
お伽草子
アートプロジェクト集団「鞦韆舘」
藝術工場◉カナリヤ条約(大阪府)
2021/01/16 (土) ~ 2021/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
鞦韆舘 ステージ・ラボAON『お伽草子』6st目観劇
■B 不安のランチ
母性/自我/本能、そして旅立!
心配と応援、のりこ頑張れ!
■C 静かな時
乙女なオカマ、扉を開け…
町子のツッコミ心地好し!
愉しかった。
■A 草本・しまうまの毛
さくら,あやみ,しずか…
苦しく寂しい時の友は…
ほっこり!
そして
■アフタートーク
C 静かな時)
まさかのボツネタ発言。
確かに「3び…」って言ってるなと思ったら、そう言う事…
厳しい演出!
A 草本・しまうまの毛)
3年前も同小屋で拝見したが、この演目好き。
B 不安のランチ)
西原さんのアフタートークあるのかな?
来週も観劇予定。
今回拝見した演目も、キャスト違い等々ある様で、楽しみ。

メビウス
STAR☆JACKS
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/08 (金) ~ 2021/01/11 (月)公演終了
満足度★★★★★
今年の観劇初めはSTAR☆JACKS & Cheeky☆Queens さんの『メビウス』千秋楽。
2人芝居も好きですが、14人だとビジュアル含め情報量も多く、登場人物もそれぞれ各役者さんでかなり作り込まれていて、とても良かった。
感動~~~~涙が……………
今回初めて拝見したCheeky☆Queens新メンバーの方々も役にとてもマッチしてて最高!
でも三原悠里さんの演技は所作を含めダントツ素晴らしかった。

禍福あざなう
AI・HALL
AI・HALL(兵庫県)
2020/12/26 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
Bプロ千秋楽観劇
■よるべ:友想う心が響いた。灯台が寂しそう。
■幻肢:川端~、 真緒さんがお綺麗でした。
■まつとし:竹取物語なぞりつつ、認知症・老い…祖母思い出した。
■枯れ尾花:疫病風刺…医療人コロナに負けるな!
■月のない:家出少女と保護したおじさんと絵本、不思議な関係、面白し。
■風待ち:厳しい蔵元経営、父と娘。祝日本遺産!
2020年の観納め公演、人想う演目多くて良かった!

禍福あざなう
AI・HALL
AI・HALL(兵庫県)
2020/12/26 (土) ~ 2020/12/27 (日)公演終了
満足度★★★★
Aプロ千秋楽観劇
■*宇宙人:人の冷たさ再認識、怖っ
■海の底:地球心配、人無力、豆球良かった。
■起こるべく:コロナ対策…考えすぎって滑稽ね。
■さようなら:海硝子に募る想いが心染みた。
■劇作家:アンドロイドの自我、劇作家に…幕間も楽しませて貰った。好き
■無様:交番を訪ねる記憶喪失者?役者って本当に…ですね
色んな作品面白かった!

プカプカ漂流記
劇団昴
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/01/20 (水) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2021/01/24 (日)
価格3,800円
1月24日17時開演のAチームを拝見(60分+休憩10分+50分)。
確か「サンデー毎日」が火つけ役だった「イエスの箱舟」事件。
リアルタイムで事件の推移を目の当たりにしていた元・福岡市民として、興味深い題材だったのが観劇の動機。
でっ、女性コーラスの郷愁そそる歌唱を耳にしながら、「モデルとなった登場人物達に注がれる、作者の温かい眼差しに満ちた脚本」「真っ直ぐな手堅い演出」の作品を、基礎のしっかり出来た女優陣が表現した110分の舞台は、実に見応えのある・精神的充足感のある音楽劇だった。
良い時間を過ごすことができた。感謝!
【追記】
劇中、何度か披露される、橘田美穂(きった・みほ)さん奏でるアコーディオンの豊かな音色。歳がバレますがw横森良造世代の観劇オジサンはすっかり聴き惚れてしまいましたとさ♪

