最新の観てきた!クチコミ一覧

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365度人生

365度人生

張ち切れパンダ

小劇場B1(東京都)

2019/12/07 (土) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★★

熱演というか怪演というか、自然で迫力があった。

『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera

『Q:A Night At The Kabuki』inspired by A Night At The Opera

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2019/11/09 (土) ~ 2019/12/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

広瀬すず、志尊淳のロミオとジュリエットが初々しくて、昔映画(O・ハッセーとR・ホワイティング)を見たときの感情が戻って来たみたいに泣けてしまいました。
一緒に見ていた友人も「とても良かった」と言ってくれました。誘った甲斐があると言うものです。

CONTROL

CONTROL

劇団天動虫

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/14 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/12/07 (土) 18:00

校長が定めたルールを守っていれば平和に暮らせるという学校に新たに加わった生徒はそのルールに疑問を抱いて……な物語。

それを守っていれば安寧でいられる規律に従っている共同体に異分子が参入し、その規律に疑問を抱いて先住の構成員たちを啓蒙する……という構造にデール・ワッサーマンの「カッコーの巣をこえて/巣の上を」を想起。アシカがマクマーフィーで校長が婦長、的な。
その校長はある場面で北の将軍様のように見え、さらにファシズム、レイシズムを匂わせる場面も出てくる。
「安心できる」という理由のもと、定められたことに盲目的に従い続けることは独裁制につながる、という警鐘と受け取った。

序盤で出てきた「とどまるために走り続ける」というフレーズが終盤で再度クローズアップされて物語は締め括られるが、その最終場で出演者は「劇中の劇中人物」から「劇中の役者」に変わって(戻って)いる。
そう、冒頭は劇団の稽古場で新人役者を主役に抜擢しての稽古の始まりだったのだ。この「劇中の役者」が発した「とどまるために走り続ける」というのはそのまま劇団天動虫の活動方針・決意表明ではないか。
こんな風に作品を通して自団体の姿勢や方針を表明するの、大好きなんだよなぁ。

あと、連想したものの1つに宇宙移民系SFがある。
何代にも亘り大型宇宙船の中で暮らして「第二の地球」を目指していて、実は目的の惑星に到着しているのにまだ航行中だと信じて船内での生活を続けているが、ある日「禁断のドア」を開けた者がいて……というヤツ。

スーパーソニックジェット赤子

スーパーソニックジェット赤子

片岡自動車工業

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/12/10 (火)

座席1階1列

楽しかったー!!!
その一言に尽きる!!
素敵な時間をありがとうございました!
最高でした!!!!!

ズボン船長

ズボン船長

アークス・シアターカンパニー

新国立劇場 中劇場(東京都)

2019/12/06 (金) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

スギちゃん、「ダンスはうまく踊れない」けど良かったぜぇ。感動しました。

ネタバレBOX

病気が原因で引きこもりがちな少年が、夏休み中に過ごした海辺の街で、坂の上に住む老船長と知り合い、船長から七つの海を巡る冒険談を聞き、また冒険の中に入り込んだりした結果、新学期には元気な積極的な少年になっていたというお話。

坂道を毎日上り下りしたのが良かったのではないかと思います。サーカス団に教えられたということで、鉄棒が上手くなっていたのが驚きでした。

スギちゃんは、歌も決して上手いとは思わなかったけれど、スギちゃんがいたからこそ観に行ったわけで、もしスギちゃんがいなかったらもう七年もやっているという素晴らしい作品にも出会えなかったことになります。本当に貢献大だと思います。

人生は選択の連続ですが、どんな選択も前向きに捉えることの大切さを教えてもらいました。
こまかいのの貸し借り

こまかいのの貸し借り

フロム・ニューヨーク

OFF・OFFシアター(東京都)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

初めて観るフロム・ニューヨーク。私こういうばかばかしくて下らないたのしいの大好きです!

