最新の観てきた!クチコミ一覧

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ザ・空気 ver. 3

ザ・空気 ver. 3

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/01/08 (金) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

冒頭、政治評論家(佐藤B作)がコロナ禍の体温測定で「37度4部」だったという設定から笑えた。現在只今のコロナを舞台に乗せて笑いのネタにしてしまうとは、何たる大胆不敵。さらに学術会議の任命拒否の裏情報をめぐる、メディア内の興奮と忖度と萎縮を見事に芝居にしていた。

評論家の翻心のきっかけに少しオカルトを使っていた。超自然現象を取り入れるとはご都合主義ではないかと思ったが、考えてみれば、評論家の抑圧された本心が無意識に現れたものとも取れる。ギリギリの線を攻めてきた際どい作劇である。

編集権を経営者から報道の現場が取り戻せ、そのための記者たちの話し合いをと語る。永井愛にしては珍しくストレートな訴えで、よほどの危機感なのであろう。笑いをまぶした社会批判劇といい、井上ひさし劇をほうふつさせる秀作である。

ネタバレBOX

政権批判する女性プロデューサー(神野三鈴)もじつは、所詮上から潰されるという安全地帯で騒いでいただけではないか。すでに「落とし穴」に落ちていたという指摘が胸に残る。そこまで言うと、現状でどんなに騒いでも騒いだふりをしているだけとなってしまうけれど。
スルース~探偵~

スルース~探偵~

ホリプロ

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2021/01/08 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

吉田鋼太郎があすがの貫禄で、舞台を仕切っていた。妻の若いツバメである柿澤勇人を手玉に取る老獪ぶり、すっかり相手を見直して「愛」を告白する本気ぶりが良かった。いずれもユーモアも含んだ抑制がイギリス紳士風であろうか。柿澤はパンチ一枚になる、鍛えた肉体にはほれぼれした。

逆転、また逆転のストーリー、とくに1幕の最後から2幕のはじめはまったく予測不能で、驚いた。こんな手があったのかという感じ。そのあと、柿澤演じるマイロが復讐するところは、少々迫力不足だったか。設定もアンドリューがそんなに焦るような話ではないと思う。

映画版だとふたりの階級差、英国人とよそ者(イタリア人)の格差がもっと際立つそうだが、今回の舞台はそこはかあまり感じられなかった。甘いマスクの柿澤から労働者階級の移民2世のルサンチマンを感じろといわれても難しい。例えば西尾友樹なら、感じが出るかもしれない。
それは実はもう一方の吉田鋼太郎にも言える。公私ともに充実の人気絶頂だけに、老いと肉体へのコンプレックスを読者に感じろと言われても難しい。(そう言うセリフが長々とあるわけでもない)
演出も今回は、それぞれのルサンチマンはさらりと触れる程度で、互いに相手に負けないぞという対抗心丸出しのマウンティング合戦で通していた。

作者がシェーファーというから、「ブラックコメディ」の作者と同じかと思ったら、あちらはピーター。こちらはアントニーで、双子の兄弟だった。「スルース」は2度映画化されているそうで、

ネタバレBOX

最後のカーテンコールで、3人いたが、一人はスタントマンだったようだ。多分、階段落ちのシーン。ここは肝なので迫真の演技が必要だが、そうすると危険があり、代役をたてたようだ。そこまでするか、とこれも驚いた。
「空  踵の下の」

「空 踵の下の」

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2021/01/14 (木) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

