
背中から四十分
渡辺源四郎商店
ザ・スズナリ(東京都)
2019/05/01 (水) ~ 2019/05/06 (月)公演終了
満足度★★★★★
肩こりも知らない(自覚していないだけかもしれませんが)私なのでマッサージなんて体験はありませんが、見ていたらほぐされたのは心なのかなと思えました。
海に面した窓を開けると風がカーテンを揺らし、波の音なのか風の音なのか、闇の中から聞こえてくる。窓を閉める時のカーテンの動き、締め切る時に途絶える風の音の聞こえ方が絶妙でした。

ハッピー・new・メリークリスマス
劇団マリーシア兄弟
Geki地下Liberty(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
いまひとつなリアリティがフワフワしてたかなぁ~と
でも脱獄をメインにしての会話劇は
そこそこ楽しめたかな~(^-^)
”ナンバカ”みたいに
とことんお茶らけていても・・とかも思えた
90分の作品

叫べ!生きる、黒い肌で
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★
ニーナ・シモン(Nina Simone)ってかなり通好みですね。YouTube で彼女の Summertime を聴いてみると「ナンジャコリャ?」です。これと同じ調子で歌ってもサンモールスタジオでは皆さん天を仰いでしまいます。そこで Setsuko さんはお話全体の調子に合わせて自分流に歌ったのでしょう。しかし私的にはもっと派手にやってほしかったなあ。短かったし。ちゃんと聴きたい人はライブに来てねということなのでしょう。
お芝居の方は役者さん達のテイストがバラバラでサザエさんに悟空やルフィが出てくるような違和感がありました。
そうそうオヤジ♪さんに同感でピアノは「置くなら弾け、弾かないなら置くな」と言いたい。(後日記)「置かれたピアノは弾かれねばならない」と書くべきだった。

猩獣-shoju-
壱劇屋
HEP HALL(大阪府)
2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
再演・新作両方見ました。どちらもとても面白かったです!
再演はシンプルでわかりやすい物語の中に切ない片思い、トリッキーな殺陣、楽しそうに笑いながら戦う狂敵と大好きな要素が詰め込まれていました。
序盤では不器用で優しい表情をしていた九郎が、時に容赦なく力強く、時にスピーディーに、後半更にキレを増して戦い続ける姿が切なくてかっこよかった…!
次々襲い掛かる個性的な刺客達との戦いも見応えがあり、槍・双剣・梯子・反物などを使った殺陣もトリッキーで面白く、まるでアニメや特撮のような戦いの連続に内心何度も興奮しました!
そのシーンを作り上げるアクションモブの方たちの段取りと動きも凄まじかったです…!
登場人物たちのキャラクターを表わし、戦うたびに裾や袖が舞い、照明の美しさや戦いに映える衣装もどれも素敵でした。
ワードレスならではの余韻を残し、自由に解釈できるラストも大好きです。
前の席で見るとこちらにも飛びかかってきそうな臨場感溢れる戦いと繊細な芝居に惹きこまれ、引きで見るとステージ全体を使った殺陣の面白さ・場面の美しさ・かっこよさを堪能できたので、色んな席でまた見たいです!

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
HEP HALL(大阪府)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/11 (土)
『10分間』は名作とはいえ【HEP HALLという大きな会場でどう見えるのか】という一抹の不安もあったんだけど最前列で観る分にはセットを大きく作ってる効果もあり問題なく臨場感を楽しめました☆面白い本はとにかく物語に引き込まれるので会場の大小は関係ないんだなと痛感しました♪主人公がタイムリープから抜け出すまでのプロセスが微妙に変わってたりして前回公演観た人も新鮮味感じて楽しめる内容になってました★超豪華キャスト陣も嬉しいですね♪

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」
マチルダアパルトマン
すむぞう外苑前スタジオ(東京都)
2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/11 (土) 18:00
「ばいびー、23区の恋人」を観劇。
シチュエーションからして面白そうだと思いましたが、色々なリアクションが面白い。
舞台構成が生かされていた。

夢の契
HitoYasuMi
OFF OFFシアター(東京都)
2019/05/02 (木) ~ 2019/05/07 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/05/03 (金)
芝居を始めてから10年経った舞台女優3人がその能力を活かして結婚詐欺を企てる。。
実際にこのHITOYASUMIも10年くらいの女優歴かな。当初から見ているけど、勢いは変わらずに落ち着いた芝居も出来るようになってきたし、個性も出てきたように思う。
ブラックコメディーと謳ってあったけど、個人的にはコメディーというよりサスペンスだったな。かなり怖かった。本も演出も素晴らしい。陽気なダンスと80年代の楽曲が怖さを増幅させていたように思う。
ただやさしいだけの芝居よりかなり好みだった。客演陣も個性的で良かった。