ゴジラ
“STRAYDOG”
新宿シアターモリエール(東京都)
2011/09/30 (金) ~ 2011/10/02 (日)公演終了
満足度★★★★
外岡えりかさん、長野せりなさん出演。
Bチームを観劇。9年以上前になります。
有名な戯曲、演目ですよね。アマチュアの舞台で、ゴジラをフランケンシュタインに変えたのを観たことがありますが、プロの舞台で観たのは初めてでした。
straydogさんならではの、ギャグの詰まった楽しい舞台でした。当時流行っていたKARAの「ミスター」、小泉今日子の歌、ゴジラの曲はもちろんモスラの歌など、音楽をいろいろ使って演出していました。いい感じでした。
巨大なゴジラがどうやって家にいる家族と会話しているんだろうとか、不思議なことはありますが、見ていると気にならなくなりました。
考えてみたら、これは舞台ならではですね。家を踏みつぶすほど巨大なのに、家の中で座って会話します。ゴジラ役の加藤慶祐さん、まったく違和感ありませんでした。
外岡えりかさんは、持ち味の可憐さを発揮してたと思います。当時は20歳でしたか、時の経つのは早いもので。
長野せりなさんは当時17歳、数少ない舞台出演で。日替わりゲスト的なものを除くと、7歳の時に出た「オイディプス王」以来。妹2人のうちひとりの役で、ガヤ的なものですが、セリフはけっこうあったと記憶しています。
なお、伊藤祐奈さんはAチームで非番でしたが、住吉真理子さんが木村カエラ「バタフライ」を披露したときに、バックダンサーで出てました。

ベクター
ハツビロコウ
シアター711(東京都)
2021/01/20 (水) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2021/01/24 (日) 13:00
座席X列1番
戦争の狂気、つまり、戦争が招く狂気、戦争によって表象される狂気、戦争に具現化される狂気、まあいろいろあるけれど。ついつい、自分だけは正気あるいは平常心という認識のもと、実はきゅきの渦中にいること自体に気付かないことはあるのだろうな。
異常が日常となっている現実に、ついつい惑わされてしまうから。
レイテで墜落した飛行機から、囚人兵たちが回収しなければならないものは何、というのがこの芝居のテーマ。
タイトルからしかり、それを探し行くというのが囚人兵であるということでも、おそらくそれは、、、と推測が先に立つのは当然だろう。
輸送機に搭乗した者たちが見つかり、そのうちの狂暴化した1人に、捜索兵の1人、村上が噛まれる。そこから先は、、、という予測は、、、、、

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
言葉遊びとゆーかテンポよく話が行ったり来たりしてとても楽しかった。お客さんたちもリピーターさんが多いのか和やかで、気にせず笑えた!しかし、そんな展開!と…。全話楽しかった。ありがとうございました。

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
宇宙人の恋、さっちゃんのいたずら恐怖ミステリー、元カノが想いをぶつけた披露宴で新婦の兄で新郎の親友の男が想いを伝える、SF地球侵略猫と犬 最後のミルク。 面白かった。 (追記)SF地球侵略猫と犬 最後のミルク、他の2匹はもう亡くなって、残りの1匹とも今別れようとしている所を戯曲にしている様に見えた、どこまでが劇中劇か、面白い作りになっている。

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
やはり、生のお芝居は雰囲気と気持ちがダイレクトに伝わって来るので良いですね。
もう、ワクワクするキャストとお芝居、楽しませて頂きました。
ありがとう、良い日になりました。

『救うか殺すかしてくれ』
努力クラブ
KAVCシアター(兵庫県)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
中年男 なにも良い事がない 女性に対して緊張して話せない 友人がいない すべての不幸を背負い込んで、不幸を呼び込んでいる様にも見える。 神はなぜ、一人に不幸を偏らせ、背負わせる、どのように生きれば、どのように年を取って行けばいいのか。

