最新の観てきた!クチコミ一覧

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トタン屋根でスキップ

トタン屋根でスキップ

ここ風

シアター711(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

イイ感じに年季の入った喫茶店。
「あそこの窓際席あたりでゆったりお茶したいなぁ~」っていう感じで開演前、ひとしきり見入ってしまう。
幕が開くとそんな居心地良さげな舞台に相ふさわしい人達のやり取りが…
開演前に思い描いた“ゆったり”って感じではありませんでしたが(笑)可笑しい場面、哀しい場面、いつだって根底には“温かい人の心”が。
ジンワリ癒され、自然と琴線に触れてきます。

関西弁と常連さんと古い傷。
寒い季節にピッタリ、心の芯まで温かくなってくる作品でした。

さりげなく背景や人物に溶け込むよう考え抜かれたであろうスタイリング、衣装も要チェックです。

-127birth

-127birth

こわっぱちゃん家

シアター風姿花伝(東京都)

2020/02/06 (木) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/02/06 (木) 19:00

価格3,500円

法的に中絶が認められる期間(妊娠22週未満)を過ぎるまで残り少ないがまだ出産するか否か迷っている夫婦が産婦人科医から勧められてマタニティサークルへ体験参加し、そこでの経験や親友の助言からある決断をするまでの物語にして新たな命を授かること、親になるということの喜び・戸惑い・不安を優しくかつ真摯に描いた秀作。
冒頭のツカみ(とそれをひいてのエピローグ)や舞台上手・下手両端の使い方などの手法もイイ。
また、中盤に物語が大きく動く部分があるが、その一連の場面の各人物の心情がまるで我が事であるかのように伝わってくるのがスゴい。そこまでの丁寧な人物描写の効果か?
人物描写と言えば各人物の設定と配役も(再演なのにもかかわらず)説得力があり見事。
なお、ご覧になる場合は替えのハンカチを忘れずに。

天使よりも綺麗な私たち

天使よりも綺麗な私たち

劇団「やぶ~ぶ~」

ひつじ座(東京都)

2020/02/06 (木) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/02/07 (金) 19:00

 主人公の青年が抱えるコンプレックス、主人公の恋人の秘密、主人公が小学生の時に出会った変わっている少女、主人公があるときから見えるようになる不思議な雰囲気で、幻影のように現れたり、消えたりする女性、奇妙で謎めいた掃除婦、天候が相当悪い為に泊まったホテルの浴槽で偶然のように発見した女性の遺体、そして自分たちが犯人だと誤解されないために謎を解き、犯人を突き止めようとすることなどの要素が折り重なって、先が読めない展開と、唐突に来るコメディ要素、いきなり主人公の夢のシーンになったり、夢から冷めたあとの痙攣であったりの次々と展開されるシーンと観ていて飽きなかった。また、ミステリー要素にサイコ·ホラー要素、幻想的な場面に前衛的でありながらもアグレッシブなダンスシーン、そして不条理な物語展開と従来の密室殺人ミステリー劇のイメージをことごとくぶち壊していて、誰が犯人なのか考えつつも、いつの間にか作品の世界の中にのめり込んでいけたので、新しいミステリー劇が誕生したという感じがして、観終わった後に自分の中ではとても感慨深く、満足感があった。そして、余韻を残しつつ、曖昧な終わり方に、安易にハッピーエンドやバットエンドに持っていくよりも観客の想像の余地を残していて、良いと感じた。

彼方のソナタ

彼方のソナタ

SSTプロデュース

難波サザンシアター(大阪府)

2020/02/07 (金) ~ 2020/02/10 (月)公演終了

満足度★★★★

ホームレスが生きて行くのを面白おかしくしたお芝居かなと思ったが、後半、とんでもないお話になって行き、結末までドキドキしました。また、「山の声」につながっていくのかなと思いました。 ありがとう♪♪♪

舞台「盆栽」

舞台「盆栽」

ALPHA Entertainment

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

今日、観てきました。豪華な俳優、女優さんにビックリです。観られて、超幸せです。
盆栽で夫
婦げんか、には、おかしくて笑い転げた。舞台なので、高級感があり、観て満足です。
楽しめました。

