
サンタクロース(仮名)の死
くによし組
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/12/21 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/12/21 (金) 19:00
最近ちょこちょこ見るけど、何気なく良い台詞が投げかけられるところが良い😉

アトムが来た日
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2018/12/20 (木) ~ 2018/12/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
Serialnumberの「アトムが来た日」を観劇。 日本のエネルギー問題を正面から演劇の世界で取り組む壮大な試み。 「原発」という禁忌とも言えるテーマにも敢然と立ち向かい、きちんと意見提言をしていくのは容易ではない。しかし僕の見た所この挑戦に「勝った」のではないだろうか。膨大な取材に基づくプロット作成、これをきちんとアウトプットした役者さんの対応能力にはただただ恐れ入る。 すでにチケットは当日券を除き完売しているようだが、多くの人に観てもらいわかりにくいと言われている「エネルギー問題」への関心が高まるといいなあと感じた次第。
自分は科学者ではないが、エネルギー関連で飯を食べている一人として「よくぞこんな素晴らしい作品を作ってくれた」という最大級の賛辞を送りたい。

もーれつア太郎 木枯らしに踊る花吹雪
株式会社ADKアーツ
俳優座劇場(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★
■約95分■
原作からあの話を選んでふくらませたのは好判断。人情喜劇と言われたりもするア太郎ワールドになっていた。ただ、原作を彩るぶっとんだキャラクターたちに役者陣がなりきれておらず、ハチャメチャギャグ漫画の舞台化作品としては爆発力に欠け、その点ではもうひとつ。ブタ松なんて、見てくれがおかしいだけで真人間に見えてしまった。原作漫画の登場人物のなかでは真っ当な部類に入るのかもしれないが、もう中学生の“あの人”役だけは当たり役。あの人物の優しさ、おおらかさ、包容力がよく出ていた。櫻井智也色は全体に薄いが、結末には“らしさ”が出ていたと思う。

財産没収
サファリ・P
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/12/20 (木) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★
■約45分■
主宰なりの作品解釈を開陳するために、思春期の男女の会話劇という本作の一番上、最表層のレイヤーをこうまで薄く扱うのはどうなのか?

凍結しても死なない
千葉大学演劇部 劇団個人主義
studio wakuru(千葉県)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
タイトルに惹かれて初めて拝見した劇団だが、公演回数といい、戯曲の描く世界の本質性といい、役者陣の演技といい、演出といい、金が無いなりに工夫された舞台美術や観客への心遣い、礼儀といい、実にしっかりした劇団である。(追記後送タイゼツおススメ!)出掛けなければならないので、ほんのちょっと。
演劇だから、当然演じてはいるのだが、とても自然で“実体”を感じる。このような経験は初めてのことだ。上手いのだが、文学座的な上手さというより、良く自分を見つめた上で練習を重ねた自然体なのである。観るベシ!(最終追記12.27)

カレシがふたりになっちゃった!
JQ
AKIBAカルチャーズ劇場(東京都)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

スカイライト
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★★
なかなかチャレンジングな演出で(台本で指定されているのか?)、俳優はよくこなしていたと思う。
前提となる知識をまったく持たずに観たので、最初、3人の人間関係がよく掴めなかった。

アトムが来た日
serial number(風琴工房改め)
ザ・スズナリ(東京都)
2018/12/20 (木) ~ 2018/12/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
2つの時代を交互に見せるやり方は多く見かけるが、この作品ほど2つの時代を明確に対比させているのは珍しく、強い印象を受ける。内容的にも、綺麗事や安っぽい情緒に流れず、この手のテーマを扱った他の作品とは、明らかに一線を画している。

SANTA✖CROSS
劇団SE・TSU・NA
KAVCシアター(兵庫県)
2018/11/30 (金) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日を観劇。
一軒の家に、4組のサンタ見習いとトナカイが…
ハートフルな内容はそのままに、 新しいキャストで、
前回公演とは異なるサンタ見習いとトナカイの面々が、
新たなエピソードで、聖なる夜を彩る。
やはり目がウルウル。
4面囲み舞台、役者さんとの距離が近っ。
間近で観劇!
どの面から見るかで、見え方がかなり違う舞台に。
全ての面で拝見したかった。

笑顔の砦
庭劇団ペニノ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2018/11/29 (木) ~ 2018/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
認知症、離れて暮らす親。
年老いた両親、祖父母を持つものには身に詰まされるお話でした。
しみじみと、家族に、友に、同僚に、縁を結んで貰ってると実感。
だから、一人は寂しいのです。
淡々としながら、秀逸のシーンがあちこちに。
ごくありふれた日常の一コマの中に、出会いと別れ。
観いってしまった。
初演のダークマターの時もそうでしたが、公演中、実際に調理をし、料理の臭いが漂うリアリティ、衝撃を受けました。
今回も、非常にリアリティに拘った内容に。
より現実を突きつけらた気がします。

スカイライト
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/12/01 (土) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★★
デヴィッド・ヘアなる作家の作品は初めて。わざわざ翻訳・上演するだけの秀作。映画も撮ったり脚本提供している作家という事で、「それも見てみたい」、そう思わせる舞台でもあった。
演技の質が三者異なり、息子以外の二人(蒼井と浅野)の長いやり取りが最初なかなか入って来なかったが、後半部分でカバーできる内容だったかと思う。
二人の関係がよくよく見ないと理解できない特殊な人間関係が狙われたのなら、解りづらいのが正解だが、よくある男女の過ちの関係と読める台詞もあったりするから、「攻め」のタイプの男役の方が判りづらくしていたかもだ。「俺達は特別」であり相手も自分を愛していると確信し、「何ら恥じる所はない」と言い切る男より、躊躇いつつもそう口にするのが、関係説明としては判りやすい。たとえ女が本心(男を愛している事)を伝えるのであるにしてもだ。
ただしこのドラマでは、その焦点が愛の真偽にではなく、他にある事が明確に伝えられる。他者との関係(即ち社会)の捉え方、そこからどの道を選択するかという「行き方」の問題を一人の女性を通して示し、そこには侮れない切実で本質的な何かが存在する事を、男の舌鋒を潜らせる事で仄かに、しっかりと浮かび上がらせている。男の必死の非難の形をとった説得は、資本主義社会の「常識(良識?)」であり、同時に彼女が寄り添おうとする社会の周辺の人々の正義を無にするもの。恐らく作者は男に執拗に食い下がらせる事でその事を可視化しようとしたに違いない。
小川新芸術監督のまずは手堅い仕事始めという感じかな。

