一期一会 〜ピアノと語りの世界〜
Music Play Live
高津市民館ホール(神奈川県)
2024/01/07 (日) ~ 2024/01/07 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/01/07 (日) 14:00
座席1階
価格2,000円
とても素晴らしかったです。
滑舌の良さと表情、声色を変えての表現、間のとりかた、言葉の抑揚、それから身のこなし、歩の運び方、瞬きなど、何から何まで素晴らしくて大絶賛!させていただきます!!
ピアノの調べとの融合も素晴らしかったです。
演劇スタジアム
ロームシアター京都
ロームシアター京都ノースホール(京都府)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/07 (日)公演終了
境界
劇団夢現舎
新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/14 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「境界」に纏わる11演目でした。
怖い話、面白い話、素敵な話等、様々な内容で、それぞれ面白かったです。
色々な境界があって、人によって、そのラインが違うんだろうなぁと思いました。
役者さん達の熱演も良く、お正月の雰囲気も楽しめました。
年初めに良い舞台を観る事が出来て良かったです。
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/01/07 (日) 14:00
座席1階
前回、ジャニーズ事件をテーマにした舞台はとにかくこれでもかというくらい笑ったが、今作は犯罪加害者の更生問題に正面から切り込んだ力作。再再演といい、今の時代背景に合わせてリニューアルしたという。
街中の蕎麦屋が舞台。この店の主人は少年犯罪に巻き込まれて亡くなり、長女が跡を継いでいる。犯罪被害の遺族だが、長女は父を殺害したとされる少年の死刑求刑に反対している。一方で末娘は痴漢被害のトラウマで電車に乗れないという状況になっていることもあって、死刑を求めて活動。姉妹の仲は険悪になっている。
亡くなった父親もかつては犯罪を犯し、更生して蕎麦屋を立ち上げたという経歴があると明かされる。自分と同じ境遇の少年の更生に協力してきて、積極的に少年院出の若者を雇っていることも、舞台の進行と共に分かってくる。そんな中で、サカキバラ事件を連想する元少年を雇っているのではないかというウワサが立つ。
凶悪な犯罪加害者が隣にいることに拒絶反応が起きるのは、かつても今の世の中も同じだ。元少年Aの更生を阻むのはこんな世の中である。事件から何年も経っても変わらぬ空気にはため息が出る。
しかし、舞台は死刑運動に参加する被害者の女性をキーパーソンにして、この難しい問題を客席に突きつけてくる。チャリTがこんな硬派な舞台を作っていたとは恥ずかしながら知らなかった。
役者たちの熱演も見事だ。特に姉妹の言い合いの場面の迫力は特筆もの。この展開を目撃するだけでも、舞台を見る価値がある。
この舞台が、犯罪加害者に拒絶的な世の中の空気を少しでも揺るがす力になるだろうか。舞台の力に思いを馳せる。
いい舞台だった。ぜひ見ておくべきだ。
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白い、お薦め。
凶悪少年犯罪をモデルにしたブラック・コメディという謳い文句であるが、その実事件と架空(創作)事件を巧く絡めた力作。少しネタバレするが、舞台となる老舗そば屋・南海亭の姉妹の激論が見所の一つ。この店の店主で父親が少年事件に巻き込まれて殺害された。しかし 跡を継いだ長女は加害者の極刑を望んでいない。一方、次女は自身が痴漢被害に遭ったこともあり犯罪を憎んでいる。そして加害者の極刑を望んでいる。それが<更生>か<死刑>という立場の違いを端的に表している。
物語は、この殺害された店主の意思ー元犯罪少年の更生支援という崇高さ、しかし 理屈で感情を抑えることが出来ない難しさ。その悶々とした感情を巧く表現しており観客の思考を刺激する。またSNS・スマホ時代2024年版としているが、姿なき市民による誹謗中傷 さらには嫌がらせといった風評に現代的な怖さを潜ませる。その見えない不気味さ、それを音だけで屋根裏にいるであろうネズミに重ねる。本当は 誰を何のために狩りたいのか。
また常連客の富永(おとみさん)が、蕎麦でいう隠し味のようで 重苦しく緊張を強いるような物語に程よいクッション的な役割を果たしている。当事者のことを知らない世間、その登場しない無責任な悪意に対し、常連客で家族のことを知っているご近所さんという存在で対抗させる。このさり気無い構図が絶妙だ。
(上演時間1時間50分 途中休憩なし) 追記予定
演劇スタジアム
ロームシアター京都
ロームシアター京都ノースホール(京都府)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/07 (日)公演終了
長い正月
20歳の国
こまばアゴラ劇場(東京都)
2023/12/29 (金) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/01/06 (土) 13:00
ある家族/一族の百年間折々の年越しを100分間で描いた「大河ホームドラマ」。
途中暗転を1回しか(!)挟まずに話が進むので見た目だけでは時が経ったことはワカらないが、家族に起きた出来事や社会的事象、登場人物の年齢などをさりげなく織り込んで経過年数やいつ頃のことかを観客に推測させる会話が鮮やか。
ヘタクソに作ると年が代わる度に暗転したり、会話に具体的な年号を入れたりするものね。(笑)
また、鬼籍に入る表現(照明含む)も巧みで観ていて「嗚呼、この人も……」と寂寥感を抱いてしまう。時として逝きかけて戻ってきたりもするけれど。(笑)
