
野がも
アマヤドリ
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/09/26 (水) 19:00
役者の距離感を気にして観劇し、納得しました。
やはり、両方の面から観劇して良かった。
アフタートークの右手さんのハイテンションと、コロさんの感想が新鮮だった。

Out of Order イカれてるぜ!
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2018/09/26 (水) ~ 2018/10/10 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/26 (水) 19:00
座席1階
舞台初日に見た。雨の中、混んだ電車に乗ってシモキタに行く価値は十分にあった。いやぁ、今回も強烈だ。カトケン事務所は期待を裏切らない。out of orderとは故障中という意味だが、その何倍もこのタイトルに意味を重ね合わせて、もう爆笑の連続なのだ。
日本語訳のイカれてるぜ、というのもぴったりだ。全員残らずイカれてる。さらに、これが政治を職業とする主人公だというのがまた、強烈なのだ。うそを隠すためにうそを重ねるというのは、どこかの国の総理、取り巻きのお友達、そして物語を忖度する官僚と同じ構図。そういう嘘つきたちに、叫びたい。お前らみんな、イカれてるぜ!

男ばかりの会話劇『みんなの物語』
カプセル兵団
ワーサルシアター(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
実力派の男性キャストによるストレートな会話劇。
各業界のあるあるやジレンマがとても興味深くあっという間に時間が過ぎていった。
シンプルだからこそのおもしろさ。
こういう作品が増えたら嬉しいと思った。

『US/THEM わたしたちと彼ら』『踊るよ鳥ト少し短く』
オフィスコットーネ
小劇場B1(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/27 (木)公演終了
満足度★★★★
セットチェンジの様子を見られたのは楽しかったです。手際よく、最初の舞台と雰囲気を変える工夫が見られました。大道具などに頼らず、あっという間に違う空間を作り上げる様子は、気持ちよかったです。

ショートストーリーズvol.8
T1project
「劇」小劇場(東京都)
2018/09/19 (水) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★
CとDを観劇。Dの「あなたが生きていたから」…正直熱演は解るが、重苦しい。個人の好みと言えばそれまでだが、全く息が抜けない雰囲気。ただ訴えて来るのではない舞台に仕上げて欲しい。Cの「サヨナラの踏切」不思議な空間を創っていた。

四天王~エレメンタルフィクサー~
X-QUEST
シアターサンモール(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/21 (金) 19:00
座席H列11番
西遊記、ピータパン、桃太郎、アラジンの世界がクロスオーバーし、ピーターパンは飛べず孫悟空は悪となっているが、これには裏があり……なアクションやダンス満載の物語はX-QUESTの真骨頂。
同じく日大藝術学部出身のTEAM空想笑年第四回公演「MonkeyMagic」(2015年8月)も西遊記と桃太郎(それにあと2つ)の世界を往き来する話で、これは「日藝脳」というものか?などと思ったり(笑)
また、この少し前に観たお茶の間ゴブリン「AmazingLost~すっごい迷子~」はアリスやかかしなど童話や児童文学の登場人物が混在している世界のハナシで、シンクロニシティ?みたいな。
オープニングの主題歌や終盤の「オズ」「幻魔」に関するものなど、どちらかと言えば駄洒落系が多かった言葉遊びだが、ところどころ野田秀樹チックなものもあったのは「やっぱり!」。
それでいてラストは泣ける。たまたまこの前日(か前々日)に知ったある映画のあらすじと重なり、相乗効果をあげたのか?
また、「鶴」の「もうひとつの意味」にはウケたし、クライマックス前に勢揃いした時のワクワク感たるや!
あと、4人の主人公を「あるもの」と重ねるのはタイトルから予測できたが、それだけでなく「あんなもの」にも重ねるというのが面白いしステキ。