コタン虐殺

コタン虐殺

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2020/02/01 (土) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

江戸初期のアイヌ民族と昭和にあった実際の町長殺傷事件をリンクさせた展開。
出演者急病につき配役変更などもありつつ、場内満席な回を観劇。舞台から通路まで大活躍。多少のセリフ噛みは許容範囲で観た。

狭い舞台でありながら、劇場内がやや寒く感じたのは舞台が蝦夷地ゆえの劇場効果だろうか(嘘)状況を説明する場面は詩森さんの芝居だなぁと思ったり、イオマンテの夜歌唱場面は流山児芝居だなぁとserial number meets 流山児事務所を実感。
アイヌの場面は迫力あり、そこだけ野外劇見ているような迫力だった。
アイヌ語含む、その地の背景を理解するには難しかったが、タイトルの「コタン」が「村」とわかってのあの場面は納得。

アイヌ時代の杉木さんと田島さん、伊藤さん、音楽と舞台セットも印象に残った。

*誤字記載あって修正

東京ノート・インターナショナルバージョン

東京ノート・インターナショナルバージョン

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2020/02/06 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/02/07 (金) 19:00

色々な言葉が飛び交いながら、美術館でのゆったりとした時間に交わされる会話が面白かった。
アフタートークでの平田オリザさんの話も興味深く楽しめた。

トタン屋根でスキップ

トタン屋根でスキップ

ここ風

シアター711(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

笑いあり涙あり、それがとてもテンポが良くて上質なコメディー、大好きな間合いでした。多彩なキャラと張り巡らされた伏線であっという間の1時間50分、とても短く感じましたー。そしてなんといっても、繋がったラストのストーリーと新たな展開!驚いたのなんのって!予想を遥かに上回る凄い作品でした。

残機尽きるまで私は戦う~再演~

残機尽きるまで私は戦う~再演~

U-33project

高田馬場ラビネスト(東京都)

2020/01/30 (木) ~ 2020/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★

数珠つなぎで繋がる四人に、その喧嘩が嫌いな一人、心の声の演出、笑わせてもらいました!
前半のあるある感と、後半のリアリティがちょっと薄くなった落差が気になりましたが、面白かったです!
嫌い嫌いも好きなうち、や、喧嘩するほど仲が良い、などあるように、仲良し前提での終息?で良かったのかな⁉︎

トタン屋根でスキップ

トタン屋根でスキップ

ここ風

シアター711(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/02/06 (木) 19:00

価格3,500円

前回の『ッぱち!』に引き続き、
ここ風観劇。
おおざっぱな物語の形として、

どこかで傷を抱えた人が、
人生の「ホーム」みたいな場所を再訪して、
人間関係や抱えた傷を修復して、
旅立っていく

みたいな事が共通していて、
あぁ、これが団体のカラーなのかしら、と。

わりとこういう「ザ・人間ドラマ」みたいなものが、
私苦手なんですけど、
前回に引き続き楽しく観ました。

いかにも「良い話」を紡ぐプロットなのだけど、
人物のほとんどが関西弁&ノリが関西人、
という所が、
「泣かせますぜ!」
みたいな空気を微塵も感じさせないのが良いのかもしれない。
結構深刻なシーンですら、どこかに茶々を入れてくるバランス感覚が、とてもよかった。
関西弁世界に適応するまでの序盤はやや違和感を感じるものの、
いつの間にか世界に引きずり込まれている感じがする。

前半に、人間関係の「謎」みたいなものを匂わせておいて、
後半怒濤の伏線回収をしていく感じも楽しい。
「えー!そうだったのか!」
と素直に入り込める。
匂わせ方も、あからさまでなく、かといって全く気づかないわけでもなく、
関係性の「しこり」みたいなものが丁度よく見えてくる。

後半に入ると、伏線回収のためもあって、
結構、「昔の出来事」を人物がわりと長めに語るシーンが多くなる。
そんなに昔の事をぽろぽろ喋るかしら?
と感じなくもないものの、
いやいや、喋るか。と思ったりするので、
捻り出すように語られる「しこり」も違和感なく観られる。

