実演鑑賞
アトリエ春風舎(東京都)
2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://muniinum.com/2025/04/18/munihajimariowari/
| 期間 | 2025/07/20 (日) ~ 2025/07/27 (日) |
|---|---|
| 劇場 | アトリエ春風舎 |
| 出演 | 南風盛もえ(青年団)、藤家矢麻刀、渡邊まな実、伊藤拓(青年団)、黒澤多生(青年団) |
| 脚本 | 宮崎玲奈 |
| 演出 | 宮崎玲奈 |
| 料金(1枚あたり) |
500円 ~ 4,300円 【発売日】2025/06/08 前半割(前半4ステージ)3500円 後半 3800円 U-18 全回500円(各回5名まで) 一般当日券は+500円。当日精算のみ。 *日時指定・全席自由 *開場時は当日受付順で、【劇場支援会員→予約→当日券】の順番でご入場いただきます。 *開場後は券種に関わらず、来場順での入場になります。 *車椅子でご来場予定の方やスタッフの手助けが必要な方は事前にムニまでご連絡をお願い致します。 |
| 公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
| タイムテーブル | 7月20日(日)19:00★ 7月21日(月/祝) 14:00★/19:00★ 7月22日(火)19:00★ 7月23日(水)休演日 7月24日(木)14:00 / 19:00 7月25日(金)19:00 7月26日(土)14:00 / 19:00 7月27日(日)14:00 ★=前半割引対象 *受付開始30分前、開場20分前 |
| 説明 | 友情の始まりと終わりと、その偶然について。 『ことばにない』から約2年ぶりの宮崎玲奈の新作。 ■あらすじ グミの話をしようと思う。高校の渡り廊下で出会ったから、着ぐるみのグミ。兄はヤンキーでこのあたりのシマを取り仕切っているのだとか、記号が貼り付けられていたが、なにが本当なのか定かではなかった。ちゃん、でも、くん、でもなく、ただのグミ。足がヒョロ長くショートカットのグミ。ワールドカップの喧騒の裏で事件は起きた。みんなはそれを知らなかった。意味が移り変わり、像が変化する。グミと出会ってから、今までの話。友情の始まりと終わりと、その続き。 「信じる先を求めてきたけど、はじめて自分のことを信じてみようと思ったー。」 ■上演に向けてのことば 物語のもしくは演劇における、いない者の話をいる者たちが語るという構造がある。いない者の話をいる者たちはなぜするのか。いない者に関しての話のズレが劇の駆動となるからだろう。ジェンダー、セクシュアリティ、出身地などなど、自身の個別性を考える時、各項の歴史性について考えることをわたしは必要とした。それは上記の劇の構造で言うところのいない者も語る、ということである。この2年ほど特に、演劇で当たり前とされていることの多くがわたしには受け入れ難かった。否定したくなる、問い直したくなる。「ない」を言うのはそれほど難しいことではない。同じアナロジーにはまらず、何かを実現すること。演劇を他者とつくるとは、その仮定がわたしが動きだすことには必要だった。 一つの仮定として ”わたしはまさにその当事者でありながら、当事者でない” 作品、『ゴドーを待ちながら』のゴドーが5人いる!語り手も5人いる!という作品を作ることを志向する。今いる場所の来し方について想像する。わたしはまさにわたしでありながら、わたしでない。演劇の支持体は集まりである、とこれまで仮定してきたが、ある集まりは、ただ一つのたしかさを依代とするというよりは、変化のパターン、つまりは動詞を元来「型」として来たのではないかと広義に捉えてみる。動詞について考えたい。トムブラウンのネタに「ナカジMAXをつくる」というネタがある。この演劇はナカジMAXを5人でつくるということに挑戦してみるのかもしれない、とも言ってみる。小さなものを見ることが大きなものを見ることにつながる、と信じたいとも。 と、ここまで書いたが、しかし演劇、どうなるかは上演の日まで定かでない。これを読むあなたも、まさにこの劇の当事者でありながら当事者でない、と言える。(宮崎玲奈) 〈関連企画〉6月2日はムニの日「ムニの発酵シアター2025」 6月2日(月)ムニの日に「ムニの発酵シアター2025」を開催いたします。発酵シアターとは、現在形の中での対話の発生可能性を内包したシアター。今後作品として成熟する可能性のあるもの、実験を行うものを発表し、対話します。また、本イベントにてムニ新作公演『始まりの終わり』の一般先行予約を受付いたします。 黒澤多生・宮﨑莉々香による「川柳・俳句の超句会」、横田僚平による宮﨑莉々香の俳句作品『ウネサマンション』を上演してみる、『始まりの終わり』(作:宮崎玲奈)をみんなで読んでみる、黒澤優美新作をみんなで読んでみる他を予定しております。 〈会場〉 アトリエ春風舎 〈チケット〉 一般予約開始:5月7日(水)正午 アトリエ春風舎支援会員予約開始:4月30日(水) 予約フォームは公式サイトをご覧ください。[当日精算] 料金一律1000円 *自由席・入退場自由・再入場可 *開場時は当日受付順で、【劇場支援会員→予約→当日券】の順番でご入場いただきます。 〈スケジュール〉 16:00-19:00 川柳・俳句の超句会 (黒澤多生、宮﨑莉々香) 19:00-21:00 ムニの発酵イベント2025 ◯俳句『ウネサマンション』を上演してみる 作:宮﨑莉々香 出演・振付・演出:横田僚平 相談:宮崎玲奈 ◯ムニ新作公演『始まりの終わり』(作:宮崎玲奈)をみんなで読んでみる ◯黒澤優美新作をみんなで読んでみる 他 *開場・受付は15時40分より行います。 |
| その他注意事項 | |
| スタッフ | 作・演出:宮崎玲奈 出演:南風盛もえ(青年団)、藤家矢麻刀、渡邊まな実、伊藤拓(青年団)、黒澤多生(青年団) 舞台監督:黒澤多生(青年団) 空間設計:渡辺瑞帆(Scenograff/ガラージュ) 音響デザイン:SKANK/スカンク(Nibroll) 照明デザイン:中村仁(黒猿) 衣装:横田僚平(オフィスマウンテン) 宣伝美術:渡邊まな実 制作:上薗誠、河﨑正太郎(譜面絵画) |
『ことばにない』から約2年ぶりの宮崎玲奈の新作。
■あらすじ
グミの話をしようと思う。高校の渡り廊下で出会ったから、着ぐるみのグミ。兄はヤンキーでこのあたりのシマを取り仕切っているのだとか、記号が貼り付けられていたが、なにが本当な...
もっと読む