
セビリアの理髪師
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2020/02/06 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

明日に笑え!
劇団 深海水族館
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/15 (土)公演終了

寒がる寒がり
あひるなんちゃら
OFF・OFFシアター(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/19 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/14 (金) 19:30
あひるなんちゃららしく、楽しく下らない(誉めています)芝居で、気持ちよく帰れる舞台だった。喫茶店の雇われ店長で画家だった寒がりの娘(篠本美帆)が、寒がりの父親(根津茂尚)と実家の火事を見ているシーンから始まり、家がなくなった父が喫茶店に住む。娘の高校時代の同級生やら、喫茶店のバイト(野村梨々子)の仲間のライトノベル・ファンやら、喫茶店のオーナーと秘書やら、妹も登場し、不思議な会話を続ける。ちょっとオカシイ人たちの会話を楽しむ72分。

メアリー・ステュアート
アン・ラト(unrato)
赤坂RED/THEATER(東京都)
2020/01/31 (金) ~ 2020/02/09 (日)公演終了
満足度★★★★
蜷川舞台の演助出身演出として、藤田俊太郎氏も大河内直子氏も未見だったが今回初めて大河内演出舞台を赤坂REDTHEATERで観、「演出」の仕事としてハッとさせられるものがあった。濃密な二人芝居、疲労のため一幕の後半は実に気持ちよく眠ってしまったが、後半集中できた。歴史の中の女性(権力者)の生きざまが現代的な視線によって再照射された戯曲は、作者の思いが硬質な作りの中から滲み出る風であった。メアリーを断頭台へと送った後、物語は色を変えた照明の中に浮き、二人は芝居の冒頭そこに居た両脇のそれぞれの机(楽屋の一角をイメージ)に戻り、黙って身づくろいをする。中央奥に据えられたアクリル製の?大鏡の周囲には雑然と歴史の遺物が積まれ配置されているが、空いた真ん中の演技エリアには土俵のような円が白く描かれ、芝居中にも活用されるが人と物がなくなったラストにはそれが歴史の表舞台の暗喩となり、薄れていく明りが最後にそれを残して消える。言語説明では追いつかない大きな文脈を表わす非言語表現になっており、これを描かせる感性は芸術家のそれであるなと、思わせるものがあった。
二女優を私は知らなかったが、素材の個性と堅実な仕事ぶりとが印象に。ただメアリー・スチュアートとエリザベス女王だけでなく、それぞれのお付とのやり取り等主役二名以外の役になり替わると、すぐには判りづらく台詞幾つか分置いて行かれる事も。展開の心地よい速度を優先し、俳優はよく動いていたが。。

天保十二年のシェイクスピア【東京公演中止2月28日(金)~29日(土)/大阪公演中止3/5(木)~3/10(火)】
東宝
日生劇場(東京都)
2020/02/08 (土) ~ 2020/02/29 (土)公演終了
満足度★★★★★
いやあ楽しい!シェークスピアの全作品に触れるというお遊び企画ではあるのだが、しっかりとした物語になっていて、さすがは井上ひさしと感心した。そこに宮川彬良の音楽が重なったところに、高橋一生、浦井健治という人気と実力を兼ね備えた役者さんが登場するのではこれ以上の贅沢はない。
最初は「リア王」と3人の娘のお馴染みの場面。ここでは天保12年(1841年)のヤクザの親分、鰤の十兵衛(辻萬長)の跡目相続である。アホ真面目な三女のお光(唯月ふうか)が弾き出され、長女のお文(樹里咲穂)と次女のお里(土井ケイト)で縄張りを分割して受け継ぐ。そのとたん、長女の夫の紋太と次女の夫の花平が争うようになる。これは「ロミオとジュリエット」のモンタギュー家とキャプレット家ではないか…。以下どんどん書きたくなるが自粛。105分+20分休憩+95分と長いが全然飽きない。
ここまでの役者さんも実に良い味を出しているが梅沢昌代さんの明るい魔女風老婆も嬉しくなるような怪演である。そして進行役の木場勝巳さんの変幻自在のうまさにはあきれるばかりだ。
この場面はシェークスピア作品の何かを考えながら観るのは実に楽しい。私は有名どころの「リア王」「ハムレット」「オセロ」「マクベス」「ロミオとジュリエット」「リチャード三世」くらいしか分からなかったが、通の人は一つ一つの動作にも連想が湧いてくるのだろう。もっともそういうことを一々考えなくても、しっかりとした衣装、美しい舞台装置もあって絢爛豪華な世界をたっぷりと楽しむことができるだろう。文句なしのスタンディングオベーション、絶対のおすすめ。

酔鯨云々
文化庁・日本劇団協議会
ザ・ポケット(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

傾斜
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
作品タイトル通り正面奥には傾斜角38度、縦の長さ5間(約9m)幅8~9間の傾斜、登り切った所には踊り場があり、傾斜を降りた上手コーナーの窪みには後になって若い男がパフォーマンスを行える空間が設えられている他、傾斜手前には低い櫓の上に床面が設置され、音響操作機器や、今作の重心を務める男の演ずるパフォーマンス上演空間が設置されている。傾斜上部踊り場のど真ん中には大きな時計の文字盤。(無論、これは資本主義による収奪の象徴であろう)追記後送