本日、承後過ぎの生き方
演人の夜
北池袋 新生館シアター(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
また一つ、金子さんの傑作が増えたと思います。
現代の人たちが特に持っているであろう「承認欲求」をこの様な形で描き、あそこまでの演出ができるのは金子さんの成せる業だと思います。
役者さんは皆魅力的でしたが特に西田果倫さんの愛憎と嫉妬と狂気の入り混じった演技に心打たれました。
また次の金子さんの作品も楽しみにしています。

クリスマス「聖しこの夜と」
The Stone Age
TORII HALL(大阪府)
2018/12/22 (土) ~ 2018/12/22 (土)公演終了
満足度★★★★★
いろいろな立場で、それぞれクリスマスがある。泣ける。
だが、その後のイベントのインパクトが有りすぎた。笑
楽しい時間でした。
ありがとう♪♪♪

平成のいちばん長い日
東葛スポーツ
3331 Arts Chiyoda(東京都)
2018/12/20 (木) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/12/21 (金) 20:00
演劇というより、風刺のアート作品、といった趣が強いように感じる。今回初見なので、東葛スポーツの作風が、いつもこうなのかは分からない。80年代の社会風刺のパフォーマンスを彷彿とさせた。(そんなセリフも劇中にあったけれど)

私が死んでも空は青い
空想実現集団TOY'sBOX
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
前説から笑わせてくれて、ダンスはきれっきれでかっこよかった。小ネタもおもしろかった。前半はありがちかなーと思ってたけど、あーなるほど、そーきたかと、だんだん面白くなってきてのどんでん返し。よかったです。終演後のファンサービスも至れり尽くせりで、大満足です。

尼を待つ
三度目の思春期
ギャラリーしあん(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
久々にしあんを味わいに。同作者のタイムリープ○○も以前ここで、小粋に見せていた。今回はシリアス?と思いきや「笑い」は無いものの、時間と本人性を混濁させ(椿の花の効果とか)、人気の尼寺に悩み相談に来た主人公が、尼僧の到着を待つ間に一騒動の末、解決してしまうという趣向。
柳井氏の戯曲は矛盾や齟齬がいつも引っ掛かりながら、最後には巧くまとめられ、スッキリ(完全にとは行かないが)させられる。役者が真情の見せ所、ポイントがあるのだと思うが、そこを掴んでいるからこういう小品一本で勝負できるんだろう...と、外側からの感想。

コーポ・カルミアの由々しき狼
牡丹茶房
高田馬場ラビネスト(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
面白かった!不穏。ずっと不穏。人間の狡さ、汚さが随所に表れててほんと怖かった。何回鳥肌たったことか。最後も皮肉がきいててほんま好き。

GIFT~Love begets love~
劇団PEOPLE PURPLE
ザ・ポケット(東京都)
2018/12/19 (水) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/22 (土) 18:00
爆笑する場面もあれば、涙ぐむ場面もあり。でも、登場人物みなさんが家族や仲間のことに思いを巡らせたり、思いやったりして、心温まる良いお話でした。いくつかの家族やカップルの話が交互に絡み合いながら進んでいくのですが、見ていて混乱せずにスッキリ理解できたのは、構成の上手さだろうか。
谷野まりえさん、オモロかった! その熱演ぶり、心意気に脱帽します。

音楽劇 道 La Strada
梅田芸術劇場
日生劇場(東京都)
2018/12/08 (土) ~ 2018/12/28 (金)公演終了
ファン集会で「見る」ものじゃない、と言われている公演に幸いチケットが(定価で)手に入ったので劇場へ行った。昔ルボー演出のベニサンピットのイプセンがよかった記憶が残っている。
グローブ座も敬遠する人は多いが、舞台だけ見れば、健闘している公演もある。打率はそう悪くはないのではないだろうか。今回も、かつて、海の夫人を両サイドの客を入れて上演した同じスタイルを日生劇場でやっている。おなじみのジェルソミーナの話を軸にして音楽劇にしている。やはり狙いはファンご機嫌伺いの公演なのだが、サーカス団の群衆演出(綱渡りの使い方等うまい)とか、振付とか、衣装とか、舞台が独特の様式性でまとまってその期待には応えている。しかし、この本だと、肝心の主演者が場をさらう場はほとんどない。まさか裸を見せればファンは満足だろうとおもっているわけではないだろう。テレビなどでは芝居のうまい人だけに、ここはファンでない外国人に脚本を任せたのが拙かった。もうひとつ、音楽劇と言うなら、もう少し音楽に神経を使ってほしかった。映画の名だたる名曲があるのだから点が辛くなる。これでは主演者の実演を見に来たファン以外は納得しない。
ジェルソミーナを薄幸の少女にしたのもよくわからない。どうせ、ジュリエッタ・マシーナのようなことはできないと、ハナからら思っているのなら、この企画は再考すべきだった。添え物扱いで可哀そうでもある。

なんてったってビジランテ
実弾生活
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/12/21 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了