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ミュージカル「YOSHIKO」

ミュージカル「YOSHIKO」

ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

紀伊國屋ホール(東京都)

2019/01/10 (木) ~ 2019/01/16 (水)公演終了

満足度★★★★

風変わりな舞台を観た。イッツフォーリーズ初観劇。小型ミュージカル(という言い方があるのか知らないが)をやってる集団の中では割とメジャー、という勝手な印象があるが(同カテゴリーにミュージカル座とか、、これも勝手な想像)、舞台はその定型と見る事もできるのに違いない。定型であるとすれば私にはマイナス要素が気になるのだが、それも引っ包めて興味深い舞台だった。

いずみたく作曲、という事は初演は随分古いだろう(・・・と最初書いたが、実は新作公演との事である。イッツフォーリーズを作った本人がいずみたくで、吉田さとるという同劇団所属作曲家が先達の曲を活用して新作脚本の楽曲を仕上げたらしい。)
演奏はナマ。紀伊國屋ホールの幅狭のステージに立てられたレビューショー用のプロセミアムの裏が演奏ブースで全貌は見えないがベース、ドラム、キーボード。ストリングスは録音ぽいがうまく合わせてナマっている。楽曲に新しさは感じないが古くはなく、骨格はしっかりしていて遊び心もある。
観劇のポイントは文化座の若手藤原章寛が「実家」を離れて客演。鵜山演出が数年前東園パラータでの「廃墟」公演で見出したのだろうこの俳優は、繊細で良心を疼かせる好青年のイメージにピタリで、今回も成程そういう役回りだがさらに大きな人物造形を求められ、応えていた。
鵜山氏もそうである所の新劇系のリアルにとって、ミュージカルという形式は表現上の乖離があるが、良い影響をもたらしたのではないか。

マイナス要素というのは、うまい歌い手は声もよく、従って台詞も明朗で感情が分かりやすいのだが、一般的表現になりやすい。要は声が大きく、はきはき言えばいいってもんじゃないだろう、と突っ込みたくなるタイプ。かみ砕いた親切な表現は観客をなめてるようだが実際のところ、痒い所に手が届く「商品」をいつしか欲する存在が消費者というやつで、そういう人達は「完成された芸」を見に行く。
歌のうまさはミュージカルの条件なのだろうが、先日観たオペラ「ロはロボットのロ」が音楽に軸足があったのに対し、こちらはやはり芝居が軸だと思える。だから、声が多少震えても、否そのほうが、ハンディを超えようする作用によって役の心の純化された部分が表出して胸を打つ(技術的にはそう単純ではないだろうが)。昨年の「マンザナ、わが町」の歌い手役が、うまく歌う技術(高速ビブラート)を持ちこむのが気になったのと同じ理由で、歌うまは、同じ調子が続くとよけい芝居に嘘臭さを漂わせる感じがする。難しい様式ではあるのだろう。
むろん芸術はより高みを目指した作為の産物で、歌手が楽曲の「魂」を表現しようとしてそうなるのだとすれば、これは楽曲の問題だろうか?
・・・そんな事を思いつつも芝居を大変興味深くみた。

岡田嘉子という、どこかで聞いたような歴史上の人物は、ソ連に渡った女優だ。舞台にも「ソヴィエト、この不思議な響き」といった歌詞の唄があり、(旧作なれば左翼臭と書いたが)大国が角突き合わす帝国主義時代に共産主義革命を遂げた国への、当時の人々の憧憬が書き込まれているが、冷戦以前にあった和製左翼文化も遠くなりにけり、今は素朴に歴史的関心の対象として浮かび上るものがある。
主人公の恋人となる元左翼演劇の演出家(藤原)が投獄されるような時代、「日本もいつかそうなるさ」と夢を語る台詞はあながち若者の浮かれ心が言わせた文句と退けきれない。できればもう一つ「現代」との接点を持ちたく思ったが、だとすればそれは何だったろう。。

画狂人 北斎

画狂人 北斎

エヌオーフォー No.4

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/01/10 (木) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