『US/THEM わたしたちと彼ら』『踊るよ鳥ト少し短く』
オフィスコットーネ
小劇場B1(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/27 (木)公演終了
満足度★★★★
まったく違う極限状況を、不条理劇と、ドキュメンタリー劇と趣向を変えて見せる二本立て。ともに俳優は二人づつ。
最初の「踊るよ・・」は長髪が扇風機に絡めとられて動けない女と、自由に動ける男のつかず離れずの男女関係。作はノゾエ征爾で、こういう芝居は日本の劇作家は不得意だが、チャレンジ精神が発揮できる場があったのは喜ばしい。役者もベケットだ、イヨネスコだ、と言うと喜んでやるくせに、日本の作家だとしり込みするのか。演出は小劇場の山田佳奈。
役者は占部房子と政岡泰史。占部房子は、小劇場には欠かせない逸材だが、今回は珍しくドタバタとでもいえそうな喜劇的な役だ。場の空気やその時の表現にたけているカンのいい女優だから、奇妙な形で極限状況に追い込まれた女の心理的なサスペンスがよく伝わってくる。政岡は受けの芝居になるが、稽古をよくやったらしく、動きと台詞の受け渡しが非常にスムースで、その場の感情をよく伝えて、見ていて気持ちがいい。
もう一つの翻訳劇は、正面からチェチェンの小学校占拠事件の首尾をドキュメンタリックに描いている。趣向も黒板に囲まれ、紐が張り渡されるステージが、つまりは小学校、爆発する爆弾の導火線、を象徴している。囚われた学校の生徒の男女が、尾身美詞と野坂弘。去年イギリスのナショナルシアターで上演された脚本と聞くといかにもいかにものイギリス芝居だ。役者も演出も一生懸命でいいのだが、これだけ小劇場できっかけが多いと、肝心の芝居が上の空になるのではないか。
こういう前衛的小劇場作品が、それぞれの劇団や事務所を縦断してプロデュース公演で、しかも小さな小屋で上演されるには、いろいろ関係者には御苦労があったと思う。劇場が大きい商業劇場なら、簡単に善し悪しが言えるが、こういう試みは応援したくなる。幸い昨晩は満席で、観客も成熟してきた。ともに1時間10分ほど。

出口なし
シス・カンパニー
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/08/25 (土) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/09/24 (月) 14:00
東京千穐楽に3度目の観劇。テンポがどんどん良くなり、78分ほどになっていた。力量ある役者のやり取りを観るだけでも面白いのだが、メインで2人が会話しているときの3人目の表情が興味深い。そこまで計算されて演出されているのだろうと思うと、演出の小川の力量も見事だ。大竹・段田のべてらん勢に負けない多部の演技力にも驚かされてしまう。

牛久沼3
ほりぶん
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
続編が見られず、今回の続々編、1stバージョンとほぼ同じ構造であったが、途中の「わちゃちゃ」が滑舌的・声量的に殆ど聞き取れないな、と確認すると楽の前日、女優らの膝下あたりは痣だらけ、当日2ステージ目だとすれば疲労も極限に。。(んな纏め方で良いのか・・自問)
たかが鰻釣りでも、母娘の心の通い合いを真ん中に、そこへ敵やら味方やらが現われ、大騒ぎの大乱闘の長丁場はほりぶんのお家芸。中でも母役・川上友里は流石、かような劇(笑うための劇?)にも力を抜かないシリアス誇張型顔芝居、そして気づけばそこに母の姿あり。母よ永遠に・・。と、真顔で呟いても奇異でない程のあれが、母親の体からあれしてるんである。
パンフには第1話~3話のあらすじの次に第4話のあらすじも載っていた。筋書のコースを演技で走り抜くスポーツである。

傭兵ども!砂漠を走れ!
劇団6番シード
新宿村LIVE(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
いちいちいい写真みたいなシーン(ほめてます)の連続。そしてストレスなく観られる役者さんたちの基本スキルの高さ。なかなか小劇場界隈ではおめかかれない現代戦のリアル戦争ものというだけでも一見の価値がある公演。

咲き誇れ
トローチ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/09/23 (日) ~ 2018/09/30 (日)公演終了
満足度★★★★
赤坂REDという端正な劇場に、土着臭が魅力の松本哲也戯曲が合うだろうか、と気にしながら観劇。相変わらず「痛い」人間が登場するが、どの人物の目線に合わせるか、焦点が定まらない「探り」の時間が長く、しかしヒントと思しい言葉が気になりながら回収の時を待つ。やがて関係図が鮮やかに表れてくるのが松本戯曲の魅力だ。
よくぞ「痛い」人物を作り上げるものだ。実際にはどこかに居ておかしくない人物であり、心の奥を覗けば誰しも身に覚えがあったりもする。
どの人物も主語で語れるドラマを持つ群像劇の中で、約一名掬い切れなかった人物が気になるが・・。(どうとでも位置づけ可能なパイとして、自分がステージでギター弾き語りもやる店長、明日閉店でも平然としている人物を置くというのも、うまいと言えばうまい。)

