最新の観てきた!クチコミ一覧

49681-49700件 / 190268件中
あたみ殺人事件

あたみ殺人事件

獏天

Geki地下Liberty(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

昭和~編を見ました。
とてもエネルギーのあふれるステージでした。
最初の伝兵衛のセリフが聞き取れなくて、残念でしたが
迫力はありました。
ドキドキしながら楽しい時間を過ごしました。

中之島春の文化祭2018

中之島春の文化祭2018

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2018/05/04 (金) ~ 2018/05/05 (土)公演終了

満足度★★★★

中之島春の文化祭2018、10周年おめでとうございます。

【Cブロック】を観劇。

■THE ROB CARLTON
3人のマフィアが、3人で1コントを作る試練を課せられ、思案六方。
思案の結果、思わぬ落ちに、笑!
いつものマフィアネタは鉄板です。

■SE・TSU・NA
若きアンの上演に向けて…
仕上がらない脚本。
書き上がった本から、役作りをするのだが。
劇団あるある、愉し!

■かのうとおっさん
前の本公演『デンジャラスGeorgeと炎のアスリートたち』の最初の1コマ。
何度観ても、毎回笑える。

■ステージタイガー
自分を見失っていた男が…
亡き友との男の5ヶ条を届けられ…
ステタイさんらしい、とても熱い公演。

■ヨーロッパ企画
「怪獣と薬」「アポロ」「魔球」にまつわる3つの物語。
どれも愉しかったけど…
幕間の暗転が長!

中之島春の文化祭2018

中之島春の文化祭2018

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2018/05/04 (金) ~ 2018/05/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

中之島春の文化祭2018、10周年おめでとうございます。

【Bブロック】を観劇。

■コマツマツリ
手慣れた客いじり、魚っちコント、これは鉄板ネタ?
楽しかった。

■いいむろなおき
10年の節目に、喋る「いいむろなおき」?
関西最強のマイム集団。
何度観ても、凄い。

■十三クラブ
3年前に初出演してから、もはや常連?
人に感謝し、人と仲良くしようと、最大限の努力を…
なのに何をしても嫌われるまくるGの悲哀!

■満員劇場御礼座
日本中の不幸を一身に背負い、日本中の哀しみを食い止める島。
その島に観光に来た学生は…
円熟の演技でした。

■Patch
絶対に押してはいけないボタン!
押されないよう、ボタンの警護に10年赴くと、押せない理由を教えて貰えるのだが…

中之島春の文化祭2018

中之島春の文化祭2018

ABCホールプロデュース公演

ABCホール (大阪府)

2018/05/04 (金) ~ 2018/05/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

中之島春の文化祭2018、10周年おめでとうございます。

【Aブロック】を観劇。

■ダイナマイトしゃかりきサ~カスさん
野外ステージも素晴らしかったですが、文化祭のトップバッタ-、1曲目からゾクゾクものでした。

■石原正一ショー
女優さんが大暴れ!
アドリブのバランスボール、そしてスピンが凄い。

■匿名劇団
殺人は正義か?
殺人現場に居合わせ…、何故か巻き込まれて行く、可笑しさ。愉快!

■無名劇団
『あまがさ』短編。
『あまがさ』本公演も拝見しましたが、印象が異なり、とても新鮮。舞台との距離感のせい?

■jade
文化祭で毎回拝見してますが、ダンスが凄い♪
今回、特に手の表情が印象的。
こんなに揃うものなの?凄っ!

ネタバレBOX

毎回思いますが、デッキが開放される大分前から、デッキの入口前に、非常に沢山の方が並ばれてます。

今回、並んで分かったのですが…
(今まで列の後ろの方で、気づきませんでした)

デッキの入口は3カ所あり、主催者側は事前に並ぶ列を整理しておらず、3カ所の入口前に各々好き勝手に並び、デッキ解放時に3カ所のデッキ入口から、一斉に劇場前の受付に殺到する形になっているようです。
3カ所の入口から殺到するのは、とても危険だと思います。

■■■■ 以下、主催側(ABC?)の方へ ■■■■
主催者はデッキ開放前に並ぶ列を少なくとも整理するように努力すべきです。
でないと、殺到時に事故が起こる可能性が高く、そのリスクを見過ごした責任は主催者側にあります。

例えば、デッキ解放時に最初に開く入口を決めておいて、最初に開く入口前に列を誘導しておけば、デッキ解放時に整然と並んで受付前まで移動できると思うのですが…

「デッキ開放前から並ぶな」と言うのが、主催側の言い分だとしても、実際に本当に多数の人が並んでいるのを知っていながら、それを放置し、デッキ解放時の誘導も不十分だとすれば、そのために事故などが起こった場合、やはり、その責任は主催者側にある筈。

