
痩せてるカンガルー
赤面社会人
スタジオ空洞(東京都)
2020/01/18 (土) ~ 2020/01/19 (日)公演終了
満足度★★★★
とにかく脚本と演出が素晴らしい
展開の間を無くすことでカット割り的な効果を生んで、時間軸やキャラクターの過去現在をそれこそ鞄に詰め込むように混ぜ込み取り出す手法
作演の金原さん、社会人なのでなかなか次が大変かもだけどこの人の作った物絶対また見たい
あと特筆すべきは小道具としてのスマホの使い方
現代劇に必要不可欠な小道具だけど、これだけスキルフルに現代的な使い方(ハンズフリーとか着信タイミング、細かいスマホの機能)で使いこなしてる作品は初めて見た
他の劇団もこのレベルを見習ってほしいくらい

十二人の怒れる男 -Twelve Angry Men-
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2020/01/10 (金) ~ 2020/01/20 (月)公演終了
満足度★★★
会議劇の金字塔、キャラクター構成や意見のぶつかり合いと覆っていく展開はやっぱり素晴らしい
ただどうしても古い作品であることは隠せないなと
現代の客的感覚とは相容れない部分も多いし、後発作品の面白さを知ってしまってる
昔ながらの豚骨ラーメン的だなと
それぞれのキャラはもっと際立てても良かったかなと
怒鳴る二人についても、もう少し親和させた方が好きだし
見てると自分なりの会議劇を考えたくなる
まぁ原作な雰囲気を知れる良さもあった
そう思うと三谷幸喜は上手く作ったなと
優しい日本人の書き換え方の上手さを改めて感じた

共演者
2223project
小劇場 楽園(東京都)
2020/01/09 (木) ~ 2020/01/15 (水)公演終了
満足度★★★★★
伴奏が無い中でソリストたちが奏でる感情の音、音、音
時に協和し、時に不協和なそれら
舞台の上で自身を主張しないとかき消されてしまう危機感を感じる
大きな音の張り合い、伴奏もいつしか荒々しくなって
やがてぶつかって大きな音、一つ
良い音楽を聴いた時の様な快感だった
笑ってモヤついて感情が揺さぶられる
わかりやすくそれを与えてくれるメインの女優4人の素晴らしさ
そう、この作品はとてもわかりやすい
だけどその想像を超えて心を掴みにくる
エンターテインメントでありファンタジー
面白さこそが演劇における最強のステータスだと示す作品

You're a Good Man, Charlie Brown
Sweet arrow Theatricals
シアター風姿花伝(東京都)
2020/01/04 (土) ~ 2020/01/13 (月)公演終了
満足度★★★★
やっぱ俺はミュージカル好きなんだなと
ピーナッツのキャラたちがそのエピソードを場面として綿々と舞台上に繰り広げ、その中に溶け込んでいく
会場の座席と舞台の作り方がとても良くて、他の小劇場作品もこんなふうにもっと自由であって良いのになと

イケてるともだちX
なかないで、毒きのこちゃん
ザ・スズナリ(東京都)
2020/01/11 (土) ~ 2020/01/13 (月)公演終了
満足度★★★
たすいちや第27班系統の作品に変な生き物が沢山出てる感じ
くだらなさと余談にまみれた話なのに、なんとなく段々と泣きたくなる空気がある
ありがちさを包み込むのは役者としての良い存在感
何か目指している形があってその形をなぞっている、そんな風に感じる
作品の全体構成のパースが舞台美術と合わせるかのようにズレていて、ちょっと非日常な出来事をそういうものとして認識させる
ここ数作に感じる微かな既視感
器用すぎるのだなと

(本公演)土木座
guizillen
インディペンデントシアターOji(東京都)
2020/01/03 (金) ~ 2020/01/06 (月)公演終了
満足度★★★★
暴れるパワー満ちる現場
野郎どもは野郎どもとして描かれ、一つの生命体として騒ぎ叫び歌う
そしてそれに翻弄される女たちの物語
歌唱はまるでシュプレヒコールで、破壊と再生を恐れない雄叫びの舞台
シリアスと笑いが並行して走るのになんの違和感もないのがギジレンの強み
あと、久しぶりに拝見したバロンさんがやっぱり超カッコよかった…
髭の姿も荒くれの感じもめちゃめちゃ良いんだよなあ(語彙力…
この作品の男たちは末安さん以外は名前なんていらない男たちという存在で、ただ統一感による迫力が有って、物語の底へとストンと落としてく存在
![[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/888/stage_88810.jpg)
[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
(私には、足の裏がない) という言葉が、耳に残って離れない。
コロナも、原発も目に見えない怖さ、では、同じ。とても考えさせられた作品だった。
以前観た、寺山修司の作品に似て、シュールだな、と感じた。
オオソドックスな作品も好きだが、こういう雰囲気の作品も、個人的には好きです。
独特の怪しげな雰囲気、いつまでも残りました。
詩のひとつひとつ、噛みしめて、拝見させていただきました。
個人的には、よかったです。