日程が半減した影響だろうが、客席はほぼ埋まっていたのに驚いた。「緊急事態」がなんぼじゃと天邪鬼に出向いた自分はガランとしたアパラタス(会場)を確信していたのだった。
佐藤利穂子のソロであったが、照明を勅使川原氏がライブでオペしているように見える瞬間が何度かあり、update dance初日の「探り」の雰囲気を微かに感じた所である。で、原作の無いダンスの創作を二人が何をよすがに、あるいは起点に据えてスタートしたかは判らないし、ある種の時代の空気であったり、まあそのあたりだろうな、と推量しながら鑑賞したが、見えて来るのは佐藤利穂子の身体(舞踊機械としての)の機能・性能・癖、動きの法則性であったりする。身体言語の体系を見ようとする目になる。身体言語を使った表現する「対象」を見ようとはするが、結局は身体言語の文法を見つけようとしている自分がいる。あるいは「美」を見出そうとしていたかも知れぬ。だが見えてくるのは固有の身体のありよう、という事だったか。
カラスでは舞踊と、音楽(音)の両輪になる。装置はなく照明も複雑でないので最も雄弁に観客に手を伸ばしてくるのは身体(踊り)と音楽だ。今回冒頭と最後に味わいのあるピアノ曲を置き、その間に合唱曲がエンドレスに繰り返されるものだった。アフターの解説ではロシアの歌曲との事だが、グレゴリオのようにアカペラで聖歌の響きがある。これは昨年の『銀河鉄道の夜』(見そびれた舞台!)に用いられた曲であり、勅使川原氏はカンパネルラとジョバンニの「繋がり」の在り方をモチーフとしたかったと述べたが、音を気にする自分としては、同じ曲がループされるように巧く繋いだのは良いとして、これが一つの曲として聞かれる限界があり、今回はその時間を超えていた(私にとっては)。ループは地獄、又は狂気をイメージさせる。勅使川原氏がそれを狙った事は考えられず、だとすれば、そのように感覚する私のような客を想定しなかったというより佐藤女史の舞踊の着地を待ったという事なのだろう(タイミングでピアノ曲がフェードインし、合唱曲がフェードアウトする)。
私がループの狂気を感じ始めた後半は、私が踊り手の動きからストーリー性でなく広い意味でのリフレイン、停滞を感じたのかも知れない。このMで踊るのは中々大変ではないか。1時間弱、踊り続ける体力は想像外だが、瞬間瞬間0.1秒単位で推移する「現象」が持つエネルギーは、恐らく感じ取っている。これに言語を与える事に終演後の勅使川原氏のトークがなったかどうかは別として、今のこの状況(コロナそのものではなくコロナに不随するもの、と私は読み取った)に耐える日々の中で、光明を見出そうというエールは心にしみた。

東京原子核クラブ

東京原子核クラブ

アイオーン / ぴあ / オフィス・マキノ

本多劇場(東京都)

2021/01/10 (日) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★

NHKドラマ太陽の子と背景が同じなんですね。東京の理研が陸軍、京大が海軍で原爆の開発をしていたわけだ。政治家や軍の上層部と同じような視点に科学者もなってしまうところがポイントでしょうか。戦時中の研究は他にも問題に挙げられてますし。セリフにもあったように科学の進歩は自然なこと。結局、知能や知性はもう一方の自然な同胞愛や同胞への想像力から簡単に遊離するということでしょうか。全体はホームドラマ調なのに戦争や科学との冷たいギャップありますね

『コントロールオフィサー』+『百メートル』二本立て公演

『コントロールオフィサー』+『百メートル』二本立て公演

青年団

アトリエ春風舎(東京都)

2020/12/31 (木) ~ 2021/01/10 (日)公演終了

満足度★★★

コントロールオフィサーは面白かった。100mはやや退屈。

四天王御江戸鏑

四天王御江戸鏑

国立劇場

国立劇場 大劇場(東京都)

2021/01/03 (日) ~ 2021/01/27 (水)公演終了

満足度★★★★

2階席で拝見しました。花道使う場面はややみづらかった。

青木さん家の奥さん

青木さん家の奥さん

劇団ファットマンズクラブ

山形市民会館(山形県)

2020/12/26 (土) ~ 2020/12/26 (土)公演終了

満足度★★★★

1人ひとりのキャラが濃いけど、
しっかりと舞台としてまとまっていたと思う。
合わせるべきところは合わせ、そうでないときは、キャラを立て、そのスイッチを上手く操作できていたと思う!
とても面白かった。

ハンナのカバン

ハンナのカバン

劇団文化座

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2021/01/09 (土) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/13 (水) 19:00