デッキ解放時の誘導の過失の例として、
例えば、一斉に3カ所の入口を開放(現在の状況)すれば、殺到するのは必然なのに、それを放置し、一斉に入口を開放すれば、それは怠慢であり、過失以外にはないと思います。

そう、現在の状況は危険を放置しており、事故が起こった場合、主催者側の責任だと思います。
主催者側は、現状を把握し、(未然に防げる事故の)危険性をしっかりと把握し、その危険を未然に防ぐべきです。
新釈竹取物語 其の一「竹ヤブの物語編」

新釈竹取物語 其の一「竹ヤブの物語編」

劇団StageSSZakkadan

神戸ポートオアシス(兵庫県)

2018/05/03 (木) ~ 2018/05/05 (土)公演終了

満足度★★★

お子さんからご年配の方まで、様々な年代の役者さんがご出演され、とてもアットホームな感じ。
おとぎ話の様に緩く穏やかなテンポのお芝居で、お年寄りにも優しい内容に。

幕間のダンスは、上手い方が1〜2名居られ、切れがあって、楽しく拝見できた。

Moon Memories

Moon Memories

ミサミュージカルプロジェクト

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2018/04/28 (土) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

殺陣、ダンス、バク転に、タップ。
3時間超の盛り沢山な本格ミュージカルを…
何と2800円で観劇できる幸せ♪

歌が良かった。
ご出演の皆さんがとても多才で、歌以外でも楽しませてくれます。

そして小中高校生の若い役者さんが大活躍。
カーテンコールでのスタンディングオベーション、
感極まった若い役者さんの涙…、その涙はきっと宝物になるんだろうな!

ネタバレBOX

日頃、ミュージカルや演劇を見慣れない方なのでしょうね。
「受け付け時にきちんと並ばない」「前に身を乗り出して観劇する」など、マナーの悪い方が…、残念
寂しい時だけでいいから

寂しい時だけでいいから

劇団フルタ丸

浅草九劇(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

やるせない現実の中でのひと時の夢の話。グッとくる素晴らしい作品なのだけど、切ないですね。

モノクロな姉

モノクロな姉

張ち切れパンダ

シアターブラッツ(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

開演後暫くして観たことのある作品だと気付きました。9年前の感想は殆ど覚えていないけど、今回は身に沁みるよい話だと感じました。

はこぶね

はこぶね

劇団おおたけ産業

新宿眼科画廊(東京都)

2018/05/25 (金) ~ 2018/05/30 (水)公演終了

満足度★★★★

Aキャスト観劇。ドメスティックな新興宗教の勃興と衰退(?)、そこらへんにありそうにリアルに感じましたね。自分には実にツボにはまる話でありました。

鏡の星

鏡の星

劇団あおきりみかん

G/PIT(愛知県)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/06/01 (金) 14:00

ミラー星には自分そっくりの人間がいる。
ただ性格は真逆で、いろんなことが逆で……………………
いい人が悪い人に、悪い人がいい人に⁉
悪い出来事がいい出来事に、良い出来事が悪い出来事に⁉
いいような、悪いような...............

どちらかを良くすればどちらかが悪くなる。
やっぱりそれっておかしいよねーぇ。
結局探査隊の1人はミラー星に残る決意をしたのだが、どちらも住みよいところにしてほしかった。
いや、してほしい!!

性格の真逆さや、あっちのやり取りこっちのやり取りが、結構面白かった。

Last Night In The City

Last Night In The City

シンクロ少女

ザ・スズナリ(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは見事なヒューマンドラマ。オヤジにとってはかなり長めの上演時間でしたが、話にグイグイ引き込まれ、尿意も忘れ(失礼)、大いに堪能できました。

Last Night In The City

Last Night In The City

シンクロ少女

ザ・スズナリ(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/02 (土) 14:30

座席H列5番

価格3,800円

以前の「未亡人の一年」と同様に異なる時期の互いに関連するエピソードを併行して見せる構造だが1つ「層(時期)」が増えた分、より深みが増した感じ。
その3つの「場(時期)」の前後関係など考えているうちに引き込まれ、それらが組みあがり新たな事実を明かされることで人生のほろ苦さを味わい、最後の歌の訳詞を見て「あぁなるほど」と納得。
確かに噂にたがわず体感時間は短かかった。

ネタバレBOX

終盤の「誰と話しているの?」という短い台詞、登場人物の幻想を一言で打ち砕き現実に引き戻すと同時に観客にも「今の場は幻想なんですよ」と知らせる役割を担い有効。
いられずの豆

