最新の観てきた!クチコミ一覧

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わたしは…

わたしは…

ソラミミ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

チラシには、「3人の出会いと回復のお話」とあるが、自分は説明文の「少女は人生の荒野を目指す。」から、五木寛之の小説「青年は荒野をめざす」を連想した。もっともそのスケールと世界観は異なる。しかし何となく”自立”という人間の成長過程を描いているようで興味深かった。そして自立は各人のことを示す。また小説ではジャズ音楽であったが、本公演は劇中音楽として生演奏という手法で見聞きさせる。
物語は父親と思春期の娘を通して、立場や経験その思いが空回りし上手く相手に伝えらない。そんな苛立ちもどかしさ、逆に押し付けに感じる意識の違いが、素直に描かれる。
この作品はソラミミの旗揚げ公演、そして第31回池袋演劇祭参加作品である。その意味で人生の荒野ならぬ劇団の挑戦のようでもあるが…。
(上演時間50分)

ネタバレBOX

セットは演技スペースにキューブが3つ。中央奥に1つと客席寄りの上手・下手側に各1つ置き動かすことはしない。ほぼ素舞台、役者の演技力で情景と情況を紡ぎ出す。演技スペースの奥に一段高くしたところに楽器が置かれている。

登場人物は3人。そのバックボーン的なことは説明文にある。補足すれば、少女は中学1年生で体操クラブに通わされている。父親はPTA会長等、娘に関わる組織の要職にある。この2人は父子家庭で母親はいない。ホームレスにはかつて家族がおり娘も...。
この3者が絡んだ物語であるが、個々人の悩みや強要(教養ではない)行為は表層的で演技を眺めている感覚だ。といって演技力が劣っている訳ではなく、何となくニュース等で見聞きした事を人物に語らせて繋いでいるようで新鮮味がない。味わいがあるとすれば、ホームレスとの絡みであるが、中学1年生の少女がホームレスに喋りかけるか?その意識下に蔑み見下し、興味本位はなかったのだろうか?という疑問もある。

演技はキューブを立ち位置とし、それぞれが行き来したり歩き回っている。その空間がご近所であり公園を思わせる。少女という設定が、行動範囲を限定させ空間的広がりが感じさせられないところが残念だ。また家庭内という2人空間が出現しきれていないとも思う。1人ひとりに背負わせた悩み・問題は、親という名の怪物プレッシャー、世間という名の無情・非情プレッシャーのようだ。その問題の提示は身近で興味深く、それを表層的ではなく十分に際立たせた展開に出来れば良かった。

演出は、もちろん生演奏の効果であろう。音響機材を用いてもよいが、いくつかの理由で好感をもった。第1に直に音楽が聴ける魅力、第2に素舞台というそっけなさをカバーする空間作り、第3に人の温もりが伝わることなどが挙げられる。公演は物語やこれらの要素をもって成り立つであろうが、自分は物語中心に感想を書かせていただく。
ちなみに「青年は荒野をめざす」では、父宛ての手紙で大学へ進まなかったことを後悔せず、人間の生活の中で学問をしたことを綴っている。劇団としても、今後色々な挑戦をし続けて飛躍してほしい、と思う。
次回公演も楽しみにしております。
ぜいはあ、

ぜいはあ、

劇団milquetoast+

エリア543(東京都)

2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/09/13 (金) 19:30

価格2,500円

本来ネタバレはないものですが、今回は折角なのでちょっと設定を読んでみたらどんな感じか...自分への実験みたいな気分でした。次回同じような機会があったらガッツリ全部読むかも知れません。色々演劇の楽しみ方を探ってきました。

推しが出ている作品は評価難しいけど、これは素直に楽しかったです。人の家でなにやっているだ感ハンパなし!滑りまくってもおかしくない展開と内容ですがよくできた作品でした。この規模でコメディはとても高いハードルと思いましたが、長野さんの演出力と構成力の高さを見せていただきました。

演者さんは他の人も高く評価されていますが、坪和あさ美さんの台詞の語尾が心地よかった。坪和さんはここの元劇団員ですが、長野さんとの約束通りにオーディションを受けて今回の出演となりました。それを長野さんが待っていたかのような配役だったんですよね。この突っ込みボケ具合をしっかり演じるのは坪和さんしかいませんよ…。

あと地縛霊頑張りましたよ!前説から不安でしたけどね!