まほろば

まほろば

劇団未来

未来ワークスタジオ(大阪府)

2019/11/29 (金) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい芝居です 物語 演技力
セットが凄い 天井の高いこの劇場を旧家の様に。
女性 母性 人生 社会 家元として 
少女から世代が違う女性たちの想い 考え 心の変化を上手く表現
舞台上では、照明の当らない所でも、しっかりと演じる  だから芝居が引き締まる
素晴らしい芝居でした。

フィクション

フィクション

JACROW

駅前劇場(東京都)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了

満足度★★★

東京オリンピック後の不景気は経験があるにも関わらず、前回よりもひどい状況で突き進んでいるのが、まさに今が祭りの前。現実の祭りの後はもっと残酷に我々の生活をズタズタにするだろう。と思いつつ観劇していた。

ベベコレ東京2019

ベベコレ東京2019

笑福亭べ瓶独演会事務所

赤坂RED/THEATER(東京都)

2019/12/10 (火) ~ 2019/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

わかりやすい。落語の面白さがダイレクトに伝わる。

私のような落語が初めてという者には、入門として最高です。

想稿 銀河鉄道の夜

想稿 銀河鉄道の夜

ことのはbox

新宿シアターモリエール(東京都)

2018/10/10 (水) ~ 2018/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

十分に楽しめる作品でした。

DVDも購入して振り返り拝見しましたが、
「銀河鉄道の夜」という作品を無理に現代に解釈する事無く、
どこか「当時はこうだったのかもな」と思わされる味わいが印象的でした。

また歌唱部分も非常に真っすぐで、登場人物達の素直な印象が伝わるもので、
原作が持つ純朴な印象を好意的に描いている様でした。
狭い劇場だからこそ、客席も併せて宇宙空間を揺蕩う様で、
幻想的な時間を味わう事が出来ました。

殊類と成る

殊類と成る

劇団肋骨蜜柑同好会

Geki地下Liberty(東京都)

2019/12/05 (木) ~ 2019/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/12/07 (土) 14:00

本当に醜悪なものは何か。
現代版『山月記』は、素晴らしき魂の救済劇。
以下、ネタバレBOXにて。

ネタバレBOX

観劇のきっかけはどこかの劇場で頂いたフライヤー。
あぁ、かっこいいなと思ってよくよく見てみたら、ずっと観たいと思っていた
劇団肋骨蜜柑同好会さんの演劇だったので、半ば強引に土曜休日をもぎ取って
予約。

「12/7は何があっても出勤できません」アピールを聞かれてもいないのに、
毎日のようにして、ついにその日を迎えた。

小田急線の遅延で受付開始から5分過ぎくらいに到着したのだけれど、既に
10人以上の列で、私は13番目(だったと思う)。

例によって例のごとくでほぼ最後尾の端をチョイス。
適度な傾斜と段差のおかげで前の人の後頭部も全く気にならず。
舞台美術も一望出来て、個人的にはとっても快適。

期待を裏切らない傑作で、ホントは台本読んで、じっくり理解してから感想も書きたいところだけれど、劇中でマサシも
「何もかも理解する必要ない」
みたいな主旨のことを言っていたので、その言葉に甘えて、今回はさっくりと書いてみようかと。
言葉として形にすることの怖さも、本作では示唆していたし、実感としてもあるので。

演劇って不思議なもので、たまに
「これって私に向けて書いてくれました??」
っていう演目に出会うことがある。

どの演目でも共感できる部分というのは多かれ少なかれあるんだけど、そう言うレベルではなく、
もっと、醜い自分に対して、あるいは閉ざしている自分に対して、その扉をバーン!っと開けて、
「いいから、これ観て目覚ませよ!」
と言われてるような感覚に捕まる時がある。

そういう演目は観ていて辛い、、、というか、観ているときはそこまででもないけど、
帰りの道中で辛くなるし苦しくなる。

けれど、それは全く不快なものではなくて、
何というか、見えていなかった自分の姿が見えるというか、霧が晴れてゆくというか、
そう言うある種の爽快感を伴う。

本作は私にとってはそうした演目の一つで
今の自分が観るべくして観ることになった感がある。
こういうタイミングはある意味、神がかっていて気持ちが良い。
これについては「何者かに操作されている」のだとしても、個人的には全然アリだなと思う。

