最新の観てきた!クチコミ一覧

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壽 初春大歌舞伎

壽 初春大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2018/01/02 (火) ~ 2018/01/26 (金)公演終了

満足度★★★★★

歌舞伎座百三十年と 二代目 松本白鸚、十代目 松本幸四郎、八代目 市川染五郎の三代同時襲名公演。
昼の部は「菅原伝授手習鑑」がメイン。見事でした。
夜の部は「襲名披露 口上」を挟んで「双蝶々曲輪日記・角力場」と「勧進帳」。もう最高に素晴らしかったです。

初春歌舞伎公演

初春歌舞伎公演

松竹

新橋演舞場(東京都)

2018/01/03 (水) ~ 2018/01/26 (金)公演終了

満足度★★

Aプロは、四世鶴屋南北 作「天竺徳兵衛韓噺」で、中村獅童さんの宙乗りでした。
病気明けでの宙乗りで心配でしたが、そんなに大きく動く演出でもなかったので、目の前を平行移動してました…。

正月恒例の「寿初春 口上」では、海老蔵さんの「にらみ」がばっちり。

Bプロは、宮沢章夫 脚本 宮本亜門 演出の「通し狂言 日本むかし話:①竜宮物語、②桃太郎鬼ヶ島外伝、③疾風如白狗怒涛之花咲翁物語・一寸法師・かぐや姫」でしたが、こちらは海老蔵さんの宙乗り以外、パッとしませんでした。

iaku演劇作品集

iaku演劇作品集

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/05/16 (水) ~ 2018/05/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

「梨の礫の梨」の主人公は、私にとって思い出すだけで泣けてくるベストスリーに入る劇中人物です。生きていってほしい…そう願っています。

マリーゴールド

マリーゴールド

ワタナベエンターテインメント

サンシャイン劇場(東京都)

2018/08/25 (土) ~ 2018/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

やはり、打ちのめされました。
結末が分かっているから、グランギニョルほどの驚きはないけれども、そこに至る道筋をかみしめました。
物語、歌、演技、衣装、照明、ダンス、モブの群衆の動きまで…座組みの熱量と一体感が素晴らしい。こんな大きな劇場で、これほど圧倒的な舞台を観れるのは、本当にうれしいと感じました。

ファムファーレ

ファムファーレ

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★

バク転が凄かったです。

ファムファーレ

ファムファーレ

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★

笑いあり、ダンスあり、アクションありと、てんこ盛りの2時間弱でした。ストーリーとしては、なかなかぶっ飛んだ内容でしたが、決してナンセンスな展開というわけではなく、物語としてもとても魅力的なものでした。
ラストの女王とのやりとりの部分は個人的には笑いのツボにはまらなかったのですが、両隣の方は大笑い・大喝采で大盛り上がりでした。
とにかく観客を楽しませようという姿勢がビシビシ伝わってくる激熱な舞台でした。初めて拝見した劇団さんの舞台でしたが、今後も期待の劇団さんになりました。

731

731

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2018/04/24 (火) ~ 2018/05/02 (水)公演終了

満足度★★★★★

タイトル通り「731部隊」を描いた作品。
パラドックス定数らしい、濃厚な会話劇。
シンプルなセットが効果的で、観客は会話に集中する。

ネタバレBOX

終戦数年後、元幹部たちは焼け残った陸軍軍医学校に、誰から送られたかわからない届いた空封筒によって集まってくる。

彼らはもともと互いを監視するために定例で集まっていたのだ。
そこに日本を騒がせたある事件が起こる。

元副官役の関村俊介さんが、今までのパラドックス定数にはなかったキャラにより、重さや力だけではない感覚の、独特のリズムが出た。
どの役者も前のめりな感じで上手い。
野木萌葱さんの脚本は見事だ。

飄々とした姿にヒエラルキー。
微妙なイスの位置。

カーテンコールが「闇に消えていく731」だった。

シアター風姿花伝プロミシングカンパニー公演として来年までの1年間に7本の公演を行うキックオフの作品として、これからが期待できる内容だった。
肝っ玉おっ母と子供たち