一つの場所に集う人々が、
もつれ、からまり、ほどけていく。
うまくいかない、けどそれでいい、
みたいなとこがあって、
生きてゆく事の肯定、みたいな事を感じる。

良い話だった!感動しました!
という感想を素直に出せる、
押し売ってこない感動。
舞台の良い話で泣く事なんて滅多にないんだけど、
少し、じんわりきました。

ネタバレBOX

願いのような、祈りのような、僅かなファンタジー要素が、ひどく刺さりました。
ラストシーン周りに関してはもう、
「そこまで語らなくてもしっかり観てたから伝わりますよ!大丈夫です!」
という気も、少ししました。
うっかり聞き逃してると「?」ってなる可能性もあるけれど、何も説明なくても、
グッとくるシーンだなぁ、と思います。


全体的に、喜劇と悲劇の間をいくバランス感が、
絶妙なんだろうなー、なんて思いました。
この団体がチェーホフとか上演するの観てみたい。
と思ったりした。
きっと、面白い。



さて、この団体に、
香月健志、という俳優がいるんです。
僕が文学座の研究生だった時分に同期だった男なんですけど、
尖りすぎて字が書けない鉛筆、
みたいな俳優だと思っていたんです、当時から。
その香月くんが、これ以上ないくらいに、
その性能を発揮している!
さすが所属団体!
と、前回も今回も思いました。
出てくるだけで、客席の空気が優しくなる、
稀有な才能だと思います。
私の、密かな推し俳優です。

そして、後藤英樹さんの雰囲気が、パーフェクトに素敵でした。
コタン虐殺

コタン虐殺

流山児★事務所

ザ・スズナリ(東京都)

2020/02/01 (土) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

約2時間10分、休憩なし。出演者急病降板による休演後、即座に代役で上演再開した劇団の結束に感動。演劇は人がつくり、守るものなのだと改めて感謝。2/9(日)18:00の追加公演は残席余裕あり。

アイヌと倭人の戦いの歴史を音楽劇に。元気な立ち回りや歌と踊りで盛り上げ、娯楽要素もふんだん。音楽、音響を生演奏する鈴木大介さんが素晴らしい。

信じることが暮らしの中心にあるアイヌを騙し、差別して搾取する倭人(日本人)の醜悪さに悔し涙。あまりに汚くて恥ずかしい。舞台も演技者と観客が信じ合うことで成立する。私も他者を信じる生き方を選びたい。

アイヌが縄文人の子孫ということはわかっているそう。その頃は倭人も通じ合えていたのかな。詩森ろばさんのお芝居からいつも多くのことを学び、確かめる。ありがとうございました。

ネタバレBOX

1669年の「シャクシャインの戦い」と1974年の「白老町長刺傷事件」を行き来し、2000年代のススキノのキャバレーで現代とも接続する。
舞台「盆栽」

舞台「盆栽」

ALPHA Entertainment

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

登場人物は6人、そのうち日本人は1人(女性)。他はアメリカ人、イギリス人といった設定である。正確に言えば日本人も結婚しており日本国籍ではないかもしれないが…。物語は生まれ育った環境、それぞれの国の伝統・文化の違いを、「盆栽」を介して浮き彫りにする。「盆栽」が日本人の心の象徴なのか分からないが、何かを介在させて 生活習慣、考え方などの違いを描くことで、夫婦のありようを考えさせる。
物語に必要な介在物は「盆栽」でなくとも説明出来ると思うが、その何かを利用して夫婦、隣人にまで広げた人間洞察・関係を巧みに描き出す。些細なことでの口論を盆栽ならぬ仲裁をする人がいないことから会話が漂流するように漂い、行き違い、誤解など そのかみ合わない様が実に面白い。
(上演時間1時間30分)

ネタバレBOX

舞台セットは主人公夫婦 ベン(森岡龍サン)とミカ(大谷麻衣サン)が住む集合住宅のダイニングキッチン。中央にダイニングテーブル、上手側にキッチン、下手側にソファーと”盆栽”がある。もちろん小物等も充実しており、セットを事細かに説明しきれないほどだ。
物語は日常を描いていることから、時間的な経過は照明の諧調によって表す。また音響等は会話劇であることを意識している。その意味で、舞台技術は物語のコミカルな丁々発止とは異なり、現実感そのもの。舞台セットと技術というしっかりした枠があるから、物語が日常という世界に収まる。そして日常の夫婦関係における確執や軋轢が浮き彫りになってくる。登場する人物の性格や仕事、その立場などが騒々しい会話の中で自然と説明させる上手さ。