実演鑑賞

初、宮本亜門演出の舞台鑑賞。ミュージカルじゃなかったのがちょっと残念でした。笑
升毅さん熱演でした。ロビーのお花と本舞台DVD予約の長蛇の列が凄かったです。

トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユ

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

実演鑑賞

演劇的表現を嗜む舞台でした。

トロンプ・ルイユ

トロンプ・ルイユ

パラドックス定数

シアター風姿花伝(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★

2015年末pit北/区域の閉館公演「東京裁判」が初・パラドックス定数。この劇団と劇作について3年近くブー垂れてきた訳だ(まだ3年のような、もう3年のような)。
政治色の薄い題材では、罪がなくキメ台詞のうまい書き手である。本作は地方競馬が題材だが、競馬界にリアルに食い込もうとしたドラマというより、競馬界に舞台を借りたヒューマンドラマで、一般的なだけ観客の想像に委ねる部分が広い。
男優6名ともが人間と馬の両方を受け持ち、双方同じ比重でキャラも重ねているのが面白いが、暗転は少なく明るい中での照明変化のみで「馬場面」と「人場面」の移行を表し、関係性がほぼ把握できた後半では合図もなく人から馬、その逆と居ながらにして変化する様も滑らかだ。しかもストーリーは進展しており、役者それぞれ決まった人物と馬名を受け持つので、物語説明の順序も考えなくてはならない。さぞかし、、戯曲の神様は我に味方したと思い為したろうなどと作者の心を想像したほど「待たせ」の全くない進行だった。役者力も重要だが(特に馬の風情がよい)緻密な演出を印象づけた。
現代の精神風景を想起させるような台詞(差し馬のウィンザーレディの「人は俺みたいな馬に自分を重ねてんだ」といった台詞)も一瞬光るが、現実世界に着床させようとの意図までは恐らくなく(格差を容認する新自由主義的状況が抉られる事はなく)、むしろ中央競馬と地方競馬の「格差」や悪条件の中でも果敢に挑戦する勇姿にスポットを当て、精神的な成長と連帯(友情)といったハードボイルド路線の爽かなハッピーエンドに着地する。

自分は競馬の知識はあまりないが(付き合い程度に競馬新聞を覗くくらい)、舞台とされる「丸亀競馬場」や遠征先の尾道、横浜根岸での地方競馬開催は現在なく、これはフィクションと割り切る事ができた(瀬戸大橋が出たりするので遠い過去でもなく、また人物の言動からも競馬のバックヤードを厳密に描き出す意図はないとみえた)。
ただ、事実と架空の領域の塩梅は戯曲の「質」を左右する。実在の地名を使うのも良いが、中途半端だと同作者の歴史事件を扱った劇同様、「事実性が持つ箔」を、都合よく利用したと見られかねないだけ損である。
まあドラマの方も、馬の擬人化など私は許せるが(というよりそこがこの戯曲の魅力)、「馬は何も考えてない」と言い切る牧場主や、レース中に転倒した馬が再び巻き返すというアニメ的展開など諸々あるにはある。

が、私の中では、人と馬との精神的交流が「ある」との想定で書かれたこのドラマの終局に、「人間目線」の場面描写の中で人(調教師)が馬に語り掛ける場面、出来過ぎではあるがここに込められた包摂の心とでも言うべきものを私は受け止めた。レース馬は治らない負傷を被れば殺処分されるという、そのシーンもうまく組み込み、思えば人間同士の殺伐とした世界に動物同士の世界というもう一つの(オルナタティブ)視点が入る事により酷薄な世界が違う陰影をみせる。これが豊かさでありファンタジーの効用である、といったような事を言ったエンデの事を今思い出した。

『浮世行脚』(うきよあんぎゃ)

『浮世行脚』(うきよあんぎゃ)

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/01/04 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

まさに新春公演。
ちょっとやりすぎだろ、と思うところもあるが、人情を軸に楽しく気楽に楽しみました。

遠慮ガチナ殺人鬼

遠慮ガチナ殺人鬼

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★★

もの凄く高いハードルなので多少の無理はやむをえない。よくここまで作り上げたものだと感心した。
140分間いろいろ新しい事実が出てくるので頭がウニになった人のために終演後に出口で「AFTER PAMPHLET」という解説を配っていた。
二つ折りのチラシも美しい。