明日に笑え!
劇団 深海水族館
北池袋 新生館シアター(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/15 (土)公演終了

傾斜
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

まんま、見ぃや!
カラスカ
新宿シアターモリエール(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
面白かったです!子どもの頃夢の世界と思っていた劇場を再開しようとする姉妹を、助けてくれる人やら邪魔しようとする輩。みんな個性的で笑えたりジンときたり。舞台セットにもうひと工夫とも思いますが楽しく笑えたのでいいや。

追手門学院高等学校 TPAM公演
追手門学院高等学校 表現コミュニケーションコース
ヨコハマ創造都市センター(YCC)(神奈川県)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

さんかくまる
はらぺこ満月
BUKATSUDO HALL(神奈川県)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/15 (土)公演終了

見よ、飛行機の高く飛べるを
日本工学院専門学校 声優・演劇科
片柳記念ホール(東京都)
2020/02/11 (火) ~ 2020/02/13 (木)公演終了

タイム・アフター・タイム ~風の記憶の街角で~
下北沢演劇祭実行委員会
「劇」小劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

冷徹
BASEプロデュース
BAR BASE(東京都)
2020/02/07 (金) ~ 2020/02/14 (金)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2020/02/13 (木) 15:00
価格3,000円
渋谷近辺で起こっている女性連続殺人の嫌疑をかけられたバーのマスターは19歳の時に手にかけた父親の悪夢・幻影に未だに悩まされており……というサスペンスフルで時に禍々しい内容はいかにも望月清一郎作品。
そんな脚本のみならず低音を前面に押し出した音楽(もちろん生演奏)や不気味で不安感を煽る照明効果もかつてなかったタイプで「此処でこんな作品もできますよ」という新たな可能性を示したと言えよう。

傾斜
OM-2
日暮里サニーホール(東京都)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
舞台いっぱいに拡がる巨大な「坂」を隔てた上界と下界との相克?を描く休憩無し約90分、佐々木教に代表されるOM-2の狂気と柴田恵美の不気味な動きのダンスとのコラボ、音による演出もあるので大音量が苦手な人はNGかも。中盤8-9人のダンサーが坂を登っては堕ちるシークエンスが続くのはやや単調で飽きましたが、終盤の激しいダンスは特筆もの。

ぼくらの90分間戦争
企画演劇集団ボクラ団義
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/12/27 (水) ~ 2018/01/15 (月)公演終了
満足度★★★
劇団による鎮魂歌(レクイエム)の様な作品。
90分間、ピンと張り詰めた空気感の中でシリアスに進む悔恨の作品。
笑いや大きな波を敢えて作らなかったからか、シンとした緊張感のある空気感は
これまでのボクラ団義さんの在り方とはまた一味違った世界観でした。
登場人物達から語られ続けるある時のある物語、
そこから全てが繋がる派生された人生達がまた奇妙にも繋がるその時空。
劇団員のみによる公演は非常に挑戦的でもあり、1つの原点回帰の様でもあった。
何度も繰り返し観るのには向いていなかったかも知れないが、
こんな作品もあって良いと、成熟した人と人との物語を楽しめました。

まんま、見ぃや!
カラスカ
新宿シアターモリエール(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
カラスカ初観劇。正直言って、タイトルのセンスでナメてました。ごめんなさい。戦時中の検閲でつぶれてしまった、今は亡き両親の劇団「からす座」を復活させようとする娘たちのお話で、とにかく出てくる人がみなくだらなくて可笑しい。

イケメン戦国 THE STAGE
イケメン戦国THE STAGE製作委員会
サンシャイン劇場(東京都)
2019/02/21 (木) ~ 2019/02/24 (日)公演終了
満足度★★★
客席は98%女性が座っていて(当たり前か)作品自体もイケメンな戦国武将達が活躍。
織田信長が、そして多くの戦国武将達が現代からタイムスリップした“姫”にアタック。
甘い言葉を投げかけ、壁ドンや床ドン、アゴクイ…などなどのオンパレード。
ただ、意外とそれが面白かった(笑)
出演者全員が“魅せる”事に長けているからか、会場がドンドン盛り上がり、
それと一緒に自分も笑いながら楽しめた。
難しい事は何も無く、ただただ非現実的でコミカルで意外と淡い、
そんな世界観を十分に楽しめる作品でした。

藍寫眞 ~アオシャシン~
C´s PLAY FACTORY
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/01/17 (木) ~ 2019/01/20 (日)公演終了
満足度★★★
不思議な感覚を味わえる作品だった。
脚本がしっかりしていたからか、十分に満足して観る事が出来た。
落ち着いた雰囲気もあり、そして笑える箇所も作ってくれていて、
好きなテイストの作品をタップリと味わえた。
演説みたいに語るシーンが印象的だった。