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詩と再生

詩と再生

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/27 (日)

【めちゃめちゃ面白かった】のにそんな言葉で済ませたくない位の傑作でした☆
誰に感情移入しても辛いのに誰にでも感情移入出来てしまうのは人は皆何かしらの闇を抱えて生きてるから★だからこの作品は観客に【この物語の住人ならアナタはどう生きる?】という【if】を突き付けてくるんです★その答えを見付けるのは現状難しいですがヒントを見付ける為劇場に通い続けようと思います☆

勇者セイヤンの物語(仮)

勇者セイヤンの物語(仮)

爆走おとな小学生

THEATRE1010(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/27 (日) 13:00

劇団名通りの迫力のステージ。ゲームの画面そのままのステージでびっくりしました。友情と裏切りのストーリーも奥が深かった。

グリーンマン GREEN MAN

グリーンマン GREEN MAN

人形劇団望ノ社

プーク人形劇場(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

良い舞台だったと思います。

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分

たとえば、車が跳ね上げた水しぶきを浴びた気分

ガポ

新宿眼科画廊(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

物語では描き難い感情を、このタイトルで何となくニュアンスを伝えようとする。劇中でもこのタイトル名は出てきて、相手に質すが…。自分の内にイメージは出来るが、それを具体的に表現するのは難しい、そんなもどかしさが描かれる。2人の不可解な感情が交差することによって露になる激情。その濃密な会話で繰り広げる室内劇は面白かった。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

この劇場のオーソドックスな配置で、入口側が客席、奥が舞台になっており一方向からの観劇になる。セットは白い衝立を折り返し室内壁をイメージさせ、下手側の壁に絵画が掛けられている。中央にテーブルと椅子2脚。テーブル下に編籠、ゴミ箱、テーブル上にティッシュ箱、少し離れた下手側にジャンボクッションが置かれている。女性部屋の最低限の外観を現し、記載した小物はすべて利用するという拘り。この狭い空間に2人の息遣いが伝わり緊迫感が漲る。

梗概は、電話で音羽千佳(勝島乙江サン)が彼氏からの別れ話に激高している時、見知らぬ女が部屋に闖入してきて...かみ合わない話の末、闖入してきた女・才川信子(坂崎愛サン)を彼氏の新しい彼女と誤解する。信子の正体は、そして何のためにやってきたのか、といったミステリードラマとして展開していく。公演の魅力は、このミステリー仕立てとして観客の興味を惹き牽引していくところ。同時に千佳の生き様を通して人間の優しさと逞しさを観せる。結末まで二転三転させ観客の集中力を逸らさない観せ方は上手い。ちなみに、千佳の誕生星座や血液型を間違えて答えているのは、早い段階で種明かしになるからか?逆に正解していれば、不気味さが増すかも…。

2人がテーブルに並んで座る光景は、映画「家族ゲーム」を連想し、観る者に奇妙な印象を与える。普通であれば2人が向かい合って座るが、演劇としての演出(観客に背を向けない)と同時に、この公演の特長が観えてくる。2人の心の内にある虚々実々の探り合い、直接 目をあわせないことで虚構性を表現しているようだ。また映画では、音楽は一切入らず代わりに食べるときの音など、効果音が聞こえる。逆に、この公演ではシーン毎に違う音楽を流し雰囲気を作り出している。

2人の息詰まる会話「人間は生まれながらにして不平等」「悲しみと喜びは同居し表れる順番が違うだけ」などの含蓄ある言葉の応酬を通して、何となく在りそうな修羅場が観えてくる。前半の対立的な関係から後半の心情溢れた親愛感へ心境が変化していく様を自然に描く。表現し難い感情をダンスと歌で現す。そのダンスの振付...向かい合い互いに腰が引けた格好、伸ばした腕だけが相手の手のひらと合わさっている。それが段々と近づく。そこには初めは見知らぬ者同士の警戒心、それが段々と気心知れてというイメージに思える。その意味で、敢えて入れなくてもよいダンスシーンを挿れているのは感情表現の1つであろうか?
もちろん2人の演技力は喜怒哀楽といった感情表現をしっかり表しており見事であった。
次回公演も楽しみにしております。
未来を知る男/未来を知る女

未来を知る男/未来を知る女

アトリエグループ

シアターブラッツ(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

 アトリエグループ第一回主催公演「未来を知る男」を観た。これは2015年5月上演「未来を知る男」の再演(リメイク)である。今回の公演には別キャストによる「未来を知る女」がある。

