最新の観てきた!クチコミ一覧

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う蝕

う蝕

世田谷パブリックシアター

シアタートラム(東京都)

2024/02/10 (土) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

横山拓也氏脚本という事で観劇。
不条理劇というか…やや難解だった。
前半は間の長い演出で辛かったが、後半は前半の伏線が徐々に回収され始め良い感じに。
きっと天災に見舞われた際、死をどう整理し乗り越えていくか、そういう人間の心の強さ弱さを描いていた、そんなふうに受け取った。

エアスイミング

エアスイミング

カリンカ

小劇場 楽園(東京都)

2024/02/28 (水) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

特に事前の情報は入れずにまっさらな状態での観劇でしたが、グイグイとストーリーのの中に引き込まれました。
演者お二人狂気さえ感じる演技は素晴らしかった。二人芝居見事でした。
目の前の熱演に、本当に社会の不条理さを感じで、すごく考えさせられました。
観劇できてよかったです。

ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち

ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち

サンライズプロデュース

サンシャイン劇場(東京都)

2024/02/28 (水) ~ 2024/03/04 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

東京初日、大盛り上がりのスタンディングオベーション!
「シェイクスピアの作品なのか、違うのか、それが問題だ」のキャッチコピーからして面白い
これ偽物じゃないか!と裁判沙汰になるってどんな作品だったのか大いに気になるところですが、なんと実話がベースになっているそう
その問題作の持ち主となる青年に大内リオンさん、目がキラキラして少女漫画から抜け出たよう
彼の父親、何とも世俗まみれな言動で笑いを誘ってくれる駒田一さん
この親子以外、全ての役を担う岡幸二郎さんはさすがの存在感
人間ならざるものを匂わす妖艶さと突き抜けた歌唱力で圧倒されまくり
ソロも良いけれど二人で三人での掛け合いとなるとハーモニーの迫力で洪水のような快感が押し寄せてくる
スタンダードなミュージカル作品として君臨するにはストーリーにもうひと捻りあっても良いかなとも思いましたが、ミュージカルというのは演出と役者さん次第で作品力がどんどん高まっていくという好例
魔法をかけられた様な、というか痺れる中毒性あり
終演後のリピーターチケット売り場には人だかりが出来ていました

スプーンフェイス・スタインバーグ

スプーンフェイス・スタインバーグ

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2024/02/16 (金) ~ 2024/03/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/28 (水) 13:30

座席1階

自閉症スペクトラムで、がんに罹患した少女による独白ふうの物語。時には冷静に、時には情感たっぷりに自分を見つめ、両親や主治医、お手伝いさんなどとの人間関係を語っていく。安藤玉恵と片桐はいりのダブルキャストによる一人芝居。俳優としての実力や存在感が問われる厳しい舞台だと思うが、自分が見た安藤玉恵バージョンは見事のひと言だった(おそらく片桐はいりは安藤玉恵とは全く違う雰囲気でスプーンフェイスを演じたであろう)

舞台と地続きになっている客席前方のスペースにも、いくつものクッションいすを配置。冒頭や舞台の途中でも安藤が客席の中に入ってきたり、お客の顔を見つめながらしゃべるなど、役者と客席の距離が極めて近い構成。客席に語りかける一人芝居の効果を遺憾なく発揮した。
演出もよかった。高い天井から下がる薄いカーテンを効果的に使い、時には映写幕として、時には少女がジャンプしてつかもうとする場面を演出したり。ビデオカメラを使った自撮りでの独白とか、単調になりがちな一人芝居の舞台に常に変化を付け続けた。

物語は、丸い顔だということで「スプーンフェイス」という名前がついた少女の誕生の語りからスタートする。知的障害に自閉症という自分のことを語るのだが、そのトークは明るいというわけではないが悲観的でも暗くもない。少女が自分の置かれた状況を前向きに、ありのままにとらえているのがとても好感が持てる。
主治医の家族のエピソードも胸を打つ。障害児を持つ母親の苦悩を客観的な視点で語る場面は客席をくぎ付けにした。ストーリーテラーとしての実力のたまものだと思う。

