
インプロバトルショー「アクサガ2025」
インプロカンパニーPlatform
高円寺K'sスタジオ【本館】(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
前半は2人または3人による即興によるお芝居でお題はお客様から投票等で決めるみたい、後半は女性3人がカードを引いて役柄を決め、男性がその3人に迫るというお芝居で、どちらもどんな展開になるのか、その都度変化するみたいで、なかなか面白かったです。1度だけではなく、何回も観てみたいですね。

君の夏則
Oji中高生演劇スクール実行委員会
インディペンデントシアターOji(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
構成・演出は笠浦静花さん。出演者4人のはずが、今日は1人体調不良で休みとなり、急遽3人用に練り直したのだそう。とても瑞々しく、気持ちのいい舞台だった。

『アネモネ、誰の為に咲く?』
シーリア企画
GALLERY工+with(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
少女が人形遊びに夢中になる理由。ヌイグルミとして、がっつり観客参加型。おっさんには少々ガーリーが過ぎる。話しかけられても、世界観を壊さない受け答えができず難儀する。

『アネモネ、誰の為に咲く?』
シーリア企画
GALLERY工+with(東京都)
2025/07/25 (金) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

六道追分(ろくどうおいわけ)~第八期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
#8くりロン
第三期、第七期に続いて3回目。やはり楽しんで観てもらう、そんなサービス精神に溢れたエンターテインメント作品。そして改めて、人と人の繋がりの大切さ、思いやりといった心情、それを優しく見つめるような劇作。今回は六道の内 人間道の在り様を強く感じた。毎期キャストや組み合わせが変わり、同じ脚本や演出、舞台装置にも関わらず違った印象の物語になる。まさに「舞台は生もの」を再認識した。
(上演時間1時間40分 休憩なし) 【第八期 剣】

消えていくなら朝
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2025/07/10 (木) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/07/25 (金) 19:00
蓬莱竜太による家族ドラマは、面白いけど痛くもあって、緊張した作品だった。120分。
蓬莱が2018年に書き下ろし宮田慶子・演出で初演した戯曲を、本人の演出で再演、だが初演は観てない。蓬莱の「私小説」的作品と話題だったが見逃してた作品をようやく観た。高校の卒業を機に東京に出てそこそこ売れている劇作家が彼女と久々に家に戻り家族が揃う。この家の事を書こうと思うというところから現われる、家族それぞれの抱える問題…。ありそうな展開ではあるが、時に痛い話題も出てくるものの客席に笑いも誘う。外部の視点、かと思ってた「彼女」も実は問題を抱えていることが分かり、どう終えるんだろうか、という展開が巧い。軸になる劇作家の造型が薄っぺらい印象を持ったが、どうだろうか。

テン9
ペキニーズ・ドットコム
OFF・OFFシアター(東京都)
2025/07/15 (火) ~ 2025/07/20 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/07/17 (木) 14:00
会場に入ると新作公演に向けた稽古の休憩中らしき小芝居(笑)が既に演じられており、開演定刻に稽古再開、という出だしから「鳥皮節」全開だが、以前のようにアイデアが迸るのに任せた(暴言気味)というか制御しきれないというか、な感(それはそれで面白いのだが:為念)が薄れ、物語としてのまとまり(?)もある感じ。
特に終盤、実際の観客を劇中に取り込むという得意技(笑)や怪談風味も交えつつ「報われなかった公演の怨念」的なものをああいう形で描くのがまた巧い。

大塚ショートストーリー
萬劇場
萬劇場(東京都)
2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2回目は最終日の21日ソワレ。最初と最後を見たことになりますね。
(1) 演劇ユニットZANNEN座 「はなよははよ」
(2) どんぐり劇場 「かみの声」
(3) !ll nut up fam 「FruuÜuuit!」
初日とあわせて5作品を観劇しました。今回もテイストがバラバラ、お題に対するアプローチがさまざまで楽しかったです。