<梗概>
 卒業式間近の女子高校の職員室。進路指導の物理の教師と体育教師のいるところに生徒から大学合格の電話が入る。そこへ謝恩会の準備に来た生徒たちが集まってくる。みんな夢に向かって歩み始めようとしている。オリンピックで金メダルを獲りたい柔道部の部員。医者志望の者。イラストレーターになるのを目標にする者。母親の美容院を継いで大きくしたい者。弁護士を目指して四浪中の卒業生。そして、夢は特別なくてもいいという者。そんな彼らの前に未来から来た男が現れる。彼にはタイムトラベルの添乗員がついている。彼は旅行者が過去の人間に未来の出来事を漏らして悪影響を与えないか見張っている。旅行者の彼はなぜ20年前の現在にタイムトラベルして来たのか。
 物理の教師は未来から来た男に最初から懐疑的であったが、女生徒らは次第に彼が本物のタイムトラベラーであると信じ込み、やがて彼が競馬の結果を見事言い当てたのをきっかけに自分たちの20年後の姿を彼から聞き出そうとする。添乗員の強い拘束があるため、未来から来た男は容易に漏らそうとはしないが、女生徒らは自分たちの予想に対して彼がどう反応するか表情から勝手に判断しようとする。悲劇(?)はここから始まる...。

 今回のリメイク版で2015年版から変更されたのは、男子校生徒によるSNS上の謝恩会妨害予告が入ったという設定による校長室での対応協議の一幕である。ここで悶着を恐れる父兄の意見に押されて女子生徒の出席を中止しようとする校長先生に物理の教師はあくまでも出席を主張する。優柔不断な校長に妨害予告を入れた男子校生徒はあっさりと引き下がってしまう。
 物理の教師が女生徒たちと記念写真を撮ろうとしてセルフタイマーの使い方がわからず中断する冒頭のシーンはなかなか暗示的である。彼は未来から来た男が20年後のタイムカプセル内に残っていた写真の話をしても、実際に撮った写真をタイムカプセルに入れて残そうとしていたにもかかわらず、タイムトラベラーを信じようとはしない。タイムトラベルには胡散臭さが付きまとうが、物理の教師はいわばタイムトラベラーを安易に信じないための防波堤になっている。

 もう一つ、未来から来た男は実は現在から400年後の未来に住んでいて偶々タイムトラベルの最中に20年後の世界を垣間見たという設定になっている。彼が現在の時代にやってきたのは20年後に見たタイムカプセル内に残された写真の女生徒たちの笑顔があまりに素敵だったからだ。400年後の世界では人間はすべてDNAによる選別が行われ、だれもが人生に成功するようにプログラムされている。
「こんな人生のいったい何がおもしろいのか?!」
 女生徒の未来を聞き出そうとする言葉に彼がひきつった笑いしか浮かべられないのは、彼が本当の自由と生きる喜びを知らないからではないのか。彼が20年後の女生徒たちの本当の姿を語った後に、柔道部員がそれでもなお練習に励もうと腕立て伏せを始めるのは、たとえ運命が決まっていたとしてもなお人間にはそれに抗おうとする意志のあることの表れであろう。

 このお芝居のタイトルが「未来を知る男」であり、「未来から来た男」でないのは「こんな人生のいったい何がおもしろいのか?!」と嗟嘆する彼の不幸こそがテーマだからである。人々が思い描く「未来」とは現在の延長に過ぎない。作者の金井寛は今年4月の「2099年宇宙の足袋」で地球を見捨てて脱出した宇宙船の中の収容所に住む者と管理する者の対立(=貧者と富者)を描いたが、このお芝居でもその反響は見いだせると思う。なぜなら今回のお芝居に登場する女生徒たちはみながみな成功することしか夢見ていない、そして現代の人間は「勝ち組」「負け組」という言葉に象徴されるように、若い頃に自分の将来が決まってしまうという状況に縛られているからである。

ナイゲン 暴力団版

ナイゲン 暴力団版

日本のラジオ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★

価格3,500円

楽しかった
けど
少し物足りなさもあった

ネタバレBOX

公演前日に完売になるなど、人気は高め。
真ん中に舞台、三方向に客席という形で、客席数は70〜80ほど。

アガリスクエンターテイメント(冨坂友氏)の代表作「ナイゲン」はオープンソース(?)になっていることもあり、色々な団体で上演されているが、本作は「暴力団版」ということで、どのくらい変わるのか、関心があった。