このような客席と一体化したような一人舞台をこなせる俳優はそれほど多くはないだろう。一見の価値があると言っていい。

川にはとうぜんはしがある

川にはとうぜんはしがある

ばぶれるりぐる

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2024/02/15 (木) ~ 2024/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

土間で隔てた関係。
そこにはどれくらいの距離があるのか?
それぞれの立場では違ってくる。

日常での生活を上手く描いた
お互いの想いの葛藤を上手く表現されてた。
シクシクと会話で展開されていく人間模様。
心に感じるお芝居。
最後まで楽しめました。

マクラメ

マクラメ

南山大学演劇部「HI-SECO」企画

G/Pit(愛知県)

2024/02/23 (金) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

元から理不尽で不条理な世界を描いているのだろうから
今更、訳が分からない、理屈が通らないなどと
言ってみたところで始まらないのだろうけれど
難解、奥深い=よい作品みたいな風潮になっちゃってるのかな?
まあそれでも作者さんは作者さんなりに熟考手直しして
公演直前予定130分が休憩込み160分まで上映時間が伸びたのでしょうが。
それでも前半はまだしも後半からガタガタと崩れていった感じ。
見ている方も辛かったけれど
演じている方は尚更辛かったんじゃないのかな?
卒業公演なのだからもっと皆で和気あいあいと
楽しんで演じられるお芝居にしてほしかった。

柏原照観展

柏原照観展

牡丹茶房

スタジオ空洞(東京都)

2024/02/21 (水) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/22 (木) 14:00

私設美術館を開設するほどの美術蒐集家・その子たち・孫の三代を3つの時代で描いた連作短編集。
1編目は芸術家の業や傲慢さからの悲劇という印象だったが2編目の中盤あたりからサイコホラー臭が漂い、3編目は完全にそちらにシフトという……。
観劇直後は「新感覚ホラー」という印象だったが、帰路つらつら考えてみたら複数のモチーフに民間伝承の怪談話を思わせるものがあり、つまりこれは「モダンホラーの皮を被った古典怪談」ではないか?と思ったり。
また、すべては語らず謎を残したままシレっと次に移る構造に清水崇監督の「呪怨」(ビデオ版)も連想。そして、観客の想像に委ねる幅が大きいだけにいろいろな解釈ができそう。
あと、1編目は時代背景のためもあってか往年の「江戸川乱歩の美女シリーズ」を想起。(笑)

ネタバレBOX

1989年での舞佳の妊娠、発覚時点では近親相姦かと思ったが本人の言から処女懐胎と思い直す。
そしてケイが憑依したように見える2024年の由希の異変も考えてみると舞佳に宿ったのはケイの「執念(怨念よりもこちらだと思う)」あるいは「残留思念」であり、由希はケイの化身/転生ではないか?
霊などの子(あるいはそれ自体)を宿す処女懐胎は日本の怪談だったか海外の悪魔伝説だったか(あるいはその両方)になかったっけ?
ストリーム

ストリーム

neji&co.

SCOOL(東京都)

2023/06/30 (金) ~ 2023/07/01 (土)公演終了

映像鑑賞

2/24(映)

姿

姿

ゆうめい

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/05/18 (火) ~ 2021/05/30 (日)公演終了

映像鑑賞

2/22(映)

寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

配信にて観劇しました。
駒師のお話、というザックリとした事前情報だけ持って見始めましたが、「駒師」という職業に対して持ってた漠然としたイメージを良い意味で吹き飛ばしてくれる作品でした。
人生に無駄なことなんかいっこも無いんだなって、遠回りに見える道でもそこでしか出会えないものがあるんだなって、改めて人生を前向きに捉えられるようになるお話でした!