アクリルジャンクション
backseatplayer
俳優座劇場(東京都)
2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
初めて伺った劇場でしたがとても見やすくよかったです。作品の内容は一部、二部ティストを変えて季節感あり楽しく拝見しました。
一部のミュージカル。歌声も素晴らしく。笑いもまじえて最高でした。生演奏も素敵で、金曜の夜仕事帰り申し分ない2時間10分でした。
![[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/888/stage_88810.jpg)
[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
前方下手寄りの席に座り、開演するとステージ上手側面に透明ボードで仕切ったブースが浮かび、中に演奏者が見える。「見やすいラッキー」と見ると、奥にキーボード奏者が居る手前にもう一名居るらしく、楽譜めくり?まさか、と思って終演後パンフを見るとなんとチェロだった。
開幕後、間歇的な音の中で白いビニル(防護服かその暗喩か)をまとった俳優らが一人また一人と出てくる(一名のみ男性で黒)。「詩」が始まると声(まずは演出篠田氏の低音)が心地よく耳をくすぐり、詩の内容はタイトルから想像され、シリアスの予兆はあるものの静謐な導入に居心地がよくなる。・・私めはこのあたりで野太い睡魔がもたげ、前夜の睡眠2時間の体調が表に出てきた。
耳は「言葉」を聴こうと試みるが言語認識(音から意味への変換)は追い付かず、「観劇」しているつもりで終ってみれば敗北。この舞台にとって全てと言える「言葉」を取り逃した。
痛恨の観劇であったが、五感で受けた印象だけ記せば・・
遊戯空間の「詩×劇」と言えば2年前新宿でやはり和合亮一氏の「詩の礫」を元に構成したものを観た。「詩」・「劇」を謳う通り舞台での主役は「詩(言葉)」であり、パフォーマー=語り手は言葉に命を吹き込むように声を出し、動き、位置取り、大勢で畳みかけ、静寂と闇の際が見えた。新宿文化センターでは観客は床の上に座る格好、役者をほぼ見上げる形で、「地面」を意識した。言語を際立たせるための発声と動き、という関係性は<地点>に似る。「仮名手本忠臣蔵」に通じるが出演者の数(こちらは役の数と言った方が良いか)、横に広がるステージで客席との近さもポイントであった。・・といった気づきは、今回との比較により、上野ストアハウスのどちらかと言えば縦長の箱でステージを見下ろす形、また出演者数(9名)に視覚的、聴覚的(声量)に若干物足らなさを感じたのは確か。但し演出的には数量による押しのパワーより、ナレーションを多用し「想起」の時間へ誘うものがあったようにも。視覚的にハッとする瞬間が幾つかあり何かの隠喩となっていたが思い出せない。時間があれば再見したいが今の所無理である。

飛龍伝~風信子と共に~
ThreeQuarter
萬劇場(東京都)
2020/11/26 (木) ~ 2020/11/29 (日)公演終了
満足度★★★
苦手でどちらかというと趣味ではないつか作品の中でごくわずか興味を惹かれる(もちろん原作読了済)作品であったし,この状況の中がなり立てることが多いつか芝居ではあるが,がなり立てることはないであろうと思い観劇。しかし,従来と同じ表現手法であったと思う。役者さんは熱演,このこと自体は素晴らしい。千秋楽だったので声がつぶれ聞き取りづらかったが,役者さんの責任とは言い難い。やはり,つか芝居であってもコロナ禍に応じ,演出を工夫することが重要ではなかっただろうか。最前列にはフェイスシールドを貸し出し,観劇用マスクを全員に配布するなど配慮しているが,数年は叫ばない演出が望ましい。コロナの不安を覚えながらの観劇は芝居の楽しさを半減する。

アクリルジャンクション
backseatplayer
俳優座劇場(東京都)
2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
2作ともに楽しい話で
生演奏も合っていた~♪
ただまぁ最初の話は古すぎる感があったかなー
まわりまわってOK・・?
2時間10分の舞台

ぷらすのと☆えれき「我が生涯、痛恨のダ・カーポ」【東京公演延期】
ラボチ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2020/12/04 (金) ~ 2020/12/06 (日)公演終了

