最新の観てきた!クチコミ一覧

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名探偵ドイル君 幽鬼屋敷の惨劇

名探偵ドイル君 幽鬼屋敷の惨劇

糸あやつり人形「一糸座」

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★

趣向は様々あったけど、結局とっ散らかったままで終わった。
ギリシャ悲劇の枠組みに、フランケンシュタインのような怪奇科学者の犯罪を、乱歩ばりに名探偵が少年と共に解いていく、という大筋だが、趣向は糸あやつり人形一座の一糸座に、マメ山田や十貫寺梅軒のようなアングラ系の奇優の競演で、ほとんどヴァラエティのような場面展開で進んでいく。その場その場には、思わず吹き出すような世の常識に対する突っ込みの台詞もあり、目先は変わっていくのだが、このスタイルの雑劇の弱点である積み重なっていく焦点がいつまでも見えてこない。
一糸座の作った人形の怪物キャラクターには面白いものもあり、マメ山田(名探偵・ドイル君)と十貫寺梅軒(少年)は大健闘であるのだが、まとまった印象に残るのは、人形による殺陣であったり、夜の広場の少年と傘、のようなストーリーには関係のない独立したナンバーだ。
これはやはり、劇場パンフで「リミッターが外れた」と書いている作・演出の責任だろう。芝居の作・演出だけは、リミッターを常に意識していて貰わないないと、見る方は途方に暮れてしまう。

域地-ikichi-

域地-ikichi-

戯曲本舗

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

中盤まではアニミズムを思わせるような台詞と動作、その雰囲気を高める音楽や照明の妖しい演出効果。一転して後半は登場する人物の懊悩がこの地(山奥)の精霊との不可思議なダイアローグを通じて解放されていく。纏わり付くような不気味さ、それを辛抱強く観続けた先に、”なるほど”そう言うことが描きたかったのかという謎解きにも似た気持にさせる。その意味で、いかに中盤まで興味を持たせられるかが鍵のような公演。
(上演時間1時間25分)

『怪人二十面相』

『怪人二十面相』

サファリ・P

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/08/01 (木) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

役者の身体、テキスト、美術、音楽…。その配合が相変わらず素晴らしく、五感がざわめく舞台でした。ただ、テキストのレシはもっと丁寧に。要所が省かれていて話が分かりづらい。

謝るくらいなら言わなきゃいいのに。

謝るくらいなら言わなきゃいいのに。

演劇ユニット小雨観覧車

駒込レンタルスペース・コンテハウス(東京都)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★

人と人は話してもちゃんと解りあえなかったり。ましてや話さずに察してもらうなんて。そんな人達の会話が散文的に繰り広げられる。97分。

ネタバレBOX

会場は逆L字型のスペース。壁際に4か所の演技スペースと若干の椅子席。中央にクッション席エリア。

お話。大学生ミュージシャンと彼氏、そして先輩女性ミュージシャン。もうひとつ絵画修復師と甥と学芸員。女子大生と甥っ子が公園のベンチで偶然出会って歌とギターで繋がって…。

会場内のあちこちにスポットが当たり、そこでシーンが。気になったのはスポットが当たっていない場所での役者の動き。次のシーンのための準備ならまだしも、観客が見ないような状態で関係性を継続する演技は不要では。それどころか交わるはずのない役者が捌けてから合流してヘンに関係を作るならオフでいる方がよいと思う。

一番気になったのはライブの打ち上げのシーン。スポット外で盛り上がってるのは女子大生の彼氏と美術グループの人達。2つの別のシーンの人達が一緒にライブした設定ならまだしも繋がりがないなら無駄な演技なく音だけで表現した方がわかりやすい(繋がってたとしたらこのシーン以外での交わりが疎でありすぎ)。

台詞は女性の言葉や視点がリアリティあってよい感じなのだが、結局2~3人の関係が7パターンぐらいあり、これが大きく繋がるでもなく、難しい設定も手伝って自分には表現したかった事が分かりにくかったのが残念。