追記
少し気になったのは冒頭から中盤までの展開。ちょっと状況説明が多いのと、声量が大きすぎたこと。狭い劇場なのでそこまではいらないかと思いました。
作品としては星は4つ...ですが、ネタバレ公演&コメディへの挑戦を称賛したいと思いますのでトータル5つにします。

半ライスのタテマエ

半ライスのタテマエ

Sky Theater PROJECT

「劇」小劇場(東京都)

2019/09/11 (水) ~ 2019/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/14 (土) 13:00

座席1階1列

価格3,900円

死者からの手紙が題材な作品はこれまでもありましたが、これほどほのぼのしたものは初めて。これが大きな話の軸でもなかったがラストを見るとここにこだわりはあったのか。それならばどんな風に隠していてどうしてバレなかったのか。ここをくどくどさせなかったのも作風でしょうか。

教頭先生は家族や周りの人々に影響を与え、自分の人生は流されずどこかで決断が必要と私はメッセージを受けました。また作品全体が清々しく描かれ、冒頭先生のいまを生きる姿が最後まで影響していました。
現在、過去、ちょっと先、いい構成でした。

盆がえり

盆がえり

演劇集団よろずや

高田馬場ラビネスト(東京都)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/14 (土) 19:00

座席1階1列

価格0円

相手が好きだから傷付けたくない。
三人姉妹が盆に実家に集まるお話でした。私は亮治さんの気持ちをずっと追いかけていました。覚悟をみたかったのかな。黄色の浴衣のせいか二女と三女がイメージとは逆でした。
三女の演者さんが素敵だったなぁ…。

チケプレありがとうございました。

スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~

スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~

劇団 現代古典主義

コフレリオ 新宿シアター(東京都)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

観終わって、外に出た。
気持ちのいい疲労感。歩きながら、観てよかったという確信が大きくなった。

たった70分という短い時間の中で、私が目撃したのは、脚色・演出をした夏目氏の覚悟と、それを受け継ぐ役者たちによる、どこまでも熱く、そしてどこまでも静謐な芝居だった。

日本から遠いスペインという国で生まれた悲劇。とっつきにくい古典。ただの復讐劇。現代を生きる日本人が演じる意味はあるのか?
――答えは芝居の中で語られていた。その証人の一人になれたことが嬉しくて、私の心は弾んだ。



怪人と探偵

怪人と探偵

PARCO / KAAT神奈川芸術劇場 / アミューズ / WOWOW

KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/29 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/15 (日) 13:00

165分(20分の休憩を含む)。
1幕は、全体的にお話がちょっと停滞気味かな。2幕、3人の関係が浮き彫りになってくるあたりで引き込まれる。楽曲が、ポップスよりなのか、セリフを殺してしまっているように感じる事が多く、そのためか男性陣に集中できなかった。全体的にバラードの曲が印象的で、大原櫻子の歌声が良かった。

密会

密会

劇的集団まわりみち’39

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

自己の幻聴と話し続け、そして徐々に蝕まれていく様子を、演技はもとより、音楽、照明で表現し、救いのないラスト(ペルシャではない)に向けて一気に畳み掛けるスピード、凄かった。オープニングがラストシーンを暗示しているけど、舞台を見てからのラストシーンの電話は鳥肌もの。

暴力先輩

暴力先輩

NICE STALKER

ザ・スズナリ(東京都)

2019/09/11 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

事前知識なく観てきました。
よかった!が観劇後の感想です。
でも2時間10分は長い…。もうちょっとコンパクトにまとまれば…!!

脚本がアテ書きなんでしょうかね。それぞれの役者さんの雰囲気に合っていてとてもよかったです。
役者さんもみなさんかわいくて魅力的な女の子ばかり。男性陣も一癖二癖ある人たちで魅力的。

次の公演も観に行きたいと思える劇でした。

ネタバレBOX

明るくポップな舞台づくりで、軽いノリの流れながら話の本質は重い。絶対答えが出ない話。
そのためか、終わり方がなんとも不完全燃焼感があった。役者のセリフに「ご都合主義じゃねぇか」とあったがまさにそんな感じ。でも、多分、脚本家さんもこういう終わりにしたかったわけではないような?

