
第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』
DULL-COLORED POP
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2019/08/08 (木) ~ 2019/08/28 (水)公演終了
昨年の第一部で衝撃を受けた。今回3部作を見て、それぞれが違ったテイストで描かれており、単純に原発が誤りだとかではなく、忠実に起きたことを描いているところに感銘した。電気の恩恵に授かっている人たちに見てほしいと思った。いろいろ考えさせられる作品であった。

娯楽座の大忘年会2019
大江戸ワハハ本舗 ネオ大衆演劇・娯楽座
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2019/12/27 (金) ~ 2019/12/28 (土)公演終了

いけない先生
ろりえ
駅前劇場(東京都)
2019/12/26 (木) ~ 2019/12/30 (月)公演終了

娯楽座の大忘年会2019
大江戸ワハハ本舗 ネオ大衆演劇・娯楽座
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2019/12/27 (金) ~ 2019/12/28 (土)公演終了

私たちは何も知らない
ニ兎社
カメリアホール(東京都)
2019/12/28 (土) ~ 2019/12/28 (土)公演終了

マクベス
DULL-COLORED POP
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2019/12/12 (木) ~ 2019/12/22 (日)公演終了

勝手にPV2
制作「山口ちはる」プロデュース
小劇場 楽園(東京都)
2018/12/27 (木) ~ 2019/01/06 (日)公演終了

ミー・アット・ザ・ズー
悪い芝居
シアタートラム(東京都)
2019/12/04 (水) ~ 2019/12/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
■約130分■
話の骨格だけを見るならば、王道的な兄妹物語。そこに悪い芝居らしい現代性やひねり、脱力ギャグが盛り込まれ、グイグイと惹きつけられた。山崎彬、快調!

『僕と死神くん』『KNOCK KNOCK KNOCK 或いは別れた記憶たち』
ポップンマッシュルームチキン野郎
シアターサンモール(東京都)
2019/12/18 (水) ~ 2019/12/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
■『KNOCK KNOCK KNOCK あるいは別れた記憶たち』鑑賞/125分強■
諸短編だけでなく、今回はそれらの入れ物になっているメインストーリーも素晴らしい出来。それ自体、人間の綾に満ちた奥行きのあるドラマでした。脚本・演出・演技、いずれにも妥協のない好短編集!

新年工場見学会2020
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2020/01/02 (木) ~ 2020/01/05 (日)公演終了
満足度★★★★
今年は初日の工場見学。昨年までは思いもしなかったが幅狭の椅子に3時間の長丁場を嫌って「ザ・ぷー」の出ない初日を選んだ。周りを見れば、以前は散見したご高齢のお人は今回一人も見当たらず(私の目には)、せいぜい自分より年下だろう年増の類が数える程。若者率の高い劇団は他にもあるがここは少し雰囲気が違う...と話し出せば長くなりそうなので割愛。
黒田大輔不在の為、「なあ大輔洋介・・」と二人に声掛ける前田司郎という図が見られず、それを気にしたネタ、というより本音トークを最後までやっていた。
演劇の方は二つとも基本パロディだが、五反田団はネタとして入れ込む感じ、ハイバイの方は劇全体でパロってる感じなのが、毎年変わらぬ両者の棲み分けで今回もそれは見事。芝居も中々であった。
五反田団は「こんか~つ、こんか~つ」(ちりりん)という売り声で自分を嫁として売り歩いてるシーンに始まり、日本を代表する男女を集めたという(笑)「婚活パーティ」を舞台に陰謀が交錯し、毎度の血しぶき(紙)舞う活劇。初代伝説の婚活荒し(的な名称、忘れた)に内田慈、彼女とまぶダチの二代目に西田麻耶。主人公である二代目が小泉進次郎+滝川主催の婚活パーティで他の女性らを先導しながらヘナチョコ男性ら(と一蹴する感じでもない微妙な線がいい)を物色するシーンのリアルなコメントが笑える。けなすばかりが能でない、フォローしつつの己もチャンスに掛ける部分あり、という気合の漲り方が、虚実(舞台と現実)の境界を行く。それが(それが特徴とも言える?)五反田団の醍醐味か。
一方岩井秀人作は年末までやってた出演舞台を終えた僅かな時間で作ったという、ガチンコファイトクラブという番組のパロディ。「伝説の俳優」(冒頭マイクを持ったナレーション役が、ハイバイ初期の公演で「7~80人」の観客を沸かせたというエピソードと共に紹介、演じる役者がその本人かは不明)が集った荒くれ者の一人から食らう「お前誰だ」の一言から始まる。番組そのものを笑っている訳でもあり、垣間見える人間性を視聴者目線で笑っている訳でもあるが、大げさで作り物っぽくても真実らしさがあり、それをまともに食らった衝撃を緩和するために笑うのでもある、あの番組の美味しい所を舞台でリアルに再現という趣向であった。これを見たさに最終日も行こうかと迷った。(初日は若干粗かったので)
合間には「トラディショナル」な獅子舞現代アレンジの出し物、休憩時はこれも毎度のホットワイン。という事で雑煮で腹一杯の正月時間であった。

