最新の観てきた!クチコミ一覧

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現っ、

現っ、

中野坂上デーモンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/04/04 (水) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

強烈!! 

いわゆるSF的な並行世界=パラレルワールドではない、脳内パラレルワールド。
女子会的なところへ男の侵入としいう見た目から狂気の世界に突入する。それに対する細かい説明はない。

面白い! 
気になる劇団がまた1つ増えた!

ボス村松のラジオ

ボス村松のラジオ

劇団鋼鉄村松・日本のラジオ合同公演

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

深夜ラジオ&トラックドライバーの話なのに、ガルシア・マルケス好きのボスさんらしい幻想的で、青臭さが炸裂した作品に。
ボス村松戯曲としては今まで一番の作品ではないだろうか。
ボスが声を張ったバージョンも観てみたい。
ラジオMCの2人がとても良い。

「昨日の女王から明日の女王に“今日という一日”を運ぶトラックドライバー」なとどいう設定と台詞の青臭さがたまらなくいい。ボス戯曲らしい。
台詞の濃厚さも。

Farewell(フェアウェル)

Farewell(フェアウェル)

松本紀保プロデュース

サンモールスタジオ(東京都)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/15 (日)公演終了

満足度★★★★

いつもの松本哲也さんの戯曲とはかなり異なっていた。日常生活の中にある、悪意とも言えないレベルの気持ち悪さが全体を覆う。登場する役者がすべて上手い。絶妙なところを突いてくる。ラストの松本紀保さんの絞り出し、吐き出すような独白には震えた

ネタバレBOX

この日のアフタートークは佐藤二朗さんだった。
彼が異儀田さんが台詞を二度繰り返すところが面白いと言っていたが、実は演出の青山勝さんが「佐藤二朗さんのように二度繰り返せ」と異儀田さんに言っていたということがわかったりした。それには笑ってしまった。
まほろばの景

まほろばの景

烏丸ストロークロック

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/03/01 (木) ~ 2018/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

ずっしりと身体にのしかかるような作品。

舞台上には、垂れ下がる半透明の布。
チェロの生演奏がある。

被災地にいなかった者やいることができなかった者が持つ罪悪感。
当事者、当事者……。
自分の中で、どこか結びつく、震災と介護。

京都の団体が「東日本大震災」「被災地」と向き合う。
それは作品のテーマとも深く絡みながら、東京にいる私にも絡まってくる。
考えることは多く、答えは出ない。
しかし考えることをやめてはいけない。

主人公はリュックを背負っている。それはいつ下ろすことができるのか。
私たちも同じリュックを背負うべきなのだろうか。

母なる者を求める。
山岳信仰・神楽(舞)・山伏。
水が流れ出す。

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ヒッキー・ソトニデテミターノ

ハイバイ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/22 (木)公演終了

満足度★★★★★

作・演出の岩井秀人さんが自らの「引きこもり体験」をもとにした作品。

古舘寛治さんの病欠の代役で、急遽松井周さんを迎えた初日。

ネタバレBOX

今は引きこもりを支援する側に回った男と、10年引きこもっている男、28年引きこもっている男と、その家族の話。
結構ツライ話ではあるが、笑いも多い。笑いの中に哀しさがある。笑いの先にツライ顔が見えたりもする。
特に花火の音がする「窓」のシーンは胸が痛くなる。「本人」がすぐさま否定するだけに。


松井周さんを迎えた初日をコペルニクス的解決方法(? つまりなんというか、手に台本を持ったまま演技する!)で乗り切っていた。
実はノートを見るシーンがあるので、その延長線上にある感じがして、さほど違和感はない。
それ観てなんか得した気分。

ただ、前回(2012年版)の古舘寛治さんを観ているので、ついつい比べてしまってはいるのだが。

今回は舞台上や構成が混乱していたイメージ。
場面、場面に、きれいにスポットが当たりにくい。
常に(というか、ほぼ)舞台の上には全登場人物がいて、セットというか装置類も同じ机やイスを動かしたり、積んだりする。