ただ色々な点で単調なので途中で私の時間がワープしてしまった。
1. 細身の若者ばかり
2. ずっと声を張りっぱなし
3. 黒服ばかり
まあ3.は仕方がないけど。黒いベールとか帽子とかカメオに十字架あるいは数珠とかアクセサリでどうにかするのもあり。サングラスの男がいてもよい。

鳥の市 2018

鳥の市 2018

なかないで、毒きのこちゃん

OFF OFFシアター(東京都)

2018/12/27 (木) ~ 2018/12/30 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/12/27 (木) 16:30

公演初日にB~Dの3プログラムを続けて。

Bの「悪口サミッドナイト・イン・高円寺」とEの「わるぐち全集」(ともに初演を観ている)は古着屋、Dの「世田谷区在住。町田みよことその恋人と」(初演は未見)はバー、と初演は設定そのままの場所で上演された(というより公演会場に合わせて書き下ろされた)45分ほどの中編の「劇場版」で臨場感よりも見易さに重きを置く、的な。

その中でも特に印象的だったのは平成vs昭和な「わるぐち全集」で、森田ガンツ・井口千穂お二方の昭和組の破壊力ったら!(笑)
あと、序盤で谷川俊太郎「ことばあそびうた」の一節が出てくるが、そういえばあれ、最近では教科書に載っているんだっけ?

20分ほどの一人芝居「そしてまたキミのユメをみる。」(B)は毒きのこちゃんの王道、「芝ちゃん浜ちゃんたかなしくん。」(C)はタイトルから想像できるように落語仕立て(パジャマに掻巻(?)で枕が終わったあたりで羽織の如く掻巻を脱ぐのがまたイイ)、「私の青空」(D)は異色?とそれぞれタイプが異なる多彩だが、それぞれに演者の力量を感じた。

遠慮ガチナ殺人鬼

遠慮ガチナ殺人鬼

企画演劇集団ボクラ団義

ザ・ポケット(東京都)

2019/01/09 (水) ~ 2019/01/20 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/01/15 (火) 19:00

座席g列11番

お話的には好きです。夢麻呂さん、竹石さんを中心として見ていた限りは、ガツンとくるお芝居で見ていて飽きなかった。

ネタバレBOX

落ちのキーアイテムが余りにもイージー。あれだけで相当シラけた。わざわざ親父は自殺だと明かすところから最後の大量殺戮がフェイクの可能性もあるが、希望も何もない終末が正とすると余り好きではない。喪服ばかりのため印象が付きにくく、もう少し工夫ができなかったものか。お通夜全員が全員喪服でくるとも限らない。キャスティング的には刑事、添田さん。刀工図師さんの方がしっくりくるかもと思ったりした。
おにいさん、おねえさん、はとりさん

おにいさん、おねえさん、はとりさん

劇団森

早稲田小劇場どらま館(東京都)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

AB 両方観てきました。とても楽しいお芝居なのですが、最後は余韻が残るような終わり方だったりするのもあって、個人的にはとても好きなお芝居でした。はとりさんにも逢って観たくなりました。

『六道追分』(ろくどうおいわけ)

『六道追分』(ろくどうおいわけ)

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/01/04 (金) ~ 2019/01/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

この劇団と井保演出は相性がいい。
安心してみることが出来る。

TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】

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壱劇屋

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/12 (土)公演終了

満足度★★★★

10周年のお祭りの最後。TABOO。
今年最初の観劇となりました。
2018年1年間舞台やイベントを立て続けに行って最後の舞台がTABOO。
大熊さんらしい奇想天外な演出で終始ドキドキワクワクが止まりませんでした。
野田秀樹は私には少し難しい内容で途中までは必死に追いかけていましたが最後のほうで力尽きてしまいw
でもパフォーマンスが終始素晴らしかったので心折れず最後まで楽しく見る事ができました。
11年目もたくさん楽しませてくれると確信しています。

