
ナユタユモノ
大手前大学 演劇部 演劇★団子
大手前大学 CELLフォーラム(兵庫県)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/15 (土)公演終了

『君ヲ泣ク』×『ラズベリーシャウト』
PLANT M
ウイングフィールド(大阪府)
2020/02/11 (火) ~ 2020/02/23 (日)公演終了

明智小五郎シリィズ『誘拐魔の予告状』
劇団P・T企画
欧風家庭料理 Chez Noix(シェノワ)(大阪府)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/24 (月)公演終了

「それ、変えてみますか。」
劇団変えますか
大阪大学(豊中キャンパス)(大阪府)
2020/02/15 (土) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

BOMB-AI-YEAH!!!!! リーディング公演
無名劇団
SENSE BAR(大阪府)
2020/02/16 (日) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

メナム河の日本人
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2020/02/15 (土) ~ 2020/03/07 (土)公演終了
満足度★★★★★
遠藤周作の戯曲の題名は知っていたが(家の本棚にもあったが未読)、見ごたえある作品であった。舞台は近世のタイはアユタヤ王国で、戦国時代以降、主君をなくして流れ着いた浪人や迫害を逃れたキリシタンによる日本人町があったという史実を基に書かれた歴史物語だ。
作品の規模に相応しく静岡芸術劇場の容積大のステージをフル活用した布が主体の豪奢な美術、そして俳優の動線ミザンスまで視覚的なメッセージを緻密に構築した今井朋彦氏の演出力に感服。

ポータブルトイレットシアター
「老いと演劇」OiBokkeShi
県民共済みらいホール(神奈川県)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/12 (水)公演終了
満足度★★★★
汎用性の高い演劇の未来を幾許かでも願わない事のない人なら気になるに違いない、岡山のOiBokkeShi。近場の桜木町で開催(しかも1ステージ)とあっては観て来いと言われたようなもの。
菅原直樹という主宰の事は知っていたが、この劇団が氏と現在齢九十を超える岡田忠雄さんとの出会いに発し、この岡田さんを主たる出演者として活動する団体である事は知らなかった。つまり岡田さんの個性と菅原氏の手法・理念の両輪がOiBokkeShiのすがたである、という事な訳である。
下世話な話、会場に客は結構埋まっていたが200か300か・・入場料2000円は演劇公演としては廉価だが、「素人」劇団が何を見せるか・・。私の目には「作品」を観に来た客が不満を残さず会場を出るラインを十分クリアする内容、及び料金設定と思えたが、適切価格でもって得た収入は旅費、助演者・スタッフ謝礼と会場費等を引けば、通常は何とか赤が出ない程度ではないか。後は(旅費を除く)支払い先の「協力」の申し出がどれ程あるか、という所だろうか。どのみち「稼ぐ」ための公演ではない(多分)。
介護、高齢者問題と、岡田さんを巧く「使った」このパフォーマンスは、コロンブスの卵であり演劇的工夫の成果であり、やはり岡田さんという存在の賜物。そしてこのパフォーマンスひっくるめた中に通うメッセージは、菅原氏の本分である介護従事者としてのそれ。でありながらここには演劇を観る観客とパフォーマーの関係が(有料で)成り立っており、これは演劇だ、とも福祉(の演劇活用)とも割り切れない稀有な領域が生まれていた。
結果、先の二分法の境界線を、実線を点線にする位には相対化した。そのことに拍手を送りたい。

どさくさ
劇団あはひ
本多劇場(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

東京ノート・インターナショナルバージョン
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2020/02/06 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
満足度★★★★
international ver.を観劇。過去に触れた東京ノートの「編曲版」(2本)よりもオリジナルに近い事がうかがえ、平田作品の中でも高クオリティたる所を感知した。「静かな演劇」興隆の起点となった代表作を放置していた不勉強を自戒。だがまだオリジナル版は観ていない訳である(観劇するつもりだが、さて..)。
このバージョンの評価すべき点は、帰属国(地域)の多さだ(台湾・韓国・タイ・フィリピン・ウズベキスタン・ロシア)。登退場は整理されているがブツ切り感は無く同一空間を共有し、共存し、世界的広がりの中にある我らがニッポンを意識させた(韓国人の比重がやや軽め、他、語り切れないものは多々残したにしても)。
美術館のロビー(展示スペースは別にある)には登退場ルートが上手下手各2、計4箇所あって(セミ)パブリック性高く、終盤日本人の親族らが漸く揃ってプライベートな会話になる所などは「美術館でそういうノリ?」と若干訝ったが、概ねリアルに収まっていた。
印象づけられたのは俳優の「演技」。従来の平田オリザ演出舞台の俳優の印象は、舞台を構成する一機能として存在する抑制された佇まいであったが、これは戯曲の要請なのか何か別の要因があるのか、キャラクターと不可分な微かな心情の動きが舞台上に覗いている。如実にそれを感じさせたのは松田弘子演じる「長女」であったが、その長女と他の家族を待つ時間の仲良しな話し相手である義妹(能島瑞穂)や、佐藤滋演じる男等も、陰影が深く脳裏に刻まれた。
思い出せば、随分前に観た平田オリザ演出・松田正隆作「夏の砂の上」は衝撃で、戯曲の音譜を正確無比に再現したかのようであった。感情面も正確無比を期したのだろうか、とすればどのようにして・・。今回の演技の温度の通った印象は、それと通ずるのかそうでないのか。
・・回ごとに異なる範疇の現象を大層にピックアップしてるだけかもだが、台詞に裏づけられて行くキャラと、心情が溢れるような長女の動きには凝視させるものがあった。