肝っ玉おっ母と子供たち

無名塾

世田谷パブリックシアター(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/05 (木)公演終了

満足度★★★★★

仲代達矢さんを取り上げていたテレビのドキュメンタリーで、台詞覚えに苦戦していた、肝っ玉おっ母を演じる、85歳の仲代達矢さんがどこまで演じきれるのかが、失礼ながら気になっていたのだが、そんなことは舞台を観て吹っ飛んだ。

確かに台詞を言い間違えたらしいところはあったが、まるで最初からそうだったように、何事もなかったように演技を続けるしたたかさもあったのだが、舞台上の存在感が「肝っ玉おっ母」そのものだった。力強い。

この年齢だからこそできる「肝っ玉おっ母」があるのだと納得した。

ブレヒトによって1939年に書かれた戯曲は、その台詞の1つひとつが今の世界に響いてくるようだった。
戦争の怖さ、醜さとともに、それで生活していく人もいるということ。

無名塾の俳優さんたちはやっぱり上手い。
最初から最後まで舞台の上から目が離せなかった。

できれば「能登演劇堂」で観たい。

秘境温泉名優ストリップ

秘境温泉名優ストリップ

猫のホテル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/04/03 (火) ~ 2018/04/11 (水)公演終了

満足度★★★

1人の役者が複数の登場人物を、意図的に演じることで、その世界観を上手く醸し出す。

ネタバレBOX

年老いた時代劇俳優(テレビドラマ『水戸黄門』の助さん、格さんを何年も演じてきた俳優設定)の、夢と現が混濁していくような話。

秘境の温泉宿に到着した主人公が、秘境と自分の記憶との狭間に落ちてしまったのではないか、というラストが演劇的でとても良い。

元が千葉雅子さんが柳家喬太郎さんに書き下ろした新作落語だったのは頷ける。

落語であれば、あっという間のシーンの展開や世界のズレのようなものを語り口ひとつで上手く見せて(聞かせて)くれたのだろう。
中村まことさんの、年老いた俳優の感じと、福田転球さんの年老いた大女優がいい感じ。
千葉雅子さんのとぼけた感じもいい。
何しても不謹慎

何しても不謹慎

箱庭円舞曲

駅前劇場(東京都)

2018/03/08 (木) ~ 2018/03/13 (火)公演終了

満足度★★★★

「空気を読む」とか「少数派の意見も」とかオトナはいろいろ気にして発言したりする。
他人から見たら気持ち悪いそんな感じを延々と。
会話が面白すぎて終始ニヤニヤしていた。間もいいし。
久保貫太郎さん上手いなあ。

うかうか三十、ちょろちょろ四十/現代版イソップ『約束…』

うかうか三十、ちょろちょろ四十/現代版イソップ『約束…』

人形劇団プーク

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2018/03/30 (金) ~ 2018/03/31 (土)公演終了

満足度★★★★

『うかうか三十、ちょろちょろ四十』は井上ひさしさん作、現代版・イソップ『約束…』は田辺聖子さん原作で、大人が観てもかなりビターな2本立て。

子どもにはツラかったかもしれない。
実際『うかうか…』上演中に「まだ終わらないのー」と言っている子どもも見かけた。

『うかうか…』は人間の俳優が演じたものも観たことがあるが、こちらの人形が演じたほうが良かった。殿様役が複雑で難しすぎるから。

少女都市からの呼び声

少女都市からの呼び声

新宿梁山泊

芝居砦・満天星(東京都)

2018/03/23 (金) ~ 2018/03/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

なんという面白さ! 
圧巻の舞台! 

唐十郎の戯曲はさすがだっ! 

金守珍さんの演出もテンポいいし、ラストまで一気に見せる。
金守珍さんもいいのだが、若きヒロイン清水美帆子さんが、あの濃い中にあってもビー玉のように光る。

生演奏も歌もいい! 

山谷初男さん&中山ラビさんの生歌最高!