トリスケリオンの靴音

トリスケリオンの靴音

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/09/04 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/15 (日)

赤坂RED/THEATERにてエヌオーフォーNo.4『トリスケリオンの靴音』を観劇。
先月拝見したジグジグ・ストロング・シープス・グランドロマン『ひのくすり』と同じ堤泰之氏の脚本・演出作ということで観劇を決めた作品。堤氏の作品はフィクションでありながらもリアリティーがあり、細かな伏線や仕掛けも多く、なかなか高度で奥深い印象。今回も期待を裏切らない見応えのある作品が楽しめました。
ただ「トリスケリオン」という聞き慣れない言葉。。キーワード検索して「三脚巴」という日本語訳を見てもイマイチ「?」の状態で、タイトルからして小難しそうな印象を持ちましたが、実際に作品を拝見して、なるほどなぁ~と納得させられたばかりか、3人の演者さんによって繰り広げられる何となく謎目いた、想像を掻き立てられる展開に、あっという間の110分であったように感じました。
年期の入った古めかしい雰囲気がよく再現された佇まいの舞台セット、(見た目だけの印象になりますが)演者さんの雰囲気によくマッチしたキャラクター設定、そのキャラクターを好演されていた3人の演者さん、そしてやはり脚本の面白さ。時代を回顧するようなシーンも入り、謎解きというか、登場人物それぞれの歴史を紐解いていくような感覚も楽しかったです。人間誰にでも良い過去もあれば、思わず黒歴史と言いたくなるような苦い過去もある。様々な経験を重ねながら人は成長していくものだと改めて思いました。初見でしたが、弟子役を演じられていた曽世海司さんが特に良い味出されていたと感じました。他の役も拝見してみたいところです。

トリスケリオンの靴音

トリスケリオンの靴音

エヌオーフォー No.4

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/09/04 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

チラシの印象と随分違うお話で、チラシやHPのお写真と全然違う糸原さんにびっくりでした。でもお話は面白かったです。人生の真実がわかる機会を持つことができて良かったねと思いました。
終演後の挨拶、久保田さんビックカメラで店員さんを呼んでその後が気になります(笑)。

桃子と百波、ときどき齋藤、空から茜、大地に山脇

桃子と百波、ときどき齋藤、空から茜、大地に山脇

劇団鴻陵座

十色庵(東京都)

2019/09/10 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

異色な演劇体験でした。伝えたいという熱い思いがビシビシ感じられました。とてもよかったです。

ネタバレBOX

山脇さんのが特によかった。桃子さんと茜さんのも見たかったな。
ツノノコ、ハネノコ、ウロコノコ

ツノノコ、ハネノコ、ウロコノコ

フロアトポロジー

オメガ東京(東京都)

2019/09/04 (水) ~ 2019/09/08 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2019/09/04 (水) 19:00

価格3,800円

ある属性を持つ少女たちが隔離されている山村を女性ジャーナリストが訪れるが……な状況から始まる物語。
実際の事件や歴史上の出来事を想起させるパーツを使いながら皆まで語らぬ余白のある物語につきもしも「ソレ」が日本で起こるとしたら、とか少女たちは何の隠喩か、とか深読み・誤読し放題(笑)。
また、近未来SF風味なところはいかにもフロアトポロジー。
とはいえ物語世界は近未来のように受け取れるが当日パンフレットのあらすじにある架空の元号がSで始まるので「この世界と決して交わることのない平行世界」を宣言しているのかな、と深読み。
また、廃墟っぽさの漂う舞台美術は前回公演と通ずるというか、同じ世界観で妙に実在感があったりも。下手奥の石のブロックで作られた壁の質感たるや……(驚)