結論から言ってしまえば、会議のような形を採っているのと、タイトル以外はそんなに共通項目はない。
始まる前にお茶とか出てきたので、おしっこの件とかあるのか、とか色々想像してしまった訳ですが。
ナイゲン(内藤)のタマを取る方法を延々とアレコレするのかとも思ったが、それも違い。
(追記:組名・団体名がナイゲンを捩っていることに今更ながら気が付きました。
どさまわり→土佐組、
花鳥風月→花月一家、
道祖神→道祖連合、
海のYeah!!→海野組、
アイスクリースマス→聖怜会、
ハワイ庵→浜井組、
Iは地球を救う→救国忠愛会、
3148→三井組、
おばか屋敷→屋敷興業)

三代目の跡目争い(決着済)を中心に、それぞれの立場で策謀が飛び交い、各人の悪事・裏の動きが連鎖で次第にメクられていく形。
脚本は中身をいっぱいに詰め込むよりも、敢えて余白がある形にしたように見えたが、内容的に想像を超えてくる部分、カタルシスを得られる部分、があまりなかったかなぁ。
ナイゲンのタマを取りに行った安東が何をするかは想像がついたし、テンポの良い罵り合いがうねって大波のようになる場面があるかと思ったけどなかったし、優柔不断な三代目が豹変する場面があるかと思ったけどそれもなかったし。一生残るようなキラーフレーズが出てくる訳でもなく。こちらのありがちな想像を超える何かがあれば嬉しかったのですが。

登場人物が魅力ある形で書き分けられているのは凄く良かったです。
対座する陰と陽の坊主頭。アウトレイジ加瀬亮を彷彿とさせるインテリヤクザ。
貫目を感じる若頭、妙に声の高い本部長(おいしんぼ副部長?)。
一方でヤクザ屋さんが板についてない……と思われる方も。
ただ、「日本のラジオ」恒例のあの終わり方、個人的にはウーンという感じです。今回は分かりやすく終わりの形だったので良かったのですが、「CURTAIN」のトラウマが首をもたげました。もしかして「ハーバート」のときも同じ終わり方でしたっけ?

劇団主宰自ら注意点やら告知やらをするのは、とても良いと思います。
キャップ付きの飲み物なら飲んでもいいですよも言ってもらえて助かります。
猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

台詞一切なしで勢い良く突き進むストーリーのや、役者さん一人一人の個性が爆発する殺陣のぶつかり合い。終わった後は切なさが込み上げてきました。
一度観賞し、あまりの衝撃にもう一公演急遽追加しました。これは絶対、生で観るべき作品だと思います。

クロスミッション

クロスミッション

カラスカ

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★

十字架ミッションを観劇しました。
新興宗教、というワードや特定信者の抱える過去など、「コメディと聞いていたけど、想定より重い話…?」という思いが一瞬よぎったものの、そんな思いをふっ飛ばすほどひたすら笑わせてくれる作品でした。

ネタバレBOX

ひたすら笑ったその一方で、信者の抱える問題や、教祖の反対勢力とのバトルの中で生まれるすれ違いも最後にはそれぞれの形で一歩進むことができ、スッキリと見終わることができました。
もの○け姫やドラゴ○クエスト、ラ○オンキングなどのパロディもかなりわかりやすく、詳しくなくても笑えました。
詩と再生

詩と再生

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

人生って、ぶつかって、ぶつかることによって、実りある人生になると思う。 どんな立場の人でも、優しく、優しく、ぶつかろう。 泣けた。
ありがとう♪♪♪

元号狂騒曲

元号狂騒曲

劇団恋におちたシェイクスピア

RAFT(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

少し早口で聞き取りにくい部分もありましたがとても面白く観させてもらいました。まさかと思いながら、もしかしたら本当かもなんて思いながらの75分でした。面白かったです。

コンドーム0.01

コンドーム0.01

serial number(風琴工房改め)

ザ・スズナリ(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/10/25 (金) 19:30

 詩森の書く企業モノに外れなし、だと思っているが、本作もその期待に違わぬ秀作である。実在の相模ゴムをモデルに、薄いコンドームを作ろうとする男たちのプロフェッショナル物語で、女性用生理用品を作ろうとした女たちを描いた『アンネの日』と対になる作品とも言えるが、別に比較すべきものではない。詩森作品では常連となりつつ男優を集めて、気心の知れたスタッフが緻密な物語を描く。SEXという、ある種際どいテーマを扱いながらも、エンターテインメントにしているのは見事だと言えるだろう。初日のせいなのか、音響に若干トラブルのようなものを感じたが気のせいだろうか。

