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エンゼルウイング シングルウイングズ

エンゼルウイング シングルウイングズ

Sky Theater PROJECT

駅前劇場(東京都)

2018/05/31 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/02 (土) 13:00

価格3,800円

13:00の回(晴)

12:15受付(半券に整理番号シール)、12:30開場、12:49前説、13:02開演~14:51終演。

久しぶりの下北沢、駅の出口で迷う。

こちらは初めてですが、佐藤美佐子さん出演ということで観に来ました。

瀧澤千恵さん、石井卓真さん、丸山小百合さん、四方田直樹さん(脚演出)のみなさんは「THETRICKTOPS」の公演(懐かしや、八幡山のまちづくり)。
石塚あつこさんは「東京カンカンブラザーズ」(ダンデライオンから4作)
受付補佐、望月さんの場内誘導はいつものようにテキパキ、清々しい。

ということで開演前からアットホームな気分。

「1995」と「2011」が織りなす家族のお話。「時間」物。

親子、夫婦、兄弟姉妹、家族、強いつながりのはずが、どこかずれてゆく関係。心の重荷を分け合う勇気はどこに。思うが故の言い出しにくさ。

鳩サブレーが家具の上にみえる。

下手のお店、電器屋仕様の切替にも感心。

ケレン・ヘラー

ケレン・ヘラー

くによし組

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/03 (日) 16:30

価格2,800円

千秋楽観劇。くによし組初観劇。笑っためちゃくちゃ笑った。
要所要所、絶対に落ちかけるところで笑える。笑っちゃいけないところで笑ってしまう人は、とりあえず笑うでしょっていうすんばらしいセンス。もう、國吉さんの面白いをしっかり「どうだ!」って見せつけられたなぁ。全然、取りにいってる演出・演技はしないのに、確実にこれで笑うっしょって見透かされている笑いだなぁ。

で、しかも、そこから一歩踏み込んで。そういうのって不謹慎じゃね、みたいなところに 入って。なんというか國吉さんが國吉さんに問うてるというか…人を傷つける笑いってどうなのって。

自分は、たぶん役者でも脚本家でも演出家でもないから、一歩引いて見てしまって。だから前評判で聞いていた印象はほとんどなくて、それにあぁ悲しい・辛いという心揺さぶられる瞬間も少なくて。

一歩引いてみてるから…人間ってわからないなぁと。

怖いのも、楽しいのも、汚いのも人、清らかなのも人間の部分だし。

もう少し、登場人物の人生に寄り添えたら、すっごくすっごくきていたなぁと。


寿

寿

やまだのむら

スタジオ空洞(東京都)

2018/06/02 (土) ~ 2018/06/09 (土)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/03 (日)

3日マチネで『ふじみちゃん』(80分)を拝見。

ネタバレBOX

「不死身」という非日常的な設定がもたらした、観客にとっては喜劇、当人達にとっては悲劇でもある80分を、極めつけの「日常」である「一杯の味噌汁」で収束させたストーリー。温かい手づくりの朝ゴハンをお呼ばれしたような、良い時間を過ごすことができた。

主演のQ本かよさん。これだけ出ずっぱりの舞台は、個人的には、数年前の『りんごりらっぱんつ at 浮間ベース』以来となるが、こまっしゃくれたような可愛げ(注.褒めコトバのつもりです、汗)の陰に隠れた相手への負い目な感情が、よく表現できていたと感じた。
あなたの名前を呼んだ日

あなたの名前を呼んだ日

ふれいやプロジェクト

シアター711(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

長女に藤丸さんの本は絶対面白いから、と強い推しがあり下北は711へ。 前説聞いて、えっ、一体どんな芝居なの?とやや引き気味で見出したのだが、一旦始まると「これでもか」的な厳しい状況にどんどん置かれていく母親と、夢を諦めて必死に働くパパやその周りの人達。 でもって180度違うキャラの方々が笑かしてくれたり、伏線あちこちに張り巡らせで最後は、、、なんだけどいい芝居だったと思います。
勧めてくれた長女が産まれた時のことを思い出し、これは家人とは一緒には見れないなあと思って見てました。
最後のところは正直かなり涙腺がヤバイ状態でしたが、劇場内ではすでにそこが破綻している方も見受けられました。 それだけキテた、ということでしょう。
あと、照明。 カンパニーのアンケートにも書きましたが、照明ワークが個人的に刺さりました。 なんていうか物凄くフィットしていた気がします(表現力が乏しくすみません)。

