どん底 公演情報 新国立劇場「どん底」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    登場人物が多く、それぞれが主役級なので、きちんと区別できなければいけないという。幸い Kindle のマンガ「どん底」(横井謙仁画)がamazon prime特典でタダで読めたので、そこはかなりクリアして劇場へ向かった。おおよその登場人物のイメージはマンガと舞台とで変わらない。ただルカはマンガでは優しい禿頭のいかにもな爺さんだが舞台では強面の立川三貴さんでちょっととまどう。

    さて舞台を観終わった感想は、ちょっと書きにくいが、マンガは面白かったが、舞台はそうでもなかった。「マンガの表現力」対「演劇の臨場感」という違いがあるので比べてもしょうがないが、端的に言ってそういうことになる。まあ私の感性がマンガ向きだということなのだろう。休み時間を込めて3時間も内容に比して私には長すぎた。

    ネタバレBOX

    時代は現代、場所は高架橋のコンクリートの橋桁の下の金網フェンスに囲まれたところである。これは上からの圧迫感と横からの閉そく感を表しているのだろう。そして、久しぶりに集まった劇団員が「どん底」を演じるという設定になっている。その結果として登場人物とそれを演じる劇団員その人とがかなり混じり合う。それは現在にも共通する話なのだと言いたいのだろう。思わず笑ってしまうメタな場面もあったが、全体として意義深い試みかどうか、私には判断ができなかった。

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    2019/10/09 19:11

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