座席1階

文化座には珍しいミュージカル。ストレートプレイでなくミュージカルでホロコーストを取り上げたのは、子どもたちへのメッセージとして成功していると思う。
アウシュヴィッツ博物館から東京のホロコースト教育資料センターに、展示品の一つとして届けられたのが、ホロコーストで命を絶たれた少女、ハンナ・ブレイディの旅行かばんだった。家族でただ一人生き残ったハンナの兄・ジョージが、これをきっかけに訪日し、日本の子どもたちと出会った。この物語は児童書になっていて、今回、文化座も忠実に舞台化した。
ヒトラーによるユダヤ人虐殺は教科書にも載っているから、多くの子どもたちが知っているだろう。だが、なぜユダヤ人が迫害されなければならなかったか、という疑問は出る。今回の舞台で、そこにきっちり答えを出しておくと、子どもたちにもより分かりやすい舞台になったと思う。
途中休憩をはさんで二時間半弱。鍛えられた役者たちによるミュージカルは、物語の説得力を増すのに十分効果があった。やはり、戦争と平和という大きなテーマでは、文化座の舞台は力強さを感じる。このコロナ禍ではあるが、多くの子どもたちに見てほしい作品だ。

ネタバレBOX

隣でやっている「ザ・空気」は、席の横にアクリル板を設置していたが、文化座は席を一つ空けていた。どちらが感染予防に効果があるのかは分からない。緊急事態宣言で午後8時以降の営業が目の敵になっているが、東京芸術劇場では、終演が9時半近くになる舞台も通常上演としているようだ。
ぎふ葵劇場幕引き公演

ぎふ葵劇場幕引き公演

劇団朱雀

ぎふ葵劇場(岐阜県)

2020/12/19 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

舞踊もお芝居も日替わりで、いつ行っても楽しめました。
なんと言っても早乙女兄弟の舞台へ対する熱量。そして、それにみんながついていこうとする姿がとても印象的でした。
毎日でも通いたかったです!

音楽劇 獅子吼

音楽劇 獅子吼

オールスタッフ

上野ストアハウス(東京都)

2020/10/21 (水) ~ 2020/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

今年(2020年)観た芝居で、一番泣けました。

地獄變

地獄變

花組芝居

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2021/01/07 (木) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

初めての三島歌舞伎。書かれた時代背景や芥川原作との違いを知ることが出来ました。舞台は背景も立ち位置も絵画的華やかさで大変好みでした。三島的な耽美主義ということでしょうか。退廃と破壊と悪徳の栄えという。役者さんたちの動きも声もさすがというメリハリ。私は特に餓鬼3人の踊りに最初から最後まで注目してしまいました。

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人

劇団四季

JR東日本四季劇場[秋](東京都)

2020/10/25 (日) ~ 2022/01/10 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

170分。途中休憩20分含む。

ザ・空気 ver. 3

ザ・空気 ver. 3

ニ兎社

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2021/01/08 (金) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

当たりシリーズだけあって、見ている間は、展開も面白く楽しめるが、現代世間批判としては新劇版ニュースペーパーみたいで、作者が永井愛なら、もっと演劇的に深く突っ込めるのにと、「時の物置」や「パパのデモクラシー」を懐かしく思い出してしまう。
テレビのニュース番組の裏話で、このレベルのメディア批判劇は既に幾つもある。若い作家も書いている。永井愛ならもっと、ユニークな視角でドラマを作ってほしい。というのはこちらの勝手な願いで、この方が分かりやすい。劇場の観客はテレビしか見ない善男善女だからこれでいい、現に拍手喝采してくれるではないか、といわれると二言はないのだが。
現実社会の実働人間はニュースが必要なら、新聞も週刊誌もSNSも利用する。この舞台で見られるようなテレビ番組だけを頼りにしてはいない。トランプは半分も支持者があるから侮れないという識者もいるが、あれだけテレビで宣伝し、SNSで発信しまくっても半分に届かないのである。別の評者(かず氏)も言っているように、これで自らの主張とするならかなり寂しい。
しかし、この優れたおとなしい劇作家をこのレベルまで駆り立てたのは、新国立劇場での官僚との対立や現政権のでたらめ政策が蓮日繰り広げられ腹に据えかねたからであろう。無学・無神経な政治家・官僚の権力を嵩にきた文化いじりは本人たちが気付いていない一国の文化水準を貶める罪深い所業だ。