その混乱は、完成度高いもの、完璧なものとは違うところの面白さに出た。
心がざわつく内容だから、それが作品にプラスに働いていた。

岩井秀人さんの、自分が言いたいこと、表したいことを上手く表現できない、なんともな、アノ感じが上手すぎる。「自分が人からどう見られているのか」を見ているような気分になった人も多いかも。チャン・リーメイさんのクールさが際立つ。能島瑞穂さんのお母さん度の高さは、自分に向けられているようで、見ていてツラい。

古館さんには陰が濃かったので、自殺してしまうのには「えっ」と思ったが、なんとなく納得できてしまう(自殺に納得できるというのもヘンだが)。
松井さんは、道案内もレストランでのオーダーもどこか楽しそう。
なので、自殺には「えっ」となり、さらに「なぜ?」が出てくる。たぶん自殺してしまう人の周囲では「なぜ?」が浮かび、後付けで理由が探されるのではないか。そういう意味においてリアルだったのではないかと思うのだ。

最初の『ヒッキー』が2003 年ということは、今年で15年経っているということ。つまりその2003年に引きこもっていた20代は30〜40代になっていることになる。
今回の作品で28年引きこもっていた次郎には年老いた父と2人暮らしだった。
ということは、今後「引きこもり+介護」が出現する可能性も出てくるはずだ。いや、いろいろな事件を見ていると親の年金で暮らす老人とその年老いた子どもというパターンも見ることができる。

もしこの作品の続編があるのならば、次はその世界を描くことになるのかもしれない。『男たち』と『ヒッキー・ソトニデテミターノ』の中間を埋めるような作品だ。

そのときには、彼はそこにいるのだろうか。
5DAYS

5DAYS

ワタナベエンターテインメント

KAAT神奈川芸術劇場・中スタジオ(神奈川県)

2018/04/03 (火) ~ 2018/04/23 (月)公演終了

満足度★★★

タイトル通りに『ロミオとジュリエット』を下敷きに、現代が舞台。

ネタバレBOX

宗教によって分断された2つの地域に住む男女の話。

オープニングの歌を聞いて「こりゃダメだ」と思ってしまった。
それぐらい歌が揃わず、気持ちが良くなかった。
しかし、若々しさ溢れているし、舞台との近さが良かった。

豊原江理佳さんがまぶしいぐらいに活き活きしていた。
マルシアさんの歌の上手さはさすが。

ただし、男性陣が歌唱力、ダンスのキレがなく、それがあれば良かったのに、と。

また、ミュージカルなのだが、印象に残る曲がなかったのは残念。

ロミオ設定の男が生き残ってしまうラストはイマイチ納得できない。
ジュリエット設定の女の後追いをしようとするのだが、死ぬことができない。
先に死んでしまった友人やジュリエットが「死ぬな」と言うのだが、それは自分が見せている言い訳にしか見えない。
「死ぬことができない」というのが現代的な設定であるのならば、そこはロミオ自身の「覚悟」としてきちんと見せてほしかった。
焔~ほむら~

焔~ほむら~

JACROW

駅前劇場(東京都)

2018/03/28 (水) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

会社で起こる諸々の問題を、1本の作品に見事にまとめた戯曲の上手さ、演出のキレも相変わらずいい。

ネタバレBOX

自動車メーカーとその下請け企業が舞台。
現実の、ある自動車会社の燃費不正問題が下敷きになっている。
EV開発を巡る電池開発にかかわる問題に、社内の昇進、ヒエラルキー、親会社・子会社の関係、派閥、恋愛等々の人間関係やそれぞれの思惑や働くことの意味・意義などを無理なく込めた作品。

細かいところに気配りがあり、台詞がいい。
それを操る役者の表情もいい。

役者も皆良く、佐々木なふみ&芦原健介、澤井裕太&吉田テツタの各コンビに本気でイラつく(笑)。
「あんただったらどうする?」と突きつけられてる感。
会社員の皆さんは観てゲンナリしてほしい(笑)。
iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku+小松台東「目頭を押さえた」

iaku

サンモールスタジオ(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

iakuは会話をきちんと見せてくれる。
今回もとてもいい会話劇だった。

そして、チクリとしたトゲのような感覚が物語の中にある。
小松台東の松本さんの演出は、会話発語のタイミング、間がとてもいい。

悪人

悪人

テレビマンユニオン

シアタートラム(東京都)