明治百五十年異聞『太平洋食堂』『彼の僧の娘』
メメントC+『太平洋食堂』を上演する会
座・高円寺1(東京都)
2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
明治の話だけど、主張していることは2020年の今と同じじゃん、ってな感じでした。
平日の昼間の回だったので、ご高齢の方が多かったのですが、ぜひとも中学生、高校生、大学生の方たちに観てほしい舞台だな、と感じました。
100年以上たっても何も変わっていない、と感じるか、100年以上たって、このような舞台で平和を謳う演劇が堂々とできるようになったと感じるか。
高校生の娘にも見せたいと思いました。
![[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/888/stage_88810.jpg)
[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★
文字通り「詩×劇」
言葉の持つ力と肉体表現で2011年の福島から2020年のコロナに至る不条理の世界を明確なメッセージをもって抉る
音楽・音響がとても効果的だった

アクリルジャンクション
backseatplayer
俳優座劇場(東京都)
2020/12/02 (水) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
一部は、ミュージカル好きの私にはたまらない、素晴らしい音楽劇でした。すごーく満足でした。
主演の男の人、カッコよかった。うっとり!!!
二部は、まるで、吉本喜劇を観ているようで、すごーくおもしろく、笑って、笑っての連続。楽しめた。
主演の男の人、お父さん役の役者さん、いい味が出ていて、最高!!!
観てよかったです。満足です。
素晴らしい演技の役者さんありがとうございました。
冒頭のアベェマリア、感激。これでスタートというのは、いいですね。

2020
劇団肋骨蜜柑同好会
サンモールスタジオ(東京都)
2020/12/03 (木) ~ 2020/12/13 (日)公演終了
満足度★★★★
3日19時開演回(150分。途中、5分・10分の2回の休憩が入る)を拝見。
詳細は来週の再観劇時に述べるも、観客にこびない?熱気と決意の潔さに胸を打たれた。
![[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率](https://stage-image.corich.jp/img_stage/m/888/stage_88810.jpg)
[Go Toイベント]詩X劇 フクシマの屈折率
遊戯空間
上野ストアハウス(東京都)
2020/12/03 (木) ~ 2020/12/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
拝見し、原 民樹自死の際を想像してしまった。如何なる核にも未来は無い。我らはこの重い現実から始めるべきである。ベシミル! 追記後送華5つ☆

第七回園田英樹演劇祭
ユーキース・エンタテインメント
新宿スターフィールド(東京都)
2020/12/02 (水) ~ 2020/12/13 (日)公演終了
満足度★★★
「ロマンス」第七回園田英樹演劇祭 2020.12.3 19時 スターフィールドを拝見
中盤迄高校1年の仲良し5人組の少女たちの恋バナ(華3つ☆)

現代能楽集Ⅹ『幸福論』~能「道成寺」「隅田川」より
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2020/11/29 (日) ~ 2020/12/20 (日)公演終了
満足度★★★★
瀬戸山美咲作「道成寺」の選良意識が鼻につく父、母、医大生の息子。こんな人いないだろうというほど戯画化された描き方だが、自分の奢り(と裏腹のコンプレックス)が彼らの中に仄見える。痛い舞台だった。長田育恵作「隅田川」は、窃盗犯の鑑別所の少女が陥った不幸が、予想外の真相で、言葉を失う。男を責めてはいないように思ったが、後から考えると、「本当の名前を教えて」と頼んだ少女に、男は「あとで」とはぐらかした。ここに男の狡さ、無責任が凝縮されている。女は性暴力の被害者と取ることもできる。男にとっては怖い舞台だった。
どちらも老女役の鷲尾真知子の哀れさと凄みに大きく振れる演技が圧巻だった。「道成寺」の夫婦を演じた高橋和也の可哀想な程の勘違いの道化ぶり、明星真由美の秘めた夫への恨みと子の溺愛が痛々しかった。

パピプペポ〜!
THE CONVOY
恵比寿ガーデンホール(東京都)
2020/11/26 (木) ~ 2020/12/01 (火)公演終了
満足度★★★★
再演とはいえ今の日本にやってきたポー星人たち。あの頃との違いと、さらにはこのコロナ禍で驚くことばっかり。こちらも驚くほどの会話を繰り広げるのでありました。残念ながら生着替えもマイウエイもなかったけれど楽しかったです。しかし、あそこまで言っておきながらのあの着地。確かにオリンピックでまとめたらなんとなくいい感じ?それはないんじゃ無いということで★一つマイナス。