R.U.R.
東京娯楽特区
調布市せんがわ劇場(東京都)
2020/01/05 (日) ~ 2020/01/06 (月)公演終了
満足度★★★
今回3公演目という若手、初であったが演目にひかれて観劇。1年前のハツビロコウ公演はやや圧縮版(1時間半強)であったが今回のは2時間。結論的に言えば結構厳しい観劇であった。台詞をもっと大事にしてでも休憩を挟んで2時間20分、やるという判断も有り得たと思った。もっともラストの台詞までの時間をどう按配するか、という観点ではスピード優先が正しい判断かも知れぬが。。
ロボットの支配に下った人類が「奴隷」であるはずの(自らが作った)ロボットと対峙する状況のリアル感覚の度合いが、登場人物らにどう共有されているか、その上でどういうやり取りになるか、この劇の高揚は何から来るのか、役者の「思い」の向けどころという点で相当厳しいものがあった。拙いながらの役のリレーはどうにかゴールまで完走はした、とは思う(その間の多くの台詞を勿体無い扱いにしているのは否めないが)。
せんがわ劇場には5年前、重厚に作られた風煉ダンスの舞台以来で、今回ステージ床面と袖、歩くと木の音がする普通のステージの様子を初めて見たが、この小屋の使えこなし方についても考えてしまった。空想物語であれば尚、その工夫は考えられて良い気がした。

七人の妊婦
かのうとおっさん
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2019/12/17 (火) ~ 2019/12/18 (水)公演終了
満足度★★★★
昨年度、最後に観た作品です。
20周年おめでとうございます。物販のTシャツがほぼ売り切れで購入できず、泣いたものです笑
20周年Tシャツ!あと、日付を間違って予約したうっかりハチベエです笑
さて、そんな私の劇の内容と関係のないエピソードは別としまして、ネタばれしない程度に感想をば。
毎度、ばかばかしい話をありがとう。
以上。
異常?いや、私ではなく、作品がそうなんですよね。なんと言いますか、この劇団の魅力なのですが、無駄に「あ!」みたいな変な納得を誘う(私はだまされない!)力業の展開(或いは収束)があるんですよね。今回もその魅力が遺憾なく発揮されてました。おかげで小難しく考え込むのではなく、楽しく鑑賞できるのですよね。
なので、
最終的な感想は、先のものとなるのです。

ダンス オブ ヴァンパイア
東宝
博多座(福岡県)
2020/01/01 (水) ~ 2020/01/07 (火)公演終了
満足度★★★
後方の席でしたが通路側の席だったので、キャストさん方が数回真横を走り抜けていきました。久しぶりに生オケで、幕間のクコール劇場、フィナーレの御大二人以外のキャスト総出演のダンスなど楽しんできました。ラストシーンは人間側のハッピーエンドでないのも面白いです。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
HEP HALL(大阪府)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
HEP HALL(大阪府)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
繰り返される同じ10分間からいかに脱出するのかの本筋がまず素晴らしいのですが、その本筋に全く絡まない細部にまで神経が行き届いていて、二回三回観ても堪えられる素晴らしい脚本でした。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/05/25 (土) 18:00
関西在住の友人に勧められて、観劇しました。
10分でタイムリープしてしまうワンシチュエーションで、成り立つのかな?と不安?でしたが、杞憂でした。観せるための工夫、計算が細部に渡ってなされており、再演される人気作品であることも、納得。

あつい胸さわぎ
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/09/14 (土) 14:00
iaku今回で3作品めとなる観劇(1作目は小松台東とのコラボ)で、毎回、「最高!」が更新されます。関西弁の軽妙な会話と、いろんな形の恋愛模様と、重いテーマとのバランスが抜群。ステージ上と客席とが地続きで、自分の身近で起きている出来事のようでした。

フラッシュバック
チタキヨ
恵比寿天窓.switch(東京都)
2019/04/11 (木) ~ 2019/04/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2019/04/12 (金) 19:30
チタキヨらしい、等身大の「今」をリアルに描いた作品。上演前に劇中歌のMVや、その曲に関するラジオ番組がYouTubeにアップされ、実在した話のように感じられました。脚本家と演者の信頼関係が無いと成り立たないであろう、心の深部に踏み込んだ独白が、今回も凄かった。

10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
HEP HALL(大阪府)
2019/05/10 (金) ~ 2019/05/12 (日)公演終了

クレプトキング
ENG
六行会ホール(東京都)
2017/11/15 (水) ~ 2017/11/20 (月)公演終了
満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
主演の平山佳延さんが特に良かったです。主演らしい熱のこもった演技で。いい感じに三枚目でもあり、和ませてくれました。
持田千妃来さんはいつものクールさを抑えめにして、コミカルな演技もこなしつつ、終盤は得意の殺陣を長刀で披露されました。持ち味が発揮されていて良かったです。
福地教光さんはさすがでした。この年はじめのホットポットクッキングの舞台では見事な怪演でしたが、この舞台でも期待以上でした。
ストーリーが良かったので、再演を期待します。