音楽はひとつのキーとなっていて。スピッツの曲を混ぜてみたりとか使い方が面白い。最後もオリジナル?(じゃなかったんですね。ならなぜいきなりこの曲?:追記)な楽曲を全員で演奏するのだが、スペースのあちこちで楽器を奏でるのでソロボーカルの歌声が負けちゃってる。曲がよかっただけに全部みんなで歌った方が効果的に感じた。

本公演は飲食自由で会場でも提供ありのスタイル。。たしかに演技中も飲食のシーンは多く、それなら劇中で飲食されるものと同じものを販売して、それを開演前から宣伝してたら、観客も別の楽しみを持って観れた気がする。

会場は地下にあり、結構わかりにくいです。PUB貴婦人の看板が見えたら臆することなくその階段を降りると、右手にあります。
記憶の通り路

記憶の通り路

東京演劇集団風

レパートリーシアターKAZE(東京都)

2019/08/10 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

チケプレに応募してはみたものの、HPやらチラシやら読んでいたら私向きじゃないかも・・・と思われお断りしようか悩んだのでしたが、行って良かったです!お芝居について色々聞けました。
今の季節にぴったり(?)の演出が面白かったです。初日乾杯(って言うのかしら?)も参加して楽しかったです。

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

DULL-COLORED POP

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

脚本・演出・演技 すべてが素晴らしく、これぞ三位一体!と言うことなんだと思いました。 福島の出来事をきちんと調べ上げて問題提起している内容で、今の日本に一番重要なことだと思います。どうか、今後も提示し続けていって欲しい作品です。応援しています。

ネタバレBOX

開始直前にキョウシローちゃんの曲を大音量で聴けて幸せでした。私も彼がものすごく早い時期に原発問題に触れていたことを知ったとき感動しました。(世に出なかったのですよね?)
アフタートークに参加できて幸せでした。脚本・演出の方のお話し(質疑応答)の短い時間ではありましたが、感動しました。後何時間でも聞いていたいと思いました。
その中で一つ感じたことがありました。もし、やりのこしたことがあるとしたら?というような問いの答えだったと記憶していますが「奥さんにもっと語らせてみたかった」(そうしたら又違った角度から~的な)というところで、監督さんは「福島の女性は~」と話されましたが、私は[福島という地域]のことと言うより[その時代の女性]という理由で、今回の奥さんのセリフ量が妥当だと感じています。もっとたくさん語るのは3部作の3話の時代なのではなかろうか?と。
そして、妥当だと感じた理由は、奥さんが目の前の状況だけに囚われていること(酒屋のお得意さまは東電社員なのだから)という狭い視野でしかないことと対照的に、町長になる前の旦那さんの視野はとても広く、双葉町・福島・日本・世界のことを考えていると言うことの対比がはっきりしていて、とても良かったと思いました。

政治・権力に絡め取られる人々の切なさがとても表現できていて、素晴らしいと思いました。
「たいせつなこと」をみんなで考えていきたいと思わせられる内容なので、この作品が一人でも多くの方に広まることを期待して止みません。

これからもぜひ続けてください!!!
域地-ikichi-

域地-ikichi-

戯曲本舗

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

思わず引き込まれていました。
終わった瞬間鳥肌が立ちました。
素晴らしかったです。

ミルユメコリオ

ミルユメコリオ

幻灯劇場

京都市東山青少年活動センター(京都府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★

幻灯さんの身体的な演技演出が好きです.
前回公演よりもすっきりした感じを受けました.

期待していた美術もよい仕上がり.シンプルでかつ多重化された空間です.
八百屋舞台はいいねぇ.

幻灯劇場の原点ともいえる作品です.時間も70分程度と,ちょうどいい感じ.
ぜひお試しを.

ネタバレBOX

幻灯独特の言葉遊びはこの作品から炸裂していると思います.処女作「ファントムペインに血は流れるか」でも言葉遊びは使われていますが,この作品では「忘れる」というキーワードが入れ子になってそこかしこに出てきます.

