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昭和芸能舎版 フラガール

昭和芸能舎版 フラガール

昭和芸能舎

赤坂RED/THEATER(東京都)

2018/06/26 (火) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/06/28 (木) 15:00

座席J列12番

価格3,300円

2006年の映画、2008年の舞台版のいわば「セルフカバー」。
ベタなまでの人情譚にその道のプロ並みの一芸披露という昭和芸能舎の十八番パターンにして真骨頂、しかもクオリティは上がる一方という。
具体的には冒頭場面で「あんなだった」ヒロインがそこまで成長したか……とか、稽古場面でメンバー毎にできていたりまだ下手だったりとフラの上達具合がまちまちなのが巧い。(もちろんクライマックスではきちんと合う)
キャストは憎まれ役の反対派を演じたベテラン勢が一筋縄ではいかない頑固者っぽかったのとコーチにいかにも第一線のダンサーでした感があった一方、一部のフラガールは(田舎娘という設定にしては)垢抜けて見え、映画での蒼井優にひけをとらない「芝居のウソ」ぶり。(笑)
クライマックスのフラ場面は、2008年の赤坂ACTシアター版に対して劇場サイズが小さい分、少数精鋭で客席も近いのでごまかしも利かなかろうところ、お見事♪
ちなみに「舞台 フラガール」は2008年7月31日に赤坂ACTシアター1階C列12番で観た記録があるが、S席9000円……(白目)

戦国アイドルタイム

戦国アイドルタイム

企画演劇集団ボクラ団義

浅草九劇(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/15 (日)公演終了

満足度★★★★

全体に「手慣れた感」とか「こなれた感」といったものが溢れています。手を抜いたのではなく余裕でできてしまったという感じでしょうか。芝居も踊りも70点というところで十分楽しめます。内容的には時代劇の形を借りたマイルドな反〇劇ですが、それもまた70点の題材でしょう。

なんだか先週観た「人を殺して生きている」のピリピリ感が懐かしくなりました。あちらは旗揚げ公演でこちらは10周年という違いでしょうか。もしかするとタイトルに合わせて狙ってホンワカ感を出しているのかもしれませんが、まだまだ若い方々なのでどこか尖がったところが欲しいと思いました。

serialnumberのserialnumber

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serial number(風琴工房改め)

The Fleming House(東京都)

2018/06/21 (木) ~ 2018/07/16 (月)公演終了

満足度★★★★

nursery。短編(前日譚)→本編で95分。

ネタバレBOX

前日譚。とある精神病院に勤めるミセスカーター(詩森ろば)の前にゴシップ誌記者のレイ(杉木隆幸)がやってきて色々探りを入れてくる。精神病院のとある医師の死、患者であり裁判沙汰にもなったルディオコーナーについてである。
本編。幼い口調の精神疾患者ルディ(田島亮)の担当医となったティム(酒巻誉洋)がルディと話していると、突如ルディの口調が変わり粗暴な別人格が現れる。別人格は鋭い指摘と洞察力でティムの本当の目的を話させるが…。

ルディが父から性的暴行を受けていたこと、そして父を殺し別人格を産んだこと、死んだ医師もルディへ性的暴行をしていたこと、その被害は別人格が引き受けていたこと、などがどんどん明らかになっていき、ティムはティムで、死んだ医師に対する性的な想いを消化すべく、医師とティム(別人格)との関係を明らかにすることに成功する、という会話劇。
別人格の超人的な洞察力もさることながら、ルディの身代わりとしての人生を歩むことを受け入れている別人格の生きざまというか、それしか選択できないやるせなさが見どころかな。動機は自己的であれ、ティムは別人格に手を差し伸べた救世主ともいえるし、二人のヒューマンドラマでもあるか。

最終盤でティムに人格が入れ替わるが、その時のティムはもしかしてまた別の人格なのかななんて思った。もしくはさっきまで話してた別人格が死んで代わりの人格を作ったというような。けど雰囲気的にそんなネガティブな作品じゃないような気もしている。会場の白さ的にも、クリーンな作品と受け止めてよいのかななんて。
最後の晩餐