猛獣のくちづけ

猛獣のくちづけ

くちびるの会

OFF OFFシアター(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/27 (火) 14:00

座席1階

自分の周囲の人がワニになってしまう。どうしたら、ワニにならずにすむか。あるいはワニになった人を人間に戻せるのか。単純な肉体労働に就く派遣労働者たちの微妙な人間関係をベースに、人間として生きるということはどんなことなのかを客席に問う。今日は千秋楽。俳優たちの熱演が最高潮に盛り上がる場面を目撃する。文句なしに面白い舞台だ。

2018年に仙台でのフェスティバルで上演した短編をベースに作り直したという。
面白いのは、登場人物たちの人間関係。宅急便を安アパートにいつも配達してくれる女性に「世間話をする友だちになってほしい」と叫ぶほど、日々の人間関係が薄い主人公。ペヤングのソース焼きそばを本当に食べながらの演技は、とてもリアルだ。単純労働の作業や舞台転換をビールケースの移動、積み上げを通して描いていくのは演出の勝利と行っていい。
演出といえば、OFF-OFFシアターの上手にある柱をうまく利用して回転ドアのように登場人物の出入りさせているのは特筆すべき工夫。また、渡良瀬川に充満していくワニたちのうごめきを音響と照明で見せたのもおもしろかった。
何よりも、「ワニになる」という不条理を目の前にした人間関係の変化が秀逸だ。ワニになってしまった上司に「もう上司じゃないんで」とため口をきいたり、ワニになるのは寂しい人間だといううわさを信じて「友だちになって」と同僚に頼み込んだり。その同僚の対応も変化に富んでいて、あきることはない。ワニになりたくないのは当たり前のことだと思っていたら、実際にワニになった同僚が「これ、楽なんだなあ」とまったりする場面も。そうしたことから、人間として生きるということは人間関係の構築が大変で面倒だという示唆が浮かび上がるが、実はそれこそが人間として生きる意味なのではないかと思わせたり。100分のシュールな舞台はメリハリが利いていて、あっという間に過ぎてしまう。

余談だが、タイトルにある「くちづけ」はこの物語のキーワードだが、実際に役者の口から発せられた言葉はキスでなく「接吻」だったのには笑ってしまった。

開演前に作・演出の山本タカが激しい音や光が出るシーンに注意を促すため実際にやってみるという前説がいい。大音響や激しい光の点滅はいきなり出てきてびくっとさせられることが多いが、この人は客席に優しい配慮ができる人だ。また、来場者にもれなくその日限りの珈琲チケットが配られた。シモキタで舞台を振り返るいい機会になったと思われる。

猛獣のくちづけ

猛獣のくちづけ

くちびるの会

OFF OFFシアター(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

面白い、自分好み。
舞台は渡良瀬川近郊の街、派遣労働者として働く男の 不思議な出来事を通して、世の不条理を浮き彫りにするような物語。
男の周りの人がワニになっていく中、孤独にならないよう友達作りを始めたが…。ワニがどんな比喩をしているのかハッキリしないが、世の中の不安・不穏といった雰囲気が漂う。それがコロナ禍の閉塞感・不寛容といった状況に重なるような気がする。
(上演時間1時間40分 途中休憩なし)

ネタバレBOX

舞台美術は、冒頭 色違いの収穫コンテナが半円を描くよう、不規則に積み上げられている。真ん中にも1つ置かれ、主人公 大貫の部屋のテーブルを表している。その上には 漫画本・TVリモコン、そしてカップ焼きそばを頬張る姿が、一人暮らしの中年男の侘しさを醸し出す。

仕事は荷運びの単純労働、ロボットでも出来るようなもの、と自虐的な台詞。承認欲求と連帯意識といった自己と他者ー人間の根底にある<思い>を描く。演出は、コンテナの配置や積み上げ方を変え、場所や状況を巧みに現す。またワニは、ミニ縫いぐるみや全身 グリーンの衣裳を着ることによって、周り(世の中)の危機的な状況を暗示する。ただ、その滑稽な姿や仕草によって深刻さを緩和するよう。