クロスミッション

クロスミッション

カラスカ

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/26 (土) 14:00

座席1階A列8番

 2019.10.26㈯PM14:00 アトリエファンファーレ東池袋

 秋の陽射しに夏の名残が香る昨日の昼下がり、アトリエファンファーレ東池袋にカラスカ公演『クロスミッション~十字架ミッション~』を観に足を運んだ。

 23日から11月3日までの2週間に渡り、『十字架ミッション』と『交差ミッション』の2作品を上演する舞台は、それぞれ単独で完結はしているが話は繋がっていて、2作品に共通する登場人物もいるらしく、2作品観るとより愉しめる両作品合わせると4時間の大作になる個性的を超越した登場人物たちが繰り広げる、くだらないのに下品ではなく、のっけから腹筋を使ってお腹の底から笑えるコメディ。

 舞台上には大きな鉄色の十字架があるだけ。

 此処で繰り広げられる『十字架ミッション』は、お人好しが災いして頼られるままに友人知人に金を貸し、仕事も家族も無く、ただ借金だけ背負って生きていた男、葛城良平(紅葉 美緒さん)の前に、クロスクロイツという新興宗教団体の石丸(関 修人さん)とシスターの佐織(有栖川 姫子さん)が突然現れ、借金の肩代わりを引き受ける代わりに、良平と瓜二つの教祖桐斗(紅葉 美緒さん)の身代わりとして教祖になって欲しいと言うが、ひょんな流れで、良平は、クロスクロイツにいるSランクの特定信者という常識から外れた特殊な信者達を救うことになってしまうことになり……という物語。

 ゲームをしない私でも何となくは知っているドの付く魔法と呪文を駆使するロールプレイングゲームとサバンナの動物たちが織り成す感動的あのミュージカルと海外でも高く評価された森の動物たちに育てられ人間嫌いの少女が主人公のアニメ映画を彷彿とさせる野生と超能力と忍術が入り乱れて展開される愛と救済の新興宗教コメディ。

 まだ、千穐楽を迎えていないのと舞台全編にちらりと触れた世界や言葉が散りばめられているので、内容に関する詳細な感想は書けないが、一見、馬鹿馬鹿しく、ともすればくだらないだけに見えつつ、下品にならずに腹筋を使って笑うほど可笑しくて、ニュース沙汰になるような新興宗教に対するチクッとした皮肉がお汁粉に入れるひとつまみの塩のようにピリッと効いたエンターテインメントになっている。

 無責任でちゃらんぽらんに見える様々な問題を抱えるSランクの特定信者の一人一人の心の中にある問題を見つめ、自らがその問題に向き合えるようにさりげなく導こうとする教祖桐斗と渋々ながら教祖の身代わりになったものの、特定信者たちと関わるうちに桐斗と同じようなアイデアで信者たちに寄り添い始める良平が見ているうちにひとつに重なり、同化し、「良い奴だなぁ」と思った。

 こういう事も感じながらも、自分を救えるのは結局自分なのだと大上段に愛や救済を訴える舞台ではなく、頭を空っぽにして、何も考えず、深読みもせず、ただただ面白さに身を任せ、笑いに笑い、観終わったら何度だかスッキリして元気になれる、この目で、その目で間近に観ることでしかその面白さを味わえないからこそ、観て欲しい舞台。

                文:麻美 雪

なんとなく幸せだった

なんとなく幸せだった

かるがも団地

王子スタジオ1(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

等身大の世代ってこんな感じかなと思いました。

ネタバレBOX

2014年3月に卒業した高校生の恋愛事情等を描き、彼らの2020年10月の現況を描いた話。

結婚することになったり、別れていたり、夢を諦めたり、そもそも安きに流れていたり、ちょっと切なくなります。

大きな夢を追っ掛けるわけでもなく、流されている感がありますが、今後は分かりません。卒業してからそれほど経ってはいません。さらに5年後の姿を描いてほしいと思いました。
コンドーム0.01

コンドーム0.01

serial number(風琴工房改め)

ザ・スズナリ(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/31 (木)公演終了

満足度★★★★★

楽しみにしていた詩森さんの企業開発もの新作。いつもながら単に新製品開発のプロジェクトX的な面白さでなく、開発に関わる全ての人のインサイドストーリーが語られるところが作品に深みを与えている。それも今回は大人の男の「ハズい」告白だったり、うまくいかない家庭環境だったりと「あるある」話しが多いので観客から共感が得られるのだろう。それにしても「アンネの日」は女性の立場からのストーリーだから詩森さんが書いたといっても自然だが、今回はこれだけ男性中心のストーリーを描けるとは、、、いつもながら敬服です。