男と女

男と女

三栄町LIVE

三栄町LIVE STAGE(旧:フラワースタジオ) (東京都)

2021/01/05 (火) ~ 2021/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/05 (火) 19:30

座席1階3列

価格3,000円

重白いヒト・・・
年明け観劇初めの舞台は四谷の三栄町LIVEにて「男と女/部落。」
60分と30分の2本立て
世代、性別、境遇により響き方は様々だが
避けては通れない、背けてはいけない題材であった
人はなぜ生きるのか
なぜ死を選んではいけないのか
非常に考えさせられた
2丁拳銃の小堀氏の熱演が光った

プラチナ・ムーン・パーティー

プラチナ・ムーン・パーティー

劇団イン・ノート

OFF・OFFシアター(東京都)

2021/01/07 (木) ~ 2021/01/12 (火)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2021/01/09 (土) 19:00

座席1階2列

価格2,500円

初観劇の劇団
20代前半の役者多数の若く力強い座組
タイトル通り「パーティー」の準備で
各チームが右往左往しながらも団結し一つの目標に向かう姿が
差し詰め劇場演劇の公演に向けて尽力する若手劇団員たちの姿と被る
彼ら彼女の伸びしろに大いなる期待を寄せて・・・

Mum

Mum

Reading Bitter

jagaimo劇場(東京都)

2021/01/09 (土) ~ 2021/01/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

持田千妃来さん出演。
初日の3公演(朧月、霞月、幽月)をそれぞれ観劇。持田さんは唯一、役を替えて全公演に出演。2公演に出る演者さんも何人か。1公演の出演者は9人で、メインどころは5人ほど。
朗読劇はともすれば眠気を誘ってしまい、難しいところがあります。演者の力では限界があり、飽きさせないシナリオがとても大事です。この演目はストーリーの抑揚がうまくできていて、60分の間飽きさせないことに成功しています。もちろん個人の感想ですが。
演者さんのスタイルかも知れませんが、台本にずっと目を落としている人と、時々顔を上げる人がいます。顔を上げる方が印象が良いです。川代慶一郎さんは良かったと思います。
劇場は席数からすると30人収容で、それぞれ観客は8人、9人、10人でした。
脚本・演出の方が公演の後説などで話されました。初々しい方だと思いましたが、まさか中学生だとは。千歳ゆずさん、すごいですね。
持田さん含めてヒロインのフリージアを演じた3人の方。それぞれ、特徴のあるアニメ声を披露されてました。こんなに違う声が出せるんだと感心です。

ネタバレBOX

お墓には、赤い菊が供えられてたのでしょうか。3回観劇して、やっと分かったような気がします。演劇であればもっと分かりやすいでしょう。朗読劇は難しいですね。
最後のシーン、スモークを出す音がはっきり聞こえすぎでした。これも静かな朗読劇ならではかも知れません。
アイネ・クライネ・ノスタルジック

アイネ・クライネ・ノスタルジック

こちらスーパーうさぎ帝国

駅前劇場(東京都)

2021/01/06 (水) ~ 2021/01/10 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/09 (土) 14:00

価格3,800円

初観劇の団体で
「初めて割」という割引システムがあるのが優しい
タイトル通りちょっぴりノスタルジック
登場人物それぞれがキャラ立ちしていて楽しい
不覚にもホロっと来てしまった。

ネタバレBOX

劇中には登場しない「彩」という子供の名前に込められた意味を考えながら見ていた。
この閉塞感漂うずっと灰色な雲が世界全体を覆っている1年間
劇中の登場人物がどんな「彩(いろどり)」を付けていくのか
2021年、エンタメ界を進んでいくキャストの姿に重ね合わせた
東京原子核クラブ