グレーのこと– 2021ver. –
ONEOR8
ザ・スズナリ(東京都)
2021/01/16 (土) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
先行予約の為早めに行ったのだが、スタッフさんの対応が丁寧で何度も声掛けをしてくれるのがとても良く、また席もきちんと間隔がありゆったりと観劇することができた。
演者さん達が皆上手く流れるような舞台で笑ったり泣いたりしていたらもう終焉・・・もっと見ていたいと思う舞台でした。

明日くじらが降ってくる
創造Street
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
恋愛・SF・コメディ・サスペンス・どんでん返し・ファンタジーと様々なジャンルが様々な角度から飛び交う極上の短編集☆4作品とも面白かったー☆アルバムに例えるならオリジナルアルバムよりヒット曲揃いのベストアルバムのようなお得感満載の作品集でした!!

Shazai !
A.R.P
小劇場B1(東京都)
2021/01/19 (火) ~ 2021/01/24 (日)公演終了

風の祝祭
アートグループ青涯
アートスペース溝の口(神奈川県)
2020/12/12 (土) ~ 2021/03/28 (日)公演終了
満足度★★★★
(書き直した)
前回の青涯旗揚げ公演に書いた投稿をみると、探り探り予断を交えて文字数が膨らんでるが舞台の方は至ってシンプル、むしろ淡泊。今回についても同じ印象の範疇で、以下は「青涯」評改訂という趣。
能の動き、面の装着、独白・・前回と同じ美術・脇谷紘氏の世界観。劇はこの美術の世界観を軸に据え、どう肉付けし、構築するかであるな、と、自分の目は見ようとしている。
前回の評では「演劇=言葉」の領域に踏み込もうというベクトルが見えた、と書いたが、発声(とくに一方の出演者の声が終始そうなのだが)への印象だったらしい。
能の世界観への憧憬のようなものが自分にはあり、そこからはみ出すものを「挑戦」と理解したが、そのはみ出すもの=違和感の主は、やはり発声にあるように今回も感じた訳である。
ただし発する言葉は創作されたものであり、能のドラマ性とは質感も違う訳なのだけれど、あるいはそのテキストに対しても、その「声」はちょっと選択ミスではないかと感じたかも知れない。
能も面をつけて台詞を言うが、能の台詞の声は「歌」に等しく、ストレートプレイや詩劇の発語にあるリアルな感情表現はその声にはない。「演劇=言葉」に寄っている、という印象は、「面を付けているにも関わらず」の印象なのだが、もっと言うとリアルな俳優の身体を「演じられる者(役)」のために供する通常の演劇と、面を付ける、あるいは人形を使う劇との違いは、(そのものではないという意味で)フィクションを形作る演劇においては、後者がより「偽物」を表明している事で、逆説的に、観る者の油断を縫うようにして「役」の心という劇薬を観客に飲ませ得る形式となる、という点にあるように思う。つまり面を付けるという通過儀礼によって、そこには世界の見た目ではない本質を暴露する資格を得た者として立ち上がる。その者の発する「声」はリアルな人間の声ではなく異形(奇妙、不思議とでも)の声でなくてはならないのではないか、と考える。
(人形劇で言えば、手操りのひとみ座はアニメ声が活用され、アニメ的世界=フィクション=現実ではあり得ない世界が立ち上がる。そこで「人間のドラマ」が展開する。)
SPAC(元クナウカ)の演者・話者分離の手法は、表現の原点、本質と思える所があり、伝統回帰というより、伝統芸能の中にたまたまそれがあった。「憑依」の表現形態は、話者が演者を操るという関係性において雄弁さを持つ。
能書きが長くなったが、いずれにしても阿彌の上演をちゃんと見ていない自分には、青涯の二人が阿彌を「継承」しようというのか、「新たな展開」を試みようとするものか、判別できないのはもどかしい。