ネタバレBOX

これから先、日本で「虐殺」が行われるとしたらこういう状況下か?などと思ったり。
そして、大多数の人類を傷つけるおそれのある者を殲滅しようとすることに鉄腕アトムの「青騎士の巻」や倉本聰脚本・岡本喜八監督「ブルー・クリスマス」を思い出した。
さらに後日観たAURYN「ヘニーデ」にも共通する部分があり、そこで気付いたこともあるが、それはあちらの「観てきた!」にて。
あと、「AKIRA」に通ずる設定もあったな。(笑)
つま先立ちのカノン

つま先立ちのカノン

劇団HALLJACK

枚方公園青少年センター(大阪府)

2019/08/31 (土) ~ 2019/09/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

最前で観ました。この距離じゃなきゃ感じられない空気を感じた気がしました。

笑って、泣いて泣いて、また笑って。

明日から、つま先に少し力を入れて、背筋を伸ばして、クラシックを聴きたくなる。
そんなミュージカルでした。

お話の構成もとっても好きでした。
うぉーーーーーーー!!!って何か叫びたくなるような、ぎゅーーーーー!!!っと何か抱きしめたくなるようなそんな素敵な舞台でした。

次回作も予定が合えば観に行きたい!!!

盆がえり

盆がえり

演劇集団よろずや

高田馬場ラビネスト(東京都)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

こりゃあネタバレ厳禁。
なので公演終了後にボックスに書きます。

華の大江戸見聞録

華の大江戸見聞録

近畿大学文化会演劇部覇王樹座

近畿大学クラブセンター内小劇場(大阪府)

2019/09/15 (日) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

見応え充分の素晴らしいお芝居でした☆次回公演も楽しみにしてます\(^o^)/

秀山祭九月大歌舞伎

秀山祭九月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2019/09/01 (日) ~ 2019/09/25 (水)公演終了

満足度★★★★

一幕見席で観てきました。「寺子屋」「勧進帳」
やはり吉右衛門の松王丸は素晴らしい!これくらいの人物の大きさを表現してくれる役者はそうはいないですよね~。
さて仁左衛門の「勧進帳」は素晴らしいですよ〜。ずーっと立ち見だったけれども疲れも吹っ飛ぶようでございました。
「沼津」も観に行って来ました!吉右衛門と歌六が実にいいのです!席に座れたので、ゆったり観劇したのでした。

桃子と百波、ときどき齋藤、空から茜、大地に山脇

桃子と百波、ときどき齋藤、空から茜、大地に山脇

劇団鴻陵座

十色庵(東京都)

2019/09/10 (火) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

もう一人のヒト

もう一人のヒト

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/22 (日)公演終了

満足度★★★

喜劇なのだけれど背筋が寒くなるようなトコロもある舞台でしたね。

リーグ・オブ・ユース 〜青年同盟〜

リーグ・オブ・ユース 〜青年同盟〜

雷ストレンジャーズ

シアター711(東京都)

2019/09/15 (日) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

イプセンを全く読まずに観劇したことに少し後悔。前情報は入れておいたほうがわかりやすいと思います。
相関図を貰ってもしばらく混乱するくらい登場人物の多い物語でした。
ベテランの演者さんがいるからか全く物語を知らない私でもドンドンと引き込まれました。
プレビューなのでいくつか気になることがありましたが、本公演は改善されるのではないかなぁ。

ネタバレBOX

ステンス、人としてどうよの屑っぷりでした。勝手に金持ち社会から民衆へ政治を動かしてくれる主導者と思って見ていたのでこのラストは皮肉がきいて面白かったです。
悪魔を汚せ

悪魔を汚せ

鵺的(ぬえてき)

サンモールスタジオ(東京都)

2019/09/05 (木) ~ 2019/09/18 (水)公演終了

満足度★★★★

人間の悪意を集め濃縮して作った核兵器とでもいう作品だ。ここに観客の悪意が加わって臨界量に達する。まあしかし悪意も純化すると観劇後はむしろ爽やかな気分になる。諸手を挙げて推薦するという作品ではないし、第一チケットは完売なのだが、こういう作品もコンスタントに上演されて欲しいものである。

ネタバレBOX

終盤で佐季が一季と笙子の相談を聞いて何かを思いつくシーンがある。何だろうと引っかかりながら想像が及ばなかったのが悔しい。

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