最後の晩餐

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

とても良かったです!!覚悟が感じられました♪モット継続して欲しいです!!お疲れ様でした♪

緑色のスカート

緑色のスカート

みどり人

新宿眼科画廊(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★

「人間とその日常」を描く、“さいじょうゆき”女史率いる“みどり人”の今作は、
“恋愛”とテーマとし、“固定観念”に於ける人間関係が表現された秀作。
現実離れしていないストーリーに引き込まれた舞台でした。

「BELIEVE」「おせっかいな乗客」

「BELIEVE」「おせっかいな乗客」

CAPTAIN CHIMPANZEE

都電荒川線(東京都)

2018/06/23 (土) ~ 2018/06/30 (土)公演終了

満足度★★★

CAPTAIN CHIMPANZEE 都電荒川線借り切り公演 往路「BELIEVE」

都電荒川線を借り切っての車内公演スタイル。
駅前集合から貸切車両に乗り早稲田停留所までの約50分間の異空間を体験。

お客さん16名+演者さんが6名+スタッフさん数名が狭い車両🚃にギュっとしているのは不思議な感じ。

昭和初期の路面電車🚋の雰囲気を継承しているの荒川線をうまく取り入れながらもひと足早い怪談要素などもあり、とっても愉しいひと時でした。

#都電荒川線
#東京さくらトラム
#ゲネとか時間調整とか難しいよなあぁとヘンな心配も笑

ネタバレBOX

電車小僧が見える=大人になりきれていない=子供の心を持っている=ピュアな部分がある、という意味と理解したが、小森さん演じるカレも電車小僧が見えているのだから、そこが肝でしたね、
棄児も泣かずば雨たれまい

棄児も泣かずば雨たれまい

劇団 枕返し

北池袋 新生館シアター(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

旗揚げ おめでとうございます。演技は良かった、ストーリーはちょっと強引な感じはしたけど、短い時間であれこれ伝えたいことがあるから仕方ないかな。これからに期待です。

1-resonance

1-resonance

S20 梅田宏明

あうるすぽっと(東京都)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

鑑賞日2018/06/30 (土) 19:00

19:00の回(晴)

18:20会場着、受付(全席指定)。18:30開場、19:00(前説)、19:05開演~休憩を挟んで20:21終演、~21:00アフタートーク終了

ダンスと映像といえば「enra」を観たことがあります。「PARALLEL WORLD(2017/1@赤坂)」「VOYAGER(2017/9@世田谷パブリック)」。全編打ち上げ花火のような色鮮やかな映像と見事にシンクロしたダンス、パフォーマンス。

梅田宏明さんは初めてでチラシ(白黒のストイックな)の雰囲気惹かれて観に来ました。

当パンのお名前をみると観た方は、
齊藤コンさん「The Way Feels Go(2016/4@RAFT)」「ダンス縁日(2016/8@象の鼻)」。
京極朋彦さん、山口典子さんの「Scanned Body(2013/9@3D STUDIO CUBE)」。
大塚郁実さん「ロンド・カノン形式による創作表現(2014/10@江古田)」「お題、「白鳥の湖」。(2017/7@d-倉庫)」「うわまふた(2017/8@江古田)」。
樋浦瞳さん、「青森県のせむし男(2017/11@ザムザ)」。
中村優希さん、「ぴちぴちちゃぷちゃぷ@アートスクエア」「datura.(2016/2@同)」。

1-resonance(5人)
resonance(4人)
Intensional Particle(ソロ) チラシイメージの作品
の3作品。

「感情」を廃したデジタルな世界、高い精度に基づいた時間の刻み、動きと止めが対等に競って入るようにみえる。

正面と床は白、両サイドは黒。目に入る色彩は白と黒。

ナノ単位(←誇張)で無慈悲に断絶するマシーンのリズムと「体温」を持ち、「呼吸」するダンサーの身体との交流。

無表情なダンサーたちは強靭な意志に支えられているように感じる。

ランダムな動きが(あたかも)ランダムに同調するタイミングが美しい。何十億年かかったのか原始生命の誕生をみているようでした。 公演があればまた観たいです。

最後の晩餐

最後の晩餐

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

12年の長きにわたり活躍していた劇団の解散公演である。20歳過ぎで始めた彼らもももう30歳半ば。色々考えたんだなろうなあ。このまま演劇を続けるにも一大決心がいる年齢である。青春の時は過ぎ、今からは何をするにも責任が重くのしかかる年齢である。