「山月記」をモチーフとする本作。
「山月記」では主人公は人から虎へと変身してしまうが、本作では、むしろ虚勢を張って
本心に帳をかける人間をこそ醜悪なるものとして定義する。

年齢を重ねて、社会に出ると、誰しも自分のあるがままに生きていくことは難しくなる。
社会というものに適応するためにそれはある程度必要なことではあろうが、そう言うものの
悪しき到達点というものを感じてしまった。

「今、自分は『外向きの自分』を演じている」という自覚があるうちは良い。
けれど、ナカヤマの様に、
「自分が自分でないような感覚」
にまで達し、さらには別の何かに上書きされてしまうと言うのは、背筋が寒くなる思いがした。

私自身は自分が何者か分からなくなると言う感覚は味わったことがない気がする。
けれど、今の自分というものがいかにして形成されたのかと言うことに関して、これまでは、
人生経験を積み重ねてきた上での結果と思ってきたけれど、私自身が無自覚のうちに、私自身を
上書きしてしまっているのだとしたら、、、そう思うと、自分は果たして何者なんだろうか?
と言うところにつかまってしまい、そら恐ろしさを感じてしまう。

言葉もまた然り。

コミュニケーションにおいて言葉は非常に重要であることは、改めて言うまでもないことだけれど、
思っていることを正確に言語化するというのは、意外に難しい。

言葉を重ねれば重ねるほど、伝えたいことからかけ離れていく。
本人にその気がなくても、自分の思いが言葉に変換されたとき、実際よりも重く、あるいは軽くなって
しまうこともある。

自分が作り上げた虚像を維持するために、嘘に嘘を重ね、最後には本当の姿が、嘘で塗り固められて
しまう。

サンゾウはその才能ゆえに、下りのエレベータに乗ってしまった感はある。
けれど、私のような凡人も、彼のようにエレベータに乗ってしまう可能性は十分にある。

それを回避するにはどうすれば...と考えてしまうところにも罠がある。
その思考の迷宮に入り込むことによって、やはり、闇落ちしてしまう可能性は否めない。
私自身、そうした領域に半歩足を踏み入れいている感があったので、正直、戦慄した。

鬱病を患ったサンゾウにマサシはこう答える。

人生は誰かの敷いたレールに乗っているようなもの。
ただそこに揺られていればいい。
けれどそれに疲れたときは途中下車すればいい。
流れに任せて、理由なんて考えないで過ごしていればいい。

あぁ、そういうものか、とマサシのセリフを聞きながら思ったし、何だか救われたような
気がした。
今の私に欠けている視点を見せてもらえた気がした。
私、マサシ大好きです。
日下部さんの演じるマサシは、何だかすごくリアルな適当加減で素晴らしかった。

私にとって、この演劇は、きっと生涯を通して、ともに歩む存在であってくれる気がする。
冷たい雨が降りしきる中、この日は劇場に足を運んだが、終演後は雨も上がっていた。
何だか、何もかもが、私のためにこの日を企画してくれたんじゃないかと思えるような
そんな素晴らしい時間を過ごさせて頂いた。

さてさて、ここからは印象に残ったあれやこれやについて。

Twitter等の感想を拝読していると、本作は肋骨蜜柑同好会さんの作品の中では、分かりやすい
部類に属するらしい(私にはこれでも十分難しいなと思ったんだけど・・・)。
エンタメ色も強いという意見も散見されたが、私にとってはかなり硬派に感じられた作品。

上手く表現できないけれど、演劇という土俵で、真っ向から勝負を挑んできているというか、
「演劇って言うのはこういうものなんだ!」という強い意志を感じたというか。

ストイック…とも少し違うのかな。
原理主義的というのか、うーん、分からない。

分からないんだけれど、私はこの骨太な感じが、すごく心地よかった。
視聴覚的に派手な演出があるわけでもなく、効果音に至っては、役者の皆さんによる声での
表現。
あまりお目にかかったことのないタイプの演劇だったけど、私は大好き。
ちょっと中毒性があるタイプの演劇な気がする。

