第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』 公演情報 DULL-COLORED POP「第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    脚本・演出・演技 すべてが素晴らしく、これぞ三位一体!と言うことなんだと思いました。 福島の出来事をきちんと調べ上げて問題提起している内容で、今の日本に一番重要なことだと思います。どうか、今後も提示し続けていって欲しい作品です。応援しています。

    ネタバレBOX

    開始直前にキョウシローちゃんの曲を大音量で聴けて幸せでした。私も彼がものすごく早い時期に原発問題に触れていたことを知ったとき感動しました。(世に出なかったのですよね?)
    アフタートークに参加できて幸せでした。脚本・演出の方のお話し(質疑応答)の短い時間ではありましたが、感動しました。後何時間でも聞いていたいと思いました。
    その中で一つ感じたことがありました。もし、やりのこしたことがあるとしたら?というような問いの答えだったと記憶していますが「奥さんにもっと語らせてみたかった」(そうしたら又違った角度から~的な)というところで、監督さんは「福島の女性は~」と話されましたが、私は[福島という地域]のことと言うより[その時代の女性]という理由で、今回の奥さんのセリフ量が妥当だと感じています。もっとたくさん語るのは3部作の3話の時代なのではなかろうか?と。
    そして、妥当だと感じた理由は、奥さんが目の前の状況だけに囚われていること(酒屋のお得意さまは東電社員なのだから)という狭い視野でしかないことと対照的に、町長になる前の旦那さんの視野はとても広く、双葉町・福島・日本・世界のことを考えていると言うことの対比がはっきりしていて、とても良かったと思いました。

    政治・権力に絡め取られる人々の切なさがとても表現できていて、素晴らしいと思いました。
    「たいせつなこと」をみんなで考えていきたいと思わせられる内容なので、この作品が一人でも多くの方に広まることを期待して止みません。

    これからもぜひ続けてください!!!

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    2019/08/11 00:04

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