
ハケンアニメ!
吉本興業
紀伊國屋ホール(東京都)
2019/10/31 (木) ~ 2019/11/14 (木)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/08 (金) 18:30
辻村深月原作の小説(読んでいない)をG2の脚本・演出で舞台化した。久々に観るG2作品だったが、アニメ愛に溢れた秀作だった。面白い。アニメ会社を舞台に、5年前に伝説的な作品を監督した王子千晴(小越勇輝)を迎えての新作を作ろうとする人々の姿を、主に新人制作者の川島加菜美(大場美奈)の目を通して描く。小説の全体ではないようだが、アニメ業界の実態も見え、プロフェッシュナルの姿を描いた作品として見事だった。大場と小越をフィーチャーしているようだが、群像劇として観るべき作品で、やや珍しい座組での各俳優の役割も興味深かった。

ファントム・チューニング 外伝
LIVEDOG
新宿村LIVE(東京都)
2018/05/09 (水) ~ 2018/05/13 (日)公演終了
満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
外伝、とあるので本編となる演目があるわけですが、それを知らず、というか気付かずに観劇。チューニングってラジオのことだったのですね。終盤になって理解しました。
塩野拓矢さんが強そうに見えないのにとても強く。格好良かったです。調べてみるとダンサーさんなんですね、あの動きは納得です。
柴小聖さんはご本人イメージ通りの役で、安定感抜群でした。
主演級の少年を演じた千咲さん。本当に男の子かと思いました。見た目も演技も、お見事でした。
宇敷浩志さんが出てらっしゃったのですね。最近観劇した「菅生ゼミ休講のお知らせ」でとても良かったです。思い出せないのが悔しいです。舞台あるあるですが。
持田千妃来さんは猫又の役。妖怪の役はあまりないですね。体の小ささもうまくマッチして、良かったです。可愛さから妖艶さも出ていました。

ただしヤクザを除く
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2019/11/08 (金) 15:00
当初は書き下ろしの予定が、脚本家の病気で2016年に上演した作品の再演である。期待して観に行ったが、やややっつけ感があったのは惜しい。初演も観ていて、面白く問題提起として意味を持つ脚本だと思えるが、初演のクオリティに達していない気がした。残念ながら未消化のまま上演してしまったのでは思える。頑張ってほしい劇団だけに悔しい。

ドクター・ホフマンのサナトリウム 〜カフカ第4の長編〜
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
好きが嵩じてここまでやってくれれば、見物は恐れ入って拝見するしかない。
不条理劇大好きのケラが、散文不条理の本山カフカを素材にした集大成版。3時間35分の大作である。大劇場で、ナイロン以外のスター俳優も多く配した公演だ。
現代、カフカの第四の長編原稿が発見された、という発想だけで面白そうだと気をひかれるが、その原稿の行方をめぐる現代の追跡劇、書かれた時のカフカの周辺とその最後,さらに書かれた作品の中身と、およそ三つの物語が錯綜する。舞台では、五人編成のバンドが様々な形で現れ演奏し、ケラの舞台としては珍しい20人の出演者が、小野寺修二の振り付けでモブシーンを展開する。幕開きのシーンなど手が込んでいるが一糸乱れなく息をのむ美しさだ。マッピングを多用した舞台美術もいいセンスだ。
カフカというと、抽象性に頼って、簡素な取り組みでも舞台にしてきたが、これは官能性にあふれたケラならではのカフカである。
ケラとしては、あまり慣れていない大劇場の広さを意識した振り付けやマッピングのスタッフの起用が成功して、ナイロンとは一味違う舞台になった。
異論を上げれば、やはり、カフカの世界に若い女性の主人公というのはなじみにくい。
多部未華子は熱演だが、カフカの人物としては、いい悪いは別として浮いてしまう。相手役の瀬戸康史も同じような感じだ。そこへ行くと大倉孝二と渡辺いっけいはうまいものだ。ここでずいぶん全体が見やすくなった。麻美れいの贅沢な使い方。本人は役不足と思ったかもしれないが、ちゃんと締めの役を果たしている。ナイロン公演でもまた別の味のある面白い芝居になったであろうが(ほとんどすべての役でナイロンの配役が浮かぶ)、ここは観客お得の料金で横浜の大劇場の一夜を楽しませてもらった。だが、東京の客はつらいよ。これなら夜は6時開演でもいいのじゃないか。
いつも、パンフレットに凝るケラだが、今回は普通のブック・スタイル。おやと思って思わず買ってしまったが、これが日本の出版界では珍しいアンカット装本。紙にも活字にも例の通り凝りまくっている。読みでも十分。