博物館では、夜毎、罪人たちが夢を見る。

博物館では、夜毎、罪人たちが夢を見る。

メディアンプロ

テアトルBONBON(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

「笑い」とともに、心にしみる舞台。
役者・役柄個々の個性と全体のストーリーの流れが、演出により、うまく調和して、ストーリーが止まる事なく、最後のエンディングへと導いてくれる。
セットも豪華でサプライズもあります。

連鎖の教室

連鎖の教室

甲斐ファクトリー

OFF OFFシアター(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

苛めがテーマとなっているので暗めの展開。
苛めているクラスメートより周りの見て見ぬふりをしている大人の方が罪が重いと感じた。
天使は皆の良心なのだろうか。

ネタバレBOX

苛めの芝居はいくつか見たことがあるが、ラストをスカッとさせるものはないのだろうか。
この作品もなんだかもやっとしたラストだったので・・・・
吸血姫

吸血姫

劇団唐組

花園神社(東京都)

2018/05/05 (土) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★

ネタバレ

ネタバレBOX

唐組の『吸血姫』を観劇。

今作は「銀粉蝶」が客演しているのが大きな目玉だ。
過去では、「川村毅」以来の大物登場だ。

初っ端からいきなり舞台奥が開いたかと思うと、ステージに乗った銀粉蝶が登場だ。その姿はまるで李麗仙か緑魔子の幻影を見ているようでもある。その役どころも歌手デビューを目出している看護師で、前半は出ずっぱりながら、下劣で強烈な印象を残して行く。
しかし真のヒロインは引っ越し看護師・大鶴美仁音である。彼女と少年・肥後守のふたりが、関東大震災後の混乱最中、天職の探しの旅に出るのである。
混乱している社会背景に、大陸を股いでいく物語だが、話が進んで行かないのは毎度の事だ。
そして話の発端がなく、物語の無さに混乱をしながらも、その状況に投げ出されてしまった登場人物たちの葛藤が物語の軸となるのである。
そしてその葛藤と破茶滅茶な行動倫理も俳優のセリフと肉体を通すと、とても美しく、心地良い気分にさせてくれるのが、紅テントに通ってしまう秘密でもある。

だが今作の物語の混乱と登場人物の葛藤にはついていけず?という感じだった。
でも大鶴美仁音のヒロインはなかなかだ。
Q学

Q学

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2018/05/25 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い。走れメロスは本当はああいう話だったのですね(笑)。エネルギッシュで皆さん輝いていました。脚本、演出がいいのですね。

Q学

Q学

田上パル

アトリエ春風舎(東京都)

2018/05/25 (金) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/03 (日)

価格2,800円

暑い夏、吹き抜ける風、爽やか

っていう演劇だと思う。
アツさ、汗、熱。
騒がしく、ドタバタで。でも面白くてそのただただ生きてる感が好きで。あの頃がやっぱり愛おしくて。

演劇の存在意義と、演劇の魅力と、演劇への愛の溢れた作品。


とっても嬉しい、好き、楽しい。

大正浪漫に踊る~天空を翔るハイカラ姫たち~

大正浪漫に踊る~天空を翔るハイカラ姫たち~

劇団Brownie

小劇場B1(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

しっかりとしたストーリーと腕のある役者達による芝居の中に可愛らしい女の子達がダンスで味付けしてくれるという素敵な舞台でした。

生で演奏されるピアノとバイオリンもとてもよかったです。特にバイオリンの切ない響きがとても胸に刺さりました。

市ヶ尾の坂

市ヶ尾の坂

森崎事務所M&Oplays

本多劇場(東京都)

2018/05/17 (木) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/06/02 (土) 19:00

価格6,500円

月に数度、舞台を観ていますが、当日券で観劇する事はほとんどありません。
前売完売してしまう人気公演というわけではないのですが、
小学生の時に言われた「家に帰るまでが遠足」みたいに予約してからその日を
迎えるまでの期待感から観終わって家に着いてからの余韻まで総合的に
作品を楽しみたいのが理由。