言ってしまえば、いにしえの(33年前の)アングラ演劇なのだが、古びることはない。懐古趣味で見ているわけではないのだ。
どんなに古い、あるいは中途半端に古い(古典にはならない)戯曲であっても骨がしっかりとしていて、演出と役者が確かならば、いつの世に観ても面白い演劇になるということだ。

劇中歌「氷イチゴの歌」は小室等さん作だということを後から知った。

現っ、

現っ、

中野坂上デーモンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

強烈!! 

いわゆるSF的な並行世界=パラレルワールドではない、脳内パラレルワールド。
女子会的なところへ男の侵入としいう見た目から狂気の世界に突入する。それに対する細かい説明はない。

面白い! 
気になる劇団がまた1つ増えた!

ボス村松のラジオ

ボス村松のラジオ

劇団鋼鉄村松・日本のラジオ合同公演

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

深夜ラジオ&トラックドライバーの話なのに、ガルシア・マルケス好きのボスさんらしい幻想的で、青臭さが炸裂した作品に。
ボス村松戯曲としては今まで一番の作品ではないだろうか。
ボスが声を張ったバージョンも観てみたい。
ラジオMCの2人がとても良い。

「昨日の女王から明日の女王に“今日という一日”を運ぶトラックドライバー」なとどいう設定と台詞の青臭さがたまらなくいい。ボス戯曲らしい。
台詞の濃厚さも。

Farewell(フェアウェル)

Farewell(フェアウェル)

松本紀保プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもの松本哲也さんの戯曲とはかなり異なっていた。日常生活の中にある、悪意とも言えないレベルの気持ち悪さが全体を覆う。登場する役者がすべて上手い。絶妙なところを突いてくる。ラストの松本紀保さんの絞り出し、吐き出すような独白には震えた

ネタバレBOX

この日のアフタートークは佐藤二朗さんだった。
彼が異儀田さんが台詞を二度繰り返すところが面白いと言っていたが、実は演出の青山勝さんが「佐藤二朗さんのように二度繰り返せ」と異儀田さんに言っていたということがわかったりした。それには笑ってしまった。
まほろばの景

まほろばの景

烏丸ストロークロック

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずっしりと身体にのしかかるような作品。

舞台上には、垂れ下がる半透明の布。
チェロの生演奏がある。

被災地にいなかった者やいることができなかった者が持つ罪悪感。
当事者、当事者……。
自分の中で、どこか結びつく、震災と介護。

京都の団体が「東日本大震災」「被災地」と向き合う。
それは作品のテーマとも深く絡みながら、東京にいる私にも絡まってくる。
考えることは多く、答えは出ない。
しかし考えることをやめてはいけない。

主人公はリュックを背負っている。それはいつ下ろすことができるのか。
私たちも同じリュックを背負うべきなのだろうか。

母なる者を求める。
山岳信仰・神楽(舞)・山伏。
水が流れ出す。

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

作・演出の岩井秀人さんが自らの「引きこもり体験」をもとにした作品。

古舘寛治さんの病欠の代役で、急遽松井周さんを迎えた初日。

ネタバレBOX

今は引きこもりを支援する側に回った男と、10年引きこもっている男、28年引きこもっている男と、その家族の話。
結構ツライ話ではあるが、笑いも多い。笑いの中に哀しさがある。笑いの先にツライ顔が見えたりもする。
特に花火の音がする「窓」のシーンは胸が痛くなる。「本人」がすぐさま否定するだけに。


松井周さんを迎えた初日をコペルニクス的解決方法(? つまりなんというか、手に台本を持ったまま演技する!)で乗り切っていた。
実はノートを見るシーンがあるので、その延長線上にある感じがして、さほど違和感はない。
それ観てなんか得した気分。

ただ、前回(2012年版)の古舘寛治さんを観ているので、ついつい比べてしまってはいるのだが。

今回は舞台上や構成が混乱していたイメージ。
場面、場面に、きれいにスポットが当たりにくい。
常に(というか、ほぼ)舞台の上には全登場人物がいて、セットというか装置類も同じ机やイスを動かしたり、積んだりする。