超人類

超人類

BACK ATTACKERS

テアトルBONBON(東京都)

2019/01/08 (火) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

SF好きとしては結構微妙。
演劇として色々と工夫はしている。面白いと思うが、色々と入れすぎて効果半減か。
よく聞く”舞台は創り手側と観客が一緒になって完成させる”というのを変な形で体感した舞台でした。

超人類

超人類

BACK ATTACKERS

テアトルBONBON(東京都)

2019/01/08 (火) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

【作品コメント】
とても難しいが今の人々が本当は向き合わないといけない問題を題材としている所に感動しました。
伝え方もユーモアを加えながら、本質をついていました。
【演技コメント】
2度観に行きましたが、2度目は段違いに気合いが入り、演技としても自分も入れ込める感じでした。この演技の評価は2度目の方になります。

ネタバレBOX

AIの人工知能が人間を超えた場合にどうなるか、どうするか?という既に起こりつつある現代の問題を多角的に捉えた作品で、裏に隠された意味が布石として各所にちりばめられています。
セリフにも「どこ?」「だれ?」と思わせる点もあるので、内容としてはそこを是非観て欲しいと思いました。非常に感動しました。

演技に関しては抑揚がそれぞれのキャラクターで違う点があり、作品の内容に沿って変化する辺りが個人的な見どころでした。
何故そういうセリフなのかを今一度考えるとかなり頭の中に残る内容で、考えさせられました。
超人類

超人類

BACK ATTACKERS

テアトルBONBON(東京都)

2019/01/08 (火) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★

フライヤーの良さとストーリーに惹かれて観劇。超能力者の集まりかと思いきやまさか人造AIだったとは。全体を通して面白くもあり怖くもあり。通天閣をアピールしたかったのかもしれないが最初の場面て必要? 

深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~

深沢ハイツ302~もう一つのニュートンの林檎~

Sun-mallstudio produce

サンモールスタジオ(東京都)

2019/01/05 (土) ~ 2019/01/09 (水)公演終了

満足度★★★★

期待以上に面白かった。
出演者のキャラも良く、演出も適度なSF感で
サンモールスタジオでは十分な内容でした。

ごんべい/ごんべい2

ごんべい/ごんべい2

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ごんべい2のごんべい 観るまで前哨戦だろしと思っていたら、真逆

ごんべいだけも十分なくらいしっかりした楽しい舞台でした。東京芸術劇場とりコンパクトで高さがあるからこそに魅せ方だったり

歴代のごんべいに負けないフレッシュなごんべいよかったです。今回拳さんもすっきりかっこよかった。

お地蔵さんが凄くキュートなカッキーさんで貴重でした。ごんべい2本観れたらいい新春になりそうですね。私はごんべいを選んでしまって予算が足りないから想像で2は楽しみにしています!

拝啓 空の中より、

拝啓 空の中より、

ノラクラフト

at THEATRE(東京都)

2019/01/11 (金) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

実力のある作・演、演技!次回作が早くも待ち遠しい。

TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】

TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】

壱劇屋

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

10周年記念公演でした!
2回とも観ました!
一休役の山本貴大さんが、普通に凄かった!
話はいろいろとぶっとんでて、野田秀樹さんという方の脚本モノはコレが初めてだったので、なんとも言えないところはありますが、私は面白かったです。
やっぱり、壱劇屋さん面白い!

超人類

超人類

BACK ATTACKERS

テアトルBONBON(東京都)

2019/01/08 (火) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

ちょっと脱力系の序盤になんだかな~と思いましたが、実は「強いAI」の結構シリアスな話でありました。「強いAI」がリリースされる時は人類滅亡の時なのでしょうね。

拝啓 空の中より、

拝啓 空の中より、

ノラクラフト

at THEATRE(東京都)

2019/01/11 (金) ~ 2019/01/13 (日)公演終了

満足度★★★★

妄想少女の暴走劇は寸止めでよかった。かなりシリアスな話でしたが、大いに楽しめました。

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