劇は6編のコメディ劇。というより寸劇。下ネタもありめちゃ面白い。千秋楽なのに子供がやけに多い。大人と同じように笑ってる。内容がそれほど分からなくても、年齢にかかわらず本能的に面白いものは面白いのだろう。彼らと観客との一体感が素敵だ。

そしていよいよ出し物が過ぎて行き、最後のアドリブ劇。一瞬が劇を決めてしまう難しい技術と力量が要求される。しかし、何とか彼らは切り抜ける。

最後なので、一人一人挨拶がある。実力はあるけれど、興行的には駄目だった、と。小劇場で、興行的に常に安定している劇団なんか、一握りしかないような気もする。ましてや、演劇だけで食べていける劇団があるのだろうか、、。

劇そのものは面白かったけれど、なんだか演劇をただ追っている僕のような一観客は、ひょっとしたら彼らにたいして何かの責めをかけていたのだろうか。

僕らは彼らの演劇から明日への活力を得る。彼らも発表する喜びなどを得、さらに明日へと向かっていると信じてた。

でも現実は、僕らが彼らをただ縛っていたのかもしれなかった。そうだとしたら彼らに申し訳ないなあ、、。考えさせられる解散公演だった。

硝子の獣

硝子の獣

雀組ホエールズ

「劇」小劇場(東京都)

2018/06/27 (水) ~ 2018/07/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

考えさせられて、せつなくて泣けて、本当に良かったです。

ブロウクン・コンソート

ブロウクン・コンソート

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2018/06/26 (火) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

昔ハマって読み漁ったハードボイルド小説「新宿鮫」シリーズを彷彿させる世界観。
それが生々しく舞台上で繰り広げられるなんて。
闇社会で生きる人々の、上っ面だけでなく いびつに揺れ動き、やがて軋みだす内面もしっかり伝わってくる濃厚な時間でした。

都会の盲点、白昼堂々と拳銃製造に勤しむ兄弟。
もう行き着く所までいかなきゃ収まらないであろうピリついた空気に心はザワつきっぱなし。
自分が悪い事をしているわけでもないのに、どんどん追い詰められていく様でビクビクものでした。

ネタバレBOX

ヤクザの弟分は、もう自滅の道を決め込んでいたのだろうか。
情報セキュリティーに対して、今一つ甘いのでハラハラします。
だとしたら一人で自滅すればいいのに・・・悪党。
殺し屋は更にあけすけで全ては計算づく?細かい事は問題としない余程のヒットマンかと思いきや、社会人の皮を被った壊れた人でした・・・別の意味で怖い!
いやいや余りのえげつなさに笑いまでおこる刑事が一番怖いのかも・・・いや拳銃兄弟も、あぁ~っもう皆じゃん!
蒼のトーテム

蒼のトーテム

劇団ショウダウン

船場サザンシアター(大阪府)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2018/07/01 (日)

初の一人芝居でもキャラクターの演じ分けが見事やったんでストーリーが分かりやすかったです♪【色】がモチーフのお芝居でしたがいつの間にか会場が【竹内敦子色】に染まってました★完璧に演じ上げたからこそやと思います♪お疲れ様でしたm(__)m

黄雏菊 Rudbeckia : anjir zero

黄雏菊 Rudbeckia : anjir zero

犀の穴プロデュース

犀の穴(東京都)

2018/06/22 (金) ~ 2018/06/27 (水)公演終了

満足度★★★★

めちゃくちゃおしゃれなオープニング曲が最高。観られてよかった作品。
細川作品の「強い女」がこれでもかと出てきて男たちのダメさ加減が浮き彫りになる構図。
anjir zeroの名の通り、「映日果」で連呼された「クズ」がここにもいた、という感じ。
まさしく「映日果」前日譚であったが、それゆえの安直さもあってそこは残念な部分であった。

土田卓さんと椎名亜音さんの演技に酔うのに最高の作品。
三宅法仁さん、島田雅之さん、田辺理沙さんも素敵でした。
以下ネタバレBOX。

ネタバレBOX

まーとにもかくにも、殺された清宮の、生前のクズっぷりですよ!
そしてそんな男に尽くしてしまう女たち。
どこかでお互いを見下しあう関係のるつぼに、
どう見てもカタギじゃない白石と清宮の「男の友情」が清々しく見えてしまう。
そんな世界を読み解いていく観客と警察官たち。
客席で楽しく観れました。