ゼロ番区
RISU PRODUCE
赤坂RED/THEATER(東京都)
2019/04/24 (水) ~ 2019/04/29 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/04/28 (日)
再演。過去公演は主宰の松本匠(リスさん)が主演の「やすし」を務めている。今回は、若手イケメン俳優の松島庄汰が。家族を殺害された復讐のために3人を殺害した死刑囚のやすし。リスさんの独特の間の芝居には毎度惹きつけられるものがあり、リスさん以外の「やすし」が果たしてどうなのか・・・ものすごく不安だった。ビジュアルも違いすぎるし・・・しかし、、よかった。松島君、相当がんばってた。サラサラのヘアーと整えられた顔には多少の違和感を感じてしまったけど、芝居自体には無理はなかった。それに脇を固めたリスプロのシャルさん(横関健悟)や斎賀さんが素晴らしい芝居で支えていたので十分に感情移入出来たし、泣けた。
次回公演はリスさんの芝居が観たい。まだまだ前に出て存在感を示してほしい。
あと、1つ。カーテンコール、主演の松島君が挨拶したけど、、リスプロのメンバーに締めてほしかった。あくまでリスプロ公演なんだから。

叫べ!生きる、黒い肌で
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

死んだら流石に愛しく思え
MCR
ザ・スズナリ(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/15 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/09 (木) 19:30
2015年に初演したものを大幅改訂しての再演だそうだが、初演は観てない。実在のシリアル・キラーの実話をモデルにしているのだそうで、事前に少し調べていったために、他の人が笑ってる場面でも笑えない感じを持ってしまった。MCRにしても、かなりダークな話だが、伊達香苗演じる母の存在感が特に見事だった。

無敵望遠鏡
宇宙食堂
吉祥寺シアター(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/14 (火)公演終了
満足度★★★★
アニミズムとテクノロジーが綯い交ぜになった異星の世界観。エンターテイメントな観せ方の中に色々な課題・問題を提起する社会性を潜ませた公演。タイトルにちなんだラストの台詞が印象的だ。
物語はある時期の日本の情勢を想起させるところがあり、それに鑑みるとこの公演はある目的地に行くまでの過程を描いている。できればその後の行動(何をするか)をもう少し鮮明にしておくと深みが増す公演になったと思う。それはある程度、物語の中で示唆するか観客の”想像力”に委ねてもよいが…。
(上演時間2時間)【Bチーム】 2019.5.13追記

尾を咥えたり愚者の口
電動夏子安置システム
駅前劇場(東京都)
2019/05/07 (火) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団名は言はずもがな劇タイトルも独自思考が滲む劇団(個人の感想)を初観劇。
予想に反して役者力あり、エンタメ性あり、もっとも解読困難な混み入ったストーリー、だが娯楽重視らしく「物語」は役者の飛躍からステロへ着地する演技と雰囲気をヒントに、流れに乗って観られる。
作劇は、相互に微妙な接点のある5、6組の対話(ほぼ2人一組)がリレーしながら快速で走行、数組の逸話がどう繋がるのか判らずもどかしいまま、しかも二つの異なる次元(時代)を跨ぎながら場面としては隣接して展開し、その事態の観察者であり渦中から脱しようとする者(主人公的グループ)が、今見ている場がどの次元の話なのかが判らないらしいという事が観客に判るまでの滞空時間も結構長い。事態は冒頭より何やらドラマティックに、面白おかしく展開するが、事態の推移は見守るしかなく、思わせ振りでクリアな演技で役者らがこの滞空時間を甲斐甲斐しく繋ぐ訳である。
ミステリーな物語の裂け目から世相への皮肉が覗き、馬鹿馬鹿しい騒ぎの末絡まりに絡まった糸が解けると、元来利害相容れない者らが(図らずして)困難を共に克服して大団円を迎えるという、「構造」だけは王道、テイストはかなりの程度亜種な人情喜劇。

ソリチュードタウンの死神
空想嬉劇団イナヅマコネコ
上野ストアハウス(東京都)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/10 (金) 19:00
価格3,900円
初日観劇。 細部までこだわった脚本と緻密な画作り。全キャストが遺憾無く実力を発揮し、哀しくも愛のあるテーマを美しく紡いでいる。主演・倉垣まどかさんのラストの姿には打ちのめされる