親や近しい人も含め、多くの人がワニに変身していく。その様子がコロナ感染拡大、その危機的な状況を想起させる。頑張らねば、そんな励ます 又は 煽るような音楽が聞こえる、その幻聴・妄想が人を追い詰める。同時に 周りの状況の緊張・緊迫が社会(世間)の不寛容を増長させているかのよう。八方塞がりの中で人と人が繋がることによって、微かな希望が…。
人間が抱える感情や 社会の課題・問題を、サイエンス・フィクション風(間接説的)にして描き出す。その現実感と演劇の虚構性がうまく融合した好公演。
次回公演も楽しみにしております。
ふしぎな木の実の料理法~こそあどの森の物語~

ふしぎな木の実の料理法~こそあどの森の物語~

劇団銅鑼

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2024/02/21 (水) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2024/02/23 (金)

シアターグリーンにて劇団銅鑼『ふしぎな木の実の料理法』を観劇。
まるで絵本の中に入り込んだかのようなファンタジックな世界観。幼稚園児や小学生はもちろん、精神的にちょっと背伸びしたくなる中学生や高校生、さらには、働き盛りの20代30代40代50代、そして、60代70代80代のベテラン世代まで、まさにどの世代にも届き、誰もが純粋に楽しめる演劇というのはこういう作品を指すのだなと強く感じた時間となりました。いや、参りました。素晴らしい。童心に帰って夢中になって楽しませていただきました。
創立50周年を迎えられた老舗の劇団とのことでしたが、個人的には今回が初見でした。こんな素敵な劇団が存在していたとは。新たな良質な劇団と出会えた喜びと同時に、自分自身の視野の狭さを痛感しました。まだ発掘出来ていないだけで、今回のような優良劇団はまだまだ多くありそうです。
さて、今回のストーリーはふしぎな木の実を手にした主人公が、その料理法を教えてもらうべく、森の中に住む様々な人々と交流してコミュニティを築いていく物語。児童文芸賞などを受賞されたことがある児童文学が原作となっているだけあり、終始心が穏やかになるような好奇心にかられる内容でした。分かりやすく比較的シンプルなストーリーながらも、客席の大人たちが皆揃って舞台に引き込まれているように感じたのは、原作の秀逸さ、優れた舞台空間の創り方、キャストの皆様の技量の高さなどが相まって、各々がそれぞれ本の中に入り込んでいたからではないかと感じています。最後どのような展開が待っているのだろうかと、自然と前のめりになって楽しんでいる自分がいました。やはり原作が魅力的なのは間違いないです。また、台詞の一つ一つが非常に聞き取りやすいと感じたのも、評価を高めたポイントの一つです。声のボリューム、速さ、トーン、どれをとっても満点の出来。観劇した回ではちょうど手話によるサービスも実施されており、万人が楽しめる工夫が施されていた点も好印象でした。

菊の花・檜垣

菊の花・檜垣

日本芸術文化振興会

国立能楽堂(東京都)

2023/10/26 (木) ~ 2023/10/26 (木)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

桧垣を観劇

あらすじ
肥後国・岩戸に住む僧が、毎日水を運んで御供えする老女に名を尋ねます。罪を滅ぼしてほしいと僧に語る老女は、太宰府で檜垣をしつらえた家に住んでいた白拍子(わかりやすく言うと春を売る女の人っすね)が藤原興範(ふじわらのおきのり)に詠んだ『後撰和歌集』の歌が、自身の歌であると明かし、亡き跡を弔ってくれるように頼んで消えていきます。→舞台中央に黒幕で作った場があって入ることによって消えると
僧は女が老いて住んだという白河の跡まで弔いにやってきます。すると深い霧の中で仄かに灯がともる庵に先ほどの老女がおり、世の無常や地獄での苦しみを語り、老い衰えた自身の境遇を嘆きます。藤原興範とのやりとりを思い出して白拍子の舞を舞うと、老女は成仏を願って消えていくのでした。→老婆の面が何とも悲しげで老けてる感凄くて枯れてる感じが・・・・でした

ネタバレBOX

ひがき【檜垣】檜(ひのき)の薄板を網代(あじろ)に編んでつくった垣根の事ですね
これで囲った家に若き華やかなりし頃の今の老女が住んでたと
若き頃は美貌高く舞の評判も良く
家に檜垣を設えて優雅に暮らしていたが
華やかだった姿は今では見る影もなく
老い衰えた女の悲しみが老女の口から語られるのです
その美しさを鼻にかけた驕りで地獄に落ちたそうですが