---------

追記。清宮のやりかたを受け入れられる女性も世の中にはいます。
でも出会わなかったならそれがすべてだ。
三人姉妹

三人姉妹

双身機関

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2018/06/30 (土) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

開場とともに演技が始まっていたのは初めての経験です。会場内は静かにバレー音楽が流れロシアの
空気を感じさせる演出。内容はとても難しいですね。人間の本質など永遠に解らないものがテーマですもの。ただ3人姉妹よりもサクラの園に重きを置いた脚本だった気がします。

緑色のスカート

緑色のスカート

みどり人

新宿眼科画廊(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/03 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/07/01 (日)

1日マチネを拝見(85分)。

ネタバレBOX

旧態然とした性別における固定観念、とりわけ男性側の(自信の無さの裏返しであろう)身勝手さをキッパリと否定してみせた、みどり人さんにしては珍しい、二枚目なあと味の作品だった。

役者陣。
みどり人・吉例?の、そぎたにそぎ助さん&辻川幸代さんの怪演⁈は今回も健在!
じっくり堪能させてもらった。
また、佐川詩織さんと加藤なぎささんのダブル主演のお二人からは、役柄の弱さと、その弱さ故に一層際立ってみえた決意の強さが、とてもよく伝わってきた。
(ところで、エンディングで示唆された2人の関係は、この先、どうなるのかなぁ?)

最後に配役に関して記しておく。
コノミ(素敵な恋を求めて上京。マナブと知り合うが…)
…佐川詩織さん(知人に笑顔が似ていて、他人事に思えなかったw)
ミサキ(コノミの勤務先の喫茶店での先輩。カツミと同棲中)
…加藤なぎささん(2016年版の『狂犬八景』以来、注目している役者さん)
マナブ(コノミに一目ぼれのSE。ただし人間関係の構築は不得手)
…椎名茸ノ介さん
サチ(スナックのママ。コノミたちの喫茶店の常連客)
…辻川幸代さん
ケンジロウ(サチに入れあげている運送会社社員。マナブの幼馴染でもある)
…そぎたにそぎ助さん
リョウコ(ミサキの親友だが、カツミに気がある)
…山﨑由布子さん
カツミ(ミサキを失うことを恐れるあまり、強烈な支配欲をもって彼女に接する)
…加藤和彦さん
キュリア(ケンジロウの職場での後輩。何故か男性的な身なりをしていたが…)
…萩谷未来さん(好演!)
Dの呼ぶ声

Dの呼ぶ声

成城大学 演劇部

成城大学2号館地下1階002教室(東京都)

2018/06/28 (木) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★

「心」と「身体」。目に見えないだけに「心」の存在は実に謎めいていると思わせる作品でした。
それがヒューマノイドであったとしても。

主要な役どころも含めて多数の1年生が出演。
ちょっとづつの自己紹介で見せた個々の魅力をもってすれば、今後場数を増やすごとに更なる良い公演を観せてくれそう。

棄児も泣かずば雨たれまい

棄児も泣かずば雨たれまい

劇団 枕返し

北池袋 新生館シアター(東京都)

2018/06/29 (金) ~ 2018/07/01 (日)公演終了

満足度★★★★

啼いてよかったんだと、 泣いてもいいんだと、 雨たれた先の景色を見せたかったんだなぁと。 いいキジ揃いで味わいも好みながら、キャッキャッとハジケーンばかりの共鳴にはもうひとワナなき! タカ鳴る期待。

娯楽天国の“お気に召すまま~As You Like It~”

娯楽天国の“お気に召すまま~As You Like It~”

劇団娯楽天国

TACCS1179(東京都)

2018/06/20 (水) ~ 2018/06/24 (日)公演終了

もし有料なら1500円以上は確実にするであろうパンフを来場者全員に配っていたのも、うれしいところです。

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

オフィス上の空

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

爽快感の無い終わり方は賛否両論あるでしょう。
私は賛とはいかないまでも、肯定します。
全てが同じ様ではつまらないですものね。

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

火遊び公演「焔の命--女優の卵がテロリストになった理由」

オフィス上の空

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

内ゲバとか神風特攻隊の如き無謀無為なテロ等、昔の学生運動もこんな感じだったのかなあ?と思いながら見ました。

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