塞いで蓋して
Enjoy Stage MITUBAKO
武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

Coming soon…【公演中止】
演劇研究会はちの巣座
シアターD300(神戸大学国際文化学部大講義室)(兵庫県)
2020/04/20 (月) ~ 2020/04/25 (土)公演終了

まんま、見ぃや!
カラスカ
新宿シアターモリエール(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/17 (月)公演終了

タブーなき世界そのつくり方
アブラクサス
サンモールスタジオ(東京都)
2020/02/12 (水) ~ 2020/02/16 (日)公演終了

KEISOU
ラゾーナ川崎プラザソル
ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)
2020/02/14 (金) ~ 2020/02/24 (月)公演終了
満足度★★★★
現在と戦時中の話が絡み合って進行するなかなか重厚なしっかりとした舞台でした。舞台上は非常にシンプルでしたが、音響や照明がしっかりとしていて2つの時代をきちんと描き出していました。
その場で全力疾走するシーンは、まるで本当に走っているようで臨場感がありました。
戦時中の話は正直分かりにくく実感できない部分もありますが、しっかりとした作りと演技で、2つの世界に引き込まれた2時間弱でした。

第3回HOTPOT 東アジア・ダンスプラットフォーム
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
横浜赤レンガ倉庫1 号館 3F ホール、象の鼻テラス(神奈川県)
2020/02/11 (火) ~ 2020/02/16 (日)公演終了
最終日を拝見。牧歌的に始まるコンセプチュアルアートと、肉体中心のストイックな舞踊という印象。ダンスって自由でいいなと改めて思った。
動く体に意識を集中させて鑑賞するのは、お芝居を観るのとは違う体験。特に小空間は一対一の出会いの感覚もあり贅沢。
『地面のうた』
振付:白神ももこ
出演:白神ももこ、西井夕紀子、長峰麻貴
『a body is a not body』
振付・出演:笠井瑞丈×鈴木ユキオ

メナム河の日本人
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2020/02/15 (土) ~ 2020/03/07 (土)公演終了
満足度★★★★
サスペンスドラマを観ているようなドキドキの展開。面白うございました。
SPACの前2作は、少々、独特な演出味が強くって・・・それは、それで興味深いのだけれど・・・同じ役者さんで、これだけテイストの異なる世界が構築されるのだなぁ・・・としみじみ感じ入りました。

寒がる寒がり
あひるなんちゃら
OFF・OFFシアター(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/19 (水)公演終了
満足度★★★★
駄弁芝居、なんて主催は卑下しておられますが、今回観た感じですと、なんだかテンポが良くなってきた気がしました。篠原さんはやはりツッコミのほうが好みという感じです。
厳寒期になぜか手をこすり合わせつつ、あひるなんちゃらというのが年中行事になりつつありますか...頑張っていってほしいです!

天保十二年のシェイクスピア【東京公演中止2月28日(金)~29日(土)/大阪公演中止3/5(木)~3/10(火)】
東宝
日生劇場(東京都)
2020/02/08 (土) ~ 2020/02/29 (土)公演終了
満足度★★★★
二幕、3時間35分(休憩20分込み)、豪華な舞台であった。役者バカ系がごっそり揃っており、主演の高橋一生氏(白土三平調)にはニヤニヤした。シェイクスピアのエッセンスを煮込みに煮込むと、人間の業の深さに気が滅入るジェノサイド演劇に。余りに陰鬱なストーリーなのだが、終わってみるとやたら爽快な気分なのが不思議。井上ひさし流の『それも含めて人間って面白いな』という達観した人間観なのか。
歌の歌詞など、左右に字幕が映し出されるので有難い。ヒロインの唯月ふうかさんを事故以来久し振りに観たが、凄まじく巨大なオーラを放つ女優になっていた。これからどうなることか益々目が離せない存在。オフィーリアの熊谷彩春(いろは)さんも可愛かったし、浦井健治氏のハムレットも流石にカッコイイ。一度観た方が良い。

正義について
殿様ランチ
駅前劇場(東京都)
2020/02/13 (木) ~ 2020/02/19 (水)公演終了
満足度★★★★
正義って難しくて、後になってみたら単なる横暴だったり、普通に暴力だったり...うまくいってそうで、実はそうではなかったり、相対的で矛盾に満ちている...
ちょっとした矛盾を突いてくる脚本は健在な感じですね。
(はてなさんは、以前もクリーニング店の人だった気がしますが...先に見たほうがスピンオフだったのかな?)
客席が、位置にもよるとは思いますが、ちょこっと暑い時間帯がありました...
次回も楽しみにしています。

ゴールドマックス、ハカナ町
桃尻犬
OFF・OFFシアター(東京都)
2020/02/05 (水) ~ 2020/02/11 (火)公演終了
満足度★★★★★
ダメダメな登場人物がビビッドに描かれていて、ちょっとだけ退廃的なところが当団体の持ち味?人間頑張っているんだけど...思うに任せないことが多いですね。次作にも期待してしまいます!