面白いのは、アメリカ人である夫ベンが良く言えば大らか、悪く言えばマイペースといったところ。妻ミカ(日本人)は、物事に細かく、決まりごとを建前にする、といった設定のようだ。この夫婦をアメリカ、日本人の代表のように描く。冒頭の目覚まし時計に関するうん蓄はその典型的な会話。
逆に「盆栽」の精神的な効用を説くのはベン、ミカは興味もない様子。何かの価値判断は、人それぞれ、日本人(ミカ)≠盆栽にしないところに、この物語の妙がある。
後日追記
朝の気配

朝の気配

TOKYO笹塚ボーイズ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

そりゃ朝は来ます。

ネタバレBOX

日雇いバイトで妹を大学に進学させようとする青年や援交少女を始めとした若者たちと、大衆受けするように彼らを面白おかしく取材するルポライターや彼らに寄り添って取材するが故に売れないルポライターなどを通して出口の見えない現代社会の一面を描いた話。

女に捨てられなくて元気になる男って何だろうかと思います。

経済的自立が必要です。朝は毎日来ますが、彼らの朝は遠そうです。
KAIRO -カイロ-

KAIRO -カイロ-

UDA☆MAP

萬劇場(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/12 (水)公演終了

満足度★★★★

温いアイドル2.5次元ファンタジーではなく、押井守の『イノセンス』や伊藤計劃の『ハーモニー』を彷彿とさせるサイバーパンク。脚本の細川博司氏の熱意を感じた。綺麗どころの女優も満載で華がある。『ブレードランナー2049』の雰囲気が好きな人には堪らない。
W主演の栞菜さんと小林亜実さんが実に良い。こういうハードSFのシリアスな役回りの方が似合っている。衣装もクール。もう一人の主人公、那海さんも見せ場がたっぷり。「成る程こう来たか」と演技プランと演出に感心した。兵藤祐香さんの反体制ゲリラも格好良く、腰抜け保安官役の八坂沙織さんは女優として賢い。こういう役回りこそが役者の醍醐味。
最終戦争後、荒廃した近未来。徹底的に管理された砂漠都市で謎の死が多発。キリスト教系の教会と神道系(?)の寺院から一人ずつ調査員が派遣されてくるのだが。
面白いのでお薦め。

舞台「盆栽」

舞台「盆栽」

ALPHA Entertainment

渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★★★

緊張感のある会話劇。面白かった!
ネタバレになるので内容は書けないが、3組の組み合わせで展開していくスピードが
心地よい。90分、良い時間が過ぎた。

セビリアの理髪師

セビリアの理髪師

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2020/02/06 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しくコミカルなオペラであった。技巧的、装飾的というのか、早口言葉のような曲が多い。これはベルディ、プッチーニなどより後の時代の作曲家にはないもの。スタンダールは『ロッシーニ伝』第29章の最後に「声域の〈広さ〉だけでなく、〈装飾音の質の高さと性質〉をも克服しなければならないのだ」と書いて、ロッシーニの歌は難しすぎて、そのうち演奏できなくなると予言した。そのとおり39作のロッシーニの作品で、現在上演されるのは数作しかなくなっている。

「セビリアの理髪師」を見るのは、2016年の新国立劇場公演についで2回目。前回と比べて思ったこといくつか。ヒロインのロジーナは前回の方が可愛かった。後見人バルトロの滑稽さは今回が際立つ。特にロジーナの歌のレッスンの間の黙劇など。アルマヴィーヴァ伯爵は、前回若いハンサムな歌手だったので、ぴったりだったが、今回は太った中年男。流石に若い娘の心を射止める説得力はないかわり、変装などの滑稽味が目立った。フィガロは意外と脇役。それは今回も変わらない。演出は変わらないはずだけれど、前回はヒロインが目立った。今回は男たちのばかし合いが印象に残った。