いられずの豆

ソノノチ

Social Kitchen(京都府)

2018/04/15 (日) ~ 2018/04/30 (月)公演終了

満足度★★★★

店主の居ない(コミュニケーション)カフェ『えんがわ』に、何かを求めて、集う人々。

こんな時間がずーっと続けば良いのに。
暖かくほっこり居心地よく、包み込んでくれるカフェ。
この場所にまた戻ってきたいと思えるカフェ。
カフェに集う人達も皆優しく、和まされる。

とてもリラックスできる、心地の良い公演でした。

あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

満足度★★★★★

再演ということ忘れてました。
でも良かった。
警察官2人の演技が安定してていい。

ネタバレBOX

初演、戦争に行った彼氏の結末ってああだっけ?と部分的に内容を忘れていたっぽい。
翼の卵

翼の卵

劇団桟敷童子

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

好きな劇団の一つである劇団桟敷童子の『翼の卵』を2日午後に観てきた。知人の役者・もりちえが出ている上に、今回は客演として原田大二郎も出ると言うことで、初日を迎える前で全公演チケット完売という人気であった。

ネタバレBOX

舞台は九州のある地方。炭鉱が栄えていたときは活気のあった街も、炭鉱が閉山すると活気がなくなる。農園を経営していた篠塚一家も例外ではなく、今は母屋を解体業者・浦辺組の宿泊所として貸し出し、母で農場主の登紀子(鈴木めぐみ)、次男・史彦(深津紀暁)、三男・繁彦(松本亮)は敷地内のバラック住まい。そこに、10年前に家を出た長男・毅彦(坂口候一)が連れ子・恵子(大手忍)のいる頼子(板垣桃子)と結婚したものの借金に追われ逃げ帰ってきての大騒動。妻に暴力を振るう毅彦。彼に仕事をさせる浦辺組社長・源之助(鈴木歩己)、頼子に仕事の世話をする毅彦の幼なじみで今は西寺興業の社長・薫(稲葉能敬)と、毅彦一家を再生させようとみんなが努めるが、毅彦

がいっこうに改心しない。登紀子も頼子にまむし狩りを手伝わせてこき使う日々。その浦部組の従業員の中に、死に別れたと思っていた頼子の父親で元殺人犯・常藤耕作(原田大二郎)がいたことが、物語の核となっていく。耕作と仲良くなる頼子の連れ子・恵子(実は耕作の孫)。やがて、耕作が父であることが頼子にも分かる。しかし、母親への思いや元殺人犯という事実が親子の間に感情的な壁を作る。そんな矢先、恵子がまむしに噛まれ、命を落とす。その悲劇がきっかけとなって、耕作と頼子の間に和解の糸口が出来ていく・・・・。




いやぁ、悲劇である。耕作と恵子の関係に一筋の光が差し込んではいるが、全体的には悲劇である。偶然と必然が交錯してわき起こった悲劇である。実に悲しいが、ラストシーンで涙が出る以外、そのすさまじい悲劇に涙も出ない。

そんなすさまじい舞台を支えた中心は、原田大二郎と大手忍。そしてその脇を固めた板垣桃子と鈴木めぐみの4人であった。他の役者たちも重要な役どころをこなしていたが、上記4人の好演がなければこの舞台は成り立たない。そうした役者を揃えられたのが、桟敷童子の凄さなのだろう。

また、恒例でもあるラストシーンでの大道具(セット)の破壊的な大転換も観る者の心を打った。

東憲司、恐るべき主宰者である。




追記

劇中、数年前に上演された『エトランゼ』と重なる脚本というか演出があった。脚本家の頭の中には、「こういう状況を表すにはこんな演技が必要」というパターン化された思考があるのかもしれない。その点が残念であった。


あなたの名前を呼んだ日

あなたの名前を呼んだ日

ふれいやプロジェクト

シアター711(東京都)

2018/05/29 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回観ました(^O^)
テンポよく進む話は観てて気持ちよく
心地良い空間でした。

寂しい時だけでいいから

寂しい時だけでいいから

劇団フルタ丸

浅草九劇(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ガードマンの時と家族の一員になった時の顔の表情、セリフの語り方の区別がさすが役者さんですね。
舞台セットもきっちりしていますね。
二つの家族の話が交互演じられていてとても面白く拝見させていただきました。
最後の回顧シーンもさすがですね。

ネタバレBOX

ガードマンから家族の一員へ変化(窓の外から部屋の中に入る)する際、くつを履いたままなのはある意味しかたないというか、そういう設定なのかはわかりませんが、自分としてはくつを脱いでほしいなあと感じました。
二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