なまくら刀と瓦版屋の娘
劇団6番シード
テアトルBONBON(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/08 (金) 19:00
価格5,500円
和物超ハイスピードコメディです。
台詞の全てがもう叫んでらして、ハイスピードにテンポよく小気味良く展開していき、いいタイミングで笑い処が押さえられていて、2時間集中を切らすことなく楽しめました。

ただしヤクザを除く
笑の内閣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了

「月緒の拾」
meyou
ブックカフェバー Wild bunch(大阪府)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/09 (土)公演終了

SAKURA
劇団Turbo
駅前劇場(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
事前情報は「SAKURA」というタイトルとフライヤーに写る桜の花びらが積もったキーボードのみ。
たったそれだけの情報で、どうしてこんなにも素晴らしき有象無象と“愛”に巡り合える公演だと想像できるでしょうか!
ストーリーは確かにサクラ尽くし、
物語で主要な少女の名も「さくら」だし。
彼女のお祖父ちゃん二人の対比がめちゃ面白い。
メインの優しいお祖父ちゃん(もう一方のお祖父ちゃんもホント優しいけど…笑)から滲み出る凄味は特筆もの。
そしてもうひとつの重要な「サクラ」・・・アバンギャルドでカオスな面々、人物が色とりどりにて壮観、これはヤバい 面白過ぎでしょう。
現実もそうだったら と考えると逆にちょっとしたホラー、いや現実でも案外これに近い光景かもです。
ふんだんに且つテンポ良く活用される昭和メロディーの数々は中高年にはたまらない笑いの飛び道具でしたが、曲を全く知らない若い方々でも歌詞に耳をすませばきっと楽しめるはず。
何より、細かいリアリティーなんてものは凌駕してしまうほどのユーモアセンスと引き込みテクニックには劇団さんの貫禄を感じました。
愉快に、そして懸命に生きている人達を観ていると気持ちが段々温まってきて、何やらジッと観ているだけなのが勿体無い気持ちになってくるから困ったものです。
一緒に踊るのはスペース的に難しいとしても、え~い皆で立ち上がってノリノリ手拍子できるシーンがあったら良いな~ なんて思えた(登場人物達とより濃厚に時間と空間を共有したいと思えた)楽しくも哀しい公演でした。

だからどうした
HYP39LOVE
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★
価格3,500円
高円寺チーム観劇。面白い。まさにアオハル。
表情さんの芝居には愛すべき人々が登場するが、その生きる姿はおかしくて感動する。
そして実にいい役者を揃えてる。特に佐倉仁菜さんの美しさと人物の見せ方、きみと歩実さんの尋常ならざるはっちゃけぶり、そしてなんといっても吉田のゆりさんの透明な存在感(←矛盾)が良い

珈琲店
劇団つばめ組
参宮橋トランスミッション(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
18世紀にベネチアデ活躍した喜劇作家・ゴルドーニ原作の作品だが、何故、今この作品を日本で上演するのか? その狙いも良く分からない。作品に就いては、追記する。評価もその際。

女子会×男子会=□□□□
ZERO BEAT.
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

ローマ英雄伝
明治大学シェイクスピアプロジェクト
アカデミーホール(明治大学駿河台キャンパス)(東京都)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
ネタバレになるので何も書けませんが、翻訳・制作の人は丸一年近く、キャストさんは3ヶ月、プロよりずっと長い期間をかけて作品・役を深く深く愛せるのがこのプロジェクトの強みだなと、改めて感じました。
観客を単なる傍観者にさせない「ある仕掛け」もこの演目にふさわしく、そしてちょっとゾッとしました。
「あ~楽しかった」だけでは帰れない。シェイクスピアの醍醐味をよくわかってらっしゃる!