能は死者を弔う劇なので「現在」という時間はほぼ止まっている。その時間が「現在」において進み始めることなく時間的「静」の世界を維持する。だがある種の「声」はそこから時間が動き出そうとする気配を作る。いわば肉感的になってしまう。
要は語られるテキストが、強い発声を演者に要求し、劇的時間を舞台上に作ろうとさせるのだろう。テキストの全てを覚えていないが、時間経過とともに物語が進む要素と、世界を俯瞰して描写する要素とが混在したもののようであった。
空間的「静」の観点では、「声を張って聴かせる」瞬間は全パフォーマンス中の数パーセントで良いと個人的には思う。
先を聞きたいと思わせるテキストを如何に書くか、という単純にそういう問題なのかも知れない。言葉そのものに語らせる質のパフォーマンスを目指すのが、このユニットの方向性であるとすれば、もしそうなのだとすれば、様々なテキストを渉猟し、言葉の紡ぎ手たちの胸を借りて舞台世界を主体的に構築するという事もあって良いのではないか。
(二人が目指そうとするものと全く真逆で興醒めを催させるかも知れぬが、素朴な感想だ。)
いずれにしても様々な試みを期待したい。・・という事でこたびの2×2公演を体験しての感想を少し。
小さなスペース故、感染症対策として考えられた2名という観客数であるのか、どうかは判らない。「観る」という行為に伴う覚悟が求められる、というのはある。たとえば感染防止を考慮しても椅子3脚は置いても文句は言われないのではないかと思う。そうした場合3対2で上演側が一人でも少なければ(普通そうであるように)観客優位である。だがスタッフもおらず二人だけのパフォーマンスを二人で観ると、これは何が出るか判らないお化け屋敷に入ると同じで客側が弱い。客一人だけの回では又どぎまぎ感ひとしおだろう。
そして照明は演者が持つライトのみ、これが消えると暗い。そして演者との距離、衣擦れの音も聞こえ、暗転中の移動、準備の音なども全て含めて、刺激的な時間であったことは確かであり、2名以下の人間のために演じられる1時間弱のパフォーマンスは厳粛に進められる。このあり方に、何等かの思想が込められているのかは判らないが、過去味わった狭小空間での演劇の中でも、演者と観客が殆ど交錯気味に接近しているものはなく、奇妙な感触だが初めて故にうまく捉えられない。
演劇を観る行為そのものの中に、今蔓延する「非接触」を是とする(接触を悪とする)空気に背反する要素がある。それが濃いものと薄いもの、あるいは「空気への恭順さ」をアピールする場所に迷いこんで息苦しさの方を味わう事も少なくないが、多くの演劇に関わる人たちがその演劇人本来の「目指し方」を貫く姿には、暑いまなざしを向けたくなる。青涯にも敬意を表する。

uyis nep’n at!
三等フランソワーズ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/24 (日)公演終了
満足度★★★★
オムニバス形式で、各々楽しめた。猫🐱を飼っている、飼っていた人には楽しめる演目あり。私は犬派なんで少し戸惑いあり。後で猫の習慣を調べて納得。宇宙人👾は定番化するのか…😊

正義の人びと
劇団俳優座
俳優座劇場(東京都)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

正義の人びと
劇団俳優座
俳優座劇場(東京都)
2021/01/22 (金) ~ 2021/01/31 (日)公演終了
満足度★★★★
カミュ作の知らなかった戯曲を味わう。帝政ロシア時代の革命主義者らの話だが、ある独特さを感じた。戯曲は成立していたが、自然行き着くと思っていた方へは流れない。そう感じた自分はどういう「現代」に生きているのか、を思わず考えた。
舞台としては俳優座の「新劇」演技を目の当たりにする(多々引っ掛かりがある)。土岐研一のダイナミックな装置が劇的感興を高めるも、まだ俳優はそこに生き切れてない感じ。戯曲紹介としては十分であるし勘所は押さえていたと言えるのだろうと思う。
戯曲についてはもう少し温めて後日。