宮澤賢治・宛名のない手紙
劇団昴
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
超人気、流石来年50周年を迎える老舗劇団、風格がある。
「ケンタウルス、露を降らせ!」
ポランの広場、カラスウリの実をくり抜いて作った青い烏瓜のあかり。
イーハトーブオとは宮沢賢治が心の中に創った理想郷。岩手をもじったとされている。ある日、そこに暮らす山猫博士のもとに差出人不明、宛名のない手紙が届く。チュンセとポーセの兄妹の日々について書かれ、今もチュンセはポーセが何処に行ったのかを捜し続けている、と。それに非常に興味を持った山猫博士は手紙の中のヒントを辿り時空を越えて兄妹を捜す。それらしき兄妹が乗っていたのは銀河鉄道の客車だった。だが二人は否定する。けんじととし子だと。
山猫博士デステゥパーゴは金子由之氏、流石の名演。
けんじは音楽劇 『母さん』が記憶に残る町屋圭祐氏、少年役青年役を演らせたら無双。
とし子は『クリスマス・キャロル』で気になっていた上林未菜美さん、水を得た魚。
赤江隼平氏のかっこうの鳴き声。
聡鳥圭さんのキレのあるダンス。
森島美玖さんのほんわかした華。
江﨑泰介氏のたぬき。
洲本大輔氏のクールなヴァイオリニスト。
市川奈央子さんの三毛猫。
下手で生演奏のキーボード、佐藤拓馬氏。冨田勲を思わせるシンセサイザー交響楽が青白く光り有機交流電燈の電子幻想曲を奏でる。『どんぐりと山猫』の喧々諤々どんぐりギャグ、『よだかの星』の鳥達の歌が最高。
宮沢賢治の世界を丁寧に表現。選ばれた作品は人間と動物との関係性が強いもの。『よだかの星』が一際響いた。
宮沢賢治の作品は今では日本テレビの子会社となったスタジオジブリで全作アニメ化地上波TV放映して欲しい。
素晴らしい作品だった。

パラサイト・パラダイス
ワンツーワークス
新宿シアタートップス(東京都)
2025/07/23 (水) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

六道追分(ろくどうおいわけ)~第八期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/08/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
第八期の【剣】チーム初日。この長い公演の中では、結局5月の第二期と今日の第八期しか観ることができなかったが、自分が観た2回はどちらも満足。音楽とダンスにのせたタイトル的なパートの構成も、よく作られていたんだなあと改めて感心。

秘密保持!
劇団ヨロタミ
萬劇場(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
(笑えた度)4(今感)5(完成度)4
富士山麓のペンションが舞台のシットコム。
隙のない脚本。さすがベテラン、文句なしです。
シリアスな芝居は圧巻ですが、コメディの演出はもう少しデフォルメ方向に振ってくれた方が好みでした。でも本の力が強くて、充分笑いました。

「さよならノーチラス号」/「ナナメウシロのカムパネルラ」
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
キャラメルボックスの劇団創立40周年記念公演の第一弾。(年末に第二弾が控えています)。今夏は過去作の再演と新作の二本立て。『さよならノーチラス号』は作家の成井豊の自伝的内容を含む一作、新作の『ナナメウシロのカムパネルラ』は現代を意識したリアルな物語に、キャラメルボックスらしいファンタジー設定を加えた、劇団の現在地を感じさせる一作。両作とも成井戯曲の魅力と劇団員たちの表現力が際立つ、40年の実績を感じさせる上演でした。

大塚ショートストーリー
萬劇場
萬劇場(東京都)
2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
8団体による短めの公演。ひと公演で3団体観られます。
自分はひと公演しか観られなかったのだけど、出来ればもうひと公演。
本音言うなら全部観てみたかった感はあった。
ひと団体30分程度って上演時間は、某15分は短すぎると感じてる自分にはいい感じで、芝居を観たって手応えありました。
完全に夏祭りモードになった萬劇場。
入場口では、かき氷が売られていて、このかき氷は場内持ち込みOK。
公演以外の、催しも色々やってたようです。
芝居のテーマが大塚って街で。各団体大塚の実際の店舗とのコラボになってるのも面白かった。
いい空間だなって思いました。
評価は、芝居というよりも、この夏祭り全体への。