夢子の好きな「忘れな草」,夢子を主人公にした映画「忘郷少女」

ママ「ここで死んだのだれだっけ」
駅長「うーんと,忘れた」

駅長は本当に忘れたのか.忘れたふりをしているのか.本当にあそこで死んだのは,夢子じゃなかったのか.もしくは夢子の父だったのではないのか.……そういった妄想を抱いてしまうほど,「忘れる」というキーワードが深くこの作品に根ざしています.

この映画のおかげて成功を収めた映画監督非常口イソグは最後にこう言って去ります.
「忘郷少女は少女が故郷を忘れる物語じゃない.故郷が少女を忘れる物語なんだ」
衝突と分裂、あるいは融合 -Fission or Fusion after Collision-

衝突と分裂、あるいは融合 -Fission or Fusion after Collision-

劇団皆奏者

OVAL THEATER & GALLERY (旧・ロクソドンタブラック)(大阪府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

演技が、素晴らしい。内容も良かったし、歴史的背景が分からない人も楽しめます。今後も期待します。

一味と七味

一味と七味

家和〇組

道頓堀ZAZA HOUSE(大阪府)

2019/08/10 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

泣けました。とても良かったです。花火🎆よりも何よりも良かったです。

域地-ikichi-

域地-ikichi-

戯曲本舗

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★

コの字型の客席に囲まれた樹海の如き空間に迷い込んだ男女5人、それぞれの事情が山の精?を媒介に明らかになってゆく休憩無し約1時間15分、今一つ内容もラストもピンと来なかったのですが(以下ネタバレにて)、

ネタバレBOX

アフタートークで"域地"がソラリスの海みたいなものだと判りました。
アイスクリームマン

アイスクリームマン

中野坂上デーモンズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

懐かしい雰囲気が漂っていました。

ネタバレBOX

都会から離れた合宿型自動車教習所の宿舎のロビーで、訳あり生徒、訳あり事務員たちが普通に大騒ぎしているような話。

公衆電話や若者のバカ騒ぎ、パチンコ全盛、昭和の雰囲気漂う作品でした。

事務員の姉は振られた男に似ていたこともあって心中相手としてモテ男に接近したのかと思うと、モテ男の浮かれ振りが悲しくなってきます。
ナツ。キタル。ホタル。

ナツ。キタル。ホタル。

tYphoon一家 (たいふーんいっか)

ザムザ阿佐谷(東京都)

2019/08/01 (木) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

お盆の頃にちょっと心が温かくなる話、良かったです!

AZURE CROW

AZURE CROW

放課後ランナー

ウッディシアター中目黒(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

初めて観ましたが、序盤からタイトルのあたり、かなり快調。途中から今一つノレなくなってきたのは、内輪ネタの多さの影響があるかも。常連さんたちは喜んでいたようなので、好みの問題なんでしょう。

4 A.M.

4 A.M.

青年団若手自主企画 川面企画

アトリエ春風舎(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

ただただ狂騒の様が面白かったです。

ネタバレBOX

南北に分断された国家で、南から北に逃げて来たものの、秩序も食料もなく狂い呆けるように生きる夫婦と知人たちの話。

裸芸には歴史を感じました。
PEACH  MAN!?

PEACH MAN!?

コルバタ

新宿スターフィールド(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

初めての劇団さんでしたが、お客さん満席で迎えた舞台ーこんな桃太郎と愉快な仲間たちも面白いですねー楽しい舞台でした。これはファンタジーです、笑いありアクション有り、その上ホラーっぽく、そしてちょっとお涙ほろり有りの。最初はキャラクターが多いなーとは思ったのですが、桃太郎チームも鬼ヶ島チームも沢山のキャラがちゃんと描かれていて納得の舞台。面白かったです。観終わって、さあどっち?と聞かれたら、うーん鬼さんチームかな?と答えそうな⁉︎

百物語2019

百物語2019

ファントマ

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/08/09 (金) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/08/10 (土)

毎年恒例大好きなイベントです♪今年も楽しませてもらいました!