ネタバレBOX

劇団四季の脚本室?のMさんが「ミュージカルで歌の間に関係性が変わる、そういう戯曲を書ける人は少ない。歌を入れるだけの歌芝居なら多いけど」といっていた。ぱっと思いつくのは「シカゴ」や「メアリー・ポピンズ」のようなミュージカルが、歌の間に関係性が変わると言える。「ラ・ボエーム」を下じきにした「レント」、ひとりひとり自分の過去と悩みを歌う「コーラス・ライン」もそうか。

そこで、今回は歌の中で関係性がどう変わるかを少し注意した。一幕は少し寝てしまったので略。2幕で言うと、N11のロジーナのレッスンを受ける「愛に燃える心に」で、伯爵との愛が深まっていく。N13の音楽教師のバジリオを追い返す五重唱、N16でろジーナが、連れ去りに来た伯爵の正体を知ったあとの三重唱など、複数で歌う歌は、関係性の変化をあdしやすい。対話なので。最後の伯爵のアリアは、水戸黄門の印籠のようなもので、伯爵の正体を示して、皆をまとめる大団円。変化はするけれど、都合良すぎるというところか。
第13回公演 明日花ーあしたばなー

第13回公演 明日花ーあしたばなー

日穏-bion-

「劇」小劇場(東京都)

2020/01/29 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

若い人達が作る、映像に感化されただけの、焼き直しコピー演劇じゃなく、絶対的な経験値というか、教養の深さを感じさせる脚本のお芝居でした。

苺と泡沫と二人のスーベニア

苺と泡沫と二人のスーベニア

ものづくり計画

上野ストアハウス(東京都)

2020/02/05 (水) ~ 2020/02/09 (日)公演終了

満足度★★

「苺と泡沫と二人のスーベニア」のタイトルもフライヤーも魅力的なので観劇したのですが、違和感がありました。舞台美術は具体的な造りと抽象的なセットが考えられますが、もう少し工夫が欲しい。2件の酒場が概ねの展開。だったら、もう少し飲み屋らしくセットを作って欲しい。入れ替わり何人か女の子が酒を飲んで会話、時々踊ったりして盛り上げているつもりですが、芝居としては物足りないものがありました。

サッちゃんの明日【松尾スズキ新作!】

サッちゃんの明日【松尾スズキ新作!】

大人計画

大阪ビジネスパーク円形ホール(大阪府)

2009/10/14 (水) ~ 2009/10/20 (火)公演終了

満足度★★★★★

鈴木蘭々ちゃんを久しぶりに観たなぁ〜!
テレビではボーイッシュな不思議ちゃんだったけど、歳を経て素敵な女優さんになってました。

これが初の大人計画観劇。
ピストル飛び出すわ人は死ぬわジジイババアに障害者にヤク中にオカマ?
情報量の過多な中で、人が生きていく強さとか哀しさ、バカバカしい程の可笑しさを観た気がします。

特に、脳性麻痺をあんなに面白く表現するのは初めてで衝撃でした。でも、色々と不自由なだけでそいつは結構ズルいヤツだったし一皮剥けば何ら変わらない人間なんだよね、あ、可哀想とか差別してたのはこっちかと気付かされました。

こんなぐちゃぐちゃな世界の中に見つかる優しさは、本当に中毒になる。
めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣いて、帰りのバスは頭痛でした(笑)

裏切りの街

裏切りの街

パルコ・プロデュース

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2010/06/05 (土) ~ 2010/06/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

当時出てきたばかりの若手俳優・田中圭君と、色気たっぷりの女優・秋山奈津子さんの組み合わせが何ともエロい!
お二人共本当に居そうなリアルな雰囲気を持った俳優さんで、凄くドキドキさせられました。
秋山さんの夫役で出る松尾スズキさん、軽ーく笑わせつつも最後に思いっきりドライに裏切る演技が最高に上手かった。

秋山さんの真っ赤なコートがとても印象的で、一輪の手折っては駄目だけど触れてみたくなる華の様でした。
それ以降、ここぞという時は好んで赤い衣装を選びます(笑)

ラストで、2人が一旦別れてはけていくも、なし崩し的に戻って来るというシーン。
ずるずると緩くて甘い関係に溺れ続ける人間の弱さを面白哀しく描いた秀作でした。

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