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」
PSYCHOSIS
ザムザ阿佐谷(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/07/24 (木) 19:00
スタイリッシュなアングラ、と勝手に呼んでいるユニットが寺山に挑む。鮮烈!!!(4分押し)84分。
大人になれない少年探偵団の小林少年は盲目になり「支那」に行くが…、と物語がありそうなことを書こうと思ったが、爆音のBGMと閃光を含む照明のリンクが逆に心地好く、流れに身を任せる感じの90分弱。「面白い」という表現が適切かどうかは分からないけど、ワクワクしながら観ていられるところが本ユニットの特徴か。押しの大島朋恵は前説をして終わった流れで芝居に入るあたりの見事さ。

六道追分(ろくどうおいわけ)~第八期~
片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2025/07/24 (木) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

始まりの終わり
ムニ
アトリエ春風舎(東京都)
2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/07/24 (木) 14:00
座席1階
転校生で、病気か経済的理由か「忘れた」が修学旅行に行ったことがなかった主人公・グミが、2026年に友人5人と東京に2泊3日の「ニセ修学旅行」に出かける。舞台はこの3日間を10年後に振り返る形で、主にモノローグのようなセリフをつないで構成する。どこにでもいそうな若者たちの心のブレを、ムニ主宰の宮崎玲奈がまるでマジックのような手法で展開する。ほかの劇作家では見られないような異次元の舞台を楽しめる。
今作はまず、舞台美術がおもしろい。排煙ダクトのような銀色の管がうねうねと渦巻いているのを開演前に見て、これは宮崎の脳内風景かと連想したりする。そして、主人公であるはずのグミを登場した全員が名乗り、実はそこにはいないのだという最初のマジックが明かされる。すなわち、グミは観客一人ひとりなのだ。
居酒屋での思い出話場面からスタートする。が、観客の脳内は、そこから観客自らの体験に呼応するようにさまざまな方向に飛んでいく。未来設定の物語としてはとても単純というかありふれたエピソードなのだが、それだけにこの展開が身近に感じる。客席には舞台上の彼らと同年代の人はあまりいなくて若くてもほとんどが上の世代だから、自分の高校時代とくっつけたりしながら楽しめる仕掛けではないか。
休憩をはさんだ後段の物語が、やや意外で面白かった。まるで悪い夢を見ているような展開だと思うが、それにしてもリアリティーを感じる。社会派のネタを扱った過去作とは趣の異なるファンタジーというか。明らかにリピーターと思われるファンがいたのも納得できる。

マテリアルパレード
LUCKUP
ザ・ポケット(東京都)
2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了
実演鑑賞
これも「観てきた!」を書いていない。思うに引っ越しを間近に控えて、観ることはできても「観てきた!」を書く余裕はなかったのだろうと、ファイルされてもいないチラシを見て思う 2025年7月24日。

Beautiful Twelve ~ 美しき12人
株式会社 アートカルチャーズ
シアター・アルファ東京(東京都)
2023/08/03 (木) ~ 2023/08/07 (月)公演終了

ノーマンズランド
Oxymoron Thatre Club
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2025/07/23 (水) ~ 2025/07/27 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/07/23 (水)
オクシモロン シアター クラブ『ノーマンズランド』(作 ハロルド ピンター/翻訳 朝比奈竜生/演出 島村和秀)
試演的なリーディング公演を拝見しているが今日の公演は別物だった。出演は秋場清之、クロス フラット、椙田航平、丹野武蔵の4氏。秋場清之は怪演を繰り広げ、翻訳作品にNative Speaker(とは言え、氏の母国語が何かは存じ上げてないのだけど)の方が出演されているのが何か不思議な感覚になる。
椙田航平、丹野武蔵の両氏は秋場清之氏の怪演を加速させる。
戯曲を読んでから拝見しないと咀嚼、いや理解し切れない。いや、背景にあるだろうイギリス社会の深淵がなのか、イギリスに居た者でも、ハロルド ピンターが描こうとしたことを拾い切れない。しかし、何やら不思議な感覚を存分に受け取らせてもらった。その不思議な満足感に満ちている。