梢の緒

梢の緒

シトロンベル

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★

5人の女の子が出演する、約1時間の舞台でした。女の子達に、どんな関連性があるのか?と興味を抱かせるストーリーで、意外性もありましたが、設定が無理矢理にも感じました。人生における選択の大事さ、命の大切さを伝えたかったのかな?と思いますが、あまり伝わっては来ないかな・・という印象。ですが、若い女の子達が頑張っている姿は、とても好印象で、皆可愛かったです!

月がとっても睨むから

月がとっても睨むから

Mrs.fictions

すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)

2019/08/03 (土) ~ 2019/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/08/10 (土) 14:00

価格3,500円

1年越しの新作、脚本家はもう書きたいことがなくなったのだろうか?

ネタバレBOX

本来であれば2018年夏のやる予定だった「月がとっても睨むから」。
完成せずということで去年は大騒ぎの中、代替公演(過去作品の再演メイン)をやりました。

そして去年の座組はそのままに満を持して、今年。
「観たい」が四捨五入して5、「観てきた」が四捨五入して4。という数字通りと感じました。

Mrs.fictionsの過去のどの作品よりも「来るものがなかった」というショック。

塾帰りの小学五年生2人組の前に現れた、セーラームーンVのコスチュームに身を包んだ女子高生。
セーラームーンVの大ファンだという少年は駆け寄り、そのまま連れ去られてしまう。
コスプレ癖のあるショタコン女子高生に1週間監禁され「大人の世界」を経験した少年は、
優等生から全能感のある悪ガキに変貌を遂げ、長じて大人になって「錦糸町の帝王」になった。

連れ去り事件から20年後。錦糸町で手広くビジネスを展開する帝王は、経営するラブホテルの一室で
「ビル・ゲイツいっぱいのドーム3個分」の金持ちの令嬢と愛の営みに勤しんでいた。
そこでラブホテルの掃除婦になった元ショタコン女子高生と再会し……という筋書き。

笑いあり、仕掛けあり(ただしありがちな)、という意味では全然退屈しない120分ではあるのだが、
如何せん心に去来するものが何もない。
中盤、ショタコン女子高生を「許す」と握手した帝王が突然熱がり、「こっち来るな!」という場面の立て付けもよく分からなければ、紆余曲折を経てラストに再度握手したときに大丈夫だった(もしくは痩せ我慢できた)理由も分からない。

「虐待された子はさらに虐待する側になる」話も、父親が経営する工場の不振に悩まされていた時期に
1回手を上げたのを被害妄想的に「虐待された経験」に増幅させただけと言う話になったし、
少年に対する(羨ましい)性的暴行の罪で、自分を過度に自罰するのも共感できないし……

結果、女優陣のスタイルの良さに垂涎してみたり、
キャストの一部が「ミセスフィクションズのまつりのあと」の初演(岡野氏+3人)と再演(安東氏+3人)だー、
と思いを馳せてみたりする余白が生まれてしまった。

俳優陣はみなさんとても熱量があって、かっこよくて、ちょっとトチってたけど、総じて良かったです。
売れないホスト役の人も、初めて観たけどとても良かったです。

終演後、惜しみないダブルというよりかは、慣例的に感じられたダブルの拍手の勢いが、私と同じように感じていた人が多かったのでは……と感じました。

長短合わせて10ちょっと観てきたMrs.fictions作品の中では、完全に「ひとつ下」の満足度となり、ちょっぴり残念な気持ちで会場を後にしました。
光と闇のステージアート「にんぎょひめ」

光と闇のステージアート「にんぎょひめ」

to R mansion

シアタートラム(東京都)

2019/08/08 (木) ~ 2019/08/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

大人が観てもというより、大人の方が楽しめる舞台のような気もするが、こういう舞台をこどものうちに体験できるのも幸せなこと。ラストなんて、この歳で泣きそうになってしまった。

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