「ノンバーバル(ワードレス)でもここまでできるのか!」と「やっぱり限界があるなぁ」と、両極の感想を同時に感じた観劇でした。言葉がなくても基本的なストーリーは無理なく理解できる一方、人間関係が入り乱れ、さらに殺陣に突入すると、正直その一太刀ひと太刀の背景、理由が読み切れなくなってしまいました。殺陣が軸になる芝居なので、息もつかせぬアクションの一方で、よりドラマのある一太刀もみせてもらえると印象が深まったのではないかと思います。また、もし、それが台詞なしで可能になるとしたら……それは大変な発明にもなりうるのではないでしょうか。

もちろん、エンターテインメント性と表現力を持った身体(俳優)が次々と登場する展開は鮮やかで爽快感がありました。アンサンブルキャストによる水の表現なども(アンサンブルは終始同じ格好なので、敵味方を始めとする役割の変化が分かりづらい面もあったのですが)面白く拝見しました。

人力で、汗を書いて表現する、直球のエンターテインメントに挑んでいると感じました。







ネタバレBOX

舞台をよく知るベテラン勢の中、NMB48のお二人も健闘されていたと思います。特に久代梨奈さんは身のこなしがよく、軽すぎない、骨太の存在感を見せてくれました。また、谷川愛梨さんも華奢ながら芯の強さを見せる演技ができていたのではないでしょうか。
ひとつだけ、注文があるとすれば、不慣れな殺陣では、ともすれば手数に追われ、顔がうつむきがちになる気がします。お嬢様的な役柄の谷川さんのロングのヘアスタイルは、久代さんとの対比という意味でもよかったと思いますが、もう少し顔を見せる工夫もあるとさらに素敵だったのではないかと感じています。
1001100000110101000100101

1001100000110101000100101

しあわせ学級崩壊

ART THEATER 上野小劇場(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

満足度★★

<なんでもない、特別な1日>をキーワードに、生まれてしまったこと=原罪をめぐり葛藤する少年少女たちの物語。
舞台上にはDJブース。上演中は、主宰の僻みひなた自らがプレイする大音響のトランスがほぼ休みなく流れ、セリフはハンドマイクを通して語られます。
その断片的でエモーショナルな独白を拾いつつ、観客は自ら物語を構築していくことになります。

東日本大震災<3.11>という現実と、丘の上の家に軟禁状態で暮らす姉妹という架空の物語とが二重構造になっているところが一つの趣向。舞台中央に座り続ける、まだ生まれていない、拒絶された命(少年)の存在とも相まって、なんのために生まれたのか、なぜ生まれるのかという問いがここでは繰り返されます。

かたや陰惨な死、かたや無垢な生の輝きと、一見世界観は異なりますが、エモーショナルな台詞の反復、生/死を扱うテーマ(そして白い服を着た少女)は、マームとジプシーなどにも通ずるところがあると思いました。個人的にはむしろ、そういったものへのカウンターも期待したのですが……。「生」の脆弱性(やそれゆえの輝き)は、普遍的なテーマではありますが、そこだけに留まらない視点の提示が欲しいところです。

音楽はもちろん、発話のスタイルや演技も、独自の世界観、ビジョンの実現に向けて、しっかり積み上げた感がありました。
観客をうまく巻き込む力、工夫も感じます。ただ、それだけに、もう一回り外からの視線、閉じた世界に耽溺しない社会への通行路をもつくってもらいたかったという気がします。

ネタバレBOX

血のつながりも怪しい5人の少女。彼女らは「特別」であるために、毎日祈りを捧げ、外界と交わることなく暮らしていました。ところが、ある晩、父がいなくなったのを機に、次女と思われる一人が家を出ると言い始めます。父と娘たちの間には、性的なつながりやそれにともなう死があったことが匂わせられ、そこが一種のカルト集団的なコミュニティなのだということもわかってきます。しかし、それは2011年3月10日のこと。翌日「みなとの見える街で暮らす」と家を出る二人の少女たちの目前に大津波が迫るということを2018年の私たちはよく知っています。

こうした現実を踏まえつつ、架空の物語を構築するのは、なるほどと思う反面、それをネタにしていないか、搾取しているのではないかという疑念も起こさせます。
あたしのあしたの向こう側

あたしのあしたの向こう側

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2018/05/30 (水) ~ 2018/06/04 (月)公演終了

満足度★★★★

もしもあの時の選択が違ってたらの「私」が まさかパラレルワールドで構成されるとは(゜_゜>)
最初は騒々しいだけで終わっちゃうのかなと思いきや 私8号の登場で面白くなってきました。そして私5号の独白の部分ではしんみりもして・・・ 食い入るようにみた1時間50分でした。

このページのQRコードです。

拡大