上演時間は確か125分とかだった気がする。
私にとっては2時間越えって、結構苦手な長さだったりするんだけど、退屈することは一切
なかった。
テンポも私にはちょうど良かったなー。

印象に残っているシーンはたくさんあるんだけど、一部を挙げるのであれば、ウナギをお土産に
買ってくるところのくだりだろうか。
あの場面は怖かった。ほんとに怖かった。
タビトがサンゾウに馬乗りになって殴打しまくるシーンは、まさしく、水を打ったように場内は
静まり返った。

同時に林揚羽さん演じる黒猫の仕草の素晴らしさ。
猫を飼っている私としては、ちょっと衝撃だった。
タビトと対峙した時のあの緊張感、そして、そのあとサンゾウに寄り添う姿。
あれはまさしく猫そのもので、私の脳内に鮮明に焼き付いている。

もう一つ印象に残っているのが、最後の病室での診断のシーン。
ナカヤマがタカコと共に診察を受け、横にサンゾウが虎のごとく控えている。
この時の室田さんの迫力がものすごい。
抑圧されてきた本能がまさに牙を剥いて、今にも襲い掛からんとするあの殺気。
びりびりと圧力すら感じられるような凄まじい空気感。
セリフと相まって、忘れられないシーンだった。

まだまだ、あるなぁ、どうしよう。
あとちょっとだけ。

動物園のシーンも素晴らしかった。
ナカヤマとサンゾウが走りながら語るセリフは、山月記の一説であったように思うけれど、
あの場面の疾走感と、演出がとても良かった。
川にたどり着き、水面をのぞき込む場面は、戦慄の一言。

そして病室。
フカダ、クギモトの友情。タカコの愛情。
この時の塩原さん、森さん、嶋谷さんの演技がすごく素敵だった。
全体的に、低温で進行する本編にあって、暖かい空気を生み出すこのシーンはホントに良かった。

そして、ついに上に揚がるエレベータ。

「上へ参ります」

このナースのセリフで、何だか私の気持ちまで一気に解放された。
あぁ、ようやくこの時が来たのか、と。

そして、最後の花見のシーン。
あぁ、良いなぁと思って観ていたところで、フジタさんの桜吹雪。

もう大号泣。
声を出さずに泣くのに苦労した。
演劇史に残る屈指の名シーン。

この花見のシーン、私はナカヤマサンゾウの夢の中での出来事、あるいは旅立った後の出来事ではなく、病気を克服し、詩人として見事に開花した後の出来事だと解釈している。

だって、エレベータは上に揚がったんだもの。
願望ではなく、そうなんだと私は確信している。

帰るときに、脚本を書かれたフジタタイセイさんがおられたので、少しだけご挨拶とお話を
させて頂いた。
『山の中、みたらし』『かわいいチャージ』でお姿は拝見していたのだけれど、念願かなって
ようやくのご挨拶。感無量。
お話の中で、肋骨蜜柑同好会さんでは、毎回、ちがったテイストで公演しておられることを
うかがった。
私は『殊類と成る』の作風が大好きだけれど、フジタさんの中にある、また違った世界を
もっともっと観たいと思った。

今回の感想は思いつくままにサーっと書かせて頂いてしまったので(いつもそうか)、全ての
役者様について言及してはいないのだけれど、どの役者様も、力強く、骨太な演技で、すっかり
引き込まれました。
私にとっては、生涯、忘れえぬ作品になりそうです。

ずっと共に歩んでいける作品に出会えて幸せです。
劇団の皆様、役者の皆様、素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。
汚れた世界

汚れた世界

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/12/06 (金) ~ 2019/12/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

とても面白かったです。汚れた社会に抗い、自分を犠牲にして戦う主人公の姿がカッコ良かったです。そして、現実社会とリンクする部分が多数あり、考えさせられる内容でした。役者さん達の熱演も良く、それぞれのキャラクターも良かったです。スピーディーな展開で目が離せず、ラストは涙腺が緩みました・・。大満足の舞台でした!