イヌの仇討あるいは吉良の決断
オペラシアターこんにゃく座
吉祥寺シアター(東京都)
2018/09/14 (金) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
確か2002年頃がこんにゃく座初観劇だから以後の新作は萩京子作曲による作品(寺島陸也作曲「変身」を除いて)。林光作曲には旧作の再演で二つ程お目にかかったはずだが後継者=萩京子との本質的な差を感じず、聞き流したようだ。
今回の林光楽曲にはこれまでにない深い水深にまで引っ張られた感がある。そして恐らく舞台の展開との絶妙な対関係があった。演出は上村聡史。何より惹かれたのは井上ひさし作品だという事。元々の戯曲を林光がオペラ台本化・作曲した。
オペラとは台詞に旋律(曲)が付く様式だが、ストレートプレイの台本に旋律を当てはめるのは元々無理を承知の助。林光の文章に、歌で台詞を言うと三倍の時間を要するとあった。オペラ仕様に書かれていない戯曲、しかも細部からドラマを展開させる井上戯曲では、削ぎ落とすのも苦労だったろう。上演時間3時間弱(休憩込み)。
生身の人間の表現の幅・バリエーションと、十二音階のピアノの語彙(表現のバリエーション)とは比べるべくもなく、芝居の前段は「台詞を続けるための旋律」が長々と続く部分があって睡魔に抗えず。一、二年前こまつ座の『イヌの仇討』(東憲司演出)を観ていたものの、かなり眠ってしまった観劇だったため細部は覚えず、今回はドラマの骨格が組み上がって行くのを面白くみた。こんな話だったか・・と、井上作品の構造の確かさに唸る。

おとながたり
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

いかにも、秋の脱臼祭り
藤一色
要町アトリエ第七秘密基地(東京都)
2018/09/21 (金) ~ 2018/09/27 (木)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/09/25 (火)
25日ソワレを拝見。
内容は、前半が『人魚姫(脱臼)』、後半が『白雪姫(脱臼)』の短編2本で1時間。
【追記】
チカラ業多用な笑いの質はともかく(☜おいおい!)、会場内の笑いの量は相当あったので、一晩経って考え直し、☆を3つから4つに引き上げときますね。

おとながたり
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了
満足度★★★★
千穐楽を観劇
歴史を感じさせる土岐の舘、そこで繰り広げられる時代を超えたファンタジックな物語、
魅力的なバーチャルリアリティの世界を堪能しました。
役者みなさんの情緒豊かな演技により優しさに溢れた世界に包まれ、心が温かさに満たされて幸せな気持ちになりました。
現代と土岐の舘が創り出した仮想現実の過去の世界を同化させたラストシーンも、
何とも言えない心地の良いエンディングソングが情景を更に豊かにし、心の奥深く染み込む素晴らしい舞台でした。
とても良かったです。

令嬢ジュリー
FAL (Film Acting Lab)
王子スタジオ1(東京都)
2018/09/22 (土) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!
ラビット番長
あうるすぽっと(東京都)
2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
実際に介護を経験した人ではないとわかりにくい部分があるはず。
そこを新人にベテランが教えるという形で観客に解説をしているわけですね。
なるほど!と思うと同時に、あ、ここは解説タイムだなとも感じるわけです。
解説しているなと思わせずに、解説になっている。という風にできた時に真の名作、真の代表作になると思うのですが。
それで十二分に面白かったし、良かったです。

無料公演「ギンノキヲク」&介護福祉フェス!
ラビット番長
あうるすぽっと(東京都)
2017/09/29 (金) ~ 2017/10/01 (日)公演終了
きっと作者は丹念に調査、聞き取りをして作ったのだろうなあ、と感じたのですが。
なんと元ヘルパーさんだったんですね。
現場を知る人ならではの説得力を感じました。

おとながたり
ハグハグ共和国
劇場MOMO(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

二階から目薬
劇団東京ドラマハウス
シアター風姿花伝(東京都)
2018/09/20 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了
満足度★★★★
序盤で情報漏洩した犯人が分かった際「あーーこれから皆が犯人捜しをするんだろうなぁ」と思っていたのだが、まさかの2転3転にやられました。