全体に落ち着いたもの寂しい曲で
余計なものが削ぎ落され
世阿弥が幽玄の極致として説いており
重く扱われている作品なのだそうです

ほんと重苦しい感じが強かったわね

本作は「関寺小町」「姥捨」とともに『三老女』の一つで
(金剛流の『三老女』は「関寺小町」「鸚鵡小町」「卒都婆小町」)
最高の秘曲とされてるそうです

<この曲は老女物といっても,単に老醜をはかなむ能ではない。異性の心を引きつけたその美しさゆえに,みずから誇った舞歌の生活ゆえに,死後も業火の燃え立つ釣瓶(つるべ)を永遠に手繰り続けねばならないというのが,主題である。
執筆者:横道 万里雄さん>
わかりやすいデスわ
「5seconds」「Nf3Nf6」

「5seconds」「Nf3Nf6」

ウォーキング・スタッフ

シアター711(東京都)

2024/02/24 (土) ~ 2024/02/29 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

「5seconds」を鑑賞
パラドックス定数で観た時と比べて数段落ちるように感じた。弁護士がバカっぽく、まるで法律事務所に来たインターンの学生のような描かれ方で(あのペンの持ち方はまさしく学生だろう)、そのため弁護士vs機長の対峙が安っぽいというか闇の深さに欠けるものになった気がして興ざめ感が否めない。しかし、こう思うのはオリジナルのパラドックス定数と比べてしまうからであって、この上演を最初に観ればそれなりに良いと思っただろう。機長役の演技が秀逸。

寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

駒師の半生の話だが、介護や就職難等の今の日本で問題になっていることが描かれており
真剣に見入ってしまうほど。やはり作り方が旨いなぁ。
今回の作品も見てよかったと思える舞台でした。

ネタバレBOX

駒の根付、欲しいです!
寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

千穐楽観劇。今までの将棋物作品とは異なり、駒師にフォーカスをあてている物語。その分、勝負の緊張感は薄れてはいますが、不器用な家族愛がより鮮明で、周辺の人々含め優しさ溢れる舞台でした。時代を感じさせる話題や随所に笑いもあり、毎回思うのですが、観劇後に暖かい気持ちになれます。
亡父と打った将棋を思い出しました。

寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

主人公の半生を過去と現在を交えて演劇を進めていくのですが、
まあ演出が見事で、非常に分かり易い。
心温まる作品で最後は少し泣いてしまいました。
他のお気に入りの小劇団は、ほとんど年一の公演ですが、
ラビ番は年二回ほど公演があるのでありがたい。
次回も必ず観に行きます!

寉峯~カクホウ~

寉峯~カクホウ~

ラビット番長

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2024/02/22 (木) ~ 2024/02/26 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

ガンガン進む前半の流れが好きでした。

『メコン流れ星』※2/25(日)15時公演開催します。※一部配役を変更しての上演となります。内容に変更はございません。当日券はキャンセル待ちとなります。

『メコン流れ星』※2/25(日)15時公演開催します。※一部配役を変更しての上演となります。内容に変更はございません。当日券はキャンセル待ちとなります。

ひげ太夫

テアトルBONBON(東京都)

2024/02/20 (火) ~ 2024/02/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2024/02/20 (火) 19:00

大スペクタクル冒険活劇アナログ人力絵巻、換言すれば欽ちゃん慎吾の仮装大賞を装置/小道具を使わずに見せるような手法の大の大人の大真面目な「ごっこ遊び(笑)」健在。いや、基本は「毎度おなじみ」だが、体力も要する作品を四半世紀以上も創り続けているのは尊い。
そして、設定や物語はアジアの伝説っぽい(私見)ものながらホログラフィやらレーダー探知機やらネットやらハイテクが登場するのに何故か違和感がないフシギさ(オカしさ?)もイイ。(笑)
あと、今回はそれぞれの所属団体でよく拝見しているお二方が親子役というのもツボ。

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