この日は夕方、予定外に時間が出来たので何を見るか決めずに下北沢に。
勝手に18:30開演だと思い込んでいた駅前劇場とOFF・OFFシアターが
始まってしまっていた為、「当日券あります」の張り紙のあった19:00開演の
この公演に。

本多劇場に着くと、開場10分前だというのに前方席を確保。
「麻生」「大森」の組み合わせは2年前にシアタートラムで観た「同じ夢」が
すごくよかったので、期待していましたが、個人的には楽しめませんでした。

皆さんが絶賛している「岩松了さん」の事を知らなかったぐらいなので、
この舞台の素晴らしさがわかるレベルに達して無かったのかもしれません。
学校帰りに直行したのか、前の席に座っていた制服を着た男子高校生が
終演後、いつまでも大きな拍手を送っていたのが印象的でした。

博物館では、夜毎、罪人たちが夢を見る。

博物館では、夜毎、罪人たちが夢を見る。

メディアンプロ

テアトルBONBON(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

価格4,000円

心地いい作品。「伏線と回収のスペック競争」にあまり陥らず、自然・シンプルな所から、演出的に人物を肉付けしてる印象。その分、演じる役者さんに血の通いを感じて観る事ができました。

風に揺れて

風に揺れて

劇団シアター・ウィークエンド

Studio twl(東京都)

2018/06/02 (土) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

みてきました。
展開をじゃましない程度に面白さがはいっていてよかった。

メビウス‐201805-大阪

メビウス‐201805-大阪

リンクスプロデュース

船場サザンシアター(大阪府)

2018/05/26 (土) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

Aチームぼむいばペア観劇。
90分2人芝居、愛の物語。
とても良かった(^-^)
他のペアも観てみたいけれど
チケット代が、もう少しお安いと嬉しいな。

Last Night In The City

Last Night In The City

シンクロ少女

ザ・スズナリ(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

シンクロする男の半生や、縁あっての数々の生き様がズッシリ、さすがに見応えありました。
どうにも薄幸な人生が多く胸が締め付けられますが、それ故にちょっとした幸せが宝石の様に貴重で美しく見え、何とも切なくなります。

個人的には如何にも生き下手でうわぁ~っ苦手なタイプだと思ってしまう女性ミキに最初からもう目が釘付け、彼女に関わるとその相手まで輝いて見えるくらいにダーク、且つ面白くもあり味わい深いキャラクターでグイグイ引き込まれました。

ネタバレBOX

ミキの少女期と中年期は何ら抵抗なく一つの人生ラインとして繋がるのですが、ジュンに関してはステップが3つあるのと、継続する人脈があったり、認知済みの役者さんがいらしたりで、どうしても頭の中で繋げる為の整理がワンクッション入ってしまい、その分だけが感情移入の障害でした。
考え方によっては、この人生パズルのピースを組み立てる所こそが面白いとも言えますが。
大正浪漫に踊る~天空を翔るハイカラ姫たち~

大正浪漫に踊る~天空を翔るハイカラ姫たち~

劇団Brownie

小劇場B1(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

主人公、平塚らいてうが女学校の環境に馴染ず、無気力、無関心、無感動だった少女から信念を持つ女性へと成長していく姿を、歌に、切れのよいエネルギッシュなダンス、殺陣、笑いを交えて面白おかしく描いたドタバタコメディで、楽しく観劇しました。

ネタバレBOX

ここには、板垣退助、与謝野鉄幹、与謝野晶子なども登場し、こちらのエピソードももう少し丁寧に描かれると、
また他にも名のある人物が登場していて、人柄が表れる1センテンス、一光の台詞だけでも、更に見ごたえが増したのでは、と思いました。

ヴァイオリン、ピアノの生演奏、良かったです。
できれば、大正の良き時代を思わせる楽曲を選定することで、より大正浪漫の華やかな情緒を醸し出す演出ができたのでは、と
(ヴァイオリン、チェンバロの組み合わせもありかも・・・
 かなり良い感じになるのでは、と思いました)
あたみ殺人事件

あたみ殺人事件

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★

アマゾネス編を観てきました。単に原作の男女を逆にしただけで、今ひとつヒネリを感じませんでした。唯一の男優である水野役の方の滑舌が悪く、とても残念でした。大山役の方、とても良い演技でした。

