がめいっぱい。いいモン観た。

GHOSTs
青年団国際演劇交流プロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/05/05 (土) ~ 2018/05/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
■約120分■
おのれとおのれの人生を見つめるための大きな視座を与えてくれる、得難い演劇作品でした。不気味なのに釣り込まれる感じは、黒沢清の映画みたいだった。

ルナ・レインボウ
うわの空・藤志郎一座
紀伊國屋ホール(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★
時期と場所が良ければ、実際にルナレインボーを見ることが可能だそうだ。ちょっとググってみたら、写真つきのサイトがあった。

『キミノテノヒラ』
虹の素
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

美愁
The Vanity's
APOCシアター(東京都)
2018/04/24 (火) ~ 2018/04/28 (土)公演終了
満足度★★★★★
期待のはるか上を行く満足度でした。お話の内容、役者の皆さんの演技、歌、どれも素晴らしかったです。独特の雰囲気をもつ美愁の世界へ引き込まれました。
二胡と鍵盤の演奏、衣装、セット、照明、ヘアメイク、全てとっても素敵でした。アフターライブもすごく良かったです!またVanity'sの公演観にいきたいです!

LADYBIRD,LADYBIRD
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/05/02 (水) ~ 2018/05/06 (日)公演終了

ルナ・レインボウ
うわの空・藤志郎一座
紀伊國屋ホール(東京都)
2018/05/03 (木) ~ 2018/05/06 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/05 (土) 18:00
座席1階M列10番
久しぶりに肩の凝らないコメディタッチの舞台が観られた
最後にわざわざ説明しようとしたのは蛇足だったかも
観客はみんなもう意味が分かっている
子役の河童がかわいかった