2018/03/29 (木) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

吉田修一の小説『悪人』が2人芝居で舞台化。
原作でも映画でも。結局2人に行き着くのだが、舞台でそれをどう見せるのか興味津々。
結論を言えば「かなり良い舞台」だった。

ネタバレBOX

女性を軸に彼女の独白で物語は進む。
男性の設定からしてもそれが妥当だろう。

灰色のこの世界にたった1人だったのが、たった2人になった。
ベッドシーンがなぜだか哀しい。求め合う2人の姿。

原作のイメージ通りの中村蒼さん。
この感覚で毎日公演を続けても大丈夫なのか、と思うほどの大熱演の美波さんが凄い。
恋愛の初期衝動のような輝きを見せてくれた。

舞台を観て感激した人は是非原作も読んでほしい。
登場する人々の背景が細かく描かれているからだ。
文庫本で言えば舞台は「下巻」なので、「上巻」にそれが詳しい。
隣の芝生も。

隣の芝生も。

MONO

座・高円寺1(東京都)

2018/03/15 (木) ~ 2018/03/21 (水)公演終了

満足度★★★★★

散々笑わせておいて、ラストにはお腹のあたりがどろ〜んと重くなるという、いつものMONOでした。
「同じ登場人物」で『続・隣の芝生も。』もやってほしい。心の平和のために。じゃないと人間不信になる(笑)。

オン・ユア・フィート!

オン・ユア・フィート!

東宝

博多座(福岡県)

2019/01/04 (金) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★

ACT1ラストに『CONGA!』の制作シーンが始まって、あ、マイアミ・サウンド・マシーンやん。と気づきました。

映画『スペシャリスト』の主題歌は、グロリア・エステファン「ターン・ザ・ビート・アラウンド」というのもカーテンコールで再認識です。

時々あるコンテンポラリーダンス的なシーンもよかったです。

ネタバレBOX

『CONGA!』の時に、お客さんを立たせて一体で盛り上げようという演出、コンサートではなく舞台を見にきている足の悪い私としては何も見えずイラっとさせられました。
恋におちたシェイクスピア

恋におちたシェイクスピア

劇団四季

キャナルシティ劇場(福岡県)

2018/12/23 (日) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★

千秋楽を。劇中劇でもらい泣きでした。

半月

半月

IN EASY MOTION

小劇場B1(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/10 (木)公演終了

満足度★★★★

奇怪で官能的な雰囲気の物語だが、この制作を新年早々にもってくるとは・・・。
見終わってから、はにわりという言葉について調べてしまった。

ハンザキ

ハンザキ

演劇組織KIMYO

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2018/12/08 (土) ~ 2018/12/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

KIMYOは観劇三昧で『ピーポゥ!』を観ただけでしたが、そこからずっと気になっていて初めて大阪で観ることができました!
毎回宣伝美術がとても素敵なKIMYOさんですが、今回は特に、宣材写真のユニークさや奇抜さがあまりにもツボにはまって、観る前からワクワクが止まりませんでした。

開演から終演に至るまで、高揚感が半端ない。ド派手な音照と衣装、回る舞台セット、役者さんのユーモア溢れる演技と、1秒たりとも舞台から目が離せませんでした。
なにより、オープニングダンスが素晴らしく、終演後のダンスショーで撮影した動画は何度も見返してしまいます。

素敵な劇団に出会えて本当に良かったです。もしまた関西で公演を打つ時は必ず観に行きます!

春過ぎて、アルタイル

春過ぎて、アルタイル

ケイポイント

浅草九劇(東京都)

2018/08/21 (火) ~ 2018/08/26 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/08/21 (火)

河村唯さん出演。
主人公の中山咲月さんが途中でメイクバッチリになるのですが、そのギャップ、綺麗さにびっくりしました。いい演出だったと思います。

ネタバレBOX

ミュージカルなので歌唱力が大事なのですが、2番手と3番手の杉浦さんと野村さんがもうちょっとでした。主人公の中山さんはとても良かったです。河村唯さんは歌唱力高いはずですが、それを活かした歌が無かったのが残念です。
ファムファーレ