野外劇 吾輩は猫である
東京芸術劇場
東京芸術劇場 劇場前広場(東京都)
2019/10/19 (土) ~ 2019/10/29 (火)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/10/26 (土) 19:30
価格500円
原作は人間たちのあれこれを猫の視点・主観で描いているが、こちらはそれを俯瞰的に描いた感覚か。
そこに1つの役を数人で、それも交互ではなく同時に舞台上にいて演じるというまるで倉多江美の「スーパー民主主義」のような手法を使ったり(その理由は終盤で明かされる)舞台上に2人のトロンボーン奏者を常駐させての生演奏・生歌が多用されたりという「お祭りのような(私見)」演出もあり、存分に楽しんだ。
一旦は売り止めで諦めかけたが追加席で確保できてよかったぁ♪

珈琲店
劇団つばめ組
参宮橋トランスミッション(東京都)
2019/11/07 (木) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/11/08 (金) 19:00
ウィットに富んだ面白ストーリー。登場人物全員が面白い。古今東西の作品を上演する劇団とのことですが、我々が知らない隠れた傑作をどんどん紹介して欲しいです。

地球防衛軍 苦情処理係
サードステージ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2019/11/02 (土) ~ 2019/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
やっぱり鴻上氏の作品には唸らされます。今回はウルトラマンのアンチテーゼと無自覚・無責任なネット住民のお話。特撮風バトルシーンは感涙モノです。

墓場のオサムと機嫌のいい幽霊
突劇金魚
AI・HALL(兵庫県)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
墓組を観劇。役者さん皆さん凄くて
これ以上のキャスティングは無い!って
思うけどダブルキャストなんだよね。
骨組も気になる!!!

MONSTERS INTRODUCT
SoloSoloProject
キーノートシアター(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
Aチームを観たのですが、あまりに感動してもう一度観たくなって、Bチームも観に行きました!
何度観ても感動してしまい、泣きすぎて役者さんから言われるほど号泣しました。。

墓場のオサムと機嫌のいい幽霊
突劇金魚
AI・HALL(兵庫県)
2019/11/08 (金) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/11/08 (金) 16:00
待望のサリng ロック新作❗
「ヘビ母さん」のテーマと重なる、家族とマイノリティのお話。胸の苦しくなるようなエピソードの連続。呪いは解けるのか?
是非劇場で目撃してください❗

『MONEY MONEY MONEY』
コノエノ!
シアター711(東京都)
2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
下北沢のシアター711にて劇団コノエノ! 第4回特別公演「MONEY MONEY MONEY!」を拝見。
木乃江祐希さん作・演出の作品は、いつも自分・人間の汚いところも曝け出す内容なので、それを体現する主人公を演じる神崎れなさんが、顔も声も木乃江さんにそっくりでビックリ!(木乃江さんとの共演シーンで並ぶと、背など全然違うんだけれど。)
他はモデル体型の背の高い美女が何人も出てくるけれど、皆さん顔が同じタイプはいなく、衣装などでも差別化していて、混乱することはなかった。
女子の集まりのノリ(マウンティング)が、リアルに感じた。その中でも、主人公と佐藤さんとの2人のシーンが、他の表面的な関係の女子がいるところでは見えない面が見れてよかった。
コノエノ! は、いつも武藤心平さんによる前説が面白いので、開演時間より早めに行くべし!
注:血糊を使うと聞いていたから、「いつ血を吐くか」と楽しみにしていたら、予定が変わったそうで、今回の公演では血糊とマジックはナシでした。

壁に挟まった男
スズキプロジェクトバージョンファイブ
劇場MOMO(東京都)
2019/10/30 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
たくさんの笑いの中に考えさせられる要素も詰まってて奥が深いコメディでした。
18人の人物が色々つながってて生み出される事象に驚きながら、快感を覚えます!(笑)