東京原子核クラブ

アイオーン / ぴあ / オフィス・マキノ

本多劇場(東京都)

2021/01/10 (日) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/10 (日) 18:00

価格7,700円

アッという間の2時間50分(休憩15分あり)
前半と後半のメリハリもよく終始飽きさせない演出
戦前、戦中、戦後と日本の動乱期に巻き込まれる形で
原子力開発を進めていた科学者たちの悲喜交々を描いた上質な作品
初めて観劇される人には少々時間が長いかもしれないが
それを感じさせない作品

地獄變

地獄變

花組芝居

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2021/01/07 (木) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/12 (火)

価格5,380円

以前から、その名は承知していたものの、ご縁がなかった花組芝居さん。今回、漸く、その目で舞台を観ることが叶いました(12日19時開演の夜叉組を拝見)。

演目は、芥川龍之介原作・三島由紀夫脚本の『地獄變』。本来のストーリーは、肉親の情さえ凌駕してしまう芸術至上主義を描いた、まさにシリアスそのものの作品。
しかし、花組芝居のそれは、劇伴や衣装・セット等、おどろおどろしくも豪華絢爛、かつ、剽げた味わいもある1時間40分(含・休憩15分)のエンターテイメント…いや、満足度の極めて高い見世物に仕上がっていた。木戸銭以上の価値のある「芝居」、「魅」せて頂き、有難うございました。

【追記】
キンケロ・シアターくらいの舞台幅・奥行、客席との距離、花組芝居「一座」の芸風に接するには、まさに最適じゃないかなぁと感じた。
駅から会場までの道のり、寒いのを堪えて来た甲斐があった。

ネタバレBOX

【配役(修羅組/夜叉組)】
堀河大臣(おとど):丸川敬之さん/小林大介さん
家司丑輔(けいしうしすけ):秋葉陽司さん/北沢洋さん
蔵人右馬之助(くろうどうまのすけ):松原綾央(あやお)さん/ミヤタユーヤさん
絵師良秀(よしひで):桂憲一さん/原川浩明さん
弟子筆雄(ふでお):横道毅さん/大井靖彦さん
弟子縹若(はなわか):磯村智彦さん/磯村智彦さん
御台葵(あおい)の方:谷山知宏さん/加納幸和さん
良秀娘小女房露艸(こにょうぼうつゆくさ):武市佳久さん/永澤洋さん
女房冬荻(ふゆおぎ):山下禎啓(よしあき)さん/山下禎啓さん
仕丁(じちょう)1:北沢洋さん/谷山知宏さん
仕丁(じちょう)2:ミヤタユーヤさん/丸川敬之さん
仕丁(じちょう)3:武市佳久さん/武市佳久さん
腰元ほのお(焔):大井靖彦さん/横道毅さん
腰元はたた(雷):磯村智彦さん/秋葉陽司さん
腰元もたい(瓮):小林大介さん/松原綾央(あやお)さん
東京原子核クラブ

東京原子核クラブ

アイオーン / ぴあ / オフィス・マキノ

本多劇場(東京都)

2021/01/10 (日) ~ 2021/01/17 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2021/01/11 (月) 18:00

マキノノゾミの代表作だが、実は観るのは初めての作品。優れた丁寧な戯曲を、しっかりした役者陣がしっかり演じてて、気持ちよく帰れる作品だった。
 朝永新一郎(劇中は友田)が理化学研究所の仁科芳雄(劇中は西田)の研究室に入る昭和7年から、戦争を経た21年までの、友田が住んだ下宿「平和館」での出来事を描く群像劇。中心は友田だが、それぞれの役にそれなりの物語があり、丁寧に描かれているのが観ていて楽しい。第1幕ではバカらしい出来事ばかり描いているが、時折出てくる戦争の色が、第2幕では軸となるというあたり、マキノの筆が冴える。役者陣は若い人が多いが、それぞれしっかりしたものを持ってて、しっかり演じているのも好感。古くから観ている小須田のアンカー的ポジションや、宝塚出身の霧野の華やかさなど、観るべきところはいっぱいある気がする。

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