あえてここでの大決算
はりねずみのパジャマ
ARAKAWA dust bunny(東京都)
2019/05/01 (水) ~ 2019/05/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/05 (日) 12:00
価格2,500円
この廃墟で芝居を観るのは2回目だが、半野外で空気の入替えが絶えず起こっているので2時間超の長尺でも問題は無かった。
脚本がよく出来ており、言葉のチョイスや現在と過去の多重構造の描写・切り替えが見事。
役者の熱演と的確なツッコミがうまくマッチしていた。
女優陣も可愛く、あみゴリラとタンスの神様がお気に入り

アクトカンタービレ
博品館劇場
博品館劇場(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
今回は『Smoky Dog』を改訂、ブラッシュアップしたものを『森新吾へのオマージュ』として上演されました。それほど熱心なファンとは言えませんがDIAMOND☆DOGSのステージは何回か拝見していました。2月に見た「SINGULAR-シンギュラ-」が最後のステージになってしまって残念です。
まさかこんなことになるとは誰も思ってもいなかったであろうと言うようなお話でした。
神様がお側に置きたいと思われたのかもしれません。
改めて森新吾さんのご冥福をお祈りします。

團菊祭五月大歌舞伎
松竹
歌舞伎座(東京都)
2019/05/03 (金) ~ 2019/05/27 (月)公演終了
満足度★★★★
昼と夜を鑑賞。客席盛況。両方とも花道がよく見える席にすべし。尾上丑之助わずか5歳の初舞台、堂々とした舞台度胸だ。祝い幕の宮崎駿の絵は2階に掲示してある。

改訂版「埒もなく汚れなく」
オフィスコットーネ
シアター711(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
先年、小劇場からは珍しく大竹野正典作品が読売演劇大賞を受賞した。これはその舞台を制作したカンパニーが作者をモデルにした創作劇のの再演。
再演と言うと、初演をなぞったお披露目だったり、役者を派手に入れ替えたり、小屋を大きくしたりするのだが、この再演は主役の二人を初演のママに置きながら、新しい舞台を目指して思い切って整理している。話が昭和期の売れない劇作家の話だから、関西風を生かすと、夫婦善哉のようになってしまいがちで、初演はかなりその味が残っていた。しかし、この再演は作家の水難の事件ドラマや、家庭ドラマの世話物的なところは整理して、夫婦のあり方と、作家の宿命を、最後は山に登ることに託してまとめている。つまりは、物を作る芸術家と、男女、家庭、日々の生活の葛藤に絞ったわけで、よく出来ている.古い話なのに全く新しい。令和の新しい舞台の誕生の第一弾と言っていいだろう。
作・演出は瀬戸山美咲。初演は大竹野一代記のような世話物的な作りであったが、そこを作家の現場として作り直して成功している。しかし、作中人物では東京の制作者は、余分だったと思う。こういう第三者は、セメント会社の社長がうまくかけているからそれで充分コメディリリーフの役割も出来ている。演劇製作者の役割としても、いささか以上に皮相過ぎて笑えない。ここを切ると2時間以内でまとまてよかったと思う。
出演者では、なんといっても西尾友樹、占部房子の小劇場のキングとクイーンが揃って目いっぱい技術の限りを尽くして演じてくれたのが大きい。西尾は受けに回って目立たないが、出処進退見事なものだ。占部は今回の方がむしろガラがあっている。抽象的な役柄をいろいろ工夫して形でも見せようとしている。ほとんど日常性を捨象して、演技と台詞で見せる。それでいて、様式性の欺瞞を毫も感じさせない。俳優にも劇場との相性があって、この二人、二百人くらいまでの劇場だと圧倒的な力を発揮する。読売演劇賞も商業演劇の大劇場の役者だけでなく、小劇場で演劇の魅力を素で伝えるこういう人々に光を当ててほしいものだ。脇ではラッパ屋の福本伸一がさりげなくていい。

「舞い上がれ、レジャーシート」「ばいびー、23区の恋人」
マチルダアパルトマン
すむぞう外苑前スタジオ(東京都)
2019/04/12 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

叫べ!生きる、黒い肌で
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★
無くならない人種差別ですが、こんなひどい状況が5、60年前くらいであったことを再認識しました。自身の才能に目覚め、権利を勝ち取るために戦い、犠牲を強いられる姿が痛々しくも雄々しくて胸に響きました。彼女を支え、自分自身も変わっていくビリーも素敵でした。
せっかくの歌声。もっと聞きたかったです。

叫べ!生きる、黒い肌で
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2019/05/09 (木) ~ 2019/05/12 (日)公演終了