ファムファーレ

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

本日、18時から観劇しました。単純なパロディ演劇と思っていましたが、ストーリーもしっかりしており、ミュージカル風な場面もあり、躍動もありで、いいお年玉を貰いました。総じて言えるのはネイビー役の男優が、テレビに出ている面白くもない芸人よりも、小栗旬に似ていたのに、驚きました。

東京のぺいん

東京のぺいん

ぐりむの法則

新宿村LIVE(東京都)

2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2016/12/07 (水)

河村唯さん、関谷真由さん出演。
shogoさんの歌が透き通るようというか何というか、とにかく素晴らしかったです。
河村唯さんの演技はさすが、安心して見られます。

ネタバレBOX

shogoさんが喫煙所に向かう際、見えないはずの人たちがshogoさんの方を向いて静止した、と記憶してます。
そこだけが引っかかりました。向かない方が良かったかと。
ファムファーレ

ファムファーレ

!ll nut up fam

萬劇場(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

大笑いして、ダンスと殺陣に魅了されての、2019年観劇初め。はなまるです。ありがとうございます。

ゼブラ

ゼブラ

ONEOR8

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2018/12/22 (土) ~ 2018/12/23 (日)公演終了

満足度★★★

旗揚げ20周年の劇団が、東京シアターイーストでチケット代2000円の大感謝祭をするというニュースを見た。大阪公演もあると知り、急きょ出かけることにした。
ていねいに作りこまれた舞台セットを観ただけで、来て正解だったと予感する。

役者それぞれの個性的な人物造形はひねりが効いて、その癖、舞台から受ける普遍性を損なわない。結末も予定調和にはならず、不条理ながら心にストンと落ちるような結末だった。ファンが次回作を観たくなるような舞台だ。
いろいろの思いがあったのか舞台挨拶で思わず涙声になっていた座長。たくさんの人に観て貰いたくて試行錯誤をしている間にあっという間に20年が経ってしまったのだという。
シアーターイーストで6日間9ステージのあと、水戸芸術館で2日、北海道各地で4日、岩手で1日、そして大阪一心寺シアター倶楽の2日間で千秋楽だった。
舞台を楽しんで見ながら、自分の理不尽なこころや行動に対しほっとできるような安心できるような後味が残る。

ネタバレBOX

子どもの頃、両親が離婚し女手一つで4人姉妹を育ててくれた母が認知症で亡くなる。夫が浮気した若い娘を通夜の場に呼び出す長女、結婚前にマリッジブルーで結婚を渋る次女、家族を捨て女の所に出て行ったという父を許さない独身の三女、夫に車を買うことと交換にパチンコ浸りの夫に変わって欲しいと自分に片思いの幼馴染を騙して金を巻き上げる四女。その4人姉妹それぞれの母の死に向かい合う思いを深刻にならないユーモラスな舞台で。
誰もいない国

誰もいない国

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2018/11/08 (木) ~ 2018/11/25 (日)公演終了

満足度★★

ハロルド・ピンター作。東京乾電池以来の柄本明をちゃんと観ておきたくて出かけてみた。
この難解で訳の分からない作品を、取りあえず退屈させずに最後まで見せてしまうのは、役者が上手かったからなのか、そもそもの作品が面白く出来ていたのか判然としない。

ー果たして会話の内容が真実なのか一種のゲームを演じているのか、虚実のわからなさを楽しむピンターの世界

とチラシにあるように、いかに真剣に子細に台詞を追っても誰に何が起こっていたのかが、さっぱり解らないのである。
しかも、舞台の上方からぴっちょん、ぴっちょんと大きな水滴が降ってくるのだ。やがて水は舞台の後方全面で湖のようになる。転んだ柄本が衣装がずぶ濡れのまま台詞を喋り続ける。なぜ水なのか、意味は全く分からない。
休憩時間に、ロビーに掲示された演出家や出演者のインタビュー記事(写真参照)に観客の人だかりが出来ていた。
みんな訳が解らないんだなあとホッとする。

前日に末広亭の高座で聴いた柳家権太楼のマクラを思い出した。「こうして毎日落語を演じられることは、幸せだとおもうんですよ。お客さんがどう思うかは別としてね。」と。
役者というものも、時にこのような(難解な)芝居を演じてみたくなるのであろう。
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、屋外

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