暴力の歴史

暴力の歴史

東京芸術祭

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/26 (土)公演終了

ドイツ人演出家のトーマス・オスターマイアーさんが、2016年に書かれたフランスの小説を舞台化。演出はスタイリッシュでクールで知的で洗練されていて、俳優は静止も暴発も自在の、さすがの演技力でした。おぼつかなさ、奇妙な曖昧さなどの不安材料が全くないので、すっかり落ち着いて作品と向き合えました。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2019/10/26/13910/

憧れのデコラティブライフ

憧れのデコラティブライフ

テノヒラサイズ

HEP HALL(大阪府)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

定番といえば定番だが、コメディの基軸がしっかりしているので安心して見られるし、登場人物も一人一人個性豊かに書かれているので豊穣感もある。これは湯浅氏の並大抵ならぬ演劇への愛であろう、それが観客にストレートに伝わるのがうれしいね。

ラスト近くからばたばたとみんな100%のハッピーエンドをもらって終わるが、少々駆け足過ぎると思ったが、舞台に至福感はみなぎっていた。たまにはこれもよかろうと、いい休日を過ごした余韻が強く残る。

全員分け隔てない配置の妙もさることながら、この劇団の仲の良さをつくづく感じ取れるいい舞台であった。

会議

会議

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2019/10/25 (金) ~ 2019/10/30 (水)公演終了

面白かった!序盤のとぼけまくりの会話が可笑しい。恐怖と闇の深さはさすがの別役実戯曲。加害を目にしても「私は知らなかった」と無実を主張する庶民のひ弱さ、罪深さ。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2019/10/26/13898/

クロスミッション

クロスミッション

カラスカ

アトリエファンファーレ東池袋(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★

交差ミッションを観劇。劇中ゲームは見ている私も想像力を働かしてみた。くだらな~いと思いながらも笑ってしまった。1話完結だが十字架ミッションへの伏線もあるらしくそちらも見たくなりました。

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

ザ・ポケット(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/11/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/10/26 (土) 18:30

座席1階

爆笑あり、拍手あり、すすり泣きあり。こんなふうに人生を締めくくったらいいだろうな、と大いに共感する。作演出の古城十忍さんが「この演目が一番再演希望が多いんですよ」と言っていたが、十年越しの再再演という人気の秘密は、この舞台を見れば分かる。2時間余りの上演時間を長いと感じさせない、観客の心をつかんで離さない舞台だ。

それは、キャストや観客のもれなく一人一人が、遅かれ早かれ自分の死というものに直面することになるからだ。いつもは意識の外に放り出していた自分の死をどう迎えたいのか、という問題に引き込まれる。そのヒントの一つとしてこの舞台はある。

今日は、この舞台の主人公の医師のモデルとなっている山口県周防大島町の在宅診療医師、岡原仁志さんがアフタートークで登場した。岡原さんは舞台で描かれる奇抜な在宅診療を「ほぼ実話です」と話していた。
物語はこうだ。末期の進行がんの女性が積極的な治療を拒んで自宅に帰る。かつては患者を一日でも長く延命させることが医療の勝利だと言っていた優秀な外科医が、大学病院での地位を失ったことをきっかけに在宅医に転進。この女性患者を笑わせ、少しでも楽しい家族との最期にしてもらおうと奇抜な往診を繰り返す。

住み慣れた自宅で家族に囲まれて死にたいと思っても、病院死がほとんどである現在、なかなか思い通りにはならない。在宅医療を支える医師たち、家族の理解、そして命の主人公である自分の明確な意思表示。この舞台は、いろいろなことを教えてくれる。そして、客席にリピーターが多いという現実は、見るたびに新しいことに気づきを与えてくれる舞台だということだろう。

『花と爆弾~恋と革命の伝説~』

『花と爆弾~恋と革命の伝説~』

劇団匂組

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/10/23 (水) ~ 2019/10/27 (日)公演終了

満足度★★★★

「菅野すが」という女性の、激しい半生を描いた舞台でした。激しさだけではなく、日常のちょっとした幸せなども感じられ、魔女だ何だと言われていた女性も、普通のお母さんのような温かな人だったな・・と。役者さん達の演技も良かったし、ストーリーの流れが分かりやすい演出も良かったです。そして、ドラマチックな音楽も雰囲気を醸し出していました。観応えのある舞台でした!

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