汚れた世界

汚れた世界

無頼組合

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2019/12/06 (金) ~ 2019/12/09 (月)公演終了

満足度★★★★

まさしく、気づきたくない・知りたくないと思っている現実にも匂ってきそうな話。私もわかっていても気づかずにいたい方なのだが、その辺りをズキズキ突っ込まれているような気がした。きな臭い話でも女性陣が華やかさを出していたり、ちょっとした遊びがあったりできついばかりではなかったのは有難かった。

ネタバレBOX

不思議なのだが、軍が自分たちの都合の悪い事をカメラに収めさせるだろうか?秘密裏にということに同行させるだろうか?それを映したフィルムを没収又は消去しなかったのはなぜだろう?さらに群の友人という事実に、彼も反対分子としての疑いを持たなかったことも不思議である。
ふしあわせ。

ふしあわせ。

インプロカンパニーPlatform

ワーサルシアター(東京都)

2019/12/04 (水) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

12/4初日のセイジャの行進、9日の同作品を観てきました。主人公石巻遥菜扮するスヴェンが、村長ニョルズと共に村の団結力を高める話。毎回、討伐する魔物が違うので、何回でもたのしめて、誰にも結末は分からない醍醐味がある。もう1回見たかった作品。12月15日まで、八幡山ワーサルシアターにて

Butterflies in my stomach

Butterflies in my stomach

青☆組

アトリエ春風舎(東京都)

2019/12/08 (日) ~ 2019/12/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/12/08 (日) 18:00

 素晴らしい舞台だった\(^_^)/~~。観るべし!主宰で作・演出の吉田小夏が、女性ユニットOn7の旗揚げ公演の元々はリーディング用に書き下ろした戯曲で、その後、さまざまな形で上演された作品を「本家」で上演する。とある女性の7歳から77歳までを7人の女優で描くというのはありうるアイデアだが、吉田の戯曲は丁寧で細かく、しかも、人生のさまざまな部分での「あるある」を描いて、それは私も経験しました、というようなエピソードに満ちているあたりは巧い。役者陣も、年齢にそれなりにバラツキがあり、容姿もさまざまな人選が見事だ。個人的には、声質の7人の差に気づき、ラジオドラマにしてもよいな、と思う楽しい舞台だった。

365度人生

365度人生

張ち切れパンダ

小劇場B1(東京都)

2019/12/07 (土) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきた!すげえ面白かった!!
役者の熱量につられて、入り込んでしまい2時間があっという間だった。七子には困ったり切なかったりしながら、でも、いるよな、こういう人。。。うまく生きられない人。
私は共感します。こういう芝居、大好きです!

白と黒の同窓会/忘年会

白と黒の同窓会/忘年会

劇団ドリームプリンセス

新宿シアターモリエール(東京都)

2019/02/08 (金) ~ 2019/02/17 (日)公演終了

満足度★★

2019年の忘年会、の感想を書いた後にこちらにも。

そもそも2018年のこの「白と黒の同窓会」も、チグハグな作品だった様に思う。
原作?企画?が映画からきているものを舞台化したと認識しているが、
ダブルブッキングで…の流れも分からないでもないが、それにしてもフワフワしていた。
役者さん達が納得して作品に入っている様に見えなかった。

白と黒の忘年会

白と黒の忘年会

劇団ドリームプリンセス

新宿シアターモリエール(東京都)

2019/11/02 (土) ~ 2019/11/17 (日)公演終了

満足度

残念な気分になった。

劇場に入るとS席の最前列に10人ほどの観客、
そこから4列ほど空いて(つまりS席が3~4列分売れていない)
そしてある2列のA席(A席の後ろと横にも多くの空席)
私はA席のサイド席で、劇中に数えたら30名~40名ほどの観客。

観客が少ない、それはまぁ仕方がない(それにしてもそこまで少ない舞台も珍しいが)

と思ったが問題はそこからで、
開演の5分前にスタッフからA席の人達に「この列以降の皆さん、2列ずつ前に座って下さい」
との指示が。
そして2列ずつ前に詰めて座るA席の観客…

これで良いのだろうか?