あたみ殺人事件

あたみ殺人事件

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

「熱海殺人事件」(つかこうへい作)は多くの劇団で上演しており、特徴を持たせないと陳腐化して見えてしまう。本公演(脚色・演出 イデヨシフサ氏)では配役を男女逆にするという試みだ。発想的には面白いが、それを表層的な観せ方だけではなく、内容にその特長をどう落とし込むか。そのことによって独自性が生まれると思うのだが…。
(上演時間1時間45分) 【アマゾネス編】

ネタバレBOX

セットは大きな両袖机。その上に黒電話や調書が置かれている。冒頭は大音量で流れる「白鳥の湖」のBGM、そして受話器を握り大声で喋っている木村伝兵衛カトリーヌ部長刑事(木許舞由サン)の立ち姿はお馴染みのもの。あたみのシーンは2階部や取り付階段で演じるなど工夫を凝らしている。

物語は警視庁の木村部長刑事が あたみの殺人事件の概要をなぞりながら、その過程で事件の底流にある社会問題を抉るものと思っていたが、その場景は弱い。つかこうへい のペンネームの由来と言われている”い つか公平 にを”意識させる描き方が弱く、物語に深みのようなものが感じられなかった。
原作は在日への人種差別への思い、故郷を追われた慟哭。また性への偏見差別、職業・職場、社会進出における男女差別、権力至上への揶揄など、色々な問題・課題を浮き彫りにしていた。一方、人が感じ持つ優しさ、哀しさ、孤独などの人間讃歌とも受け取れるシーンの数々。容疑者を一流に仕立て上げることで、事件の底流にある本質を炙り出すという醍醐味があった。

確かに先に記したようなオープニングシーンや、新任刑事に渡す書類を床にわざと落とし、木村が「拾ってください」という台詞、木村が成長した犯人を花束で何度も打ち据えるシーンなど、この作品の名物となっている部分は取り入れており、表面的には面白い。

つかこうへい の思いは、やはり役者の演技力という体現なしでは伝わらない。特に主人公の木村部長刑事の力強く凛とした姿と愛嬌ある仕草、富山県警から派遣されてきた熊田留刑事(吉留明日香サン)の野望と哀切、そして木村部長刑事の男娼的存在の水野朋和刑事(汐谷恭一サン)との遣り取り。容疑者・大山金子(林彬サン)の哀歓。役者は熱演であるが、その人物像が抱えている人間的な深み、さらにはその人々が直面している社会情景・状況、そこに内在する問題や課題が描けていない。それが人物に反映出来ていないことが人間的魅力の欠如になっていると思う。
表層的な観せ方も大切でその試みは十分伝わるが、原作の意を表した脚本、それがもう少し反映された脚色になっていれば…。
あなたの名前を呼んだ日

あなたの名前を呼んだ日

ふれいやプロジェクト

シアター711(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

倉地裕衣が主宰・初演出
集団as if藤丸が脚本・出演
さらにポンポンペイン湯口、カプセル兵団2青木が出演と
これはなんて言う座長芝居なんだwww
前説に湯口と青木が出て来ただけで笑えるw

身も蓋もなく言うと新しいママの育児ノイローゼの話www

昔as ifにいた上田くんを何と無く思い出したよ
いや、何と無くではないな、モデルか?www

ネタバレBOX

藤丸が「怖くなく」書き下ろした脚本なので
as if風の惨劇はなく、「言の葉」や「小さな海」のような
ハートウォーミング系涙誘う系の話

主人公の倉持聖菜が大熱演
泣きの場面で客席からも見えるほどの大粒の涙をほとばしらせていた
子供がいたら身につまされたろうなぁ
青木挿入歌「DEVIL」最高!
湯口儲け役
藤丸情緒不安定
倉地控え目
2018「月いち座布団劇場六月篇」

2018「月いち座布団劇場六月篇」

占子の兎

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2018/06/01 (金) ~ 2018/06/02 (土)公演終了

満足度★★★★

落語を基本に、少し芝居のアレンジを加えた感じで、観易かったです。3つの噺でしたが、それぞれが違ったオチで面白かったです。落語が基本なので、大きな動きはないのですが、役者さん達の表情や話し方で、すごく伝わってきました。肩肘張らず楽しめました!

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