さらに、クロニクルだけに役者が子供時代から老年期まで演ずるが、その加齢表現(特に老年期)も良かった。これもまた「時の流れ」に説得力を持たせていたと言えよう。
2023年の観劇納めに続いて2024年の観劇初めも秀作で満足満足♪
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/01/06 (土) 15:00
死刑か更正か、舞台を観ながら考えが揺らぎました。
時間の流れが良かったです。
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2024/01/06 (土) 19:00
2008年に初演、2011年に再演された同劇団の代表作の再々演。やはりいい。観るべし!観るべし!!観るべし!!!(4分押し)109分。
町の蕎麦屋を舞台に、善意を装った悪意の問題を扱った作品で、初演も再演も観ているのだが、同じ題材が10年以上を経ても変わらず成立するあたりに、なんだかなぁ、の感じを強く持った。
モモンバのくくり罠
iaku
シアタートラム(東京都)
2023/11/24 (金) ~ 2023/12/03 (日)公演終了
#34「闇の将軍」四部作
JACROW
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2023/12/08 (金) ~ 2023/12/17 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高でした!!超面白かった!
田中角栄カッコ良すぎ!
政治家の野望・派閥争いなどを面白おかしく、かつ、日本のためにという熱い思いも伝わる素晴らしい作品でした。
第1話「夕闇、山を越える」、第2話「宵闇、街に登る」、第3話「常闇、世を照らす」を観劇。すべて面白かったが、個人的には2話がお気に入りです。
役者の方々もホント素敵でした!!
Spring Grieving
PLAY/GROUND Creation
サンモールスタジオ(東京都)
2023/05/19 (金) ~ 2023/05/31 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
面白かったです!
四兄弟それぞれの立場・思考が緻密に表現されていて、色々考えさせられる作品でした。
役者さんも良かった!
ハリー・ポッターと呪いの子
TBS/ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2022/07/08 (金) ~ 2025/02/28 (金)上演中
また点滅に戻るだけ
ダウ90000
本多劇場(東京都)
2023/05/17 (水) ~ 2023/05/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
最高に楽しかったです!!
ここまで大爆笑する舞台は初めてでした。5分に1回は笑ってる感じでした。
蓮見さん、天才です!
ラビット・ホール
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/04/09 (日) ~ 2023/04/25 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
非常に上質な舞台でした!
物語のテーマは重いけど、笑いもありバランスの良い作品でした。
とにかく役者が素敵でした。
ネズミ狩り 2024
劇団チャリT企画
ザ・スズナリ(東京都)
2024/01/06 (土) ~ 2024/01/08 (月)公演終了
悼むば尊し
かわいいコンビニ店員 飯田さん
駅前劇場(東京都)
2023/10/04 (水) ~ 2023/10/10 (火)公演終了
令和5年の廃刀令
Aga-risk Entertainment
としま区民センター・小ホール(東京都)
2023/05/01 (月) ~ 2023/05/02 (火)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
大好きなパターンの密室劇。
役者さんらの個性溢れる演技と迫力、配信映像でも十分に感じられて大満足でした。
「そもそも令和に廃刀令が議論されたら」という設定でもう見たくて仕方がなかったものでした。
ほんと冨坂さん、すんごい。
『泉鏡花の夜叉ケ池』
花組芝居
セーヌ・フルリ(東京都)
2023/12/28 (木) ~ 2023/12/30 (土)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/12/29 (金) 18:00
劇団の代表作のひとつである作品で過去公演も何度か拝見しているけど、変わらないところも変わったところも愛おしい。万年姥に諭され眷属たちも去ったあと、白銀の鱗を翻して一人舞う白雪の美しさが印象的だった。
学円だけがBGMが流れるたびに訝しそうな反応するのを見て、つい笑ってしまうけど、あれは彼だけが物語の外から来た存在だからなのかな、と思った。そう考えると晃ももう物語から抜けだせないんだな、などと、戯曲の行間に詰め込まれた花組芝居らしさを堪能した。
海をゆくもの
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/12/07 (木) ~ 2023/12/27 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/12/23 (土) 13:00
騒々しく厄介な感じで始まる酔いどれたちのクリスマスは、予想外の展開にゾワゾワしつつ、ラストまでのさまざまな仕掛けを堪能した。
演出とキャストに惹かれて観に行ったけど、これは戯曲もそうとう面白いな、と思った。予想と異なるタイプの物語だったけどとても好みだった。