S席の人達はそれ相応の金額を払って前に座る権利を有している。
それを明らかに「見栄えが悪いから詰めて貰おう」という意図のもとに、
A席の人達を安易に前に出してしまう運営の考えていなさ、には驚いた。

そしてS席とA席との間のまだ空いている席に何人かのスタッフが座って埋めていた。

結局、これくらいの認識しかないスタッフが揃っているからこそ、席が埋まっていないのだ、
そんな部分がとてもとても気になって残念で仕方なかった。

作品は個々に頑張っている役者さんもいたが、そもそもA~Cの3チームが同じ舞台で
違う演出作品をやる、という事でセットも最低限のものしかなく、
照明、そして何よりも音響が非常に簡易で(暗転中、ただただ沈黙の空間…もあった)
そもそも観客を集めて観て貰える状況だったのかも今となれば謎である。

舞台『The Great Gatsby In Tokyo』

舞台『The Great Gatsby In Tokyo』

Alexandrite Stage

DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)

2019/03/13 (水) ~ 2019/03/17 (日)公演終了

満足度★★★★

非常にユニーク。
唯一無二の空気感。
舞台をたくさん拝見しているが、似た作品を観た事が無い作品で独特の空間を堪能しました。

劇場に入った瞬間からパーティー会場に招待された様な雰囲気で、
異空間を十分に演出出来ていて、役者陣も洗練されていてオシャレ。
音楽もセリフもしっかりと作り込まれていて、楽しめました。

レディ・ア・ゴーゴー!! 2019

レディ・ア・ゴーゴー!! 2019

LIVEDOG

新宿村LIVE(東京都)

2019/12/07 (土) ~ 2019/12/15 (日)公演終了

満足度★★

凄く不思議な作品。
前作も拝見しているのですが、今回も結局最後まで掴めないままでした。
個々には良い役者さんもいましたが。

「女の子達が全力で頑張ってるな」は、観た後の観客が自然と思えば良い話で、
「私達、全力で頑張っていますよ!どうですか?全力ですよ!」と、
ずっと言われ続けている(様に見える)作品で、押し付けられている感じでした。

オープニングとエンディング付近の全体のダンスシーンは迫力があり、
ユーモアな振り付けもあり、それは個人的には大いに評価したいと思いました、が…

それと、これは非常に残念ですが開演が13時からの回を拝見しましたが
「役者さんのご家族が遅刻して入ってくる」事がとても多かったです。
恐らく出演者の家族の方が「13時から始まる」と聞いて「13時に来た」というパターンでしょうが、
後から後から「父、母、祖父母、弟か妹」的なメンバーで席に来るのに驚きました。
結局13時10分という10分押しでの開演になり…(10分押しでの開演はかなり異常)
しかもその家族が「〇〇ちゃんが見え易そうな席だわ」とか話していると、
周りの待たされている観客からしたら「〇〇って役者さんの家族なのね」と分かってしまい、
その役者さんご自身にとっても良くない状態になっていたと思います。

このLIVEDOGさんが「Wチームの逆班がスタッフをする」的な事をやっている事もあり、
(結果的に)不慣れなスタッフが多くなっている印象もあり、
誘導などがこれだけ混乱しているのかも知れませんが、
学芸会や発表会ではなく値段をしっかりと取るのであれば、
ちゃんとその道のプロを雇う、そして出演者は家族を呼ぶのであれば
「開演は〇時だけど、15分前には席に着ける様に来てね」など伝えて欲しかった。

凄く印象が良くない部分だけが目立ってしまった作品でした。

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