その混乱は、完成度高いもの、完璧なものとは違うところの面白さに出た。
心がざわつく内容だから、それが作品にプラスに働いていた。

岩井秀人さんの、自分が言いたいこと、表したいことを上手く表現できない、なんともな、アノ感じが上手すぎる。「自分が人からどう見られているのか」を見ているような気分になった人も多いかも。チャン・リーメイさんのクールさが際立つ。能島瑞穂さんのお母さん度の高さは、自分に向けられているようで、見ていてツラい。

古館さんには陰が濃かったので、自殺してしまうのには「えっ」と思ったが、なんとなく納得できてしまう(自殺に納得できるというのもヘンだが)。
松井さんは、道案内もレストランでのオーダーもどこか楽しそう。
なので、自殺には「えっ」となり、さらに「なぜ?」が出てくる。たぶん自殺してしまう人の周囲では「なぜ?」が浮かび、後付けで理由が探されるのではないか。そういう意味においてリアルだったのではないかと思うのだ。

最初の『ヒッキー』が2003 年ということは、今年で15年経っているということ。つまりその2003年に引きこもっていた20代は30〜40代になっていることになる。
今回の作品で28年引きこもっていた次郎には年老いた父と2人暮らしだった。
ということは、今後「引きこもり+介護」が出現する可能性も出てくるはずだ。いや、いろいろな事件を見ていると親の年金で暮らす老人とその年老いた子どもというパターンも見ることができる。

もしこの作品の続編があるのならば、次はその世界を描くことになるのかもしれない。『男たち』と『ヒッキー・ソトニデテミターノ』の中間を埋めるような作品だ。

そのときには、彼はそこにいるのだろうか。
5DAYS

5DAYS

ワタナベエンターテインメント

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2018/04/03 (火) ~ 2018/04/23 (月)公演終了

満足度★★★

タイトル通りに『ロミオとジュリエット』を下敷きに、現代が舞台。

ネタバレBOX

宗教によって分断された2つの地域に住む男女の話。

オープニングの歌を聞いて「こりゃダメだ」と思ってしまった。
それぐらい歌が揃わず、気持ちが良くなかった。
しかし、若々しさ溢れているし、舞台との近さが良かった。

豊原江理佳さんがまぶしいぐらいに活き活きしていた。
マルシアさんの歌の上手さはさすが。

ただし、男性陣が歌唱力、ダンスのキレがなく、それがあれば良かったのに、と。

また、ミュージカルなのだが、印象に残る曲がなかったのは残念。

ロミオ設定の男が生き残ってしまうラストはイマイチ納得できない。
ジュリエット設定の女の後追いをしようとするのだが、死ぬことができない。
先に死んでしまった友人やジュリエットが「死ぬな」と言うのだが、それは自分が見せている言い訳にしか見えない。
「死ぬことができない」というのが現代的な設定であるのならば、そこはロミオ自身の「覚悟」としてきちんと見せてほしかった。
焔~ほむら~

焔~ほむら~

JACROW

駅前劇場(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

会社で起こる諸々の問題を、1本の作品に見事にまとめた戯曲の上手さ、演出のキレも相変わらずいい。

ネタバレBOX

自動車メーカーとその下請け企業が舞台。
現実の、ある自動車会社の燃費不正問題が下敷きになっている。
EV開発を巡る電池開発にかかわる問題に、社内の昇進、ヒエラルキー、親会社・子会社の関係、派閥、恋愛等々の人間関係やそれぞれの思惑や働くことの意味・意義などを無理なく込めた作品。

細かいところに気配りがあり、台詞がいい。
それを操る役者の表情もいい。

役者も皆良く、佐々木なふみ&芦原健介、澤井裕太&吉田テツタの各コンビに本気でイラつく(笑)。
「あんただったらどうする?」と突きつけられてる感。
会社員の皆さんは観てゲンナリしてほしい(笑)。
iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku

サンモールスタジオ(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

iakuは会話をきちんと見せてくれる。
今回もとてもいい会話劇だった。

そして、チクリとしたトゲのような感覚が物語の中にある。
小松台東の松本さんの演出は、会話発語のタイミング、間がとてもいい。

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